埼玉県所沢市で学習塾を営む塾長の頭ん中

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通過点 New! sakuratimesさん

2011.10.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
抜き打ちで 中学校の学校公開(≒参観日)に行ってきました。

そっ~と、生徒に気づかれないように教室の後ろから覗いて回りましたが、いたってみんなお行儀がよい。

今年の中学生は落ち着いているんだなぁ、なんて、隔年で学校を見て回っている僕からの印象でした。


さて、ここからはただの自慢です。

各学年のフロアの廊下に貼られている「○○テスト 満点賞」みたいな紙、よくありますよね。

あれに載っている生徒、うちの生徒がいっぱい


ウィルの生徒は一学年28人と決まっています。

東所沢教室の場合、生徒は3つの中学から集まってきていますから、そんなに多いわけではないのですが。

『がんばる生徒が集まってきてくれているんだなぁ』 と改めて実感しました。

今度、塾に来た時に褒めてあげようと思います




さてさて、話は変わって、その日の夕方です。

筑波大学障害科学系の先生とお食事。

学習障害など、脳の発達障害におけるまさに日本の第一人者の方ですから、お会いする前はそうりゃあもう、めちゃくちゃ緊張しました。

「いつ塾を始められたんですか?」

「どういう教育をお考えですか?」

まず最初に、そんな質問をしてもらって、そこからは先生の熱い思いをうかがいながら、おいしいワインとお食事をごちそうになりました。


先生のお話の中で一番心に残っているのは、「学校の先生は、自分の教え子の卒業後に関心がない」ということです。

ここで言う「関心がない」というのは、自分の行った教育の結果、卒業した生徒の何人中何人がどうなったのか、追跡データを集めないという意味です。

データがなければ、検証も改善もできない。技術の継承もできない、と。


「うちの塾では、かなり多くの卒業生が集まってきてくれますので、ある程度の検証はできているかと思います。」

僕がそう答えると、先生は即座に「卒業しても顔を出しにくる塾という塾はすばらしいですね。その生徒たちはあなた方の教育が成功した例なのでしょう。では、卒業後に集まってこない、卒業後の情報もつかめなくなってしまった生徒はいませんか。なぜ同じ教育をしたのに違う結果となってしまったのか、その検証も大事ではないですか?」と、おっしゃいました。


ウィルのような塾は極めて特殊です。

28人という定められた人数で3年間もの長い時間、一緒に過ごします。

当然、結びつきも強い。


そんな僕らでさえ、卒業生全員の3年後、5年後の姿を(もちろん教え子としていつも気にかけていますが、そうではなく)自分の教育の成果がどれだけ残っているかという視点で考え、検証したことはほとんどありません。

そして、きっと全国の学校の先生も。


・・・あまりここで詳しく書き記しても、興味のある方はそういらっしゃると思いませんのでこのあたりにしておきます。


僕にとって、とても大事な時間でした。

来月、再来月とお会いできることと思いますが、どうかこれからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。












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Last updated  2011.10.25 02:37:25


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