やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2023/08/14
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カテゴリ: 登山
難しい。

G会で曲がりなりにも20数年活動を
しているので、それなりの山の経験は
あると思っている。

それを入会の浅い人にどう伝えるか。
ドヤ顔で言ったら老害扱いされてしまう
し、言わなかったらそれはそれで問題
なのだ。


夏合宿三日目は、剱岳北方稜線
から山頂を目指した。

7名いて、通ったことのあるのは、
mさんとやまやろうだけ?

リーダーは力があるのでさくさく
登っていくが、ルートを間違えた。
ちょっとしたヒヤリもあった。

ルートが不明瞭になったので、
リーダーが偵察に入ったが、自分は
ここをかつて下ったことがあり、
直上がルートだと思い出した。

メンバーが不安に陥っている中、
スポンと抜けて、踏み跡を発見。

下山後の反省会でも言ったが、もっと
自分の経験を発信してもいいのかなと。

岩が全然登れない劣等感があり、自分
なんかーと思うところもあった。

が、剱岳周辺の尾根や谷は色々と歩いて
いるし、厳冬期も経験あり。

これは、岩が強い入会の浅い人にはない
アドバンテージなのだ。何年も前のこと
であっても。

昔、あのルートに行った、とかここは
面白かった、とかを言わないと、一般的
な登攀ルートにしか目が向かなくなって
しまうのではないか。

八ツ峰のフェースは面白かったから来年
も行きたい気持ちがある。

そういうところに行くのもおおありだが、
G会らしいルートも考えてもらいたい。

みんなが登っている壁よりも、誰も通った
ことのないルート(登攀レベルが低くても)
をやってみる方が面白くないですか?

ゲレンデとか有名岩場がダメと言っている
わけではない。山行内容に、自分らしさを
出せるかどうかなのだ。

それが、山岳会に所属する価値だと思う。





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Last updated  2023/08/14 08:27:57 PM


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