原田誉一の電脳通信

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2015.01.13
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カテゴリ: 教育
てこを効かすには、力点と支点の距離を長くすればいい。棒が長いほどてこは効く。
子ども達には「てこの手応えを軽くするには、力点と支点の距離を…」と問う。
「離す」「遠くする」
子どもたちの発言を聞きオオ〜となる。
「はなす」「とおくする」
「話す」「トークする」
私は非常に面白かったのだが、子どもたちの反応は今一つ。理科室はいつも以上に静かであった。
授業後2人の子が話をしに来た。生まれてきた意味などを考えたりいろんなことで悩んだりして心が重いという。私は黒板の方を向き「これを使えばいいのです」と言った。一瞬固まったような2人だが、私が説明を加えると顔がパッと明るくなった。
「ああ、そうかあ〜。支点を持てばいいのかあ。じゃあ私の支点、私を支えてくれる人って誰やろう…」
その後2人は自問自答的に考えを深め私も大いに納得した。重い心の重荷を軽くするには。距離をおくことの意味とは。「てこ」をてことしてそういった問いに自分なりの解を導き出したようで、実にすっきりとした表情を見せてくれた。離す、話す、トークする。てこの手応えを感じる授業であった。

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最終更新日  2015.01.13 20:30:04
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