原田誉一の電脳通信

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2014.02.08

3日前の朝7時半ごろ理科室で仕事をしていると呼び出しの放送があった。
職員室に入ると家からの電話という。
何かあったのかと不安の気持ちで電話に出た。
「もしもし」
「ああ、お父さん」
久しぶりに聞く長女の声であった。
長女の通う高校に沢山の薪になる木があるから取りに来てという。
なんだそんなことでいちいち学校に電話をかけてくるな、と思うかもしれないが私は物凄く嬉しかった。
そろそろ薪が欲しいと思っていたところだし、何よりも長女が「そんなことで」電話をしたことが嬉しかったのだ。
長女は先月から祖父母の家から通学している。
一昨日と昨日その木の件で学校の帰りに我が家に寄った。
一昨日はいつその木を運ぶかを決めた。
8日(土)なら長女も長女の担任の先生も都合がいいという。
私は「土曜授業」で出勤だったが、8日(土)に決まった。
昨日は地図を持って来て集合場所などを確認した。
「でも明日は雨になりそうやから別の日にしよか」
「明日があかんかったら、手伝われへんで」
長女にそう言われ雨でも作業することにした。
そして本日朝の天気予報では雪のち雨。
しかし私は雨が上がり晴れることを念じた。
すると集合時刻の30分前に雨は上がり少しだが晴れ間も見えた。
嘘のようだが事実である。
帰宅したのが午後1時半すぎ。
家では次女が一人で受験勉強中。
受験は明後日10日だ。
すぐに薪ストーブに火を入れる。
充分に薪を焼べてから車で祖父母宅に行き午後3時に長女と二人で長女の通う高校に向かった。
担任のI先生の案内で現場に到着。
良質の薪になる玉木が大量に体育館脇のひさしの下に積まれていた。
手頃な大きさに切られてありしかも濡れていない。
とりあえず今回は車に詰め込めるだけ詰め込んだ。
I先生と長女と私の3人での流れ作業で10分もたたないうちに終了した。
I先生、ありがとうございます。
その後、長女と少し買い物などを楽しむ。
長女を祖父母宅に送り帰宅したのが午後5時すぎ。
次女は一人で熱心に受験勉強中。
薪ストーブの火はまだ消えていなかった。

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