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2011/10/11

当たりはずれはあるもので

テーマ：山の幸あれこれ♪(44)

カテゴリ：食べ物

三連休の後半二日間で、宇奈月谷を遡行してきた、やまやろうです。ビバークでの焚き火にいぶされて髪の毛が薫製臭です。シャンプーを2回使っても臭いが取れない昨日でした。今日も取れずに困った挙げ句、リセッシュしてみました。

宇奈月谷は、開発にまみれた（堰堤多数、ゴミ多数）沢であった。しかし、渓相はゴルジュ有り、滝有り、苔むした瀬有りで堰堤の無い地点では美しい景色を見せてくれた。

帰りは布施川ダムに向かって下ったのであるが、とある地点でワサビを見つけた。県内では2箇所目の発見だ。やまやろうは葉と茎を採取した。根を採っても天然物は大した大きさが確保できないことを知っていたからだ。そして一度採ったら回復に歳月がかかる。

葉ワサビの調理方法はネット検索すれば幾らでも出てくる。それを参考に調理を予定していたが、大量の葉ワサビが台所を占拠していたので、嫁さんがやってしまっていた。それも当然ネット検索の末である。

夕食時につまんでみたが、全く辛くない。苦みだけのおひたしになっており、嫁さんには申し訳ないが失敗である。聞くところによると、辛かったり辛くなかったりするとのことで、調理時のひと手間がキモのようである。おそらく湯通しの後の刺激（タッパーの中で激しく葉ワサビを降る）が重要なのだろう。またいつか試してみたい。

もうひとつの山の幸は、ムカゴ。こちらはムカゴご飯を期待していたが、嫁さんは既に味噌炒めにしていた。つまみとしてなかなかの味であった。むすめは気に入ったが、むすこは箸をつけなかった（理由無く見た目で判断）。山行の後で実利を求めるようになってきた現実重視のやまやろう。

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