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退職前、勤務先から帰宅途中の下りの坂道で晴れた日にはよく青い桜島を遠くに眺めることができました。肉眼で見ると手前の小山と重なってなかなか面白い桜島の風景なんですが、写真に撮ってみると、桜島が小さすぎて肉眼で実際に見る時に感じる面白みが全くありません。それでいつかこの青い桜島を絵に描きたいと思っていました。 退職後、鹿児島市のみんカルの講座でクレパスを学び始めたころの2013年4月中旬にこの青い桜島を試みに描いてみることにしました。近所の坂道から見える手前の小山とその背後に小さくかすむ青い桜島の実際の遠近関係や大小の大きさを思い切り自由にデフォルメしてクレパス画に描いてみましたが、写真では絶対に表現できないなかなかユニークで面白いものが出来上がったように思います。自己満足かもしれませんが、好きなものを好きなように描くってことは本当に楽しいですね。http://plaza.rakuten.co.jp/yamamomo02/diary/201304210000/下に紹介するURLは動画はの鹿児島県観光協会のPR動画ですが、鹿児島県民にとっての桜島の存在がストレートに伝わる素晴らしい内容です。http://www.kagoshima-kankou.com/beautykagoshima/
2017年01月01日
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2016年もよろしくお願いします。張九齢の有名な漢詩に「照鏡見白髪(鏡に照らして白髪を見る)」と題された次のようなものがあります。宿昔青雲志(宿昔 青雲の志)蹉跎白髪年(蹉跎たり 白髪の年)誰知明鏡裏(誰か知らん 明鏡の裏)形影自相憐(形影 自ずから相憐れまんとは) 左右ともに最近撮った私自身の写真ですが、まさに「形影自ずから相憐れむ」の感を覚えます。左の写真は意識的に解像度を落とし、右の写真は縮小して載せることにしました。 ところで、この張九齢の「照鏡見白髪」と題された漢詩を井伏鱒二が和訳しているのですね。そうです、于武陵の「勘酒」と題された漢詩「勧君金屈巵 満酌不須辞 花發多風雨 人生足別離(君に勧む金屈巵 満酌辞するべからず 花發すれば風雨多く人生別離足る)を大胆にも「コノ杯ヲ受ケテクレ ドウゾナミナミ注ガシテオクレ 花ニ嵐ノタトエモアルゾ 『サヨナラ』ダケガ人生ダ」と意訳した優れた文学者です。この井伏鱒二が張九齢の「照鏡見白髪」をつぎのように和訳しています。 シュッセシヨウト思ウテキタニ ドウカスル間ニトシバカリヨル ヒトリカガミニウチヨリミレバ 皺ノヨッタヲアハレムバカリ ではこの井伏鱒二訳を参考にして、私自身が年老いた写真を見ての感慨を詩にさせてもらいます。 出世なんてどうせ他人事だと思ってはいたが いつまにやら馬齢を重ね 独り撮った写真をそっとながめて見れば 玉手箱を開けてビックリ皺くちゃ爺さん
2016年01月05日
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2013年12月31日
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春告げる 浅き緑の ふきのとう わがやの庭に 芽吹きを待たん やまもも 我が庭で春の到来をいち早く知らせてくれるのが蕗の薹(ふきのとう)です。まだ固い灰色の庭土にひょっこり浅い緑色の蕗の薹を見つけ出したとき、また今年も間違いなく春がやって来たのだなととても嬉しくなります。
2011年12月31日
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2011年もよろしくお願いします。 昨日(12月31日)、鹿児島市では朝から雪が降り続き、鹿児島地方気象台によると12月としては史上最高の降雪の深さ25センチを観測したそうです。 我が家では夜中に屋根に降り積もった雪が庭にドサッ、ドサッと落ちる音がしきりに起こり、元旦に家のドアを開けると外は銀世界、新聞を取りに行くにも深く積もった雪に足を取られて一苦労させられました。それで、朝食後に家のドアから外の道路まで安全に通れるようにスコップを使って除雪作業を行いました。
2011年01月01日
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みなさま、明けましておめでとうございます、やまももです。 フクロウさん、本当にお久しぶりです。NHKラジオで宮部みゆき原作の『孤宿の人』の放送があったようでね。NHKラジオ放送といえば、森繁久弥、加藤道子を連想しますが、いまは「新日曜名作座」と放送名も改まり、声優は西田敏行、竹下景子の二人でやっているようですね。『孤宿の人』(全8回)も2008年11月30日から2009年1月18日にかけて毎週日曜日の22:15-22:45に再放送されていますが、どんな感じをもたれましたか。実は私も1回だけ聴いたことがあるのですが、耳で聴いていると複数出てくる人物の関係がこんがらがって内容がなんだかよく分からなくなってしまい、眠たくなってしまいました。 NHKのTVドラマ「篤姫」は50話全部を通して視聴しましたが、フクロウさんもご覧になったのですね。とても楽しい時代劇ドラマに仕上がっていましたね。「作品も家族をテーマにして大きくても小さくても家族の持つ意味を表現されました」とコメントしておられますが、篤姫と今和泉家の暖かい家族関係のみならず、さらに徳川将軍家の大奥での結びつきまで天璋院に「みんな同じ家族じゃ」と言わせて、困難な情況に家族的結合で立ち向かむかわせていましたが、今のこの経済危機の時代にとてもマッチしているかもしれませんね。
2009年01月01日
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みなさん、今年もよろしくお願いいたします、やまももです。 2008年になってのブログ書初めは冠雪した桜島の紹介です。12月31日から南国の鹿児島も寒気と強風に見舞われ、元旦も荒天の日が続いたのですが、2日には久しぶりに太陽が青空の上に明るく輝き、我が家の近くからもうっすらと雪化粧がほどこされた櫻島の美しい姿を見ることができましたので、デジカメで2008年最初の撮影をしました。
2008年01月02日
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みなさん、明けましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願いします。 私が今年とても楽しみにしていることがあります。それは私が購読している「毎日新聞」に宮部みゆきの連載小説「英雄の書」が1月4日から掲載が始まることです。 この宮部みゆきの連載小説の主人公は小学5年生の女の子だそうで、12月29日の「毎日新聞」では、作者の宮部みゆきが連載小説執筆につての抱負を語っています。その記事のストーリー紹介によりますと、ヒロインの友理子は「ある日突然、姿を消した中学生の兄を探す冒険に旅立つ」、彼女は「兄を探して、時間の流れから外れた"無名の地″へと向かう。そこに閉じ込められていた『英雄』が破獄して、友理子の兄に宿ってしまう」とのことです。 私は、連載小説の題名である「英雄の書」の「英雄」について、その読み方は「えいゆう」なのか「ひでお」なのか最初ちょっと戸惑いましたが、作者の宮部みゆきが同記事で「英雄は称賛される存在と思われてますが、"無名の地″では忌まわしいものとして封印されてます。何故そうなっているのか? それはこの物語の肝でもあります」と語っていますから、「えいゆう」と読むのでしょうね。 また、今日(1月1日)の「毎日新聞」にも「ひと」の欄に「小説『英雄の書』を4日から本紙に連載」する「宮部みゆきさん」ということで、やはり新連載小説のことが紹介されています。その紹介文のなかで、作者の宮部みゆきは、「本がテーマの一つになっています。本の妖精が話し掛けてきたり、ピンチを救ったり。本というひとつの『世界』そのものに興味をもっていただけたらうれしいです」と語っています。 それから、この1月1日の「ひと」欄の記事で興味深かったのが、作者を紹介して「旅行嫌いの猫好き」としていることでした。「旅行嫌い」は前にも何かの記事で読んだ記憶がありますが、「猫好き」ということは初めて知りました。 私は宮部みゆきは大の犬好きだとばかり思っていました。なぜなら、宮部みゆきが最初に作家として評価を受けた作品は1987年にオール讀物推理小説新人賞を受賞した「我らが隣人の犯罪」ですが、この短篇小説で重要な役割を演じていたのがミリーという名前のスピッツでしたし、また初めて出版された宮部みゆきの著作は、1989年2月に出された『パーフェクト・ブルー』ですが、この本の語り手は犬のマサだったからです。 おそらく宮部みゆきは犬も好きなんでしょうが、それ以上に猫が好きなんでしょうね。そういえば、『天狗風 霊験お初捕り物控(二)』には、「鉄」という名前の猫が登場して来て、霊験お初ととても愉快な会話をしたり、また大きな将棋の駒や狸の置物などに化けたりしていますね。
2007年01月01日
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