あびたしおん

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yamagonn

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tick,tick...BOOM! [2006.10.31/11.4]

実家のワンコ、チイちゃんが死んでしまってから約３ヶ月経ちます。

クリスマス前の１２月中旬に、両親と３人でお墓参り（ペット霊園内に個人納骨しているので墓石があるわけではない）に行って、チイちゃんとムクちゃんに、色々とお菓子をお供えしたものの、年が明けてから、なんだかんだと会いに行くとが出来ないでいました。

自宅に飾っている二匹のツーショット写真を見る度に、気にはなっていたのですが．．．

そしたら、日曜日の明け方。夢の中にムクちゃんが現れたのです。

散歩が好きで、２時間でも３時間でも一緒に歩いていたムクちゃんが、お気に入りの赤い胴輪を身につけて、数メートル先にオスワリしてコッチを向いていました。

夢の中で私はいつものように（正確には”昔のように”）、「んじゃ、行こっか？」と声を掛けて近寄ろうとしたのに、全然歩み寄れなかったんです。

いくら声を掛けても、ムクちゃんは姿勢を崩す事無くじっとしたまま。

まるで、私とムクちゃんの間に、見えない壁があるかのように．．．

必死に散歩に連れていてあげるよと叫ぶかのように声を掛け続けていたら、ふと気が付くと彼らのお骨を置いている部屋の中に私が１人立っていました。

いつもなら、母が置いたお菓子・写真・造花に骨壷が覆われて華やかな棚なのに、夢で見た時は、全く何も置いてなく、白く冷たい骨壷が丸見えで、とても寒々としていたのです！

その様子を見た私は泣き出した．．．ら、目が覚め、本当に泣いていました。

でも。

哀しく切ない思いに浸る事より、完全に詰まってしまっていた左鼻に気が付き、慌てて鼻をかんで、点鼻液を２種類投与した私。
（理由が分からない方はコチラとコチラをどうぞ）

あまりにも早く現実に戻って、失笑しちゃいました。

そんな夢を見た為に、とても彼らに会いにお墓に行きたくなったので、彼が家に来て「今日、どこか行きたい所ある？」と聞いてきたので「お墓！」と。

流石に、この一言には　(-o-) めがてん　の彼。そりゃそうだ！！

いちよう夢の話をしたのですが、今までペットを飼った事が無い彼だけれど、色々と感じてくれたみたいで、すぐ「行きたいなら行こう」と言ってくれたので嬉しかった．．．

この頃には、気持ちも落ち着いていたので、いつもと違うルートで向うためか、ちょっとしたドライブ気分で楽しんでしまいました。

夢に現れたくらいだから、写真や骨壷が倒れたとか何かあったのか？という不安もあったのですが、そのあたりは心配ご無用でした。

単に、あまりにも顔を見せていなかったので、寂しくひがんでいたみたい？

でも、今朝方の夢には、チイちゃん・ムクちゃんどっちも現れてくれませんでした。

会いに行ったから、夢の中であっても散歩が出来るんじゃないか？と期待していたのに．．．チェッ！

というか、手ぶらで行ってしまったし、預けている部屋番号を忘れて、あちこち彷徨ってしまった飼主に呆れちゃったのかも。

今度は、ちゃんと行くから、その晩には夢に出てきてね！