詩人会議から憲法改悪反対の小詩集がパンフレットとして出ています。その中からご紹介します。
直言・「わだつみ」世代から
土井大助
『きけわだつみのこえ』を知ってるかい?
ミスター「アベノミクス」よ。
持論の靖国派、改憲、国防軍、の鼻息はどうした
国民の生活苦を突き刺す「三本の矢」は参院選向け迷彩(カムフラージュ)?
「美しい国」「強い日本」をぶち上げる勇猛なきみが
憲法で永久に放棄した戦争を呼び戻す気なら
無恥物騒、絶世の「裸の王様」でなくて何だ?
栄達失脚など悔悟する前に 孫世代と肩並べて
『あたらしい憲法のはなし』と『わだつみ』を読みたまえ。
死してなお燃えたつ「わだつみ」世代の志は不滅だ!
侵略と亡国の無慙から再起した誇り高い日本人なら
全世界に胸を張れる真に強く美しい国への道を
国民と共に謙虚に直視したまえ!
注1: 「きけわだつみのこえ」は戦没学生の手記で先の大戦末期学徒動員され特攻隊員として命を失った人たちの、死直前の手記です。父や母、妻、恋人、兄弟姉妹に当てて書かれた手紙で、本音を語っていて、涙なくしては読めません。
注2:「あたらしい憲法のはなし」は今の憲法を分かりやすく解説した中学生向け教科書で1947年から4年間使われました。現憲法を知るにはポイントを突いた良い教科書として、のちに復刻版が出ています。
土井大助さんらしい、非常に闊達な、胸のつかえが降りるような詩ですね。
「聞けわだつみのこえ」も「あたらしい憲法のはなし」もおすすめの本です。
今日の音楽はバッハ、「トッカータとフーガニ短調」
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