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たばこの箱に表示されている「あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう」という警告になっていないとWHOから警告されていたおなじみの文言が十数年ぶりにやっと変わるそうです。「肺癌」「心筋梗塞」など具体的な病名を挙げ、「死亡する危険が高くなる」といった警告的な表現になる。7月1日に開催された財務省の財政制度等審議会たばこ事業等分科会で決まった。世界保健機関(WHO)で5月に採択された「たばこ規制枠組み条約」を受けて改定するもので、たばこ事業者などへのヒアリングを実施した上で、できるだけ早く変更するという。注意表示は、肺癌、心筋梗塞、脳卒中、肺気腫と、妊婦の喫煙、受動喫煙、ニコチンによる喫煙への依存、未成年者の喫煙の8種類。これを順次表示する。表示の組み合わせや登場の順序などは今のところ未定。WHOの規定では、「パッケージの両面の50%以上を占めるべきであり、少なくとも30%を下回らないものとする」と規定している。財務省ではこのうち低い基準を採用し、30%以上の面積に注意表示を義務付ける意向。改定を予定している注意表現は、EUやカナダよりはかなり控えめで、米国並みの水準。今般の一部製品値上げと相まって、先進国では群を抜いて高い男性の喫煙率の低下につながるかどうか。
2003/07/04
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ドイツにおける昨年8月から1年間の医薬品売り上げランキングによると、イチョウ葉(EGb761)製剤テボニンが抗痴呆症薬ドネペジル(90位)よりもはるかに上の34位にランクされているという。ハーブを医薬品として位置づけるドイツならではの興味深いデータです。有効性に加えて高い安全性が、EGb761が広く受け入れられた要因だと思います。ハーブ医薬品の有効性・安全性の確保に努めるドイツ政府。欧州のハーブ製品の規制や市場は、国によって異なる。例えば、基本的に、ドイツやオーストリアではハーブは医薬品であるが、英国やオランダでは日本と同じでサプリメントとして位置づけられている。またドイツでは、ハーブのOTCでも医師による処方と保険適応が可能なものもある。風邪や消化不良などのセルフメディケーションから精神神経疾患の治療まで、さまざまな段階でハーブが取り入れられている。政府も約20年前からコミッションEと呼ばれるハーブ医薬品のモノグラフを制定し、ハーブ医薬品の有効性・安全性の確保に努めている。その結果、2000年のドイツ国内のハーブ製品の市場は14.8億ドル(約1,800億円=出荷ベース)で、欧州のハーブ市場のうち実に48%を占めるようになった。単味製剤だけでも1255種類が承認されている。その内訳はイチョウ葉が10%、セントジョーンズワート(SJW)が5%、高麗人参が4%と続く。
2003/07/03
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まさに米国的な研究で、マルチビタミン・ミネラルの有用性が明確に証明された研究です。欠勤率という公衆衛生・社会経済的に現実的な指標に落とし込んだところが米国らしいと思います。米国のBarringer氏らの報告によると、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを摂取させると、感染症の罹患頻度が低下し、仕事を休む回数も減少するという。米国のBarringer氏らは、2型糖尿病患者にマルチビタミン・ミネラルのサプリメントを摂取させると、感染症の罹患頻度が低下し、仕事を休む回数も減少するとAnnals of Internal Medicine (138巻365ページ、2003)に報告した。対象となったのは45歳以上の130人で、そのうち51人は2型糖尿病患者である。無作為に2群に分け、一方にマルチビタミン・ミネラルのサプリメントを、もう一方にはプラセボを摂取させた。期間は1年間で、試験品に含まれる栄養素は、23種類のビタミン・ミネラル。試験期間中、感染症に罹患したと申告した者はプラセボ群で73%、試験品群は43%で、有意に少なかった。感染症に関連した欠勤の発生率は、プラセボ群57%、試験品群21%と有意差が見られた。層別解析すると、糖尿病群では罹患率がプラセボ93%対試験品17%、欠勤率が同じく89%対0%と、顕著な差が見られた。Barringer氏は考察で「社会的階層の低い人と健康度の乏しい人が、より栄養状態が悪い」とし、サプリメントを「簡便で経済的」と評価している。
2003/07/01
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こんなニュースが飛び込んできましたので、これから被害者がでないことを願って書くことにしました。DHCは2002年4月に、全国に通販した缶入り清涼飲料「アロエベラ」20万本を回収した事実があります。ずさんな製造管理が原因で、殺菌温度が食品衛生法で定めた基準より10℃低い75℃で、30分加熱すべきところを15分しか行っていなかった。製造委託先の研究開発部は「殺菌温度や時間の製造基準があることを知らなかった」と報道されていました。私の知る範囲でこれで2度目です。ニッポン消費者新聞6月15日号で詳しく紹介しております。 健康食品の通信販売大手「DHC」(本社・東京都港区)が自社の健康食品で被害が発生したにもかかわらず、同じ名称の食品が多いことをいいことに事故当該品が自社商品でないかのように消費者に説明、同商品の販促キャンペーンを継続していたことがニッポン消費者新聞の調べでわかった。被害が報告された健康食品はダイエット用「メリロート」と疲れ目の人向けの「ブルーベリーエキス」の2商品。同商品は、厚生労働省が5月30日、摂取した人に肝機能障害が発生した事例が静岡県と新潟県から寄せられたことから「疑いがもたれる健康食品」として商品名と原材料名を公表していた。「2つの製品は同一販売者の製品」(厚労省)とのことから、ニッポン消費者新聞で調べたところDHC製品であることがわかった。 静岡県から厚生労働省に報告された被害情報は次のような内容だった。医師の臨床経過報告によると患者は20歳代女性で、「平成14年1月からメリロートとブルーベリーエキスを摂取。同年5月、健康診断で肝機能障害の疑いがあり、翌日医療機関に受診した。即入院となり、その後加療により軽快し、同年7月に退院した」この女性はメリロートやブルーベリーエキス以外の健康食品は食べておらず、当該食品の摂取を止めたところ、肝機能が改善された。新潟県からはメリロートを食べた30歳代女性がやはり肝機能障害で入院した被害例が寄せられた。医師の臨床経過報告によると、被害者は「平成13年6月からメリロートを摂取し始めた。翌7月に黄だんや倦怠感を訴え受診。翌日に入院した。その後加療により軽快し、同月中に退院。だが当該メリロートを再び摂取したところ肝機能障害が再発、翌日に再入院し、8月に退院した」厚生労働省は昨年以降のダイエット食品による相次ぐ被害発生をふまえ、疑いが持たれた健康食品については「予防的観点」から、商品名と被害事例を発表することにした。今回、原材料名も公表したのは同じ名称の商品と区別するため。DHC製品以外の同名商品については肝機能障害の報告は今のところない。DHCは「事故商品が当社の食品であるかどうか調査中」とし、自社商品であることを6月12日現在認めていない。しかも消費者からの問合せに対しても「同様に解答している」(同社・広報課)とし、自社製品ではないかのような誤認を与える説明を続けていることがわかった。これに対し、消費者団体は「厚労省が企業名を公表しないことが問題」「DHCの隠ぺいは反消費者的。販売中止すべきなのにこれでは何ら被害防止にはならない」と猛批判している。
2003/06/30
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厚生労働省は、労働者が疲労度を自分で診断できるチェックリスト(疲労蓄積度自己診断チェックリスト)を作成、公表したと報道されていました。労働者が自分自身の疲労度を把握、健康管理することで過労による健康障害の発生を予防してもらうのが狙いだそうだ。最近1カ月の自覚症状や、勤務の状況に関する質問に答えることで、仕事による負担度が4段階で判定されました。 中央労働災害防止協会ホームページhttp://www.jisha.or.jp/frame/index_profile_check.html 私は多忙ですが、負担度は一番低い判定でした。会社、上司にやらされていると思うと負担を感じますが、この仕事が好きでやっていると思うと負担は減ると思います。
2003/06/29
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健康セミナーの講師をさせていただきました。少人数でしたが、悪天候にも関わらず健康に関心のある方がおいでになりました。時間内にピッタリ収まりお伝えしたかったことはお話しできました。これから届くいろいろな感想メールを参考にして今後のセミナーをより充実します。来月予定されていた13日は主催者、講師の私ともに大変重要なビジネスの予定が入り、やむなく延期することに決めました。また、異業種交流会の主宰者から健康セミナーの依頼があり、7月15日19:30に銀座でお話させていただくことになりました。
2003/06/28
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今日は浜松にきています。明日、尊敬するかつての上司が定年退職になり、お祝いの会が浜松であるためです。同じ会社におられた身近な60歳の男性が入院していると聞き、今日お見舞いに行きました。2回目の入院と聞き、もしかしたらと思いましたが、案の定、死因のトップのガンで腎臓でした。働きすぎる人は腎臓を傷めやすいので、やはりでした。今回の入院で2回目の抗ガン剤治療でした。かなり丈夫な方なので副作用は軽いのですが、私のとっておきの方法でお手伝いすることをお約束しました。今回の入院中にかつての上司が奥さんに介護されてお見舞いにきたそうで、61歳で脳梗塞でした。お二人ともお世話になった方であり、驚きました。早速、お電話でお見舞いしましたが、自分流で戦っていくと宣言されましたが、内容を聞くとレベルの低い日本流で、最善の対策とはかけ離れていましたが、自分流にこだわる方なので、再発しないことを祈るだけでした。最善の方法を知っている私としてはとても残念ですが、彼が選択したのでやむを得ません。今日は眠れないかも知れないので、久しぶりにお酒の力を借ります。お休みなさい。
2003/06/22
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企業ぐるみで、禁煙しようと決めた社員を後押しする動きが広がってきたそうですが、何もかも会社頼りとは情けないですね。トリンプ・インターナショナル・ジャパンが、「禁煙宣言」した社員の家族に、協力者として3万円の報奨金を支給したり、松下電器産業が、禁煙者がバッジを身に着けてお互いに励まし合う「禁煙ラリー」を実施したりしているのはニュースで聞いていました。そんな中、沖電気工業が導入した「禁煙Webクリニック」は、インターネットと携帯電話を活用する新手の禁煙支援サービスとして関心を呼んでいるそうです。月500円で専門家が支援このサービスを提供しているのは、医療業界向けの情報システム開発を手がけるテイク・グッド・ケア(東京都港区)。例えば、どうしてもたばこが我慢できなくなった時、専用ページにアクセスすると「お茶を飲む」「軽いストレッチをする」といった対処法を教えてくれる。これらの助言は、東京女子医科大学付属病院の医師、阿部眞弓氏が自らの禁煙外来診療で蓄積したデータを基に監修したもので、ニコチン依存度など利用者の特性に応じて発信するメッセージの組み合わせは全部で4000種類にも及ぶという。利用料は月額500円。主な利用者は40代の男性で、既に全国で3000人が登録し、そのうち8割が禁煙を継続しているという。「24時間、どこにいても専門家のアドバイスを受けることができる」点が人気を集めているそうです。「あと1本」の誘惑に負けないとも限らないので、テイク・グッド・ケアは今年5月末から、90日の目標達成期間を設けた月額900円の新サービス「禁煙チャレンジ90days」も開始。この特徴は、携帯電話に毎日、叱咤激励とアドバイスを送ってくれるという。日本には、たばこを「やめたい」と考えている人が約900万人いると推定されているそうで、いざ、禁煙しようと決意しても、自分の意志の力だけで禁煙できるのは1割程度だという。携帯電話でたばこを断つとは、これも時代の流れですね。
2003/06/18
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神奈川県大和市は今年度実施する職員採用試験から、喫煙者と非喫煙者が合格ライン上に同点で並んだ場合は非喫煙者を優先採用することを決めたと報道されていました。禁煙に取り組む市の姿勢を理解してもらうのが狙いとか。おそらく市長は非喫煙者だと思います。禁煙団体「たばこ問題情報センター」によると、企業では90年前後から社内の全面禁煙を採り入れるところがでているが、採用まで制限する企業は少なくとも大手では聞いたことがないという。たばこ税収入を貴重な財源と考えている国、自治体がほとんどの中でのこの発表は歓迎できます。就職に喫煙者は不利になる時代のスタートかも知れません。
2003/06/17
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子供の運命は常にその母が創る。(ナポレオン)日本の女性のたばこの喫煙率は、欧米諸国と比べ大変低いです。働く女性が増えてストレスも多様化した現在、たばこくらい大目に見てあげたいと思うのが人情ですが、たとえ吸い始めてもニコチン中毒になる前にやめた方がよいそうです。とくに妊娠適齢期の女性では、低体重児の出産を避けるためにも、喫煙をさけるべきなのでしょう。また、母親が喫煙していると子供のほとんどが喫煙者になるというデータがあり、子供の一生の健康にも多大な影響を与えてしまうことを知っておく必要があります。吸っているご自身の大切な肌を早く老けさせることにも気がつくべきでしょう。6月に発表された医学論文の中から、女性はたばこを止めた方がよいということを示す研究結果を2つご紹介いたします。まず国際環境疫学会誌に報告された「妊娠中、1日にたばこを10本以上吸っていた女性から生まれた男性の精子の数は少ない」というデンマークのチームによる研究です。デンマークでは、男性の精子数が年々減っていることが指摘され、その原因として女性の高い喫煙率との関係が疑われていました。その関係を確認するための研究に約300人の男性が参加し、精液および血液サンプルを提供しました。同時にその母親に対し、参加者を妊娠している最中にどれだけたばこを吸っていたかについて、アンケート調査が実施されました。その結果、妊娠中に1日10本以上たばこを吸っていた母親から生まれた男性グループでは、たばこを吸わなかった母親から生まれた男性グループに比べ精液中の精子濃度が48%も低かったのです。さらに、血液中の精子製造に関わるホルモン濃度についても、同様の傾向がみられました。母親が妊娠時にヘビースモーカーであるかどうかは、生まれて来る男の子の後々まで左右する可能性があるということです。次に、「たばこを止めた場合、男性よりも女性の方が肺機能の向上率が良好である」という、米国疫学会誌に報告された研究です。もともとの研究には5300人の中年の喫煙者が参加し、5年間にわたる健康調査が行われました。参加者にはいずれも、程度の差こそあれ、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患がみられました。調査期間中、600人以上の男性と300人以上の女性が禁煙しました。禁煙から1年後の肺機能を調べると、女性には男性の2倍以上の改善がみられ、その後も同様の傾向が続きました。たばこをやめることで、男女とも肺機能は改善するのですが、その利益は男性よりも女性に大きいと示されたのです。もちろん、たとえスモーカーの赤ちゃんが少ない精子数に悩むことになっても、そのすべてが母親のたばこのせいだとはいえません。それでも、用心するにこしたことはありません。妊娠初期にあえて薬を飲んだり激しい運動をしたりする人がいないのと同じです。ただ、ニコチン中毒になってしまうと禁煙は難しいのです。女性の場合は特に、ちょっと吸ってみてこんなもんかと思ったら、他の気晴らしを探した方が無難だといえるでしょう。
2003/06/16
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アトピー性皮膚炎の原因と対策についてアップしていますので、ご参考にしてください。このウェブサイト内容を実践された多くの方に感謝されています。http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/003019
2003/06/14
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女性の長生きは加齢が遅いから? 老眼の進行、男性より3~6歳遅いことが判明 歳をとるといわゆる老眼が進み。目の調節力が落ちていく。しかし、女性では、男性に比べて老眼の進み方がかなり遅いことが明らかになった。6月に東京・有明で開催された日本抗加齢医学会で、東京慈恵会医科大学眼科の高橋洋子氏が報告した。 高橋氏らの研究グループは、2002年に視力矯正相談などで訪れた健常中高年者68人136眼について、アコモドメーターと呼ばれる測定器を使用して目の調節力を測定し、男女差を比較した。対象は近視以外に眼疾患がなく、視力に関係する食事や代替補完療法を実施していない男性82眼、女性54眼で、平均年齢は46歳である。年代別の平均調節力を求めたところ、40~44歳では男性が4.5Dだったのに対し、女性は5.8D、45~49歳では男性1.6Dに対して女性は3.2D、50~54歳では男性1.3Dに対して女性は2.4D、55歳以上では男性1.3Dに対して女性は1.0Dとなり、40~54歳で有意に女性の調節力が大きかった。逆に、ほぼ同等の調節力を発揮する年齢を比較すると、女性の45歳は男性の42歳に、女性の50歳は男性の44歳に相当した。閉経前の年齢層では、女性の方が3~6歳、男性よりも老眼の進行が遅いことが判明した。共同演者で東京歯科大学眼科教授の坪田一男氏は、「女性は加齢の進行自体が遅いという可能性を示す興味深いデータだと考えている」とコメントした。
2003/06/13
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プレジデント2003年6.30号は、特集:いまが最後の分岐点!あなたはどちら?「金持ち」家族、「貧乏」家族と題してデフレ時代は2極化すると書かれています。プレジデント2003年6.30号PART1「末広がり家族」の行動パターン10PART2「ジリ貧家族」の行動パターン11あなたの「幸せな小金持ち」度チェックという欄があり、立ち読みでも簡単にチェックできる内容ですのでぜひ、お試しください。私は得点0で、幸せなお金持ちへ一直線でした。妹は5点で、普通の人生でしたが、あと1点で幸せなお金持ち予備軍に入れます。あなたはいかがですか。
2003/06/12
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ますます高齢社会が進んでいることが数値ではっきりしました。政府は10日の閣議で、高齢化社会の現状と対策をまとめた2003年版「高齢社会白書」を決定しました。それによると、65歳以上の高齢者は2002年10月現在、2363万人で、総人口に占める割合(高齢化率)は前年より0・5ポイント増の18・5%となり、統計を始めた1920年以降の最高を更新。75歳以上の「後期高齢者」は1004万人(前年比51万人増)で、初めて1000万人を突破した。白書では、日本の高齢化率について、2005年には19・9%で主要国で最も高い水準となり、2050年には35・7%に達すると予測。その時点では、国民のほぼ3人に1人が65歳以上となる。65―74歳の人口は2015年をピークに減少に転じるが、75歳以上人口は増え続ける。2020年には、75歳以上人口が65―74歳を上回ると見られている。労働力人口に占める65歳以上の高齢者の割合も1980年(4・9%)から増加の一途をたどっており、2002年は7・3%だった。2005年は8・5%、2010年には9・4%に達する見通しで、白書は「労働力人口総数が減少に転じると予想されるなかで、労働力人口の高齢化が進展すると見込まれる」と分析している。世帯主が65歳以上の世帯(2人以上)の平均貯蓄額は2000年の調査で2739・4万円と、全世帯平均の約1・5倍だった。ただ、現在の貯蓄額が老後の備えとして十分かどうかに関する2002年の調査では「足りない」と思う人が57・1%と半数を超え、将来の暮らし向きに不安を感じている実態が浮き彫りになっている。
2003/06/11
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葉酸は、身体にとってなくてはならない栄養素で、重要な役割を果たしています。後述の先天性異常児が生まれる恐れがあるために、2000年12月28日厚生省は妊娠を計画している女性には、妊娠の1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの期間、葉酸をサプリメントで補給するよう呼びかけ、母子手帳にも記載されました。しかし、妊娠に気がついた時は後の祭りなのに関わらず、未だほとんど知られていません。厚生省がサプリメントの補給を勧めたのは初めてのことですが、欧米では先天性異常児が多いからを理由にしましたが、よく調べると日本以外は92~94年に勧告して先天性異常児の発症が減り、日本だけがあまり減らず日本の発症率は世界一になりあわてて発表したのでした。厚生労働省は、勧告したので何かあっても知らないあなたが悪いのです。葉酸の重要性
2003/06/10
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たばこをやめたメリットがよくわからないというご質問がありましたので、ご参考までに私の経験をアップしました。禁煙したら
2003/06/09
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今朝の日本経済新聞に載っていましたが、健康保険制度が破綻の危機に瀕していて、高齢社会を迎えて保険料の引き上げと自己負担率の上昇が避けられないと指摘されていました。高齢者の医療費はさほど高くなく、保険財政が悪化する真相は高額医療にあるという。日本では、医療費の約半分が上位10%の患者に使われ、米国ではわずか5%の患者が全医療費支出の70%を占めるという。日本人の8割近くが病院で死に、終末期の医療費は1ヶ月100万円以上と群を抜いて高額だそうだ。人は医療費の大半を死亡するまでの数日間で使っていたのです。自堕落な患者が高額な医療費を浪費し、そのツケは他の善良な生活者が負担することになるわけです。喫煙などの不健康な生活を送るのは本人の自由、しかし結果的にその治療費を他人に負担させるのはいかがなものか。医療現場にいる医療従事者が最も患いたくない病気は肺ガンだという。末期は呼吸することすらとても大変で、それはそれはつらい地獄の苦しみが待っているそうです。
2003/06/08
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今夕の日経新聞夕刊に、厚生労働省の研究による朝型、夜型の精神的健康との関連について報道されていました。早起きは得意だが夜には弱い「朝型」の人は、「夜型」の人よりもストレスが少なく、精神的な健康度が高いという。研究班は滋賀県栗東市の職員440人全員を対象に、朝型か夜型かを点数化する質問と、抑うつ度などを判定する質問表を配布。併せて、出勤時と帰宅時に、ストレスの指標となるホルモン「コルチゾール」の唾液中の量を測定した。朝型になればなるほど抑うつ度が低く、出勤時のコルチゾールの値も低いという相関関係が明らかになったという。逆に帰宅時の値はやや高かった。また、「不安と不眠」を示す指標も、朝型の人ほど低かったという。私は両方に強いのですが、どうなるのかな。また、コルチゾールというストレスホルモンがストレスの指標となる見解が示された。アメリカでは、コルチゾールの過剰分泌が新たな健康阻害要因として大きくクローズアップされており、コルチゾール量をコントロールしようとする動きがあり、日本より進んでいますね。
2003/06/07
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高齢者の自己負担が増えた時に病院に行かなくなって自衛した実態が発表されましたが、今年の4月に健康保険本人負担が2割から3割になり、同様に病院に行かなくなった。成人病=生活習慣病の患者に顕著なので、痛くもかゆくもないので危機感がないからでしょう。当然といえば当然の結果で、すでに7割を超える病院が赤字だというので病院がバタバタ倒産する時代がきたようです。全国保険医団体連合会はこのほど、今年4月に改定された健康保険法等の影響調査をまとめ、その中間報告を発表した。医療機関の窓口で支払う患者の自己負担分が4月から、これまでの2割から3割に引き上げられた。この負担増が患者の受診行動にどのような影響を与えたのか調べたもの。医療機関向けと患者向けに調査を実施。医療機関向けの結果からは、「負担増が原因で診療の中断があった」との回答が42%に上り、「受診抑制が深刻な状況」(保団連)であることが明らかになった。医療機関を対象にした調査は、負担増が導入されて1カ月後の5月9日から5月20日まで。5月29日までの回収は、医科815件、歯科450件の合計12651件だった。調査の結果概要をみると、まず6割の医療機関が「患者数が減った」と回答した。医科では68.7%、歯科では64.9%が「減った」と回答した。調査の主目的である患者の受診抑制については、「患者負担増が原因と思われる受診や治療の中断があった」と回答したのは、医科で42.2%、歯科で42.3%に上った。中断があったの指摘された患者の疾患をみると、医科では高血圧146件、高脂血症122件、糖尿病88件、腰・膝痛、関節症など81件、歯科では、歯周病103件、補綴関連95件、欠損歯63件などだった。
2003/06/06
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アメリカで健康・予防医療業界に革命的な発明品が開発され、テレビニュースなどに取り上げられていました。このテレビニュースや参考になる報道などに対して友人・知人を中心に見ていただいてご意見を頂戴し始めました。想像していたとはいえ事業家とサラリーマンでは反応が全く違いました。事業家はこの発明品がどんなビジネスチャンスなのかすぐに考えて質問攻めにされます。サラリーマンは発明品のすごさには反応しても、その先に進むことはあまりない。どちらがいい悪いではありませんが、自分事として考えるか他人事と考えるかの違い、そして仕掛ける側として考えるか消費者として考えるかの差があり、普段の発想の差がでると感じました。いずれにしてもとても賞賛され関心を持たれる発明であることには違いはなかったです。
2003/06/05
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喫煙者の方には耳の痛いニュースですが、喫煙による悪影響の驚くべき未来予測がだされました。5月31日に開催された米国臨床癌学会(ASCO)学術集会の会長主催シンポジウム「Tobacco Control and Global Issues」で、英国Oxford大学臨床試験部門のRichard Peto氏は、「喫煙者に対する3つのメッセージ」と題した講演の中で、現在の世界における喫煙状況を放置すれば、たばこ関連死亡は激増し、21世紀中のたばこ関連死亡の総数が10億人に達するとの予測を明らかにした。20世紀中のたばこ関連死亡数は合計で1億人程度とされており、10倍に拡大することになる。Peto氏によれば、2000~2025年にはこの死亡数が1億5000万人、2025~2050年には3億人、2050~2100年には5億人を超えることになるとしている。こうした死亡数の激増は、発展途上国ほど深刻となる。米国では1年に100万人、全世界では年に3000万人が、新たにたばこを吸い始めているとPeto氏は予測している。こうした新規の喫煙者に対するメッセージとは、1.リスクは大きい:半数が(たばこ関連の疾患で)死亡する、2.4分の1は中年(35~69歳)で死亡し、多くの人生を失う、3.喫煙を中止せよ、である。「今からでもやめる価値はある」とPeto氏は強調する。肺癌による死亡率(英国、1990年)を比較すると、禁煙しない場合、65歳では累積死亡率が約5%、75歳では約16%になるのに対し、50歳で禁煙すれば、65歳で約2.5%、75歳では約6%、これが30歳で禁煙すると、65歳では1%以下、75歳でも2%弱となる。ただし、公衆衛生上の禁煙対策を進める際、障害になるのが、たばこによる死亡の増加が喫煙率の増加から数十年遅れて発生することだとPeto氏は指摘する。米国では1950年代の喫煙の影響が1980年代の癌死亡増加をもたらした。中国の場合、現在の喫煙率増加の影響は2030年頃になる。このため、保健当局にとって、現時点で禁煙キャンペーンに熱意を注ぐインセンティブが生まれにくい。ASCOや世界保健機関(WHO)などが長期的視野でキャンペーンを張ることしか解決の道はなさそうだ。
2003/06/03
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女性のうす毛、男性の若ハゲが非常に増えているそうです。ストレス、過度のヘアケア、早老化、ファーストフードなどの多食による栄養の偏り、などが原因で10代、20代でもうす毛、抜け毛、若ハゲが多くなっているそうです。しかし、最大の原因が広く普及している合成シャンプーにあることを気がついている人は少ないですね。うす毛、抜け毛を防ぐためには、・合成シャンプーをやめる・ストレスをうまく発散する・洗髪は1日~2日に一回程度、洗剤が残らないようによくすすぐ・パーマや毛染めも極力避けるか必要最低限にする・良質のタンパク質(毛の材料のケラチンを補う)を摂る・よい総合ビタミン・ミネラル剤を摂る
2003/06/01
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健康セミナーの講師をさせていただきました。悪天候にも関わらず健康に関心のある20名ほどの方がおいでになりました。必ずお役に立てる内容で、準備しましたが、力が入りすぎ、情報が多すぎて、やや尻切れトンボになりました。でも、お伝えしたかったことはほぼお話しできましたので、及第点だと思います。これから届くいろいろな感想メールを参考にして今後のセミナーをより充実します。
2003/05/31
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新型肺炎SARSが、今年の冬に猛威をふるうとの見通しを、米国の感染症研究の第一人者であるミネソタ大感染症研究政策センターのマイケル・オスターホルム所長が米議会で証言し、衛生当局の責任者たちも同意しているそうです。風邪ウイルスの変種のSARSウイルスは、低温で空気が乾く時期になると急速に広がる恐れが強いというのです。 SARS「今冬に大流行の恐れ」SARS予防は、外出から帰ったら、うがいと手洗いの励行から始まり、マスクは医療用のものを使用することです。一般のマスクは、自分が出すくしゃみ等の唾液等の飛散防止にしかなりません。品薄ですので、今の内から手配しておくとよいと思います。そして、一番の予防は免疫力を高く保つことです。現代人はかつてより免疫力は下がっているそうです。風邪を引きやすい人は免疫力が低いはずです。免疫力を科学的・合理的・効果的に上げる方法を知っているか、いないかで健康レベルはもちろん、人生まで変わると思います。
2003/05/30
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糖質やカロリーの高さに留意する必要があります! 高尿酸血症の患者が最近増えているのは、アルコール摂取量の増大に一因があるとされています。同症が発症にいたるまでのプロセスは①アルコール代謝におけるプリン体の分解による尿酸産生量の上昇②アルコール中に含まれるプリン体の摂取に伴う尿酸産生量の上昇③血中乳酸の上昇による尿酸排泄量の低下④アルコール飲用後の脱水作用による尿中の尿酸排泄量の低下などが、あげられます。 さまざまなアルコールの中にプリン体が含まれていますが、特にビールにはウイスキーに比べて、100ml当たり40倍(アルコール分1g当たりで比べると340倍)ものプリン体が含まれています。 これはビールの原材料である麦芽と酵母の中にプリン体が多いためで、発泡酒はビールに比べて麦芽が少なく(25%以下)、プリン体も少ないのです。 最近、ろ過工程を工夫することによって、プリン体の含有量を100ml中0~3.3mgまで抑えたという発泡酒が発売されました。 しかし、この製品100ml当たりに含まれる他の成分をみると、糖質は3.4mg(同時発売の他製品は約1.0mg)、カロリーは45kcal(同約25kcal)、アルコール分は5.5%(同約4.0%)となっています。 プリン体の含有量は確かに少なくなっていますが、糖質やカロリーがむしろ多く含まれているこを見逃してはいけません!! スポーツ直後は発汗による脱水状態にありますから、アルコールの摂取は控え、まず水分をしっかりとってからの飲用を勧めます。肥満、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を考慮し、いずれにせよ飲みすぎは控えた方がよさそうです。また、高尿酸血症の因子をもつ人は、プリン体を多く含有する食品(レバーなどの肉類、魚類など)の摂取を控えたり、水分を多く取るなど、食生活全体への配慮も必要ですね。
2003/05/29
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私は腰痛で30年以上悩んでいました。一生腰痛に悩まなくて済むと思って19歳の時に椎間板ヘルニアの手術をしました。かなり後にひどくならなかったのを感謝しろと詳しい方にいわれましたが、治りませんでした。整形外科上は全く問題がないのに腰の痛みが取れないのです。二本足になった宿命と諦めようと思ったまでの30年以上にわたりあらゆる治療を試しました。カイロプラクティックもいくつかの治療院で試しましたが、私には効果がありませんでした。今はよいものに出会えて絶好調です。カイロプラクティックの負の情報です。カイロプラクティックが脳卒中を誘発-米調査 首をごきごきっと左右にひねるなどの手技で知られるカイロプラクティック(整体の一種)に、脳卒中を誘発する恐れがあることがわかった。脳卒中患者を対象とした、米国の症例対照研究から判明したもので、カイロプラクティックにより、首の動脈が裂ける(椎骨動脈解離)タイプの脳卒中が6倍以上増えるとの見積もりになるという。調査結果は、Neurology誌5月13日号に掲載された。脳卒中には様々な原因があるが、若い人の場合、椎骨動脈解離による脳卒中が2割弱を占めるとされる。椎骨動脈解離は、首を急にひねることで起こることがあり、日本でも「ゴルフで球を打った後、首を急にひねって球の方向を見た」「カイロプラクティックで施術者に首をひねられた」などのケースで、脳卒中が起こったという報告がある。米国California大学San Francisco校神経内科のW. S. Smith氏らは、同病院などを受診した60歳未満の脳卒中患者から、椎骨動脈解離により脳卒中を起こした51人と、同じ性別・年齢で、椎骨動脈解離以外の原因で脳卒中を起こした100人を抽出。椎骨動脈解離による脳卒中の危険因子を幅広く調べた。その結果、椎骨動脈解離で脳卒中を起こした人(平均年齢:41歳、女性が59%)では、他の原因で脳卒中を起こした人(平均年齢:44歳、女性が58%)より、カイロプラクティックを発症1カ月以内に受けた人が多いことが判明。脳卒中の前に頭や首の痛みがあった人も多かったが、そうした点で補正しても、カイロプラクティックが椎骨動脈解離のリスクを6.62倍増やすとの計算になることがわかった。注意すべきなのは、もともと椎骨動脈の解離があって、そのために頭や首が痛み、それを治そうとカイロプラクティックを受けた人が含まれている可能性があること。しかし、この点を割り引いても、6倍以上の増加は軽視できないと研究グループはみており、「カイロプラクティックの施術者は、施術により椎骨動脈が解離するリスクがあることを、事前に説明すべき。また、カイロプラクティックを受けた後、頭痛や首のひどい痛みが生じた場合は、すぐに病院に行くべき」と提言している。
2003/05/28
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27日の日記のつもりで、26日の日記に上書きしてしまったので、もとの日記を書いておきます。26日朝の日本経済新聞に沖縄県で男性の平均寿命に異変が起きている。都道府県別で男性が初めてトップテンから転落、全国平均さえ下回った、と報道されていました。かつての全国一が2000年で26位になっています。県医師会の副会長は、原因を中年世代の死亡率の高さだと指摘しています。45歳から59歳の死亡率は、脳血管疾患、肝疾患、糖尿病などでワースト10に入っているそうです。このことはすでに95年3月の「沖縄県における成人病死亡の疫学調査」でわかっていたことですが、有効な対策が打てなくて予測どおりになっただけです。戦後、アメリカの占領下にあって、日本で一番早く食事が欧米化し、日本で一番早く車が普及して運動不足になったためと解明していたのに・・・・・・。日本全体の数年先行していて、いずれ日本全体のことと指摘されていたのに、まだ日本は何も気がついていないのです・・・・・。アメリカでは77年に解明し、次々と有効策を打ち対策している先駆者が存在しているというのに。平均寿命が長いのは現在の高齢者のおかげ、これからは間違いなく短命化加速していく前兆ですが、何をすれば元気で長生きできるかもかなり解明されています。思わず、日経新聞に投稿してしまいました。何を選択し実践するかで大きな差がでてくる時代です。氾濫する健康情報を正しく選択して実践する健康知力が問われているわけです。
2003/05/27
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大変興味深い研究が発表されました。歩くことでも、速さが大きな影響がありました。散歩も心拍数で歩く速さをコントロールしたいものです。年齢にもよりますが、100~120がよいと思います。2型糖尿病男性の「歩く速さ」と総死亡率が相関--米コホート研究 2型糖尿病の男性では、速足で歩く人の方が、ゆっくり歩く人よりも死亡率が低い--。米国の男性医療従事者が参加したコホート研究から、こんな興味深いデータが得られた。2型糖尿病の男性2800人を14年間追跡した結果で、歩くペースが速い人は、1日に歩く時間とは無関係に、冠動脈疾患の発症率だけでなく総死亡率も低かったという。研究結果は、Circulation誌5月20日号に掲載された。この研究は、「HPFS」(Health Professionals’ Follow-up Study)と呼ばれる、男性医療従事者によるコホート追跡研究。男性医師による「Physicians’ Health Study」に対抗する形で1986年にスタートしたもので、参加者の6割を歯科医師、2割を獣医師、1割を薬剤師が占める。今回は、参加時に30歳以上で糖尿病を発症しており、かつ歩行などに不自由がない2803人を解析対象とした。追跡期間中に355人が死亡し、266人が冠動脈疾患(CVD)を発症したが、総死亡やCVDリスクは身体活動性と負の相関があった。これは他の疫学研究でも報告されている通りだ(関連トピックス参照)。また、歩行量は総死亡とのみ、負の相関がみられた。面白いのは歩く速度別の解析で、年齢や体格指数(BMI)に加え歩行時間で補正しても、ゆっくり歩く人(時速3.2km未満)よりも速く歩く人の方がCVD発症率や総死亡率が低いことがわかった。ゆっくり歩く人のCVD発症率を1とすると、普通(時速3.2~4.7km)、速足(時速4.8~6.3km)、超速足(時速6.4km以上)の人では、CVD発症率が順に0.82、0.58、0.17となった。死亡率も同様に、0.59、0.62、0.42となり、速く歩く人の方が総死亡率が低かった。“超速足”で歩くのはなかなか難しいかもしれないが、普通~速足程度なら、日常生活でも実行できる範囲。2型糖尿病の人は、これからはできるだけ速く歩くことを心掛けた方がよさそうだ。
2003/05/26
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三浦雄一郎さんが世界最高峰、Mt.エベレスト(8848m)登頂に成功したニュースはご存知だと思います。私はスキーが大好きですので、お父上の三浦敬三さんと雄一郎さんは尊敬する方で、ひとつの目標でもあり、とてもうれしいニュースでした。いつまでもチャレンジし続けることは素晴らしいことです。登頂成功三浦雄一郎さんコメント;「33年前にエベレストをスキーで滑ってそれ以来、いつかエベレストの頂上に立ちたいと思っていた。しかしその間世界7大陸を滑りそして今70歳になってみてエベレストチャレンジを志して5年間トレーニングを経て、とうとう世界の頂点に立つことが出来、しかも70歳世界最年長の記録をたてた。人間とは夢をもって、チャレンジすればいつかは成し遂げられることを知った。今回は親子で登れたのも嬉しい。 あと、村口徳行さんという世界のベストクライマーであり最高のカメラマンと最強のシェルパ達と登れたことが出来てとっても嬉しい。今までの日記とか、遠征状況や生理データーとか、アタックまでの様子がリアルに伝わるすごいウェブサイトを見つけました。ぜひ、1度見てください。
2003/05/25
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運動の効果がまた証明されました。運動強度が高すぎると副作用も強くなりますので、強度設定と副作用防止の対策がポイントでしょう。運動をしないで過ごしてきた高齢者でも、新たに運動を始めると顕著に死亡率が低下する--。高齢女性に対する米国の大規模コホート研究で、こんな調査結果が明らかになった。運動に関する行動変容と生活習慣病などによる死亡リスクに関する研究は数多いが、高年齢になってから運動を開始した場合に関する研究はほとんどない。最近、日本でも介護予防などを目指して高齢者向けの各種トレーニングを推進する自治体が増えており、力強いエビデンスの一つになりそうだ。研究結果は、米国医師会雑誌Journal of American Medical Association(JAMA)2003年5月14日号に掲載された。米国疾病対策センター(CDC)のEdward W. Gregg氏らの研究グループは、骨粗鬆症による骨折に関する大規模前向き研究「the Study of Osteoporotic Fractures(SOF)」に参加している65歳以上の健康な米国白人女性9518人のうち、フォローアップ調査(中央値=5.7年後)を受けた7553人を対象とし、さらに平均6.7年追跡した。運動量の調査はアンケートで行った。その結果、開始時点とフォローアップ時点のいずれでも非活動的だった女性の死亡リスクを1とした場合、調査開始時点とフォローアップ時点のいずれでも活動的としたグループにおける全死亡の相対リスクは0.68(95%信頼区間は0.56-0.82、以下同)、心血管疾患が0.62(0.44-0.88)で、ガンについては有意な差が見られなかった(年齢、喫煙、BMI、開始時の活動状況、慢性疾患の罹患などで調整済み)。調査開始時に非活動的でその後に運動を開始したグループでは、開始時点とフォローアップ時点ともに非活動的だったグループに対して、全死亡の相対リスクは0.52(0.40-0.69)、心血管疾患が0.64(0.42-0.97)、癌が0.49(0.29-0.84)と、心血管疾患については、両時点で活動的な場合とほぼ同等、全死亡と癌ではむしろ低かった。これに対して、開始時点で運動をしていても、その後、非活動的になった場合、非活動的なままのグループに対する相対リスクを見ると、癌では0.61(0.42-0.90)と有意に低かったが、全死亡と心血管疾患死亡については有意差がなかった。運動の効果は、若い参加者の方がより大きかった。非活動的のままのグループに対して、新たに運動を開始したグループの相対死亡リスクは、65~74歳の場合、0.33(0.18-0.59)であるのに対し、75歳以上では0.77(0.55-1.08)(いずれも年齢、喫煙、BMI、慢性疾患で調整済み)と差がついた。また、自覚的な健康度が「悪い(poor)」と答えた参加者では、運動を新たに開始したグループと非活動的なままのグループ間に死亡リスクの有意差は見られなかった。著者らは、「過去の運動歴ではなく、運動し続ける(あるいは活動低下を防ぐ)ことが延命には最も重要な要素」と結論付けている。
2003/05/24
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先ほど、書店で立ち読みして入手しましたが、日経ウーマン臨時増刊号『女のからだメンテナンスBOOK』を読んで二つ驚きました。氾濫する健康情報に振り回されて、健康レベルが悪くなる一方の日本で、日経ヘルスだけは評価できる雑誌だと思っていますが、①.若い女性の体調の悪い人が急増していて、すごく多いこと②.メンテナンスの方法のピントがずれていること日本ではレベルの高い方だと思いますが、これでは健康レベルがあまり上がらないと思いました。まあ、ご自分のこと、ご自分が関わっていることが一番とででくる人、書いている人が思っているから全体にはピントが合わなくなってしまうのですね。うーん、残念。
2003/05/21
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先ほど、異業種交流会の講師をされた歯科医にお会いしました。アメリカで、健康・医療業界を震撼させる発明品ができて、それを取り上げたNBCニュースなどをご覧いただいてご意見をお伺いするためでした。この発明品は革命的なため、すぐに理解しにくいものですが、世界で最も主要な科学的組織の年次会議で注目をあび、世界トップクラスの研究者、約200人に充分受け入れられたのでした 。お会いした歯科医には、すでにこの発明品を共同開発した会社の情報は入っていましたが、その入り方、情報提供者の情報量の少なさなどから、医療関係者だったら驚愕するニュースをお見せすることすらできず、とても懐疑的でした。私は常日頃、自分の持っている知識の幅、深さを高めるために興味関心は子供のようにしようと思っています。否定的だとどんなに善い情報も入ってこなくなるからです。私は何も困らないのですが、この歯科医の近くの歯科医がこの発明品を手にしたらと思うと・・・・・。
2003/05/19
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週刊金曜日の最新号(2003年5月16日号)に「本人3割負担・保険料値上げ これでは病気になれない」という特集記事がありました。保険証を返せ!誰もが安心して医療を受けられるはずの国民皆保険制度が、崩壊の危機にさらされている。保険料を支払えずに、国民健康保険証を取り上げられる人たちが急増しているのだ。国保証の「義務的返還」推進で、無保険者とされた人たちの実態に迫った。体の異変に気づきながらも病院に行けず、亡くなった札幌市お二人の例は、国保料(税)の滞納者に対する国の「制裁措置」によって命を落としている。国保の被保険者は、昨年5,000万人を超え、過去最高となった。一方で、保険料滞納者は全世帯の18%の412万世帯に上るという。国民皆保険がフイにこの4月から、サラリーマンの患者自己負担割合が2割から3割に引き上げられ、国民健康保険と同率になった。この「自己負担拡大」を核とする医療保険制度改革は、国の政策の中で社会保障をどのように位置付けていくのか、という基本的な「価値」の選択に関わる問題である。私は健康管理のポイントを外さずにレベルの高いことをしていますので、病気とは無縁です病気にならない健康管理が最もよい方法だと思います。
2003/05/18
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それだけ高血圧のリスクが大きいということでしょう。ちなみに私はここ10年以上、収縮期110~119mmHg、拡張期70~75mmHgと全く正常です。2003.5.15米JNCが高血圧ガイドラインを改訂血圧120~139/80~89mmHgを「高血圧前症」に 米国国立衛生研究所(NIH)の下部機関、米国心臓肺血液研究所(NHLBI)は5月14日、高血圧の新しい診療ガイドラインを発表した。このガイドラインは「高血圧の予防、発見、診断、治療に関する米国合同委員会第7次報告(JNC7)」と呼ばれるもので、1997年に発表されたJNC6の改訂版。JNC6で「正常」「正常高値」としていた血圧値を「高血圧前症」(prehypertension)と位置付けたほか、高血圧薬物治療の第一選択薬を利尿薬とし、ステージ2以上は最初から2剤併用を基本とした。 JNC7報告の速報版(express report)はJournal of the American Medical Association(JAMA)誌5月21日号に掲載予定で、米国高血圧学会(ASH)の開催に合わせ、5月14日からJAMA誌ホームページ上で公開された。JNC7の全報告文(full report)は、米国心臓協会(AHA)の学術誌であるHypertension誌に今夏にも掲載される予定。わが国の高血圧治療ガイドライン(日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会の「JSH2000」)は、JNC6や、世界保健機関/国際高血圧学会(WHO/ISH)の高血圧ガイドラインに沿う形で作成されており、JNCガイドラインの改訂は日本のガイドラインにも影響を与えそうだ。 JNC6と比べた場合の大きな改訂点は、JNC6で「正常血圧」(normal;収縮期130未満かつ拡張期85未満)、「正常高値血圧」(high-normal;収縮期130~139mmHgまたは拡張期85~89mmHg)としていた血圧範囲を、併せて「高血圧前症」(prehypertension;収縮期120~139mmHgまたは拡張期80~89mmHg)と新たに定義し、管理の対象としたこと。糖尿病や慢性腎疾患を合併していない場合、高血圧前症の患者に薬物療法は不要だが、生活指導はこの段階から行うべきとした。高血圧前症は米国人の22%を占め、4500万人が新たにこのカテゴリーに含まれることになるという。 一方、JNC6で「至適血圧」(optimal)としていた血圧値(収縮期120mmHg未満かつ拡張期80mmHg未満)は、JNC7で「正常血圧」(normal)と定義。ステージ1、2、3(JSH2000の軽症、中等症、重症に相当)の3段階で定義していた「高血圧」については、ステージ1(収縮期140~159mmHgまたは拡張期90~99mmHg)は従来通りだが、JNC6のステージ2とステージ3は、両者を併せて新たにステージ2(収縮期160mmHg以上または拡張期100mmHg以上)と定義し直した。降圧目標値は、通常は140/90mmHg未満、糖尿病や慢性腎疾患合併者は130/80mmHg未満とした。
2003/05/16
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大評判・感動をよぶ◆『21世紀の知的健康法』◆をお近くでお伝えいたします。強いご要望がありますので、首都圏に限り、5名ぐらいお聞きになりたい方が集まりましたら、お伝えに出向きます。スポーツ愛好者向け、お子さんをお持ちのご両親向けとかお聞きになりたい方のご希望に合わせてアレンジすることができます。お問い合わせ・お申し込みはHKI00191@nifty.com◆条件としてお聞きになりたい方を5名くらいは集めてください会場お手配、会場費ご負担(ご自宅で差し支えありません)講演料はいりません。製品販売は一切ありません。必ずしも、ご要望どおりの日時にお答えできません。私の負担旅費交通費◆内容21世紀の知的健康教室病気予防に対して大きな自信と安心が得られます。健康・医療先進国アメリカから大きく遅れているという日本今こそ、価値ある本当の健康情報をお話いたします。①医学・医療が進歩、②国家予算を圧迫するほど医療費をかけているのに、ガン、脳疾患、心臓病、糖尿病、アトピーなどの病気がとどまる事を知りません。誰もが、寿命の限り健康で、若々しく、豊かに暮らしたいと願い、膨大な健康情報を吟味して取り入れても病気・医療費増大などの問題は一向に解決されません。これらの疑問と病気のメカニズムと原因を探り、老化をしっかり抑え、より若々しく、健やかに暮らすために、健康・医療最先進国アメリカで最も効果的で、安上がりと絶賛されている健康情報をわかりやすくお伝えいたします。
2003/05/15
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人間は生命維持・代謝するために身体が必要な栄養素は53種あり、ベビーフードは20種類も入っていないものが多いそうです。吟味してくださいね。ミルクは牛の赤ちゃんの飲むものです。人間の赤ちゃんの飲むものは母乳です。哺乳類で自分たちの乳をあげないのは人間だけです。牛の赤ちゃんと人間の赤ちゃんの身体と頭の大きさのバランスを見てください。ミルクには牛の赤ちゃんの比率で育てる栄養素ですので、赤ちゃんの脳に必要な栄養素が大幅に欠けますよ。オメガ3系脂肪酸(DHA・EPA)を2歳までに1日2gを毎日毎日欠かさずセッセと与えると頭の善い子になるそうです。質の悪いものが多いので吟味してください。これからの情報は信頼できるウェブサイトからの情報です。ゴリラの離乳は2才である。ヒトは24才で全ての器官が解剖学的に完成。それに対してゴリラは12才なので、動物学的にはヒトは4才までお乳だけで育てなければ行けなかった。ヒトの場合はどんなに短くても、赤ちゃんの腸が完成する1才まで、お乳以外の蛋白は毒になる。スポック博士の育児書では離乳食5ヶ月とあるが、アメリカで蜂蜜を与えた乳児がボツリヌス中毒になった。これは腸の未熟性による。それで、離乳食は2才頃からとなり、日本の戦前までの、江戸時代からの育児方に戻った。厚生省の指導で、昭和55年に離乳食は5、6ヶ月としたがそれでも早すぎ、現在アトピーなどが増えてきた。果汁にも蛋白成分がある。
2003/05/14
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今晩、異業種交流会ITビジネスパートナー会で健康に関して30分ほどお話しさせていただきました。主宰者の上川さんはプロバイダー業などをされており、今回の地方選で北区区議会議員に上位当選された方です。ITビジネスをされている方は不規則な生活習慣などから早死にする方が後を絶たないということから、私が依頼を受けました。初めて聴く衝撃的な事実に驚かれ、『感動しました』とコメントされた方もおられ、お役に立ててうれしく思いました。
2003/05/13
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健康増進法の主旨は「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」で、国民に健康についての正しい知識をつけていただき、健康維持・増進に励んでほしいことだと思っていました。しかし、法律そのものを読むと主旨とは違っていました。(目的)第一条 この法律は、我が国における急速な高齢化の進展及び疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の重要性が著しく増大していることにかんがみ、国民の健康の増進の総合的な推進に関し基本的な事項を定めるとともに、国民の栄養の改善その他の国民の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の向上を図ることを目的とする。(国民の責務)第二条 国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。国民の責務として健康増進に努めなければならないと書いてありました。私は自分の健康がとても大切ですが、法律でいわれると大きなお世話と感じます。5月9日の日記に書きましたが、栄養機能食品のとんでもない規格基準を作って改めないことなど決めたこととやっていることが全く違う、あきれてしまう矛盾に大きな憤りを感じます。77年に作られた世界の健康の原典であるアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書・通称マクガバンレポートを先進国で日本だけが無視していて何をいうのかと、憤慨しました。
2003/05/12
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欧米で注目される代替医療 ~ オルタナティブ医療の世界へ ~Newsweek日本版にでていました。今ではアメリカの成人の半数近くが西洋医学以外の「オルタナティブ」な医療の専門家の世話になっていて、受診者数は延べ年間6億人と西洋医学より多くなっているそうです。20世紀の大半にわたって「いかさま療法」扱いされてきた代替医療ですが、現在では国立補完・代替医療センター(NCCAM)が5年間の大規模な臨床試験にて代替医療の有効性を検証するプロジェクトが始動したり、カリフォルニア大学では放射線医学のチョ・ジャンヒ教授がfMRI(機能的磁気共鳴映像法)で足に鍼を刺したときの脳の変化を観察していたりと医学会の正統派も目を向けています。また、アメリカの医学大学院のうち少なくとも2/3は代替医療の授業を設けています。統合医療の道の障害に保険の問題があり、現在は自己負担となっていますが、状況は変わりつつあり、米国医師会が定める保険請求が可能な処置のリストにも代替医療の要素を含むものが入りはじめています。
2003/05/11
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日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤には環境ホルモン作用を持つものがあります。スイスのシュルンフらの調査により、6種類の物質(下記参照)で、乳癌細胞の増殖、子宮肥大、または、男性ホルモンの阻害作用が観察されました。これらが含まれているものには輸入化粧品が多いようです。使用を続けると、紫外線を防ぎ発ガンのリスクは低減しますが、環境ホルモンを肌に塗り込むだでなく、環境をも汚染することになります。これからますます日差しが気になるシーズンです。日焼け止めや化粧下地をお求めの際には、効果だけでなく成分を確認してみましょう。 日焼け止め剤に含まれる環境ホルモン作用を持つ物質: ホモサレート、オクチルジメチルパラアミノ安息香酸、ベンゾフェノン-3-オクチルメトキシシンナメート、4-メチルベンジリデンカンファー、3-ベンジリデンカンファー
2003/05/10
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健康増進法が施行されましたが、この法律の本質は「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」で、国民に健康についての正しい知識をつけていただき、健康維持・増進に励んでほしいということなのです。ところが、健康維持・増進に大きな役割をはたすサプリメントの代表格ビタミン剤の規格基準がとんでもないものなのです。◆栄養機能食品の規格基準厚生労働省はビタミン剤の規格基準を作り、その範囲内のものを栄養機能食品といういかにも善い製品のような名前をつけました。この基準は、一般消費者には善い製品として安心感を与えてしまいますが、とんでもない規格基準なのです。権益をとても重視する日本なので、薬事サイドからの医薬部外品の上限を超えないことで基準を作ったのですが、その後の厚生労働省の研究班の調査で科学的に効果が期待できる根拠あるビタミン量とは桁違いに少ないことが判明したのです。厚生労働省の基準に合わせた栄養機能食品は効果がないことがはっきりしたわけです。栄養機能食品ではない中に、栄養機能食品基準より含有量が多いものと少ないものが存在します。この規格基準は消費者が効果のないものを購入させようとするひどいものといって過言ではありません。日本という国は国民より権益を守る国だという証拠がまたひとつ増えました。◆ビタミン所要量は欠乏症にならない量ビタミンなどの微量栄養素の必要量は目的・目標によって異なるのを知っていますか。厚生労働省が発表しているビタミン所要量は欠乏症にならない量で、健康維持・増進に必要な量とは桁違いに少ないのです。数年に一度行われる国民栄養調査はこの所要量に対してカルシウム以外は摂れていると発表しています。ストレス過多、生活環境悪化などからビタミンの消耗が激しく、所要量の2~3倍でも不足すると専門家は指摘しています。本当に正しい情報が少ない日本では、世界に目を向けて積極的に正しい情報をつかんでいかないと健康維持・増進は難しいですね。日本は健康人がわずか5%しかいない深刻な現状の原因の一つといえるでしょう。
2003/05/09
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健康増進法が施行されましたが、法律が私達の健康を維持・増進してくれるわけではありません。『自分の健康は自分で責任を持つ』『自分の健康は自分で創る』時代だと気づくことだと思いますが、いつ、健康の大切さに気がつくかが問題だと思います。①他人の経験から学ぶ:他人の不健康さから健康の大切さに気付く 賢い学び方といわれています②自分の経験から学ぶ:大病を患ってから健康の大切さに気付く 普通の学び方といわれています③自分の経験から学べない:大病を患っても健康の大切さに気付かない 愚かな学び方といわれています②が一般的だと思いますが、私は40歳の時に①の学び方をする絶好の機会があり、人生が好転しました。しかし、同席した数十人の中で①の学び方をした人はいませんでした。医学・医療が進歩、国家予算を圧迫するほど医療費をかけているのに、ガン、脳疾患、心臓病、糖尿病、アトピーなどの病気がとどまることを知りません。30~40代の早死にが増加、生活習慣病の若年齢化が加速するなど、いまや、生活習慣病は普通に生活していると、いつか患う病気になっています。いつか②になる恐れは強いわけです。②になる前に早く健康の大切さに気づき、真剣に学び、実践すれば人生が変わります。
2003/05/08
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ある食材が健康番組で取り上げられた瞬間!わ~っとお店に買いに行ったりしませんか?そんな主婦の姿は熱心さと単純さでこっけい(いや失礼!)非常に素直でよろしい!のですが…、ほとんど続かずにまた、次の紹介された食材めがけてお店へ一直線…、あなたはやっていませんか?かつてブームになった女性ホルモン・エストロゲンが入っているといわれたザクロジュースですが、覚えておられますか。国民生活センターが1000万分の1から1億分の1まで測定できる方法で測定して測った17の全製品から全く検出できなかったのでした。おいしいだけのジュースに数千円もだしていたのです。私の知り合いでかつて毎日テレビ番組を記録し、生活に取り入れていて、ある時に気がついてそうです。それからは、番組を見るのもやめたそうです。商業主義が優先されたような情報に振り回されてはいませんか。健康作りの本質を正しく理解すれば、健康増進、病気予防は簡単です。
2003/05/07
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アルコールは肝臓で代謝され、水と炭酸ガスになります。アルコール脱水素酵素(アルコールデヒドロゲナーゼ)は、アルコールの分解やアセトアルデヒドの分解などを行い2日酔いの原因を取り除きます。この酵素は亜鉛が必要ですので、亜鉛が不足すると、この酵素の働きが悪くなります。アルコールの分解も、アセトアルデヒドの分解も遅くなるです。また、アルコール分解酵素を持っていない人、又は少ない人例えば、すぐ顔が赤くなる、心臓がどきどきする、すぐ酔って吐いてしまうなどの人が無理にお酒を飲もうとすると、肝ガンになる。というデーターが発表されています。お酒の席で、無理にすすめて相手を困らせてはいませんか?相手をガンにさせてしまいます。
2003/05/06
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息苦しい閉塞社会の裏返しなのか、酸素関連商品が続々と登場しています。酸素バーは、酸素濃度40%から90%という空気を鼻に挿したチューブを通して吸います。松下電器から家庭用の酸素発生器もでて、エアコンまであります。老化の真犯人、ほとんどの病気の真犯人は活性酸素といわれていて、呼吸するだけで、吸った酸素の2%が活性酸素になります。http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arukassei/kassei1.htm 濃度が高くなれば、それだけ活性酸素の発生量が増えるのに。かつて、早産児の保育器に高濃度の酸素を供給して未熟児網膜症という眼の障害(最悪は失明)が発生しました。ダイビングは空気を圧縮して吸いますが、それでも平地より大量の活性酸素が発生するのでとても疲れます。業者、メーカーはこれらを知らないわけがないと思います。私は悪影響の方が強いと思いますので、高濃度酸素は吸いません。
2003/05/05
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私の周りではそんなことはないのですが、楽天広場では何か風邪が流行っているように感じます。免疫力が高ければ風邪はおろかガン、中国で猛威を振るっているSARSも怖くはありません。ガン細胞はだれでも1日に数個以上はできていて、免疫細胞が駆除してくれればガンにはならないわけです。免疫力が低いとガン細胞を完全に駆除できず、ガン細胞が増殖していき、10年で早期ガンで発見できるぐらいの大きさになるそうです。SARSも同じことでウイルスを免疫が駆除してくれれば罹らないわけです。現代人はかつてより免疫力は下がっているそうです。風邪を引きやすい人は免疫力が低いはずです。免疫力を科学的・合理的・効果的に上げる方法を知っているか、いないかで健康レベルはもちろん、人生まで変わると思います。
2003/05/04
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健康増進法が施行されましたが、喫煙環境が厳しくなる以外に何が期待できるのでしょうか。『自分の健康は自分で責任を持つ』『自分の健康は自分で創る』時代だと割り切って期待しないことが賢明なのかも知れません。1時間に560人、1日で1万3,400人がたばこを原因とする肺ガンや結核などのために死亡しているそうです。飢餓で亡くなる人数の年間約500万人とほとんど同じです。たばこ1本吸うたびに、寿命が5分30秒短くなるなど、喫煙されている方もたばこの害毒は実感されているそうです。血行が悪くなりますし、血液がボロボロにされますので、顔色が優れない方が多いですね。たばこ会社は『健康のため吸い過ぎに注意しましょう』という世界の笑われ者になっているノンキなフレーズを免罪符にしています。この理由は国民の健康より税収、権益を優先しているからです。「たばこは嗜好品ではなく死向品」です。禁煙を支援する“道具”が豊富になった今こそ禁煙のチャンスだと思います。いつか健康をさらに害してタバコを止めることになると思いますので、早く禁煙された方がメリットが多いと思いますが・・・・・。
2003/05/01
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私が講師の健康セミナーが決まりました。場所は文京シビックセンターです。準備の都合から事前にお申し込みください。◆21世紀の知的健康教室病気予防に対して10倍自信がつきます。信じられないほど健康政策が遅れている日本で、この情報を聞くことができるのは、幸運かも知れません。寿命の限り健康で、若々しく、豊かに暮らしたい。それは誰もが願っている事でしょう。しかし、医学が進歩して年間30兆円を超える医療費を使っているのに病気が増え続けています。30~40代の早死にが増加、生活習慣病の若年齢化が加速するなど、いまや、生活習慣病は普通に生活していると、いつか患う病気になっています。これら病気のメカニズムと原因を探り、老化をしっかり抑え、より若々しく、健やかに暮らすための聞き逃せない最先端・最善の健康情報をすべてお話しします。あなたとあなたの大切なご家族がかつて味わったことがない質の高い真の健康にお導きします。是非、お誘い合わせてご参加ください。5月31日(土) 14:00~16:00文京シビックセンター 4階 実習室
2003/04/29
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私の同業者からガン克服のうれしい知らせが届きました。諦めなければ善いことが起きることの例の一つだと思います。アメリカ合衆国政府は1977年に『 ガン、心臓病、脳卒中など生活習慣病は、現代の間違った食生活すなわち、食事の欧米化が原因になって起こる、”食源病”である。この間違った食生活を改めることでこれらの病気を予防する以外に先進国民が健康になる方法はない。そして、栄養に盲目な片目の現代医学は頼りにならない。医者の再教育が必要だ。』と断定しました。このアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書・通称マクガバンレポートは、日本以外の先進国が健康政策の原典としています。新潟の40代後半の女性の肺がん3期B(転移あり、末期寸前)克服の知らせでした。余命8ヶ月から1年と診断された方だそうです。4月中旬に無事退院されて、ご自宅で体力の回復に努めてられているそうです。
2003/04/28
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大変うれしい知らせが届きました。糖尿病は日本では治らない(治せない)病気になっていますが、栄養療法の盛んな米国では治せる病気です。糖尿病は、血中の糖濃度が代謝異常の為に異常に高くなり体内で処理しきれず、尿として排出される病気です。過去30年間に何と30倍に増え、現在約1,400万人の患者がいると推測され、その内の約半数は自分が糖尿病だと思っていません。糖尿病の恐ろしさは合併症にあることはよく知られていますが、糖尿病と診断されても自覚症状がないのでそのまま放置する無頓着な人達が少なくありません。何年か後に必ずでる重大な合併症を発症したらもう遅いのですが、発症してから後悔する例が後を絶ちません。私の近所で世界的な製品を作る会社の社長もそうでした。糖尿病になり、大学病院に10年以上通っていましたが、よくならず、私が救いの手を何回か差し伸べようとしましたが、大学病院で治療しているので大丈夫と日本の医療を信じきっておられ、お会いするたびに悪化していきました。そして、目に合併症がでて、さらに腎臓にきて人工透析になってしまいました。人工透析は辛い治療です。週3回、1回当たり数時間の治療時間が必要で、強制的に尿をろ過しますので、とても疲れますし、血管は注射の後が残り、食事の制限も厳しくなります。人工透析している方は1級身体障害者に認定されます。医療機関の治療の中心は、食事療法と運動療法そして薬物療法(内服薬、インスリン投与)で、安易に薬物療法することが多いようです。多くの医者は治療の最終目的を「血糖値を下げ、コントロールしていくこと」、として治療を行うようです。このため、糖尿病の傾向が見つかると「あなたは糖尿病です。一生付き合っていかなければならなりません。」と治せないことを結果として明言され、患者は完治を諦めることを強要されます。私の実母は10年間インスリンを打ち続け、インスリンが一生必要なレベルの糖尿病を私がたった3ヶ月で完治させ、慢性腎炎も改善できました。大阪のMさんから、嬉しいご報告をいただきました。ご本人に承諾をいただきましたので、ご紹介します。Mさんは30代前半の男性で、航空整備士のお仕事をなさっています。4月の初旬に、病院での血液検査の結果、糖尿病と診断されました。また、肝機能にも問題が見つかり、世界最先端のサプリメントの飲用を開始してわずか16日後の検査で劇的に改善されました。まだお若いことと、早めに対処したことが短期間での効果につながったと思います。===================================本日、採血の結果を聞きに行ってきました。とにかく、先生はベタ誉めでした。診断が下ってからの私の生活は甘い缶ジュースを一切止め、ご飯のおかわりを止め、ライフパックx3、オーバードライブ4x3、ちょっと甘いものが飲みたい時にはスプラッシュクリスタルを飲んでeました。結果、空腹時血糖が 137⇒97ヘモグロビンA1cが 7.2⇒6.2GOT/GPTが 24/35⇒18/23 体重が 78⇒73に改善されました。本当に、ありがとうごいざいました!
2003/04/26
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