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定期的に雑誌 歴史群像を購入している。隔月刊で内容が多く未読のまま、かなり溜まっている。ようやく2013/10号を読み終えた。その中で紹介したいのは米墨戦争(べいぼく)でアメリカ初の外征戦争をメキシコと戦った。戦争とか条約の場合、日本は外国を漢字一字で表す。墨とはメキシコのことだ。独立後、西へ西へと膨張する米国は、有名なアラモの戦いを経て独立したテキサスを翌1846年に併合した。憤慨したメキシコは態度を硬化し、リオグランデ川の遭遇戦後の5/13に米国はメキシコに宣戦布告した。国内がまとまらないメキシコは、47年9月14日に首都メキシコシティーが陥落させられた。48年2月22日、グアダルーベ・イダルゴ条約により、戦争は終結、メキシコは金銭を得てアメリカは、カリフォルニア、ニューメキシコの領土を獲得、遂に太平洋に到達した。我が国との関係で言えばこの5年後、1853年に黒船来航を迎える。日米和親条約を結ぶが、米国は1861年に南北戦争に突入、日本への影響力を失う。この間に、仏、英などが幕府、薩摩などに影響力を及ぼす。記事を読んでいて、興味深かったのは米墨戦争で味方同士で戦った兵士が、南北戦争では敵味方の指揮官になっていることだ。ウィンフィールド・スコット将軍、ロバート・E・リー大尉などだ。また米墨戦争で英雄となった将軍は後の米大統領にもなっている。近くは、第2次大戦後のアイゼンハワー大統領も軍人だった。米国という国は、自由と民主主義を国是とするが、そのためには、今も昔も帝国主義的行動をとる。力の裏付けある民主主義ともいえよう。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
April 21, 2015
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ようやく逆説の日本史(21(幕末年代史編 4)) [ 井沢元彦 ]を読み終えた。著者の井沢元彦氏は、幕末年代史を始めるにあたり、それまでの通史と違う歴史部分に焦点を当てる方式を変え、黒船襲来から明治維新までの15年を年ごとに章をもうけ、キーマン7人を軸に年代表をつけて解説している。僅か15年に4冊を費やして陳述しているのだが、それほど多くの事件が発生し、キーマンの行動が錯綜としているからだろう。また幕末から維新までの歴史が現代に影響を与えていることも踏まえているのかもしれない。このあたりの歴史は学校教育で省かれことが多いからでもある。4冊読んでみて全く知らない歴史はほとんどなかったが、五箇条の御誓文の意味については、認識を改めたし、崇徳院の白峯神宮遷座は、全く知らなかった。御誓文の意味とは、聖徳太子の十七条憲法の共通性だ。第一条は「和を以て貴しとなし・・・」から始まり、何事も話し合いで解決できるという意味である。御誓文の一条は「・・・万機公論に決すべし」であり、意訳すれば話し合いで決めよということになる。御誓文を読んだとき、どこかで聞いたことあると思っていたが、これだったのだ。さて、崇徳院といえば保元の乱(1156年)で敗れ、讃岐に流され、恭順の意を朝廷に無視され憤死し、「天皇家を没落させる」という呪いの言葉を残した天皇だ。平家の天下以来、武士に政権が移ったことで呪いを実現、日本一の大魔王として恐れられた人物だ。太平記にも雨月物語にも大怨霊として出てくる。天皇家から政権を失わせた張本人は崇徳院というのが、当時の日本人の常識だった。幕末から維新に向かい朝廷に再び政権が戻りつつある時、朝廷は崇徳院の霊に詫びを入れて京都に帰還して頂くという一大プロジェクトを行った。慶応4年8月26日、崇徳院の命日に勅使を派遣、院の御陵前で宣命して帰還を願った。翌日、践祚だけだった帝は天皇に即位した。ほど良い場所がない京都では、蹴鞠大明神を祀る白峯神宮で大明神に摂社に動いてもらい、崇徳院に遷座してもらった。その二日後、9月8日に元号を明治に改元した。井沢氏が逆説の日本史を通じて主張する宗教的側面を理解しないと日本史はわからないということが明治維新前後でもあったのは驚きだ。ぜひ一度、ご購読をお勧めする。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
March 31, 2015
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井沢元彦氏の逆説の日本史を定期的に読んでいる。歴史を断片的に見るのでなく通史で見て、さらに宗教的側面、同時代的感覚で歴史の謎を紐解くシリーズ。今回は幕末年代史の3と4に当たる。1、2は既に読んでいるので、まとめて購入した。4冊で黒船襲来以来、明治維新までの15年を詳しく解説している。こういうのを読み始めると止まらなくなるので、ブログ更新は遅れることになる。内容は機会があれば紹介するが、今年の大河ドラマの年代だから、読みながらNHKのHPも見たりしている。今出演している松下村塾の面々は、残念ながらほとんど明治維新を迎えられないことが分かった。まとめて中古のブックオフオンライン楽天市場店で購入した。 楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
March 18, 2015
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天神三部作の最終巻、イーグルネストを読む。イーグルネストとは鷲の巣の意味で舞台になる小松基地での戦技競技会(戦競)がクライマックスとなる。坂上陸は、前作でアグレッサー浜名の「空は死に場所」という飛び方に反発、「戦う相手に戦意喪失させるパイロット」を目指す。共に最終検定に合格した長谷部との別れを惜しむ間もなく、赴任先の小松基地から飛んできた306SQの大松隊長にF-15で連れ去られる。一方、高岡速は、入間防空指揮所で陸の父親 坂上護の下で要撃管制官のトレーニー(TR)となりTACネーム:スピードをもらう。本作では、元教官である大松に連れられ、小松基地に着陸するシーンから始まる。いきなり学生と実戦部隊の違いを見せつけられた陸は、TACネーム:サードをもらう。対領侵措置訓練で、初めて陸と速はタッグを組み、約束の一端を果たす。順調にTRからアラートレディ(AR)になり、初のスクランブル発進で、スホーイ27に追撃された陸は、己の技量に低さに愕然とし、秘密特訓を開始するが、部隊からは浮いてしまう。戦競が小松で開かれることになり、コンバットレディにもなっていない陸は、隊長の抜擢でメンバーに選ばれる。当初隊員の嫉妬もあったが実力が上がり認められる。一方、速は短期間でTRからオペレーションレディ(OR)になる。戦競の相手であるアグレッサーとその管制官たるコブラに対抗する為、小松306SQと入間GCIは異例の混成部隊を組む。果たして戦競で優勝できるのか、結末は読んで頂くとして、何度読んでも涙腺が緩むシーンがある。ネタばらしになるが、それは次のシーンだ。混成部隊でお互いの基地を訪れる陸と速が、F-15に乗り陸の操縦で速を乗せる。指名したのは大松隊長、過去に速に課程免を言い渡した教官だ。彼は「行ってこい。一度はお前が目指した、音速の空へ」と言って送り出す。高度4万5千ftに達したイーグルの中で、速は「やっと来られた。。。ありがとう坂上」といい黙って涙を流す。陸は速から大切な時間を奪うと思い「いえ」とだけ返す。各自の思いが交錯するシーンは感動的だ。他にもグッとくるシーンが結構あるのでお勧めする。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
January 11, 2015
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年末に手に入れた小森陽一の音速の鷲を読んだ。昨年、紹介した天神3部作の2作目になる。前作で、飛行C班チャーリーのリーダー長谷部を救う為、命令違反を犯し、一旦は課程免になった坂上陸。高岡速の働きかけもあり、陸は再び飛行学生に復帰してウィングマークをとる。一方、速は、理詰めで飛行機を飛ばそうとし、天性の才ある陸に嫉妬し、課程免になる。長谷部を救う場面に遭遇し、陸に天神が宿ったと悟り、パイロットを指揮する要撃管制官を目指す。本作で陸は、長谷部と共に新田原でF-15パイロット、通称イーグルドライバーを目指す。一方、速は小牧で管制官の訓練を受ける。順調に成長する速に対して、アグレッサーの浜名と出会った陸は、空を飛ぶ意味で意見が衝突、悩みきながらイーグルドライバーを目指す。追っかけの篠原舞子、チャーリー同期で救難パイロットを目指す大安菜緒を交えながら物語は進んでいく。本を読んで涙腺が緩んだのは、久しぶりの事、数年以内に映像化も予想され早目に読むことをお勧めする。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
January 6, 2015
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少し前から天神 [ 小森陽一]を読んでいる。著者をはじめて知ったのは、昨年10月の築城航空祭でサイン会をやっていたからだ。題名はその時に知ったが、調べてみると彼は、ドラマの海猿や最後のSの原作者だった。本は少し前に入手していて、数日前から読み始めた。少しずつ読めばいいと思っていたが、面白くて一気に最後まで読んでしまった。航空自衛隊ファイターパイロットを目指す男の物語。防衛大学出身の高岡速は、文武両道に秀でた防大で10年に一人と言われた逸材。航空学生出身の坂上陸は、祖父、父と続いたファイターパイロットの家系。当初、リーダーシップを発揮する高岡と落ちこぼれの坂上だった。飛行準備課程の防府北基地、基本操縦前期課程の芦屋基地、同後期課程の浜松基地と進むにつれ、二人の関係は変化していく。浜松基地での訓練を終え、ウィングマークは取れるのか?十二年前の事故もからめ、物語は進んでいく。面白いのでTVドラマの予定はないのかと検索していたら、なんと映画化されるらしい。読んだ本は昨年3月の刊行だが、続編が出ていて、音速の鷲とイーグルネストの2冊で三部作となっている。早速購入しようと思う。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
December 18, 2014
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少し前にWiLL 11月号別冊を買う。これを読み続けているのでブログアップが遅れている一因だ。過去にWillが特集した慰安婦記事のアーカイブス的内容で、内容は既知のものが多いが、過去Willは読んでいないので購入した。見出しのみかいつまんで紹介すると2005年 「性奴隷」などどこにもいなかった(故小野田寛郎)2006年 「従軍慰安婦」に入れ揚げたNHK(諏訪澄)2007年 捏造に基づく河野談話はこう直せ!(秦郁彦)2014年 日本を腐らせ、亡国に誘う朝日新聞(西村慎吾 書下ろし)巻末に慰安婦問題、読む年表と続き、あまり詳しくない方にお勧めする。売切れ寸前らしいので、購入される方は早めにどうぞ楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
September 25, 2014
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雑誌WiLL、MA、マモルの10月号をネットで注文した。なんとWiLL10月号は品切れだ。販売店からキャンセルメールが来た。こんなことは、過去に一度くらいしかない。8/26販売なのに、楽天ブックスでは注文時で売り切れ。他の書籍取扱いショップで頼んだのだが、この有様。ネットでは売り切れ多数のようだ。やはり朝日新聞誤報の特集が受けているのか?実店舗で入手することにした。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 30, 2014
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定期的に購入している雑誌にJshipsと歴史群像を読んでいる。うっかりして買い忘れると絶版になる可能性があるので、販売後1~2か月以内にはかっている。以前、購入忘れて、売り切れ、オークションで高い買い物をしたことがある。寝る前に睡眠薬代わりに読んでいるが、読むペースが追い付かない。今回読み終えたのは、昨年三月販売のJsips No51だ。海自の現状と中国の海軍力が特集で、特に中国艦艇の更新具合に驚いた。駆逐艦、フリゲートが最新のものにどんどん変わっている。これから増々、東シナ海の軍事プレゼンスを強めるに違いない。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
January 10, 2014
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久々に梓林太郎のミステリーを読んでいる。「殺人連峰」という表題で95/10刊行の「無名山脈」を改題した長編ミステリーだ。500ページを超える長編で、メインキャラの道原伝吉シリーズの豊科署管轄扱い。いつもながら、細い糸を手繰り寄せ真相に迫るので、一度読み出すととまらなくなる。だが、大変な長さなのでまだ読み終わらない。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
December 17, 2013
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昨日に引き続き別冊正論18の内容について触れる。紹介したい論説はたくさんあるが、最近急増している中国入国者、留学生の脅威について触れる。そう古くはない北京五輪の時、長野野で聖火リレーが行われた。当時、チベット弾圧に抗議する複数団体が、行進を数百人単位で行った。合法的に届け出し、静かに主張する団体だった。目的は中国のチベット支配に抗議する団体が日本いることを世界に示すこと。これに対して中国人留学生数千人が、五星紅旗(中国国旗)を持ち、先の団体に、暴行を加えた。後の調査で、中国大使館が募集したのが判明している。白昼堂々、道交法違反、暴行傷害罪の現行犯のもかかわらず、中国人は一切、逮捕されなかった。つまり長野は無法地帯だった。普通の大学留学生が、集結してこういう行動を起こす。あなたの知り合いがいる大学に、こういう学生いるのだ。また以前よりも簡単に日本永住権、日本国籍もとれるようになっている。中国の富裕層が、日本の手厚い国民保健、介護システムを使うために移住してきている。今迄、税金等の負担しない彼らに、日本人同等の保護をするのは、悪平等の典型だろう。加えて2010年に中国で施行された「国防動員法」では、中国有事の際、海外在住の中国人も総動員できるとある。留学生などの入国者は、事あれば中国の工作員になって活動出来ることを法律で確保しているのだ。我々の税金を使って、またも我々の安全を脅かしていると言っていい。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
September 4, 2013
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別冊正論 Extra.19を手に入れたので、中断していた別冊正論18を再び読み始めた。2012/10の発行で副題は、「日中国交40年 汚辱と背信の系譜」で「戦後史の『空白』だった中国の脅威」「かくも深き禍根」「日本人を屈服させたのは誰か」「覚醒か亡国か」の4章からなっている。表紙からして強烈で、国交回復の象徴パンダが牙をむいている。以前から不思議に思っていたが、もしパンダが黒一色だったら、これ程人気が出ただろうか?熊そのものだ。爪もあるので引っ掻かれたら、生命にかかわる。中国語でも熊猫だ。別冊正論 Extra.15に引き続き中国の脅威を論説したもので、15では戦前の支那事変を起こしたの中国共産党を明らかにしているが、こちらは、1972年日中国交の回復前後の財界、政治家に対する中共の工作、中国の走狗マスコミと化した朝日新聞、NHKを報道ぶりなどを明らかにしている。興味のある方は読んでもらいたいが、294ページがほとんど文字で著者によっては旧かな使いなので、読みこなすには労力がいる。一つだけ紹介すると、79~08年のODAは、総額3兆円に登り、別枠で日本政府出資の政策金融機関が融資する「資源開発ローン」で同額の3兆円、併せて6兆円もの融資を中国は日本からせしめている。ODA終了といわれた08年後も、円借款は終わったのだが、無償援助、迂回融資で今も、年3千億円程の援助金が中国に流れている。結果、どうなったか?GDPでは、中国に我が国は抜かれ、核ミサイルは、日本の都市に照準を合わせている。あまつされ、勝手な言い分で尖閣の露骨な軍事圧迫をかける。これでは我々、日本人はお人よしと世界から言われても仕方あるまい。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
September 3, 2013
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ここ何日かで、梓林太郎のミステリーを読んだ。読んだのは、修羅の断崖 [ 梓林太郎 ]と百名山殺人事件 [ 梓林太郎 ]だ。前者は、初出が1996/10で後者は同じく1997/1となっている。修羅の断崖は、戦時中の都会の子供が田舎に疎開した時の地元の子供のいじめに端を発する事件。百名山殺人事件は、知らずに麻薬の運び屋になった人が組織に消される事件。いずれも道原刑事が地道な捜査で犯人にたどり着く過程が面白い。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
September 2, 2013
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お盆の墓参りと梓ミステリーを読みおえた。お盆になので、千葉県野田に墓参りに行った。うだるような暑さの中、本家、親戚、当家と三ヶ所の墓参を終えた。帰宅後、時間があるので梓ミステリーを読んだ。ここ何日かで2冊読み終えた。1冊目は、穂高屏風岩 / 梓林太郎で94/1の初出。道原刑事もので、中編三作からなり表題のほか、「鬼の生還」「夜の山脈」からなっている。2冊目は、「暗殺連峰」で95/5の初出で「暗殺」からの改題。道原刑事は出てくるが、行方不明者の妻がヒロインで、終盤の解決段階で道原が出てくる。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 13, 2013
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以前に応募した懸賞で当選した跡部 蛮 の本を読んだ。信長、秀吉、家康 「捏造された歴史」という本だ。関ヶ原、桶狭間、長篠などの合戦の通説の誤りを説く。歴史があまり得意でない方には、目新しいだろうが、歴史群像などの雑誌を読んでいる旅人しては、ほとんど知っている説だった。各々の説の解説は、平易で読みやすくお勧めできるが、「捏造された歴史」の解説が全くない。なぜ捏造されたのか?の丁寧な説明がないと表題倒れに感じた。ただ本能寺の変の説は初めて聞いたものだ。本来は、信長が倒れた翌日、本能寺で茶会の予定があり、そこに招かれた家康を討つという指令を信長が、光秀に出していた。これを逆手に取り、予定の前日、本能寺を急襲、信長に謀反を起こしたという説で、黒幕には公家がいるということだ。後段は知っているが、前段は初めて聞いた説だ。当時の信長と家康の立場を考えると十分にありうると思った。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 8, 2013
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先月に引き続き「逆説の日本史19」を読んだ。前号から引き続き、年ごとの記述で、1858年、59年、60&61年の三章から本編はなっている。元号でいうと安政、万延、文久である。当然、「安政の大獄」、「桜田門外の変」が扱われ、なぜ幕府は崩壊したのか?について述べられている。庶民全体には、「一君万民論」が正当化され、徳川将軍、大老が天皇の意思に背いたら、討ってもいい、いや討つべきだという事が広がった。加えて金の海外大量流失に対抗して、小判の品位を落し、大量の貨幣鋳造により、インフレとなる。結果、武士階級は、石高制だから生活が困窮する。アメリカなどと開国をしたわけだが、攘夷の意向は強く、征夷大将軍たる幕府は、鎖国により兵器が進歩していないから、現実的には攘夷できない。夷(エビス・外国人)を討てない幕府に存在意義は無くなる。とどめは、桜田門外の変で、江戸城のすぐ外で大老井伊直弼が討たれる。これで幕府の威信は地に落ちる。諸大名の統制もできなくなる。あとは、統幕勢力の統合になっていくわけだ。加えて、特別編で週刊ポスト連載時に起きた東日本大震災にも触れている。なぜ、原発の安全神話ができたのか?日本人の特性として言霊信仰があるから、起きてほしくないことは口にしない。結果、「原発は絶対安全か?」という質問に、良心的な学者、技術者は「人間の作ったものに、絶対安全はありません。原発も事故の可能性はあります。」と答えるはずだが、こういう発言をする真に良心的な人々は、日本ではトップになれない。推進派だけでなく、それ以外の人も「絶対安全です」ということ求める。安心したいからだ。その結果、どうなったか?同様のことは歴史上、何度もあった。歴史に学ぶとはそういうことだ。詳しくは一読されたい。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 7, 2013
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昨日に引き続き、逆説の日本史(18)幕末年代史1を読む。本来であれば前週の笹山の山行ブログをまとめなければいけないのだが、歴史の本は面白いので、最後まで読まないと他の事が手につかない。ミステリーを読んでいるときと一緒だ。本編では、前半で幕末日米交渉史として、ペリー来航の50年前から個人的に米国は来訪していて、突然ペリーが来て無理やり開国を迫ったとの認識は間違いであること。起こってほしくないことは、口にしないで無視するというコトダマ的性向があり、幕府は何も対抗策を講じなかったこと。などを詳しく述べている。後半で、幕府の愚劣な外交でタウンゼント・ハリスにより信用貨幣でなく、実物貨幣の通貨交換単位になったので、日本の金が海外に流失、日本の損失は天文学的数字であること。これにより、日本はインフレとなり幕府崩壊がはじまったなどが述べられている。これらのことは、まともに日本史の教科書には載ってなく、現代人が日本史を知らない原因になっていると述べている。その原因は、専門バカな歴史学者にあるとも言っている。皆さん、知ってましたか?楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
July 26, 2013
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先日、井沢元彦著の逆説の日本史(18)幕末年代史編1が届いた。体調不良もあり寝込んでいたのだが、読みだしてしまう。ただ前著から少し時間が空いているので、同(17)江戸成熟編の途中から読み直した。逆説の日本史も(1)古代黎明編が平成5年の刊行だから、かれこれ20年になる。(19)が最新刊だが、とりあえず(17)から読み直した。1.江戸中期の国学が幕末の思想史に多大な影響を与えたこと。2.幕府が鎖国は祖法だから開国しないとしたが、家康はウィリアムアダムスを重宝していたこと。3.朱子学の影響で江戸時代の日本人は自分の歴史をよく知らなかったこと。などが改めて理解でき、以前読んだにもかかわらず、面白かった。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
July 25, 2013
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郵便ポストに四角い硬い物が入っていた。開けてみると本のプレゼントなのでびっくりした。タイトルは、信長、秀吉、家康「捏造された歴史」 [ 跡部蛮 ]著だった。全く忘れていたのだが、1ヶ月くらい前に新聞の折込にミニコミ誌が入っていて応募したのだろう。この手の応募には、ほとんど当たった事がなかったのだが。。。他にも読みかけの本が多いので、序文しか読まなかったが、「信長、秀吉、家康のいわゆる戦国三英傑のエピソードには、後世の権力者、歴史家、作家などによる捏造された疑いがあるものがある。」とある。桶狭間、長篠合戦などは、近年研究が進み、以前の通説とは全く違うことが明らかになったのは、知っていたが、まだ他にもあるかもしれない。面白い内容があったら、紹介してみたい。読む順番があるので、かなり後になるだろうけど。。。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
November 17, 2012
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今日は、奥武蔵の山に登る予定だったが、朝寝坊をしてしまい、起きたら既に列車に乗る時間をすぎていた。集合時間少し前に、リーダーに連絡しお詫びを言って欠席とした。時間があるので、前からすこしづつ読んでいた別冊正論(15号)を少し読む進めた。まだ全部読んだわけではないが、半分ほど読むことが出来た。知らないこともあったので、かいつまんで紹介する。この本、標題は「中国共産党 野望と謀略の90年」で、副題は『「日本=侵略国家」論との決別』とある。2011年6月の発行だ。一般にシナ事変(いわゆる日中戦争)は、昭和12年(1937年)7月7日の盧溝橋の一発が始まりといわれている。日本軍の自作自演で、これを奇貸として日本軍は侵略行動を開始した。これは、中国の公式見解で、日本共産党もこの立場をとっている。先の尖閣問題で強引に中国が引用した歴史問題というやつだ。ここまで行かないまでも、事件は偶発的で日本政府や軍は現地解決に努力したが、不幸にも事件は拡大した。これが多くの日本人の見方だろう。しかしながら近年研究が進み、事件は中国共産党とその背後にあるコミンテルンの謀略である見方が有力になってきた。その根拠は、1.兵力の違いから日本側から侵略を仕掛けることはありえない。駐留日本軍は5600人で対する宋哲元の中国29軍は15万人であり、数十倍の敵に戦闘しかけることは常識的にありえない。報道では「完全武装した敵に襲われる中国」という文脈が多いが、両軍の規模を意図的に避けているとしか思えない。2.盧溝橋事件の犯人を示す「七八通電」日本軍に銃弾が打ち込まれたのは7/7の午後11時前で、翌日深夜、午前3時、5時にも銃撃された。この間、日本軍は隠忍自重し、午前5時半に反撃を開始する。日付は7/8だ。同じ日の朝、延安の中国共産党が「7/7午後10時に盧溝橋で日本が攻撃を開始、即時徹底抗戦せよ(要約)」との電報を全土に発信する。だが実際に日本軍の反撃から数時間で、距離的にも千キロも離れた延安から情報を把握して電報を発信することなど、物理的に不可能だ。中国は事前に事件の勃発を知っていて、電報は事前に準備されていたとしか思えない。実際、北京大学の通信所から延安の中共軍司令部宛に緊急無線で「成功了」と三回連続送信されていたのが、シナ派遣軍情報部で傍受されている。このことからも盧溝橋事件の犯人は、中国共産党であると考えられる。その他、現地では停戦協定が結ばれた事。盧溝橋に駐留していた日本軍の正当性。戦争を欲していた中国共産党。等にも触れ、謀略で日本を戦争に引きずり込んだ中国の責任を説いている。この本を読めば日本侵略国家説は、中共のプロパガンダであることは明らかだ。ぜひ一読をお勧めする。なお、まだ完読していないので、また紹介したい事実があれば、ふれることにする。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
October 27, 2012
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以前買っておいた「国防論」を読んだ。ある事情があり、小林よしのり氏の作品は避けていたのだが、日本周辺がきな臭い昨今、影響力の強い氏の作品を読んでみたくなった。あとがきにも書いてあったが、「外的に備える国防論」を描いてみたくてH22頃より取材を始めたようだが、昨年3.11の大震災を受け内容を大幅に変えたようだ。発行が平成23年9月、震災から半年後だから当然だろう。平成22年8月~23年8月までのSAPIO抜粋と書き下ろしになっている。6割は、震災の現地取材と自衛隊の対応取材で、改めて彼らの過酷さ、勤勉さがわかるし、自己完結できる軍隊だからこそ、震災時にあれだけのことが出来たと理解できる。海上自衛隊の幹部候補生学校などの取材も知らない方にはぜひ知ってもらいたい内容だ。ただ、震災の描写にページをとられて、国防論という割には、突込みが足らないし論理が飛躍している。以前は、もっと勉強していたはずだが、少し雑になったようにおもう。巻末にある参考文献も少ない。外国からの侵略があった時にどこまで国防が機能するのか?しないのか?北朝鮮から核ミサイルが飛んできたら、BMDとパトリオットで大丈夫なのか?など具体的な取材が無い。唐突に、憲法改正と核武装論が出てきた感がある。この点は、旅人は賛成なのだが、表現として荒っぽくて誤解を招くだろう。ただ自衛隊の公の強さなど、はじめて知る方には目からうろこだろうからお勧めする。最近、氏は脱原発論に進んでいるようだが、今後の動向に注目したい。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
September 10, 2012
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中古本サイトで頼んでおいた梓林太郎の山岳ミステリーが今月初めに届いた。まとめ買いをしたので10冊もある。山行ブログも纏めず、読み漁ってしまう。推理小説は読み出すと停まらなくなる。以前にも触れたが、ストーリーは遭難事件がやがて殺人事件であることがわかる。道原伝吉刑事のシリーズで3作目の中央アルプス空木岳殺人事件、縞枯山殺人事件(6作)、飛騨泣き殺人事件(7作)、木曽御嶽殺人事件(8作)、槍ヶ岳 白い凶器(11作目)と立て続けに読んだ。7割がた実在する山小屋、沢名などが出てくるので昭文社の登山地図を片手に読んだ。刑事の丁寧な聞き込みで僅かな手がかりから犯人にたどり着き、アリバイを崩していく。面白いのだが、全てが明らかになった時は、残ページが少なくエビローグ的な部分が少ないように感じた。もう少し余韻に浸れれば更によいのだが。。。梓林太郎のHPによれば上記作品は昭和59年~平成2年だが北アルプスに入るアプローチが今と違い、アルピコの夜行バスなどはなかったようだ。それに夜行の急行アルプスがでてくる。これも今はなく、ムーンライト信州になっている。当時は、山に登っていないのでわからなかったが、普通に行くと今より日程が長くなり、改めて便利になったと思う。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
October 22, 2011
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まとめて買った山岳ミステリーを数日かけて読んだ。引続き梓林太郎の長編を2冊読む。「八方尾根殺人事件」と「北アルプスから来た刑事」の2冊だ。特に後者は、500ページ近い大作でやはり道原刑事が登場、登場人物が多く読み終えるのに苦労した。山岳地帯では、ちょっとしたことで殺人が成り立つのだと改めて思った。つまり、単純な事故でもすぐ命に直結した大事故になると自戒した。 楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 22, 2011
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北アの縦走を延期したので少し前に入手した梓林太郎の「北アルプス殺人連峰」を読んだ。この手のサスペンスは最近全く読まなかったのだが、7~8月に南アを縦走したとき、早川尾根小屋においてあり、時間があったので小屋で読んだ。短編7編だったのだが、2編読んで時間切れ。面白かったのでネットで他の著作と共に購入しておいた。未読の5編を一気に読んだ。全く知らなかったのだが、梓氏はTVで放映されている柴門一鬼、茶屋次郎シリーズの原作者だった。本編は、道原伝吉シリーズの一作の短編集。山岳地で発生した遭難事件が殺人事件に発展していく。道原刑事がほんの小さな手がかりを緻密な捜査で解決していく。睡眠不足になるが面白くてはまりそうだ。【中古】afb【古本】北アルプス殺人連峰 山岳推理傑作集/梓林太郎楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 20, 2011
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6月2日といえば、天正10年(1582年)に明智光秀が織田信長を本能寺にて謀反を起した日だ。よく言われる光秀の後にいる黒幕は誰か?なぜ彼は謀反を起したのか?等はさておき、少し信長の業績を述べてみたい。今の日本人が忘れているが、最も後世に影響を残した業績は、政教分離を断行したことだ。叡山焼き討ち、一向宗の根切りなどにより、宗教団体から武力を奪ったことは、信長嫌いの人が必ず言うことだが残虐だからとかいうのはあたらない。少し前は、山科本願寺合戦、天文法華の乱などで宗教団体同士が血で血を争う抗争をしていた。もちろん相手側を焼き討ちし大勢殺している。そう、信長以前は日本にも宗教戦争はあったのだ。信長は、宗教団体から武力を奪ったが、宗教そのものを弾圧していない。だからこそ、浄土真宗などの宗教は今も残っている。実力行使によって日本の宗教団体は牙を抜かれたのだ。だが、この業績はあまり大きくふれられていない。ある意味、日本人の無節操ともいえる宗教観は、ここに起因し、政治に宗教が絡むことはない。だが、西欧ではこの時代以降も宗教絡みの戦争が後を絶たず、現在も中東のアラブ、イスラエル問題も解決の見通しも立たない。信長の業績により我々は宗教の束縛から自由になったといっていい。偉大な人物が行った業績でも、当たり前になると我々は忘れてしまう好例だろう。以上は、「逆説の日本史10 天下布武と信長の謎」に詳しい。ぜひ一読をお勧めする。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
June 2, 2011
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JINの二期にあたる完結編が4/17より放映される。前作の途中から見たのだが、同時に流された再放送を録画して全部見た。医療とタイムスリップの物語だが、感動のドラマだった。昨年、完結編の作成アナウンスがあり、楽しみにしていた。後から知ったが、この作品かなり視聴率が高く沢山の賞も採ったようだ。フジHPによると放映にあわせて一期の再放送がある。4/12からの昼間だが見てない人は録画してでも見ることをお勧めする。涙もろい人は、ハンカチを用意したほうが良い。旅人も涙腺がゆるみ涙する寸前だった。村上もとか原作のコミックは、昨年11月に完結し、単行本20巻が今年2月に刊行された。少し前に読み終えたが、ドラマではどんな風に描かれるのだろうか?前作では、坂本龍馬、勝海舟、緒方洪庵が出てきたが、今回は、西郷隆盛、皇女和宮などが出てくるようだ。TVで注目するのは、原作に出てこない仁の恋人、未来(中谷美紀)はどうなるかという点だ。ぜひご覧ください。お勧めします。 JIN-仁- wikJIN-仁- 公式HP楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
March 30, 2011
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ようやく、小林よしのり著の昭和天皇論を手に入れた。今年の前半に刊行されていた本だ。まだ読み始めたばかりだが、旅人の常識だった事実が今、NHK、マスコミによって捻じ曲げられているのがわかった。この本、終戦前後の昭和天皇の行動について詳しく述べられている。それにしてもたった65年前のことがどうして、正確に伝えられないのか?改めてGHQの行った戦争犯罪プログラムの残した病巣は深いと思う。それを盲目的に信じるバカ文化人、マスコミのあほさ加減にはあきれる。具体的内容は熟読後、機会があれば内容を伝えたいと思う。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
October 19, 2010
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やっと、劔岳 点の記を読み終えた。映画より後になったが、山と高原地図 剱・立山を片手に読んだので、映画を見たときに疑問に思っていたが事がよくわかった。それは、どのルートで山に入ったか?だが、現在の立山道路沿いではなく堂願寺川沿いに進み、弘法に出ていた。また、立山温泉跡から松尾峠を越えて立山に入るのが一般的だった様だ。現在はいずれも道はない。西大谷山、黒部別山、木挽山などの三角点峰は、現在でも道はない。改めて参謀本部陸地測量部の苦労が胸に沁みた。原作と映画が違う点も興味深かった。日本山岳会(原作では単に山岳会)との競争は、だいぶ様子が違い小島鳥水は出てくるが、実際に競争するのは新潟支部の面々だ。映画のように柴崎芳太郎らの直後には登っていない。直後に登ろうとしたが、悪天候で撤退し本の中では登頂していない。史実でも民間人は2年ほど後に登っているようだ。映画では触れられてないが、富山県庁土木部の役人との確執で立山温泉でひどい目にもあったようだった。映画だけ見た方にもぜひ一読をお勧めする。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
September 14, 2009
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7/25~26の火打山、妙高山の山行記事もまとめていないのだがここの所、井沢元彦の逆説の日本史シリーズを読み直している。現在15冊まで刊行されているが、No.3から6まで読んだ。以前も紹介したが、このシリーズ、資料至上主義の歴史学会の誤りを指摘していて面白い。歴史における宗教的霊的側面を考慮しての指摘に目がうろこ。言霊信仰、怨霊信仰、和の精神、ケガレ信仰などが過去だけでなく、現在の日本人の行動にも影響を及ぼしていることがよくわかる。歴史を学ぶ意味も考えさせられる本だ。というわけで山行記録は今しばらくお待ちください。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
July 30, 2009
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日頃の登山疲れが出たのか、布団から出る気がしなかった。外は雨だし、読んでいない雑誌 歴史群像の記事を読むことにした。歴史群像 2009年 06月号 [雑誌]の記事で、上杉家の軍事システムを読んだ。上杉家は兵站システムが整備されておらず、遠隔地の遠征が難しかったとの論だった。この雑誌、隔月発行なのだが、しばらくツンドクだったので、少し前の御館の乱の記事も読んだ。それによると上杉謙信は、景勝より景虎を跡継ぎにしたかったようだ。大河ドラマとはずいぶん違う物だと思った。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
May 24, 2009
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悪天候で白馬岳登山を途中で中止、帰宅すると楽天から本が届いていた。登山記録のまとめもせずに読み出した。井沢元彦氏の逆説の日本史(15(近世改革編))だ。この本、最初から読んでいるが、日本の歴史学界の誤りを指摘していて目から鱗の本だ。日本独特の、言霊信仰、怨霊信仰の宗教的側面を重視し、通説とは違った視点から歴史を学べる。版を重ねて15冊目、本巻では、主に「名君」八代将軍・徳川吉宗と「極悪人」田沼意次を取り上げて、検証。その虚像と実像に迫っている。★井沢元彦の本★お時間ある方はポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
August 24, 2008
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