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2026年度授業開始日 進学塾キャラベルさん

2006.07.12
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今回は、あくまで僕の考える「塾の選び方」を記事にしたいと思います。

塾選びをされる上で、まず軸となるのが「大手塾」or「個人塾」でしょう。
結論から言うと、僕は大手塾を否定しません。
むしろはずれが少ないと思うので、特に目的が明確でない状態での塾選びであるなら
大手の方がアベレージヒッターという意味で良いと思います。

ただご自分のお子さんをどうしたいのか。
お子さんがどうなりたいのか。
そこが明確であるなら必ずしも大手塾が良いとは限りません。

それは、大手塾と個人塾の違いは、単に資金力の違いでしかないからで、

一番大事なことは、大手塾も個人塾も、私立の学校も公立の学校も、
すべての教育機関において、『方針』と『人間』だからです。



私立高校を例に考えて見ましょう。

僕が塾を経営している地域は都内に極めて近いためか、
私立志向の強いご家庭が多いようです。
私立高校への進学率は4割弱と、県内の私立高校進学率を大幅に超えています。

そのため僕の塾では、私立高校の情報についても大手に決して負けない、
完璧な指導体制を引こうと、開塾2年目から、生徒が通える範囲の全ての私立高校
約70校を毎年自分の足で訪問しています。

当初はソムリエのように生徒の希望に沿った高校を提示するということが
目的だったので、自分も保護者の気持ちになって私立高校を選ぶとしたら、
という視点だけで見ていたのですが、何校も何校も見て比較していくと
塾の方向性を考えるという意味でも非常に勉強なることが多かったです。

それは、
『理念』=『方向性』
生徒をどういう方向へ導くのか、これが明確である高校は意外に少なく、
しかも明確であるところこそ実績ある人気校であるということ。

『人間』=『教師陣』
説明をしてくれる担当の先生が、どの先生も人格者である高校は、
やはり実績ある人気校に多いこと。
去年説明してくれた先生が今年いなくなっているというような高校は、
当然ですが内部の雰囲気も悪く最悪です。

ちなみにここで言う人格者とは、
単に礼儀正しいとか、対応が丁寧というだけではありません。
話してみて、話の内容に深みがあるという意味です。

そして 『施設』 『学費』 はまったく実績に関係ないということ。
施設がすばらしい学校が、必ずしもすばらしい実績を上げているわけではない
証拠の一つに日本大学豊山高校があります。
この高校は甲子園に出場するほど都内でも有数な野球名門校ですが、
驚くことにグラウンドがありません。練習は校舎屋上で行っています。
(グラウンドを使いたいときは系列校の日本大学豊山女子高校にお願いして
バスで揺られて行くとのことでした。)

学費については説明要らないですね。
高くてもほとんど関係ありません。

こうして見てみると、塾も同じ教育機関ですので同じことが言えるのではないでしょうか。

まず、 塾の方向性が保護者の考える希望と合致していること。
教育に絶対の方向性はありません。
Aが正しいと思う人もいれば、Bが正しいと思う人もいる。
Cと考える人から見れば、Aと考える人は批判の対象かもしれない。
誰からも批判されたくない、その思いが理念を明確にしないのでしょう。

しかし、理念が明確であれば、その方向性も固まりますので当然指導しやすい。
わかりやすいがために、ゴールも明確で、教師も生徒も迷うことなく進みやすい。
当然結果は出やすいのです。
『批判は当然あるだろうが、私はこれが正しいと思っている』
という強い理念があるとないでは、驚くくらい実績が違います。

「保護者がAと言えば、Aもいいですねと答える。」
「保護者がBと言えば、Bもいいですねと答える。」

そんな塾は何の効果も期待できないでしょう。

次に、 説明する先生の話に雰囲気を感じるかどうか。
これは上手く言えないですが、先生が多い学校とは違い、
塾では先生の数はそう多くないはずです。
説明してくれる先生がご自分のお子さんの担当になるかもしれない。
それなら、少なくとも自分が感銘を受ける人がいる、いないは大きいですよね。
仮にその先生がお子さんを担当されなくても、そのような先生の元で
仕事をしている先生なら安心というものです。

そして、 施設と学費。
施設はそれは良いに超したことはないのですが、よっぽど繁盛している塾でもない限り、
施設費にはお金を回さないのではと思います。私立高校とは違い規模が小さいので、
そんなところに費用をかけるなら、恐らくはより良い先生を育てる方にお金を使うと思います。
何にせよ、施設で選ぶことは
最後の最後で迷ったときの一押しくらいで良いのではないでしょうか。


最後に費用ですが、あまりに高いところは止めた方がいいと思います。
といっても、月謝ではあまり差はないと思います。
塾側も月謝を高くしては避けられてしまうことは重々承知ですので、
どこで差をつけるかといえばオプションです。
しかも逃げにくい受験生の年。


こんな話があります。

僕の塾に弟を入れてくれているという保護者の方が、
つい1ヶ月ほど前に電話で相談してきました。

「塾は中3になってからで良いと思っていましたので、ずっと前から
そちらの塾に中3になったら入れようと決めていたのですが、
人気があるとは聞いていましたが、まさか入れないとは思ってもなく、
中学生は全ていっぱいだということで、小学生の弟だけを
今の内に入れさせていただいて、兄はそういったわけで、ろくに調べもせず
あわてて某大手個別指導塾に入れたのですが、
そこの夏期講習が非常に高いんです。一般的にはどのくらいなのでしょうか?」

「私たちの塾では57800円ですよ。その個別の塾はいくら位なのですか?」

「実は30万円近くするんですよ。」

「?!そんなバカな!」

「しかも月謝は確かに広告どおりなのですが、 なんだかんだと講座を取らせられて
毎月の費用がものすごいことになっているんです。

払うのを渋ると、○○さんはもっと払ってもらってるとか言って…
もう夏ですし他の塾に換えるわけにも行かないですし。」

「いやいや、他塾に換えましょう。そんなのおかしいですよ!」

こんな相談を受けることは意外と少なくないものです。

これに対する対応策は、月謝以外の費用を入塾前に聞いておくことと、
それを受講するしないで圧力をかけてくるようなことはしないよう、しっかりと
約束しておくことが大事ではないでしょうか?

繰り返します。ただお金をかければ良い訳では絶対にありません。

塾回りをすることは大変な手間だと思います。
しかし、良い塾を選べば、結果として入試まで安心して任せることができる。
しかも、子どもが劇的に変化することもそう稀なことではありません。
お忙しいとは思いますが、どうかそのひと手間を怠って、
台無しにしてしまうことの無いよう、心よりお祈りしております。

すばらしい塾がより繁栄するよう、
儲け至上主義のダメ塾が淘汰されるよう、
そして何より1人でも多くの子どもがより大きく育つよう、
願いを込めて。


追伸:僕もブログに対しては信念がありませんでした。
ブログの意味、その重み、その力、それらを深く考えずに行っていました。
ブログでは、入塾説明会のように、
「これが僕の理念です。共感する人だけが来てください!」というようにはいかない、
公共性があるということに気づいていませんでした。
今後はその公共性も知りつつ、信念を持って続けていきたいと思います。





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Last updated  2006.07.13 13:28:45
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