原田誉一の電脳通信

PR

カテゴリ

カテゴリ未分類

(140)

環境

(643)

教育

(1981)

(696)

健康

(319)

読書

(144)

笑い

(46)

文章

(22)

省エネ自然派家屋

(866)

独露研修記

(9)

日記

(1494)

映画

(175)

エコツアー

(136)

人生

(126)

旅日記

(419)

武藝

(20)

学習会

(25)

講演会

(26)

(349)

(17)

コーヒー

(9)

買い物

(11)
2005.09.09
XML
テーマ: 身辺雑記(4368)
カテゴリ: 独露研修記
いっぽん海ヘビトンボ漂読記
いっぽん海ヘビトンボ漂読記

椎名誠『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』(本の雑誌社、2003年)を読む。
帰宅途中の電車内で同書57頁に目頭が熱くなる。




ドイツとロシアを大阪の学校の先生たちが環境問題をテーマに旅する話で、自費出版のようでもあるから、まあプロの旅行記とはちょっと違うが、逆に言えば、営業出版のあざとさがなく、この旅話の数々を実に「ああそうなんだろうなあ」と素直に頷きながら読むことができるのである。
この本で著は自分のことを「われわれ」と表記している。
複数の研修団の旅であるから「われわれ」は実に自然である。

そういえばわが著書に『わしらは怪しい探検隊』というのがあった。
もう二十数年前に書いた本で、そのころは「わしら」という言い方がなんだかすごく気に入っていた。
「わしら」の「ら」が重要なのであって「わし」ではだめなのだ。
「わし」ではモロに正真正銘のおとっつぁんになってしまう。



『本の雑誌』で椎名さんが『 独露研修記 』を紹介してくれた文が、今度は椎名さんの本に出ていたのである。

『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』を知ったのはつい最近のことだ。

「おすすめ新着」にあるぶっく1026さんの記事(2005.8.24)に、椎名誠著『読書歯車のねじまき仕事』(本の雑誌社、2005年)が紹介されてあった。

読書歯車のねじまき仕事
読書歯車のねじまき仕事

本書も「本の雑誌」に毎号連載している読書エッセイをまとめたもの。(2003年5月号~2005年5月号)ほとんど現時点の話ということになる。内容はほとんど読んでいるはずなのだが、また買ってしまう。

そうか、『本の雑誌』に椎名さんが書いたエッセイは本になるのであった。
2001年12月号、『独露研修記』が紹介された号も本になっているのでは。
調べてみると『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』がどうもそうらしい。
さっそく図書館に行き問い合せた。
そうして届いた『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』をこの日ていねいに読んだのである。

それにしても2003年4月出版の同書の存在に今まで気づかなかったとは迂闊であった。
ぶっく1026さんのおかげである。
ありがとうございました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.09.11 07:45:37
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

プロフィール

森3087

森3087

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: