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コーネリアス@ 幸せ者のコロちゃん。 我が家のマイロと夕方には、意地の張り合…
2010年12月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
金融ビッグバン(英米は1980年代、日本は90年代)以降、マネーは世界中を駆け巡るようになりました。

資本(マネー)は、2%以下の低成長経済からは逃げ、5%以上の見込み成長の経済に集まります。

2%と5%の経済成長の差は、単年ではわずかですが、
マネーがどう動くかという点では、2%成長と5%成長の経済では、何倍もの差が出ます。マネーは、将来を想定し、将来への延長線で描く未来を想定して動くからです。

金融が面白い理由はマネーの動きが、それぞれに、将来を見た結果が現されているからです。

将来をどう見ているかの集合的な認識が、マネーの動き(債権・証券・通貨の売買結果)になって現れます。

相互に影響を与え合う共同幻想ですから、間違うことも多いです。

この間違いが銀行、ファンド、投信、個人投資家の損になります。

現在の時価は、
{将来の期待収益÷(1+期待金利率)}の年度合計×(1-期待リスク率)で表され現在価値には、未来の期待収益×(1-期待リスク率)を含みます。

つまり、期待収益の部分が、金融資産では期待金利、不動産では期待賃料、企業価値では期待純益になります。

マネーは、こうした期待収益、期待金利、リスク率の変化で動き、
上記式の「期待」の部分は、市場の共同幻想です。

経常収支の黒字の大きな(儲かっている)日本が、経常赤字が大きな(損している)米国が一貫して日本より3%程度以上、GDPの成長率が高かった理由は、この期待成長率の格差が、米国へマネーを引き付けたからです。

言い換えれば、円マネーの蓄積が、国際通貨であるドル(円売り・ドル買い)に移転してきた理由は、日本は低成長のため、投下資本の期待利益が小さいと見なされているからです。

実は、この現象は生命保険にまで影響し始めてきましたご注意下さい。 





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最終更新日  2010年12月01日 10時15分23秒


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