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2026年度授業開始日 進学塾キャラベルさん

2006.07.15
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カテゴリ: 校舎展開・塾経営

看板すらない。
そんな塾が生徒指導だけで軌道に乗り始めた。

これは今思えば驚きの結果だと思います。

開校2年目、なんと口コミで生徒が集まり始めたのです!
保護者の方々の正直な声は、何よりの営業ツールとなり、
徐々に名前が知れ渡っていきました。

『この塾の先生は何か違う』

この評判で、多くの生徒が他塾から転塾してきてくれました。
こうなればこっちのもの。
授業力では絶対の自信がありましたので、
他塾で伸びなかった生徒たちをバンバン上げていきました。

恥ずかしながら、当時は入塾希望の保護者の方に、
『「神様のような先生がいる」という噂を聞いて来たんですが…』
とまで言われるほど、生徒の成績を上げていきました。

そして、開校3年目。
大げさではなく、それまでは本当に塾生全員の成績を上げ、
全員を志望校に合格させてきた私たちが、
ある壁にぶち当たることになります。

今になって振り返ればわかることなのですが、
私たちの塾は当時40名程度とまだまだ生徒数は少ない。
それは修羅場をくぐって必死にやってきた我々3人が、
十分に目の届く人数です。

さらに他塾でうまく伸びなかった生徒というのは、
まさに背水の陣で私たちの塾に来るわけです。

生徒は背水の陣、講師も背水の陣で指導に当たるわけですから、
成績を伸ばしやすい条件が揃っていたのでしょう。


この前提が、3年目になると大きく変わり始めます。
生徒が転塾ではなく、最初から私たちの塾を選んでくるのです。

そうなると、成績を上げてもそれが驚きに変わりません。
比較となる塾、比較となる数値が保護者に無いからです。

また、生徒自身もそれまでのような危機感がありません。
今までであれば、通っていた塾では志望校に届かない。
その志望校に何とか合格するための最後の望み。
それが私たちの塾でしたので、最初からがんばることに疑問がなかった。

それが、最初から私たちの塾に通ってくれる生徒の中には、
それまでは1人としていなかった、
「志望校がない」というケースすら出てきたのです。

『将来の目標がないために、勉強する理由が見当たらない。』

これでは、いくらわかりやすく教えても劇的な変化は望めない。
そればかりか、わかりやすい授業は生徒の依存心を高めかねない。
とは言っても、劇的な変化を求めていかなければ「理想の塾」にはなりえない。

そう考えた私は、悩んだ末、授業の方向性を変えていきます。

『わかりやすい授業』から『わかりたくなる授業』へ。
『わからせる授業』から『悩ませる授業』へ。
『その日がんばろうと思う授業』から『一週間がんばろうと思う授業』へ。


そして、そこから
『単に勉強を教えるのではなく、勉強で何を伝えられるか』
『授業を通して子どもたちに将来を描かせるにはどうしたらよいか』

を模索するようになりました。

そう、
志望校に合格させるだけではなく、
大学受験まで役立つ深い知識や考え方」

を与えることを目標としていた授業から、
「将来、社会に出るとき、
そして社会に出てから活きていく知識や考え方」

を与えることを目標にした授業へシフトチェンジしていったのです。


それから4年・・・。

日々、試行錯誤を続けながら、毎年新しい制度、手法を重ね、
今では、わずか60坪程度のテナントに生徒数130名、
中学生全学年定員満員、
4月に広告を1度出すだけで入塾抽籤会が行われ、
キャンセル待ち名簿には常時2~30名程度の名前があるという、
夢のような評価を皆様方にしていただけるような塾になりました。

すべては、あの「出直し保護者会」。
あの時の保護者の方々の支援なしに、今の私たちはないと思います。

様々な営業手法や成功法則が書かれた本が
書店に所狭しと並べられている昨今ですが、
こと教育においては、情熱に勝る成功法則はないと思います。
今から塾を始められる方には、小手先の手法に惑わされることなく、
子どもの成長に携わりたいと思った最初の気持ちに
磨きをかけていくことを大事にして欲しいと思います。

立ち上げ当初は、どのような塾か保護者の方々もわからないのですから、
しばらく苦しい日々が続くとは思いますが、想いは必ず伝わります。
私のようなどん底から這い上がった例もあるのですから^^;。

教育は言うまでも無く国の礎となるべき重要な職務です。
その力の大きさ、重要性は誰もが認めるところでもあります。
しかし、教育は何も教師だけの専売特許ではない。
本来、その大人が教師であれ、親であれ、他人であれ、
子どもの前に立てば自動的に教育者となるのだと思います。

その中でも塾は、多くの人数を抱えながら、
文部科学省の認可も必要とせず、また同時に縛られることもないという意味で、
良くも悪くも無限の可能性のある教育機関です。
その可能性を私たち一人一人が積み上げていくことができれば、
塾はもっともっと社会的貢献できる
魅力ある職業となっていくのではないでしょうか。


最後に、私のような未熟者の主張に目を通すために、
時間を割いていただいた皆様、誠にありがとうございます。

今回は思いの丈を、思うが侭に一気に書き連ねたため、
失礼な表現、横柄な表現などあるかと思いますが、
なにとぞご容赦ください。







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Last updated  2006.07.16 19:32:51
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