不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

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2007/07/04

◇ 仁徳天皇陵から歩いて2kmぐらい海の方（西側）へ行きました。
地図をたよりで歩いたのですが、川の方に入り口でなくグルリと遠回りしてしまいました。
ようやく南宋寺に着いたと思うと、境内も歩く距離が長いですね。
門から入ると小さな紙に「南宋寺拝観受付は境内にあります」と書かれてます。
進んでいくと『山門（甘露門）』があります。
重要文化財で現在は柵をして通り抜けることができなくなっています。
ゆかりの人々『大林宋とう・三好長慶・千利休・沢庵宋ほう』の看板もあります。
いろいろと境内に別の寺院があり、「織田信長公供養塔」などの看板もありますが見る事はできないみたいです。

「拝観入口」の看板から、ようやく辿り着きました。
拝観受付には誰もいません。
「奥の方にいるので・・・」という看板がありましたが、近くにいる人に聞くと呼んで来てくれました。
奥の方にいたみたいで、すいませんでした。

手書きの看板で「家康が後藤又兵衛の槍に刺され南宋寺開山下に埋葬されたという伝説」の事を書いていました。
詳しい事は書かれていませんが、それなりの理由があるみたいです。
かすかに覚えている程度の記憶でしたが、ここだったとは知りませんでしたね。
受付の応対をしてくれた人と少し話して思い出した(笑)。

詳しい事はあまり書かれていないのでわかりませんが、興味のある所が多い場所ですね。
三好家一門の墓（元長、長慶親子をはじめとする一族の墓）
千家一門の碑
津田一門の碑
武野紹鴎の碑（利休の茶の師）
方丈枯山水庭園（庭園は古田織部好みの作）
仏殿（八方睨みの龍）など

拝観してからは、すぐに回れますが、蜂の大群がいたのは怖かったです。
もう少し詳しく説明などがあれば、もっと引き付けられる所があると思います。
幾度かの戦災などで燃えているのみたいです。
雰囲気をどうぞ～。
大阪A31南宋寺