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2005年01月19日
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いもとようこさんの絵はほのぼのとしてあったかい。

「てぶくろをかいに」というキツネの親子のおはなしでも、
挿絵を描いていらした。この童話の最後は、
「人間って優しいかしら?」とおかあさんギツネが疑問に思って
そこで終わってしまう、ちょっと不完全燃焼もあるけど、好き。

こちらもやっぱり子ギツネ。眠っている絵が可愛い。
「よぶこどり」浜田広介さん作、いもとようこさん絵。

児童文学作家、読み聞かせボランティアの光丘真理さんが、
新聞にこの童話「よぶこどり」をひいてコラムをかいていた。 

「よぶこどり」は、作者が子供の頃聞いた
こんな話がもとになったそうだ。

ある親がカッコ(わらでできたいれもの)に、
子供を寝かせて農作業をしていたら、いつのまにか、
子供がいなくなっていた。
母親は、カッコー鳥になってさがしまわったという。

光丘さんがこのコラムでいわく、
「母性や親心は、自然に培われたり、
わきあがったりするものではないのか? 
妊娠の検診で胎児の心音を聞かされたときの、あの驚きと喜び。
命の不思議さと尊さを実感した。
(中略)
もし「よぶこどり」が、虐待する親たちをみたら、
どんなに嘆き悲しむことか!」

わかるわかる。
子供をみごもったときの、不思議さ、新鮮さ、感動。

でもしかし、だ、『母性は本能ではない』
自然に培われるのは、自然に培われる環境が必要なのだ。

母性は本能ではない。

これは私が、『子供を可愛くない親なんかいない。
虐待する親なんかいない』というのが『常識』だった、
ずっと昔から私が主張してきたことだ。

母性は本能なんかじゃない。
そうあるべきだと、社会が要求してきたことだ。
だってそうしておいたほうが、都合がいいからね。
男社会にとって、だよ。(^^;;;


こどもを自然に可愛がれる人ばかりじゃない。
「子供が可愛くないんですか?!(あきれた!)」

こういう主張は、自分の親としての態度に
罪悪感をもって苦しみ、でもそこから抜けられないでいる親を、
さらに追いつめる。無邪気に。無作為に。

悪気はないのだけれど、虐待している親に、幸福な親はいない。

よっぽど、前頭葉が破壊されているとか、
脳の機能が、器質的におかしくなっているような、
ごく一部の人間をのぞいては。

子供を可愛がれないでいる人は、子供を可愛がる方法を、
自分の親から教わらなかった。
それだけだ。

そんな人だって、きちんと自分を癒すこと、
子供時代を取りもどすこと、
これは、いくつになっても可能だ。

幼児虐待、児童虐待、これらの問題が、
親自身の心の闇に光を投じることなく、
ただ悪い事をしている、と責めるだけでは、
当の子供が、あわれすぎる。

子供は、そんな親でも愛している、慕っている。
自分の全存在をかけて。

両親が、自分や他の子供を虐待して、
警察に連れて行かれたとしたら、
もっとも不幸なのは、子供である。

親へのサポートこそ、急務だと思う。


自覚がある人は、
私の主宰する通信講座のページ をのぞかれるとよい。

子供可愛い可愛くないうんぬんのまえに、
自分を癒す、ちゃんとした方法があるのだから。








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最終更新日  2005年01月19日 20時58分22秒


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