今回もシチュエーションと言い、犯人を分析するところ言いちょっと刑事コロンボを思い出しました。(笑) 逆セクハラというのか、女が主導権をもったカップケーキパーティですが、もっとマル金のおばさまが出てきた方がリアリティがあったかも知れません。しかし、被害者のノエルが毒殺されたため、徹底してその毒を見つけ出すという科学捜査そのもののエピソードでもありましたね。 全編に紫のシーツに脱ぎ捨てられたセクシーな下着の数々と、むせかえるくらいの女性ホルモンが満ちていました。そういう女性ばかりの怪しい雰囲気には何も影響を受けず、自らゴミ箱をあさり、指紋を検出する装置をのぞき込むHoratioの青い目。ツボなシーンが多かったです。そしてあまりクールなので、Horatioには性に積極的な女性に対するコンプレックスがあるのかな?と思ってしまいました。 面白かったのは"This is my first time." "Your first time? For what ?"と、言うHoratioが受けました。Horatioは何を想像したんでしょう。(爆)それにしても、Calleighと話をするのに、どうしていちいち目を合わさず、夕日の方を向いているんでしょうね。(笑) 今回は若いスピードには「目の毒」だったかも。ばつが悪いのかさかんにギャグを入れようとするのですが、どうも滑っています。字幕で見るとこの傾向は顕著で、Rory Cochraneは居心地が悪そう。この辺がその後の降板に繋がったのでしょうか。 シリーズ最初のうちはキャラをいろいろ組み合わせて見るのが通常ですが、EricとMeganの初仕事のぎこちなさ、意識しすぎ?(笑)から見ると、Ericはラボに来て、まだあまり日が経たないのですね。Meganに初歩的なミスを指摘されたり、この辺はなかなか良いと思いました。 スピードに「ボクが恋しくなかった?」と言われたMegan、すかさず「もう名前も忘れたって」というEric。ママ(お姉さまか?)の取り合い、男子二人、という感じです。(笑) ラストで殺されたノエルに自分を重ね合わせたようなHoratio。いつも被害者には感情移入しているんじゃないかと思うのですが、この場合、学生ながら金持ち女とやり放題な彼に自分を重ね合わせたのか(爆)、とにかくいろいろ妄想してしまいました。息子思いの母親が良かったのでしょうか?やはりHoratioはマザコンだわ。(大爆)