うさぎと暮らす

うさぎと暮らす

June 5, 2007
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sophe

うさぎと初めて一緒に暮らし始めたのは、13年くらい前のことだ。
ペットショップのクリスマスセールで、2000円で売られていたグレー色したメスのミニウサギ。
そのままグレーちゃんと名付けた。
手のひらに乗るくらいだったから、あの頃まだ1ヶ月過ぎたばかりだったのかもしれない。

グレーちゃんは、顔の雰囲気はバンビに出てくるトンスケと似ている。
やさしくて、きれい好きでまったく手のかからないうさぎだった。仕事机のある部屋から一歩も出ようとはせず、ケージの前に置いたマットの上から一歩も動かない。
面白いのは、私が彼女の前にうつぶせになると、かならず背中の上に乗ってきた。

抱っこが大好きで、不思議なことにその当時一緒に暮らしていた気の強い白ネコさんと、美貌を誇っていたわがまま猫のソマリもグレーちゃんには、意地悪をしなかった。
うさぎって、声を出すわけではないし、表情もないじゃないというけれど、一緒に暮らしているうちに、実に表情豊かななことに気がついた。

うれしいときの目の輝き、気がつくと横にきて体をそっとくっつけるしぐさ、グレーちゃんがいなかったら、うさぎと暮らすことはなかったと思う。
それから、いろいろなうさぎが我が家にやってきた。

次に飼ったのは、純血種のジャージーだった。
このうさぎが、グレーちゃんをママのように追いかけまわし、二匹で体を寄せ合って寝ていた。
普通うさぎは、縄張り争いがすごく、子供時代をすぎると、他のうさぎと仲良くなんかしない。雄が発情したメスを押さえるときくらいのものだ。そばに来るのを許すのは。
でも、この二匹はずっと一緒だった。
ジャージは、グレーちゃんの首の肉垂れ部分に頭をつけるのが好きだった。

ジャージは、その後ママになる。
子育てを終えると、グレーちゃんのもとでリラックスしていた。

もともと猫が大好きだったし、今も猫は好き。
しかし、うさぎのいない生活は考えられない。

家ではすっかりお座敷うさぎとなったゾフィーと私の暮らし。
彼女がママになることはないと思う。
一度に10匹以上生んでしまうのだから、無謀なことはできない。
ショーラビットを作らない生活というのも、ある意味さびしいけれど、うさぎと暮らす自分の生活に、明かりが消えることはない。



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Last updated  April 19, 2012 01:00:28 AM
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