やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2018/07/22
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カテゴリ: 登山
集会では僧ヶ岳のニッコウキスゲを見てくると、
威勢のいいことを言っていた。いざ当日になれば
深酒により寝坊。S竹会長からの岩訓練のお誘い
もぶっちである。

暑いから扇風機の前から離れられんが!
だらだらと過ごし、午後の一番暑い時に山に向かう。

熱中症の危険もあるのにだらじゃないがけーと
思われるかもしれない。

夕方ランを何度か経験した。水分補給なしで小一時間
の舗装路ラン。これができるのなら、夏のトレランも可能
ではと思ったのでやってみた(無謀ではない)。


本日のルート。
活動時間:2時間2分
活動距離:10.19km
累積標高:682m


15:04 大岩の登山口出発。駐車場は混んでいる。
これはそうめんとか甘味を求めてやってきた一般人。

ぎらぎらと照りつける炎天下に低山登山、あまつさえ
走ろうとしている人の気がしれないw


日陰はひんやりしているが、32℃ある。
いきなりテンパって、走るのを諦めた。
生命の危険を感じたのだ。歩く。


装備はトレランパックに麦茶0.5L、スポーツ
ドリンク0.5L、GRII、THETA SC(棒なし)、
メモ帳。

とりあえずのヘッデンに加えて、細引きも
追加した(ランシューが高温劣化で剥がれる
かもしれなかったから)。


登りで走るのは無理だと諦めた。
平坦地や下りだと何とかなったが。

行動当初は飲んだ水分が身体に浸透しない
ことが実感された。激しい運動に身体がついて
いけなかったからでは。


最後の登りはきつかった。汗だらのゼーゼー
もの。こんな時に登る人なんておらんだろうと
思っていたが、単独女性を追い抜いた。

装備からしてかつてどこかの山ですれ違った
のではないだろうかー。


15:31 城ヶ平山。眺望は素晴らしいところ
なのだが、日差しを遮るものが皆無。

ここにいては危険なので、写真を撮ったらすぐに
下山した。三点セット的なハゲ山に向かう。

ここからのコースは日陰が多く、辛さ低減。
アップダウンがあり、走る気にはならない。


15:42 浅生(あそ)への分岐。
普通は、右手を下って行く。
やまやろうの過去の山行でもそうだった。

今回はトレランだ。長時間走ってなんぼだ。
下降は全く考えていなかった。

セミは地面付近に転がっており、やまやろうが
歩く振動に驚いて飛び立つものが多数。そして
あまりの暑さに鳴くことができない。

不気味な静けさの低山を移動していた。


15:53 峠山。眺望は良い。
雲の形は夏山全開ですなー。

16時前よりヒグラシが鳴き始める。
まともな気温になってきたか。
それでも30℃だ。


16:02 ハゲ山。ここまでは規定路線。
写真撮影、THETA SC撮影とアップロード、
水分補給。電波はちょっと弱い。

16:15 下山。


16:19 分岐。峠山へは戻らず、西種に
下降する。ランの距離が増えることを意味
している。やれると思ったから。


16:28 登山口。こちらのルートは初めて
使った。刈ったばかりの尾根上部。使用者が
少なく埋もれていきそうな雰囲気。


YAMAPで地図を見ながら移動。登山口から
南下して大きく迂回して西種へ向かうのだ。


西種のハゲ山登山口。


道は東へ回りこむ。登り調子で堪らず
歩く。西種に出たら右折してさらに南下。


16:47 地形図の池のところで西進。
ここからは間違いようがない道だ。

植林スギの伐採現場。道はほぼ平らで走り易い。


16:55 峠だ。登り道から解放され、ずっとの
下りは嬉しい(速度アップ)。


17:03 正男新道。ハゲ山から往路下山して
いたらここに出ていたのだ。倍近く距離が
増えたのでは。

花の家 ​は17時を回っていたので閉まっていた。
庭先の清水も止まっていたのがショック。
ぬるい麦茶をちびちび飲んで渇きを癒した。


17:18 大岩の登山口。西種への下降は
迷いがなかった。しかし舗装路に出て、
きつい上り坂になったところで、
「引き返した方がいいのでは」という
思いは強かった。

初めてのルート、読めないコースタイム、
野生動物との遭遇リスク、虫の襲撃、
少ない飲み物、全てが不安にさせる要素だ。

そういう状況下でも自分の置かれた状況を
冷静に見つめ、過去の経験を総動員して
「いける」と判断できた。

基本的に臆病だからすぐに撤退したい。
しかし成長するには少しの冒険も必要。
今回は低山ながら色んな経験ができたと
思う。





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Last updated  2018/07/22 11:59:58 PM


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