山げんき研究所                 ~元気な山を次代への贈り物にしたい~

山げんき研究所                 ~元気な山を次代への贈り物にしたい~

PR

カテゴリ

コメント新着

志太郎(山げんき研究所) @ Re:聖愛の講演会にて(09/28) 池の側@さくこさん はじめまして! 書…
池の側@さくこ @ 聖愛の講演会にて 先日講演会の後フィールドについてなどお…
池の側@さくこ @ 聖愛の講演会にて 先日講演会の後フィールドについてなどお…
志太郎(山げんき研究所) @ Re:先日はありがとうございます(07/08) 司元さん 先日は声をかけてくださり 本…
司元 @ 先日はありがとうございます コトハナセミナーでお会いしました司元で…

お気に入りブログ

中国版半農半X、202… 塩見直紀(半農半X研究所)さん

Dual Life ~ 行き来… 野見山 文宏さん
自分らしく生きる kan1864さん
ジンダ ジンダベラさん
まぐれ・トレード生活 参月9さん

プロフィール

志太郎(山げんき研究所)

志太郎(山げんき研究所)

2006年08月24日
XML
カテゴリ: 境界
大阪府地籍フォーラムに行ってきました。

まちづくりや都市再生には、正確な地図(14条地図・地籍図)が必要です。

***
【地籍とは】
地籍とは、一筆ごとの土地に関する
地目・地番・面積・所有者等の記録です。

ところが、登記所に備え付けの
土地登記簿及び地図の多くは、

明治時代の地租改正によって
作られた地図をもとにしたものであり
土地の 境界が不明 であったり、 面積も不正確
あり正しい土地の把握ができません。



【地籍調査と目的】
このため、みなさん方の重要な財産である土地の実態を
正確に把握するための地籍調査を実施する必要があります。

地籍調査は、土地に関する最も基礎的な調査であり、
毎筆の土地について、その所有者・地番及び地目の調査
並びに境界及び地籍に関する測量を行い、

その結果を地図及び簿冊に作成し、国土の実態を科学的
かつ総合的に調査することにより、

国土の開発及び保全並びにその利用の高度化に
資するとともに、あわせて地籍の明確化
を図ることを目的としています。
(地籍調査のススメ・大阪府)
***



地籍調査実施50年の現段階で進捗率は全国平均で47%。
都市部で19%。

大阪府はなんと 2%。全国最下位です!。
複雑な権利関係が原因とのこと。


大阪府は今後の基本方針として

10ヶ年計画における目標値(平成18年度から平成27年度)

★着手目標:府内全市町村(43市町村)

★進捗目標:182平方キロメートル(大阪府面積の10%以上)

を掲げています。



目標達成へ向けての4つの方策

1.都市再生街区基本調査成果を活用した地籍調査の推進

2.土地境界の不明確化が進む 森林部での地籍調査の推進

3.行政資料(区画整理資料や道路台帳)を活用した新たな地籍調査

4.面整備による国土調査法第19条第5項指定の啓発



地籍調査の

■メリット
1.公共事業の円滑化
2.住民間や官民間のトラブル防止
3.適正な課税
4.よりよい街づくり
5.災害等の復旧
6.GIS(情報化)で住民サービス


■デメリット
多額の予算をかけて実施しても境界確認トラブル等が発生して
事業が進まない。
特に都市部は、土地が細分化されており、
権利者が多数でかつ1cmくらいの境界認識の相違で話が進まなくなる。


***
大阪府地籍フォーラム プログラム

主催:大阪府
後援:国土交通省

開催場所:エル・おおさか(大阪市中央区)

開会あいさつ:大阪府環境農林水産部長

あいさつ:国土交通省 土地・水資源局 国土調査課長

体験発表:「地籍調査に対する住民の期待」

      田尻町事業部 都市政策課 参事

講演:「都市再生と地籍調査」

      早稲田大学特命教授

***

以上








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年08月25日 06時23分37秒
[境界] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: