不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2009/10/27
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BSで昼に放送されていたのを録画して見ました。
『東京暮色』は、1957年の日本(白黒)映画です。

「家族」をテーマに多くの映画を撮り続けてきた小津安二郎監督が、とある家族が抱える影の部分にスポットをあて、あくまで冷徹な視線で描き切った異色の人間ドラマ。
銀行の監査役を務める周吉には、成人した二人の娘がいる。
母親は、娘たちがまだ幼いころに出て行ってしまい、次女の明子は母の顔さえも覚えていない。
しっかり者の長女はすでに結婚したが、明子は奔放な生活を送ったあげく、ついには望まない妊娠をしてしまう。

監督 小津安二郎
出演 原節子,有馬稲子,笠智衆,山田五十鈴 など


なんだかな~、今見るといまいち感は否めないが、終盤には「ぐっ」とくる良さがありました。
なぜ「ぐっ」とくるかがわからないが、監督の力量なのかな?
情に訴えていたのかも知れませんが・・・。

「原節子」の穏やかな役は始めてみた感じで以外でした。
力強い感じのイメージでしたからね(笑)。

東京だからなのか、感情を出して喜怒哀楽を表現する所は少なかったですね。
それが見ていて違和感がありました。

「最近の若い者は・・・」と何度か言いますが、「今ならそうするよ」と言っていたのは印象的でした。
そう言い返す人が今の時代でも少ないですからね。

ちょっと時間が長かったですね。
長回しのシーンが多かったですね。
犬のションベンのシーンは、偶然の撮影だと思いました(笑)。

「小津安二郎」監督は評価が高いので一度は見た方が良いと思いました。
しみじみしたい人には、少しだけお勧めしておきます(笑)。





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Last updated  2009/10/27 07:39:37 PM
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