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2012年11月07日

【暮らしナビ】冬の節電・省エネ対策　使い分けたい暖房器具

テーマ：最新家電おすすめ激安情報館(412)

カテゴリ：家電

　朝晩は肌寒くなり、冬の足音が聞こえてきた。東京電力管内で電気料金が値上げされるなど光熱費負担が増す中、「夏に続いて節電や省エネに力を入れたい」と考える人が多いのではないだろうか。冬は夏以上に家庭での努力が節約につながるという。

　「夏の電力消費量のピークは、学校や会社など外出先にいることが多い昼間。一方、冬のピークは朝と夕方で、家庭で電気を多く使う時間と重なるため、家庭での節電が重要になる」

　節約関連の著書の多い節約アドバイザー、和田由貴（ゆうき）さんはこう指摘する。

　冬は電気だけでなく、暖房や給湯などでガス、石油も多く消費。和田さんは「光熱費を削減するためには節電だけでなく、トータルで省エネを考える必要がある」と話す。

　快適エコのライフスタイル冬の省エネ生活 (NHKまる得マガジン) (単行本・ムック) / 和田由貴/...

では、具体的な方法は－。

　まずはエアコンの使い方。フィルターはこまめに掃除する。冬はウールやニットなどの衣服のほこりが多くなるため、「２週間に１度程度は掃除機をかけるのがお勧め」（和田さん）。

　使い始める際は風量を「自動」にし、一気に部屋を暖める。設定温度に達するまでの時間を短くし、電気の無駄を減らすためだ。

　理想の設定温度は２０度。高めに設定していると、より多くの電気が必要となる。少し寒く感じる場合は、さまざまな工夫で暖かさを確保する。

　暖かい空気が下向きに出るように設定し、扇風機やエアサーキュレーターを使って、時々、暖気を循環させる。扇風機を使う場合は台に載せるなどして、風が天井中央に届くようにする。

　湿度の調整も重要だ。「同じ室温でも湿度が高いと暖かく感じる」（和田さん）ため、加湿器などを使い湿度を４０～６０％に保つ。「洗濯物を室内に干す」方法も有効。適度な湿度を保てば、風邪などの予防にもつながり一石二鳥だ。

　このほか、重ね着をしたり、（１）窓に断熱シートを貼る（２）カーテンを厚手のものに換え、丈を長くする－といった冷気やすきま風を防ぐ対策にも力を入れたい。

■使い分けたい暖房器具

　省エネルギーセンター（東京都中央区）では、家庭における冬の節電対策をまとめているは主なもの。暖房器具もそれぞれの特徴を考慮して使い分けたい。

　例えば、エアコン、電気ストーブ、ハロゲンヒーター、オイルヒーターを比較した場合。同センターによると、エアコンは「少ないエネルギーで部屋全体を効率良く暖めることができる」、電気ストーブやハロゲンヒーターなどは「速暖性に優れ、足元を暖めるなどの部分暖房に向いているが、消費電力が大きい」、オイルヒーターは「風を出さないので優しい暖まり方をするが、消費電力が大きい」－といった特徴を持つという。

産経新聞 11月6日(火)21時7分配信より抜粋－

記事元

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節電の冬！激安あったか家電（4）
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