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学期末(というか中国では年度末)が近づいてきて、 そろそろ日本に帰る日までカウントダウンが始まっているのですが、 中国で日本語教師の仕事をするのも、今年で9年目になり、 このまま中国に骨を埋めるつもりもないので、 いろいろと考えることがあります。 子供の頃から「ながら族」で、 中学生の時も高校生の時も、受験勉強をしながらずっとラジオを聞いていたので、 中国に来てからも、授業の資料を作ったり、 作文の添削をしたりしている時は、いつも音楽を聞いています。 たいていは、子供の頃や学生の頃に親しんだ曲ばかりで、 こちらに持って来ているCDは、 ビートルズ、イーグルス、レッド・ツェッペリン、ブロンディ、バッド・カンパニー チープ・トリック、ビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、クイーン、 ディープ・パープル、ロキシー・ミュージック、フリートウッド・マック、 更に女性ヴォーカルのスージー・クワトロ、カーラ・ボノフ。リンダ・ロンシュタッド、 そして、私の神様であるデビッド・ボウイなどなど。 最近、いろいろなことを考えながら聞いているのが、 ブルース・スプリングスティーンとジャクソン・ブラウン。 スプリングスティーンは以前は、「Born to run」や「Born in the USA」 などをよく聞いていたのですが、 昨日の夜、「the River」を聞いて、不覚にも泣きそうになってしまいました。 ジャクソン・ブラウンも「Stay」や「the Revel Jesus」を聞いていると、 やはりなんとなく涙腺が刺激されます。 ああ、なんだろうな、この気分。。。
2015年07月05日
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今日も雨が降っています。 例年であれば、背中を焼くような日射しが照り付け、 乾燥している鄭州ですが、今年は雨の日が多いようです。 それでも、授業が全部終わって、4科目ある担当の試験も今週、3つ終わったので、 試験の成績や、その他の関係書類を作りながら、 外に出ることもなく、部屋の中から雨を眺めています。 時間があるので、どこかにぶらりと旅に行きたいところですが、 現状では身動きができません。 というのは、ビザ(居留許可)が6月30日までしかなく、 それを延長してもらうために、公安局にパスポートを預けているからです。 中国では、私は外国人ですから、パスポートは必携なのです。 外事弁から、帰国の際の航空券を予約するから、 帰国日をはやく教えてくれと言われたのが、先月のこと。 その時にはまだ、試験の日程が決まっていなかったので、 余裕を持って、7月10日に帰国すると答えて、 そのチケットを予約してもらったのですが、 公安局に預けたパスポートが戻ってくるのが7月10日。 7月10日の朝に、公安局に行って、パスポートを受け取っても、 予約した飛行機には間に合いません。 中国では、こういうことがよくあります。 最後から遡って、その前の予定を決めるのではなく、 現在のことをやりながら、最後が決まるというやり方なので、 いつも、「予定は未定」ということになります。 7月10日に帰国することは、随分前に決まっていたのですから、 その日に間に合うように、すべてを手配してくれればいいのですが、 そういうやり方は苦手、というか、そういう考え方がないようです。 それでも、まあ、最後はなんとかなる、というのも中国で、 途中の細かいことは気にしないで、 最後に帳尻を合わせれば、それでいいのだ、 という中国らしさに期待しながら、パスポートが戻ってくるのを待っています。。。
2015年06月27日
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期末が近付いてきて、授業が終了し始めたので、 最近、本を読むのに費やす時間が長くなりました。 昨日の夜、読み終わったのが、真山仁の「ベイジン」です。 「ベイジン」とは「北京」の中国語読みで、 北京オリンピックの開幕に合わせて、 中国に世界最大の原発を作るために技術指導者として派遣された日本人が、 中国という国(の体制)の中で様々な苦難に遭うというストーリーです。 真山仁の作品は「ハゲタカ」、「ハゲタカ2」だけしか読んでいなくて、 それも時間を忘れるぐらい、充分に楽しめたのですが、、 「ベイジン」はそれを上回る面白さで、上下2巻を一気読みでした。 私自身も中国で9年間暮らしているので、 単に「面白い」というだけでは済まされない、 身につまされるような感じも持ちました。 よく「お互いに理解し合うことが重要だ」などという声を聞きますが、 この本を読んだ後でも、そして私自身の気持ちも、 中国と日本が「お互いに理解し合う」ことなど、できるはずがないというのが、 正直なところです。 ただ、解説にも書いてありますが、共通の目的意識を持つことはできて、 そのために、個人レベルで相手を認めるということはできるでしょう。 私自身はこの9年間の中国での生活を通じて、 日本人ゆえに嫌な経験にさらされたこともなく、 中国の体制の中で行き場を失うというようなこともなかったのですが、 それでも、中国人の考え方に疑問を感じることは多々ありました。 その疑問が、この作品を読んだ時に理解できたような気がします。 異国というものは、考え方や文化、習慣が違うものであり、 その中でいかに折り合いをつけるのか、 それが大事だと、あらためて思ったところです。。。
2015年06月20日
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今学期の授業も今週で終わって、来週からは試験期間に入ります。 5月に病気で1週間ほど、授業を休んだり、 卒業論文の指導や添削、中国人の日本語作文コンクール応募作品の指導、 そして普段の授業の準備など、 嵐に吹き飛ばされているような今学期でした。 病気をしてからというもの、 なんとなく、テンションが上がらず、無気力な感じがしていて、 以前の自分はどこに行ってしまったんだろう、 と自分自身の歯がゆさを感じながらも、 授業の時など、学生の前では、元気そうに振る舞い、 その後で、またドッと疲れるという日々でした。 それでも、やはり私を気遣ってくれたり、 バカな話をしながら、元気づけたりしてくれたのが、 親しい学生さんたちでした。 今は、授業がもうすぐ終わるという解放感から、 精神状態も落ち着いてきました。 日本に帰るまで、あと3週間余り。 もう少し、頑張るかな。。。
2015年06月17日
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しばらく更新していませんでした。 コメントにも返事を出せずに、失礼なことをしました。 ネットの調子が悪くて、日記を書こうとしても、 変な英語のページが出てきて、日記のページに辿り着けず、 yahooのニュースを見ようとすると、やはり変な英語のページが……。 3週間ほど前のことですが、 以前の授業の資料を見ようと、7年前のUSBを使ったところ、 「ウィルスを発見しました」「駆除しています」 という文字が出てきたので、 多分、あの時に変なものに侵されたのだろうでしょう。 今日は、突然、もとに戻ったのでやれやれというところです。 異国にいると、いや、異国ではなくても、 コンピューターが使えなくなると、仕事も何もできなくなります。 いい教訓になりました。。。
2015年06月07日
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体調不良により、今週は月曜から水曜まで、 三日連続で病院に行って、検査を受け、その後静養を指示されたので、 今週の授業は全部休講にして、授業外の会話練習もすべてキャンセルしました。 来週からは授業を再開しますが、その準備は先週の時点で終わっていますし、 他に何といってすることもないので、 普段と同じように起きて、それからはネットで病気について調べたり、 他の時間は本を読んだりして時間を潰しています。 今から15年前、ギランバレー症候群という難病にかかった時も、 病院のベッドで、何もすることがなく、 ただ本をずっと読みふけっていたことを思い出しました。 どうも貧乏性のようで、 何かしていないと落ち着かない性分ですから、 「のんびりしてください」と言われても、 どういうことが「のんびり」なのかよくわからない上に、 「のんびり」することが、「退屈」になってしまうので、 居心地が悪いのです。 一週間の中で月曜から土曜まで、馬車馬のように仕事をして、 日曜日だけ仕事をしないというのなら、いいのですが、 やり始めると、日曜日もじっとしていられなくなるので、 休むことなく次の週に突入ということになってしまいます。 まあ、そういう性分と仲良く付き合っていこうと思っています。。。
2015年05月08日
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月曜、大学内の病院に行き、 発熱と腰の痛み、脱力感の原因を検査したところ、 腎臓に炎症があるのではないかという疑いをもたれ、 とりあえず抗炎症剤と栄養剤の点滴を6本(5時間)打って、 対症療法をしたおかげで、熱は下がり、体力も回復してきたのですが、 原因を突き止めるために、火曜日、もう一度、大学内の病院に行って、 前日と同じ量の点滴を打ってから、腎臓部のCT検査を受けました。 ところが、腎臓部には何の問題もなく、 となると、尿検査に表れている異常な数値の現認がわからないので、 今日、水曜日、今度は市内にあるZ大学附属病院(河南省で最も権威がある病院) へ行き、再度、血液検査、尿検査、呼吸器官科、腎臓科などを渡り歩いて、 胸部のCT検査を受けてきました。 結果は肺に軽度の炎症が見つかり、 ストレスや過労、睡眠不足などで体力が弱った隙を狙って現れたのだろうという診断でした。 今日の時点では、血液、尿とも検査結果はきれいなもので、 成人の模範ともなれるような数値が並んでいたので、 治療法も、薬や注射などは必要なく、 しばらくは休息に努め、水を多めに取ればいいとのことでした。 というわけで、原因もわかり、症状も軽度で、ホッとしたものです。 今回はいろいろなことを学びました。 授業を休んだことで、たくさんの学生が病院に見舞いに来たり、 学生からのメールは引きも切らず、 先生方も心配してくださり、大学病院への連絡などもやってくださいました。 Z大学付属病院ですから、当然、Z大学医学部OBは多いわけで、 そのコネを利用すれば、大いに便宜を図ってもらうことができます。 診察室の前に長い列ができていても、知り合いの先生に声を掛ければ、 最優先で診察してくれますし、CTなども順番を待つ必要はありません。 いかにも中国らしいところですが、 今回ほど、コネ社会のありがたさを感じたことはありません。 通訳として3日間、朝から夜までずっと私に付き添ってくれたC君、Hさん、 昨日、一昨日と点滴を打っている私の隣で、退屈さをいやしてくれたMさん、Oさん、S君、 昼ご飯やお見舞いの大量の果物を持って来てくれたGさんとそのルームメートたち。 私を気遣って、見舞いにこそ来なかったものの、ずっと病状を心配してくれたFさん、Kさん、 その他、見舞いや励ましのメールを送ってくれた4年生から1年生までの大勢の学生のたち。 心配をかけてごめんなさい。そして、心配してくれてありがとう。 また、来週から、一緒に頑張ろう。。。
2015年05月06日
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あ~あ、とうとうやっちゃった。 2週間ぐらい前から、頭がなんとなく痛くて、 腰も鉄板のようになり、痛みを感じていたのですが、 それは、多分、スピーチコンテストの原稿を直したり、 それに続いて、2年生の作文を直したりで、 ずっと、コンピューターに向かって作業をしていたせいだと、 自己診断をしていたのですが、 2日前から、熱がブワッと出て、起き上がることさえ苦痛になったので、 昨日、同僚の先生や学生に、引っ張られるように 大学の病院に行き、検査を受けたところ、 腎臓の数値が異常だという診断を受けました。 15年ほど前、腎盂腎炎を発症した時が、今と同じでした。 あの時も、過労から来たものだろうと思っていたところ、 そういう病気だったので、 「ああ、またやっちゃったか」という感じです。 昨日は消炎剤と栄養剤の点滴を5本打ち、 また今日も、病院に行って点滴を打たなければならないので、 授業は二日間にわたって休むことにしたのですが、 それでも、病院には学生たちが次々にやってきて、 点滴を打っている間は、さながらギャラリーのようで、 私の体調を心配するメールも、ずっと届いていました。 この9年間、一度も病気になったことがなく、 従って、中国の病院で診察を受けたのも、今回が初めてだったのですが、 Z大学の医学部は省内でも優秀だそうで、 安心して診察を受けることができました。 幸い、症状は快方に向かっていますし、 まあ、これもいい経験というか、 忘れられない思い出になるでしょう。。。
2015年05月05日
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春になって、暖かくなると、Z大学のキャンパスは花に彩られます。 キャンパスのほぼ中心部にあたるところに「桜花園」という一角があり、 そこでは日本に遅れること1週間余りで、桜が満開になりました。 といっても、その桜は「ソメイヨシノ」ではなく、 (浅学の私は花の名称を知らないのですが)桜というイメージから 遠くかけ離れた「サクラ」です。 これが学生たち(中国人)が「サクラ」と呼んでいる花です。 近づいて、よく見ると、こんな感じ。 花弁が幾重にも重なって、ソメイヨシノのような可憐さはなく、 どっしりと力強い花です。 その「桜花園」の中には、こんな「サクラ」もあります。 白い「サクラ」です。 日本の私の家から近いところには「御衣黄」という緑色の桜がありますが、 どんな色でも、どんな花でも、 「きれいで、それを見て心が楽しくなれば、それで十分です」 というのが、学生の弁です。。。
2015年04月13日
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先週の週末から三日間続いた「清明節」の連休も終わり、 昨日から通常授業に戻りました。 この連休で学生たちは思い思いに、ある者は旅行したり、 ある者は家に帰ったり、またずっと学校にいてのんびりと過ごしたりと、 それぞれの休みを楽しんだようです。 私も学校からは一歩も出ずに、学生たちと会話練習に勤しんでいたのですが、 翌日は授業がないということもあって、 夜更かしをして本を読んでいました。 普段は6時に起きるのですが、連休期間は夜の2時頃まで本を読み、 朝は8時半に起きるという生活でしたか。 読んだ本は、 「ハゲタカ(上下)」(真山仁) 「ハゲタカ2(上下)」(真山仁) 「BDT(掟の街)」(大沢在昌) 「鳥人計画」(東野圭吾) というラインナップでした。 真山仁の作品は初めてで、 経済小説では以前、高杉良の 「金融腐蝕列島」「暗愚なる覇者」「小説ヤマト運輸」「生命燃ゆ」 などの作品を読んだことがあるのですが、 今まで門外漢だった企業買収のことがよくわかって、 一気読みしてしまいました。 「清明節」が終わったばかりなのですが、 来週は校内運動会が木曜から土曜日まで行われるので、 また授業がなく、日曜日も合わせて四連休になります。 その時は、久し振りに学校を出て、 どこかにぶらりと旅行に出掛けようかと思っています。。。
2015年04月08日
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中国では土曜から月曜まで「清明節」で授業は休み。 三連休といっても、普通の週末とかぶってしまったので、 実質、月曜だけが祝日で休みということになります。 それでも、学生たちは家に帰ったり、旅行にいったりしていて、 私は大学に残っている学生たちと、会話の練習を務めています。 そんな昨日、今日、 学生との会話の練習を終えて、部屋に戻り、ネットを見ると、 ジャイアンツが連勝しているではありませんか。 昨日はポレダ、今日は新人の高木ということで、 戦前は阪神に三連敗も考えられたのですが、 意外にも二勝一敗と勝ち越しました。 新人の高木選手、そしてオープン戦パッとしなかったポレダ選手、 いい投球をしましたね。 今シーズンはまだ始まったばかりですが、 これからのシーズンで更なる活躍を期待しています。。。
2015年04月05日
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夏近しを思わせるような日差しを浴びたかと思うと、 肌寒い日が続き、雨が降ったり、 また汗ばむほどの陽気になったりと、 まさに三寒四温の天気が続いています。 それでも日一日と、春本番に向かって季節は動いています。 そんな陽気に誘われて、キャンパスの中でもたくさんの花が咲き始めています。 上の写真は私の寮の前で咲いている花。 Z大学にはこういう言葉があるそうです。 「月曜から金曜までは学校で、週末は公園」 その言葉の通り、昨日と一昨日の週末は、たくさんの家族連れが 花の下で写真を撮っていました。。。
2015年03月30日
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昨日の夜、大学に戻ってきました。 以前は関空発の飛行機を利用していたのですが、今回は岡山発を利用しました。 夏休みや冬休みが終わって、また中国に戻る時の気持ちは、 一言でいえば「憂鬱」。 他の先生も同様のようで、 日本を発つ数日前から、心が重くなるそうです。 とはいえ、いったん日本を離れてしまえば、 気持ちは中国モードになりますし、 学生たちに会えば、また楽しく過ごすこともできるのですが。 昨夜は私が大学に戻ってきたことを知った学生たちから、 さっそくメールが届きました。 明日からさっそく授業が始まります。 今学期も担当するのは、1年生、2年生、3年生という3つの学年。 同僚の先生は3年生だけの担当で、 月曜から金曜まで毎日、同じ学生と顔を合わせますが、 私の場合は日替わりで学生たちが変わるので、 いやなことがあっても、引きずらないですみます。 さあ、また新学期、頑張ります。。。
2015年03月08日
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昨日の土曜日は、学生たちが私の誕生会を開いてくれました。 本当の誕生日は来来週なのですが、 その日は、もう日本に帰っているので、 学生たちが相談をして、私が帰国する前に、私の誕生会をすることになったようです。 最初、その話を聞いた時は、 どこかのレストランで一緒に食事でもするのかな、と思ったのですが、 なんと1年生から4年生までの全学年、全員が参加するとのことで、 大教室に学生さんたちが勢ぞろいして、「誕生会」が行われました。 他の人のためなら、私も喜んで参加するのですが、 自分のために、大勢の人が集まってくれるというのは苦手で、 しかも学生にとっては、試験期間の真っ最中で、忙しい時なので、 なんだか申し訳ない気分になったものです。 とはいえ、せっかく学生たちが企画してくれたことですし、 今まで何回も迎えてきた誕生日ですが、 こんな形で祝ってもらえることは、やはり嬉しいことでした。 司会者の2人。 2年生たちの歌の披露は、授業で教えた「愛は勝つ」です。 1年生から4年生までの200人の学生のうち、170人ぐらいが集まってくれました。 こちらは1年生たち。 「ドラえもん」の主題歌を日本語で歌っていました。 3年生たちは、今学期の「合唱コンクール」で入賞した歌を披露してくれました。 歌以外にもゲームコーナーもおありました。 今まで見たことがないようなでっかいケーキです。 最後はみんなでケーキを分けて食べました。。。
2015年01月18日
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今日は2年生の学生の誕生日だということもあって、 彼女のルームメートたちが誕生日パーティをすることになり、 私も招待されて、学生たちと賑やかにお喋りをしながら、 おいしい料理に舌鼓を打ってきました。 嬉しかったことは、パーティの2時間の間、 誰もが一度も中国を話さす、すべて日本語だけで会話をしたことで、 しかもある学生が冗談を言えば、他の学生がうまく切り返すなど、 ずいぶん腕をあげたなあ、と感心していました。 まあ、途中で、 「先生、ゴミを食べますか?」(「ご飯を食べますか?」の言い間違い) などと奇妙な日本語もあったのですが、 それでも、自然に日本語が出てくるというのは、 2年生の前期が終わった時点では、誉めていいレベルだと思います。 何より、誰もが楽しそうに日本語を話し、 それが、大きな間違いもなく、しかも途切れないというのは 今学期が始まった時点で、私が今学期の目標として目指していたところです。 これで、来学期は更に高いレベルが望めます。。。 今日は、学生の19歳の誕生日でした。 「日本ジャガイモ」という名前の料理。 日本の肉じゃがとは似ても似つかぬ味ですが、おいしかったです。 揚げたサツマイモを飴でコーティングした料理。 きのこの鍋。 唐辛子とラー油のスープに鴨の血を固めたものが入っている料理。 羊肉を独特の香辛料で味付けした料理。 揚げたエビの料理。 キクラゲと青唐辛子の炒めもの。 鶏肉に衣をつけて揚げ、甘辛い味付けをした料理。 最後は甘酒のスープでしめました。 いい笑顔です。 日本語が大好きな愉快な仲間たちです。。。
2015年01月08日
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1月2日。 昨日に引き続き、(鄭州にしてみれば)抜けるような青空。 先学期から毎週、会話の練習を続けている常連の学生と 当大学の隣にあるHG大学まで、足を伸ばしてきました。 隣と言っても、徒歩で30分ほどかかるのですが、 キャンパス内を歩いて一周すれば1時間半ほどかかることを思えば、 30分など、ちょっとそこまで、という感じです。 HG大学に行ったのは、 たまには違う風景を見ようという学生からの提案と、 HG大学の傍においしい湖南料理の店があるので、 その料理を、是非、私に食べてほしいという、 彼女たちの願いに乗ったのが理由です。 ほぼ一年余りにわたって、毎週、交流を続けている学生ですから、 お互いに気兼ねすることなく、終始、賑やかに話が弾みます。 ここがHG大学の図書館の前。 中国の大学ではよく見かけることですが、 正門を入ったところに、まず、その大学で一番大きい建物が建っています。 こちらが、学生たちのお勧めの魚料理。 湖南料理は、一説によると、中国で一番辛い料理で、 以前から、機会があれば湖南省に行って、 是非、湖南料理を食べたみたいと思っていました。 今回の魚料理は、数ある味の中から「酸菜味」を選んだので、 さほど辛さを感じることはありませんでした。 いつか、湖南省に行って、本場の湖南料理を食べたいものです。。。
2015年01月02日
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「明けましておめでとうございます」 1月1日、学生たちからそのように言われて、 なんだか違和感を覚えるほど、新年らしい雰囲気がありません。 新年の飾り付けもなく、着飾った若者もいない。 空を見上げれば、珍しく眩しい太陽の日差しが注いでいる。 これの、どこが新年なのか、といったキャンパスです。 授業がないので、学生たちも寝坊を楽しんでいるようで、 広大な敷地の中に、人影は数えるほどしかありません。 そんな1月1日。 3年生の学生と一緒に、明るい日差しの中を恋人気分(笑)で散歩をし、 その後、近くの市場で、普段、学生食堂では 食べることができない料理を楽しみました。 逆光になるほど、眩しい日差しが注いでいますが、 気温は低く、校内の池も凍っています。 新年らしさと言えば、学生食堂に張り出されたこんなものだけ。 そして、学生食堂の前を通り抜けて、市場内のレストランへ。 「茄子の肉味噌炒め」です。 豚肉に衣をつけて揚げたものが入ったスープ。 胡椒のピリッとした辛さが、寒い日には合います。 細切りハムと春雨の炒めもの。 日本は寒波襲来で大雪の地方もあるそうですが、 こちらは、気温こそ低いものの、まるで春のような新年を迎えました。。。
2015年01月01日
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今日は12月31日、大晦日です。 しかし、まだ中国にいます。 今学期は閏月があったので、例年より1か月長いのです。 新年の雰囲気もなく、普通に授業をして、 いつもと同じように、学生との会話練習をし、 授業の準備に追われています。 それでも、明日からは新年の3連休で、授業はありません。 ありませんが、3連休の後の日曜日は、 金曜日の振り替え授業があります。 今学期を振り返ってみれば、 いいこともあり、また不満に思ったこともあります。 いいことは、1年生と2年生の積極性が随分と高まったこと、 それに連れて会話能力が3年生を超えるほど高くなったこと。 不満に思ったことは……まあ、書かなくてもいいでしょう。 点数をつければ85点といったところでしょうか。 まだ今学期が終わっていないので、 こんなことを言うのも、なんだか変な感じですが、 皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。。。
2014年12月31日
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私の寮は外国人教師宿舎の3階にあるのですが、 部屋のドアを開けた途端に、廊下も階段も、 ワインの甘いにおいが充満しています。 外に出ると、ごみ箱の周辺には大量のワインの空き瓶が。 キャンパスを歩けば、化粧箱に入ったものや、 きれいな包装紙に包まれたリンゴを売る出店がずらり。 今日はクリスマスイブなので、キリスト教信者たちは 大いに盛り上がっていますし、 中国人の学生たちも、恋人同士、友達同士で、 リンゴを送り合っています。 中国語の「クリスマスイブ」と「リンゴ」の発音が同じなので、 リンゴを送るという習慣になったそうですが、 毎年、この日は、学生たちからたくさんのリンゴをもらって、 嬉しさはあるものの、こんなにたくさんのリンゴを、 「どうやって食べるんだよ!」 とツッコミを入れたくなります(苦笑)。。。
2014年12月24日
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今日は「冬至」。 中国では冬至に餃子を食べる習慣があります。 寒い冬に熱あつの餃子を食べて、体を温かくするのですが、 餃子の形が耳に似ているので、 寒さでかじかんだ耳を守るためという謂れもあります。 今日は学生食堂のどの窓口でも、通常の料理のほかに 餃子を販売して、学生たちが長い列を作っています。。。
2014年12月22日
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昨夜は3年生たちに誘われて、食事会に出掛けてきました。 レストランでおいしい料理に舌鼓を打つという食事会ではなく、 学生たちが、食材の調達から料理まで、 全部、自分たちでやるという「DIY食事会」です、 大学の近くの、ある人の住居を、DIY食事会のために貸し出していて、 その部屋を借りて開催したもので、 先週の日本語1級試験が終わったという慰労会を兼ねて行ったものです。 男の学生が意外に大活躍で、おいしそうな料理を次々に作っていました。 こちらはどこで覚えたのか「巻き寿司」(のようなもの)を作っています。 できあがったのが、これ。 具はきゅうりやソーセージで、酢飯ではなく、普通の白米に ケチャップやマヨネーズで味がつけてあります。 これを「巻き寿司」というのはなんだかなあ、と思いましたが、 学生たちは「おいしい」と言っていましたから、まあ、それでいいかという感じでした。 できあがった料理がテーブルに次々に並んで、 最後はみんなで賑やかに食べました。。。
2014年12月17日
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帰国日の飛行機チケットを予約しました。 例年であれば、この時期は、 もういくつ寝ると~などと、日本に帰る日を指折り数えているのですが、 今年は閏月ということもあって、例年より学期が1か月長いので、 日本に帰るのは1月下旬になります。 今までは鄭州から大阪への直行便を利用していたのですが、 今年は鄭州―上海―岡山という便にしました。 大阪着であれば、大阪で一泊しなければならず、 結果的に費用がかさむのと、たまには気分を変えてみたいという理由から、 岡山便を選んだのですが、 あとは突然、欠航になるなどということがないように祈るだけです。 毎度のことですが、帰国のチケットを予約すると、 突然、里心がつきます。 ああ、はやく日本に帰って、うどんを食いてえな。 それと回転ずしも。。。
2014年12月11日
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毎週の水曜と木曜は、1年生たちとの「発音練習」の日なのですが、 今日は学生たちの活動があるということでキャンセルになり、 束の間の自由をむさぼっています。 ぽっかり時間が空いた時、便利なのが「土豆」でドラマを見ること。 中国では日本のテレビ番組を(比較的)自由に見ることができるので、 以前、期末試験が終わって帰国日まで時間があった時などは、 「富豪刑事」や「子連れ狼」「ウルトラマン」「相棒」「太陽に吠えろ」 「火曜サスペンス劇場」「松本清張シリーズ」「金田一耕介シリーズ」 時には勝新太郎の「座頭市シリーズ」などを見ていたものです。 主に中国人を対象にしたネット配信なので、台詞は日本語ですが、 中国語の字幕(繁体字)もついています。 その中国語の字幕が、時折、奇妙な翻訳になっているので、 思わず笑ってしまうことがあります。 「私はあくまでも政治家だ!」 という台詞が、「私は悪魔で政治家だ」と翻訳されていたり、 特に固有名詞などが、変な普通名詞になっていたりすることは数知れず、 翻訳の専門家がこうなら、学生の耳に聞こえている私の日本語など、 どのように理解されているか心配になってきます(笑)。。。
2014年12月04日
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ああ、喉の奥が痛いよお。 風邪を引いたみたいだ。 声が完全に変わったし、鼻水も出てきた。 学生たちが「お茶」や「バナナ」、「蜂蜜」「のど飴」など、 それぞれ持って来てくれたので、 辛いことだけではなく、嬉しいこともあったのですが、 明日の夜の会話練習は休むことにしました。 風邪って、どんなに気をつけていても、 やっぱり年に1回は必ず引きますね。 特にここは、毎日、乾燥しているし、 寮の中は暖房でカラッカラだから。 みなさんも気をつけてください。。。
2014年11月25日
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秋晴れの日曜日。 今日は午後から「外国語学院(日本式では「外国語学部」)」の運動会が開催されました。 普段は机にかじりついて勉強と暗記三昧の学生たちも、 この日はお揃いのユニフォームに身を包んでグランドを駆け回り、 歓声をあげ、汗を流していました。 これは、忙しい授業の合間をぬって学生たちが描いた看板。 開会式の入場行進で先頭を務めるのは、中国らしい軍服姿の学生。 このユニフォームは2年生たち。 中国の学生たちは密着するのが好きなようで。 運動会が終わった後は、近所のレストランで打ち上げ会。 次々に出てくる料理を平らげて、いい加減お腹がいっぱいになったと思っても、 更に追加されて出てくる料理で、 テーブルの上の皿も片付けが間に合いません。 中国の学生たちは、普段は勉強に明け暮れていますが、 物事を斜に構えて見る傾向がある日本の学生とは違って、 実は純真で無邪気なところがあるので、本音の話ができますし、 こういう活動や食事会などでは、本当に子供のようにはしゃいでいます。 テレビや新聞では、ほとんど取り上げられることがない表情ですが、 これもやはり生の中国です。。。
2014年11月09日
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初日の夜、翌日の天気を確認したら……「雨」。 夜中、ホテルの部屋で、強い雨脚の音を聞いて、 これまでの10年以上、旅先で雨に降られたことがない私にとっては、 「晴れ男」伝説がこれで終焉を告げるのか、と思っていたところ、 2日目にホテルを出た時には、時折、薄日が差す天気でした。 朝ごはんは中国らしく、 お粥とたまご、そして漬物(店からのサービスでした)を食べました。 まず、足を向けたところは、 学生の希望もあって、ホテルがある駅から地下鉄で2つ目の「北京大学」。 彼女が北京へ旅行することを聞いた友人が、 是非、北京大学を見てきなさいと勧めたそうです。 一般的に、中国の学生たちは旅行に行った時に大学を見るのが好きなようです。 北京大学は、ただの大学というより、観光地で、 我々が到着した時には、すでに長い列ができていました。 待ち時間は20分ぐらいで、行列のできるラーメン屋で待っているような気分でした。 北京大学の中は、観光客に開放してある区域と、 学生たちの教室や研究棟がはっきりと区別してあって、 解放区域の中の湖のほとりで、記念写真。 北京大学を後にして、次に向かったのが、 2008年にオリンピックが開催されたオリンピック公園。 目当ては「鳥の巣」だったのですが、 入場料が100元と、「故宮」や「圓明園」よりも高いとあって、パスし、 昼ご飯を食べることにしました。 北京ダックを食べたことがないという学生のために、昼食はこれ、「北京ダック」です。 もう一品は北京の醤油で味付けをした厚揚げの炒めもの。 2人だから、これぐらいで十分です。 2日目といっても、北京滞在はこの日が最後で、 夜10時の夜行寝台車で鄭州に帰ることになっているので、 午後は北京風情が感じられるところを見て回ることにしました。 学生が希望したのは「圓明園」。 清朝末期、イギリス軍とフランス軍によって貴重な文化遺産を破壊されたところで、 「中国は歴史の教訓から学ばなければならない(外国のことを知るべきだ)」 と言っていた彼女は、破壊された跡地で、楽しそうに記念写真を撮っている観光客を、 なんだか釈然としない面持ちで眺めていました。 次は鼓楼。 写真は撮りませんでしたが、土産物や小吃の店が立ち並ぶ「鼓楼大街」では、 アクセサリーや楽器、チャイナドレスなどの店を冷やかしながら歩きました。 私もここで、日本にいる家族のためのプレゼントを買いました。 最後に行ったのが、「王府井」。 通りを歩いているうちに日が暮れて、 夜店で客を呼ぶ声が賑やかに聞こえてきました。 パイナップルの中にご飯を詰めたものや、 熊や豚をかたどったスイーツ。 こちらも中華甘味。 北京といえば、忘れてはならない「タンフールー」。 こんなものも。 蜘蛛やサソリ、ムカデなどのゲテモノ料理です。 ジャガイモを途中で切らずに一枚につなげたポテトチップス。 そして蟹も。 見るものすべてに食指が動いたのですが、 北京で食べる最後の料理は、北京が本場のものにしようと決めていたので、 これにしました。 麺にタレを絡めて食べる「炸醤麺」です。 そんなこんなしているうちに、夜8時半を回り、 地下鉄で北京西駅に向かって、夜行列車に乗りました。 この日、歩いた歩数は36,000歩で、とうとう、最後まで雨は降らず、 「晴れ男」伝説は依然、継続しています。。。
2014年10月06日
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北京への旅行から帰ってきました。 楽しく、ストレスも感じることなく、いい思い出がたくさんできた旅でした。 そういう旅行ができたのは、同行した学生のおかげでもあります。 穏やかで面白く、こちらの気持ちを温かくしてくれて、 しかも、彼女が今回の旅行を喜んでくれたので、私も楽しくなったのでした。 やはり旅行は「どこに行くか」より「誰と行くが」が重要だとあらためて実感しました。 出発は、国慶節の混雑を避けて3日の朝。 1日と2日は、身動きが取れないほど混雑していたという駅前も、 私たちが出発した3日の朝は人影もご覧のとおりでした。 彼女にとって初めての高速鉄道です。 走行時の速度は290kmで、鄭州から北京まで2時間半で到着します。 北京は初めてという彼女を、まずは天安門に案内しました。 もともと混雑を避けて、翌日の朝早く行くつもりだったのですが、 次の日は天気予報が「雨」だったので、初日の、雨が降る前に行くことにしました。 天安門と故宮を見た後は、ホテルに行き、チェックイン。 その後、彼女が見たいと言っていた「北京外国語大学」へ行って、しばらく散歩をしました。 夜の食事は、北京外国語大学の傍のレストランで。 上の料理は「京醤肉糸」で、 高価な北京ダックが食べられない人々のために、 北京ダックを食べたような気になれる料理をと、考案されたものだそうで、 豆腐皮に甘辛く味付けした肉を巻いて食べます。 他の2品はごく普通の中国の家庭料理です。 嬉しかったのは、「ビールを飲む?」と聞いた時に、 即座に「はい。一緒に乾杯しましょ」と返事が返ってきたことです。 彼女はそんなに酒が好きでも、強いわけでもないのですが、 こういうところがいいですね。 食後は、夜の街を1時間ほど散歩して、ホテルへ。 このホテル、フロント係が私の学生と故郷が同じということで、 宿泊代を安くしてくれました。 安いのは勿論喜ばしいことなのですが、そんなことで値引きしていいのかよ、 と思わずツッコミを入れたくなりました(笑)。 こういういい加減さが中国らしいところでもあります。 と、北京での初日は瞬く間に終わったのですが、 翌日の天気予報は「雨」。 この10年以上、旅行に行った時はどんな雨もぴたりと止むという 「晴れ男」を気取っていた私は、翌日の天気を心配しながら眠りについたのでした。 言うまでもありませんが、彼女と私の部屋は別々です。 どうぞご心配なきように(笑)。。。
2014年10月05日
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今日は月曜日ですが、中国では「仲秋節」で学校は休みです。 生憎の雨模様なので、今夜はきれいな月を見ることはできそうにありませんが、 学生たちが食事に誘ってくれたので、 楽しくお喋りをしながら過ごそうと思っています。 中国では「仲秋節」には月餅を食べる習慣があるので、 昨日から、学生たちが次々に月餅を持って、部屋に来てくれました。 全部で20個ぐらいあります。 いろいろな味があって、それぞれに美味しいのですが、 2個も食べると、けっこうお腹に溜まります。 「先生、口が寂しい時に食べてください」 とは、2年生になったばかりの学生の言葉です。。。
2014年09月08日
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中国では明日が「仲秋節」で祝日です。 この仲秋節には月餅を食べる習慣があるので、 今日は、学生たちが月餅を持って、次々に部屋に来てくれました。 これで当分は、口寂しい時に月餅を食べることになります。 今日、学生と話をした時に、あらためて中国らしさを感じたのは、 彼女(孟さん)は孟子の子孫で、72代目に当たるという話を聞いた時です。 自分の家の家系がずっと残っていて、未来へも繋がっていくというのは、 さすがに中国だなあと時間しました。 以前、私のクラスに孔徳成という学生がいましたが、 彼も孔子の子孫で、その年に生まれた者は 必ず「徳」という文字を名前に付けることになっていたそうです。 つまり、彼と同じ年に生まれた孔子の子孫は、みんな名前の中に「徳」の字があって、 残る一文字だけ(彼の場合は「成」)が、自分を表す文字になるということでした。 なるほど、こういうのも中国らしいところですね。。。
2014年09月07日
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いよいよ明日から新学期が始まるのですが、 最近は校内の店という店は、どこも客でごったがえしています。 校内最大のスーパーは、普段よりもレジを二つ増やしていますが、 それでも長い列ができています。 というのも、新入生たちが、親と一緒に買い物をしているからで、 ノートやペンなどの文具から歯磨き粉、歯ブラシ、タオル、洗面器などの日用品、 洗剤、シャンプーなどといったものから、お菓子や飲み物まで、 新生活を始めるにあたって、必要なものは数知れません。 子供を送ってきた親が、店内を探し回って、 「あったぞ、こっちだ!」 などと大きな声を出して、子供を呼んだりと、賑やかこの上ありません。 混雑しているといえば、学生食堂も同じで、年輩の人たちの姿が目につきます。 ただし、それは1階でのことで、 2階に上がると、それほど人が多いというわけではありません。 そんな様子を見ながら、 私も大学進学のために東京に行った時のことを思い出しました。 貧しい苦学生だったので、状況当初は部屋の中には、 家から送った布団と若干の着替え以外は何もなく、 テレビや冷蔵庫なども電気製品はアルバイトをして、 その給料が入るたびに、少しずつ買い揃え、 当面必要なタオルやカップ、洗面用品などから揃えて行ったものでした。 炊飯器を買って、自炊ができるようになったのは、大学に入って半年後だったなあ。 アルバイトは食事つきのところを探して、食費を浮かせたり、 ああ、懐かしいなあ。 さて、そんなこんなで、明日から授業です。。。
2014年08月31日
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夏休みが終わって、また中国にやってきました。 中国での9年目の生活が始まります。 以前は関空から北京、或いは上海を経由して、鄭州着という旅程だったのですが、 今回は我が家から近い米子空港からソウルへ飛び、 ソウルから鄭州へというコースを取ってみました。 日本、韓国、中国と、空港を降りるたびに、 空港内の表示も、聞こえてくる言葉も、変わりました。 ソウル便のいいところは、何といっても、家から空港までが近いということ。 関空を利用していた時は、行く時も、帰って来る時も、 大阪のホテルで一泊していたので、時間とお金がかかったのです。 家を離れるのは、やはり寂しさや一抹の不安があり、 そういう状態で、大阪まで行き、そこで一泊するというのは、 微妙な精神状態が長く続くので、 どうせなら、気分が浮いたり沈んだりする間もなく、 えいやっ、と出発した方が楽でした。 何よりも、家から近い空港であれば、 毎回、空港まで送ってくれたり、迎えに来てくれる家族の負担も減ります。 さて、大学に戻ってみると、キャンパスの中は学生がたくさんいて、 車も大渋滞をしていました。 新入生を送ってきた保護者が乗ってきた車で、 布団やら服、日用品などを詰め込んだ荷物を、 親子が力を合わせて運んでいました。 日本語学部の新一年生たちが、 日本語に興味を持ち、日本ファンになるように、 また今学期、頑張ります。。。
2014年08月30日
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パスポートがやっと戻ってきました。 これで、明後日の飛行機で日本に帰ることができます! 日本に帰ったら、 図書館に行って、本をたくさん借りて、日がな読んだり、 エアロバイクやステッパー、ロデオボーイ、それに腹筋や背筋、腕立て伏せなどで、 筋肉をつけながら、体脂肪を減らしたり、 自転車を2時間ぐらい走らせて、故郷の景色を満喫したり、 そうそう、楽天レンタルで、アメリカドラマを見たりしたいなあ。 焼肉バイキングの店で、肉を思う存分堪能したり、 こしの強いうどんに揚げ物をトッピングして食べたり、 回転寿司で日本の味を満喫して、 日本のラーメンも味わいたいなあ。 姫路城と宝塚歌劇、そして園田競馬を巡るのもいいし、 小倉競馬から佐賀競馬へと足を伸ばすのも、 広島に行ってプロ野球を見るのも楽しいだろうなあ。 高校野球の県予選が始まれば、それも見たいし、 Jリーグも、地元のチームがJ3でやっているから、応援しなくちゃ。 とにかく、頭の中は、もう日本です。。。
2014年07月03日
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試験が終わり、関係書類一式も書き終わって、あとは帰国を待つだけ…… なのですが、公安局に居留許可申請のために提出したパスポートが戻ってきません。 もともと6月29日に帰国予定で、 そのために、仕事を早く終わらせようと、慌ただしくしていたのですが、 こちらの希望は、無下に却下されて、帰国日は7月5日に延期されたのですが、 外事弁が予約するはずの飛行機のチケットも、予約したという連絡がなく、 パスポートはずっと預けっぱなしなので、どこへも行くことができません。 (パスポートがなければ列車の切符も買えず、ホテルに泊まることもできないので) 「ほうれんそう」とはよく言ったもので、 報告、連絡、相談があれば、こちらも予定を決めることができて、安心できるのですが、 それがなくて、突然、 「できない」、「無理だ」、「延期しろ」 という短いメールだけ送られてきても、 理由もわからず、対処の方法も決められず、 落ち着かない気持ちと、これで大丈夫だろうかという不安、 そして担当者に対する不満ばかりが募るだけです。 死んだ子の歳を数えるようなものですが(ちょっと使い方が違いますが)、 以前のH大学では、その点、対応が迅速で、 いつも外国人の私たちに対して、痒いところに手が届くように世話をしてくれました。 あ~あ、本当に週末には日本に帰れるんだろうか? また1週間、延期になるんじゃないだろうか。 相手を信用したくても、これまで何度も裏切られてきたからなあ。 まあ、今更、何があっても驚かなくなりましたけど。。。
2014年07月01日
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先週までの、なにがどうなってるのか、わからないくらいの忙しさが まるで、嘘のような、穏やかな日が続いています。 あとは水曜日に2年生の『作文』の試験をして、 成績を書き、関係書類を仕上げれば、今学期の仕事はすべて終わります。 とはいっても、試験の時は、我々、教師が二人で、試験監督をするほかに 検査官が試験の様子をチェックし、 しかも、教室に備えられているカメラで監視され、 関係書類も幾重にもチェックされるという厳戒態勢です。 この頃は、学生たちも試験モードで、 朝早くから自習室に行って、夜遅くまで試験の準備に余念がありません。 それでも、 「自習ばかりでつまらないから、会いたくなりました」 などと言って、食事に誘ってくれる学生もいて、心を和ませてくれます。 時間があるので、最近は「youku」でドラマを見ています。 「太陽にほえろ」、「寺内貫太郎一家」、「富豪刑事」、「眠狂死郎」、「西部警察」などなど。 「太陽にほえろ」は松田優作のシリーズが有名ですが、 私は何といっても、ショーケンの「マカロニ刑事編」です。 ボスも現場に出て、アクションをしているし、 山さんも、ゴリさんも、長さんも、みんな若いです(当たり前だけど)。 まあ、こんなドラマを見て時間を潰すくらいなら、 はやく日本に帰りたいというのが本音なんですけどね。。。
2014年06月22日
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中国と日本の時差は1時間。 日本が7時の時、中国は6時。 ということで、今朝は5時半に起きて、6時からのW杯を見ていました。 8時から3年生の試験監督を担当しなければならなかったので、 7時45分(日本時間8時45分)までしか、見られませんでしたが、 結局、スコアレスドローだったようで、 これで予選リーグ敗退が決定したというわけではないにしろ、 ほぼ絶望的な状況になりました。 さあ、次はプロ野球の交流戦でジャイアンツが優勝するかどうか、 その後は夏の高校野球、 お楽しみはまだまだ続きます。 とはいっても、サッカー日本代表の次の試合、 コロンビア戦は是非、勝ってほしいのですが。。。
2014年06月20日
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期末の予定も順調に消化しているところですが、 やっぱり、というか、さすが、というかZ大学、やってくれます。 私が担当する科目の期末試験が6月25日に終わり、 その後、試験に関する書類を作成し終われば、 6月29日には余裕を持って日本に帰れる予定でした。 その旨、国際交流所にも伝えて、飛行機のチケットを予約してもらうよう、 前もってお願いをしていました。 それが、今日になって、突然、 「あなたは6月29日には帰れない」 と、無言担当者からメールが来ました。 理由も、いつなら帰れるのか、何も書いてないメールです。 いつなら帰れるのか、と返信を送ると、 「7月5日」 とだけ、返事が来ました。 理由は、やはり書いてありません。 帰国日が遅れる理由は、 彼女が公安局に提出する書類が遅れたために、 居留許可の発行が遅くなるからで、 そうなったのは、彼女のせいなのですが、 そのことについては、なに一言言及せず、 上記のようなメールだけで済まそうといています。 去年も、なんだかんだで、帰国日が1か月も遅くなりました。 どうなっているの、Z大学は!
2014年06月17日
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私は中国では外国人ですから、 いろいろな人の世話にならなければ、快適な生活はできません。 実際は一人でやることも多いのですが、 困った時には、たいていの場合、学生が手伝ってくれます。 それでも、法律で定められたことや、規則などの点では 専門の人の力を借りねばならず、 そういう時は外事弁公室の職員が、私たち外国人の世話をしてくれます。 先月から、新しくZ大学の外事弁公室の担当になった女性は、 どういうわけか、私たちに何も話しかけてくれません。 初めて会った時も、挨拶もなく、名乗りもせず、 こちらが挨拶をしても、返事をしてくれません。 事務室にパスポートを持って来てくれと、彼女からメールがあり、 同僚の日本人の先生と事務室を訪ねた時も、 挨拶もなく、無言でパスポートを受け取り、無言で調べて、 無言で返して、無言で書類を差し出し、 私たちに、それを読んだら、サインをしなさいと、 それも無言で指示しただけでした。 こちらは中国語で話しているので、 我々が中国を話せることは、彼女もわかっていると思うのですが、 パントマイムのような指示が続きました。 私もパントマイムの練習をしようかな(笑)。。。
2014年06月16日
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ジャイアンツが負けません。 今日も8回まで1安打に抑えられていて、負け試合の様相だったのに、 9回に3点入れて、終わってみれば、また勝っていました。 決して絶好調のチームではないのですが、 負けません。 サッカーのW杯では、 開催前に学生(女です)と賭けをしていました。 スペインとオランダとは、どちらが勝つかという賭けで、 外れた方がご飯を奢るという他愛のないものですが、 オランダの勝利を予想した私が賭けに勝ち、 今日の晩御飯は、学生食堂で彼女にご馳走になりました。 と、喜びたいところですが、 肝心の日本が初戦を落としたとあって、 なんだか、嬉しさも半分ほどです。 しかも、日本が試合をしている時に、 私は3年生たちの『会話』の試験をやっていて、 試合そのものも見ることができませんでした。 めでたさも 中ぐらいなり おらが夏。。。
2014年06月15日
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やべえ。 風邪を引いちまったよ。 先月からずっと、仕事に追われ、寝不足が続いていたことで、 体と気持ちが疲れていたことと、 最近の暑さで、部屋でずっとエアコンをつけていたことで、 二日前あたりから、頭が痛くなって、鼻水が出るようになりました。 以前も、二学期が終わりに近づく頃には、 体調を崩すことがあったのですが、 また今年も同じことをやってしまいました。 まあ、それはともかく、 いよいよ、ワールドカップの開催です。 日本で応援できないのは残念ですが、 とにかく、 頑張れ、ニッポン!
2014年06月13日
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ここ数日、ネットがつながらなくて困っていました。 原因はよくわかりませんが、 中国で以前起きたある大事件の報道をシャットアウトするためだろう、 などとと囁かれています。 それでも、私が若い頃はネットや携帯電話がなくても、 それで不便だと思ったことはなかったのですが、 いろいろなものが便利になって、 生活が豊かになると同時に、 不便さも多くなっているのだと、 あらためて実感しました。 ネットがつながらなかったおかげで、 その他のいろいろなことに使う時間が増えましたし、 それはそれで、時間の有効活用ができたから、 災い転じて福となす、といったところでしょうか。。。
2014年06月09日
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中国では『端午節』で休みです。 昨日は、学生が中華チマキを持って、私の部屋に来てくれました。 おばあさんの手作りのちまきだそうで、 中には茹でたピーナッツや棗などが入っていました。 もちもちとした食感とピーナッツの歯応えが絶妙で、 そこに棗のあまさが加わり、とてもおいしくいただきました。 さて、10時から4年生が卒業論文を持って、部屋に来ます。 いまだに、いつ終わるかわかりませんが、 それでも、次第に終わりが見えてきたという感じがします。。。
2014年06月01日
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今日は曇り空で、暑さも一休みといったところです。 昨日までずっと39度の暑さが続いていたので、 教室を出て、寮に帰るまでの間に、背中が溶けそうでした(笑)。 それでも夜は、学生たちと散歩をしながら、会話練習の相手をしていたのですが、 昼間に比べて、暑さは和らいでいたとはいえ、 1時間ずつ、3回、散歩をした後は、 疲労感が体の隅々にまで、たっぷりと染み込んでいました。 さて、頑張るか!
2014年05月31日
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暑い日が続いています。 昨日、今日は36度にも達して、日中は背中が焼けそうなほどです。 昨日は国際交流処の職員に連れられて、健康診断に行ってきました。 最近は卒業論文や作文コンクールの指導、会話の練習、授業の準備など、 寝不足が続いて、やや(というか、かなり)疲れ気味なので、 やや不安を感じながら、受診したのですが、 何も異常がなく、血圧も日本にいた時より低くなっていましたし、 毎日、学生食堂で油っこい料理を食べているわりには、 体重も3キロ減っていました。 体重が減ったのは、太らないように気をつけて、 食べる量を調整したことや、毎日、学生たちと会話をしながら 3~5時間、散歩をしていたおかげもあるかもしれません。 この歳になると、太るのは簡単ですが、 体重を落とすことはなかなか難しいので、 まずは一安心です。。。
2014年05月28日
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労働節の連休が終わった先週の週末のこと。 学生が電話をかけてきて、私に渡したいものがあるという。 故郷から、クラスメートや私のためにお土産を持ってきたそうだ。 そのお土産というのが「きゅうり」。 あの緑色の、イボイボがついた、サラダに使うきゅうり。 それが立派なきゅうりで、長さが40センチ近くあり、 真っ直ぐな形をしたもの。 中国では(河南省だけかもしれないが)、きゅうりをおやつ代わりに食べたり、 ご飯の代わりに食べる者もいたりして、 なかなか重宝な食材でもある。 家から持ってきた土産といえば、 今まで「落花生」や「りんご」、五月であれば「チマキ(中華粽)」、 母親の手作りだという「マントウ」や「漬物」、 郷土の名産だという「ピーナッツケーキ」、「ピーナッツ飴」などなど、 いろいろなものをもらったが、きゅうりは初めて。 学生からもらった立派なきゅうりを、 手元にマヨネーズがなかったので、塩を振りかけて、おいしくいただきました。。。
2014年05月07日
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中国では明日から春のゴールデンウィークともいえる「労働節」で、 木曜から土曜日まで3連休。 日曜は金曜の代替授業をするのですが、 私はもともと金曜は授業がないので、都合、4連休になります。 学生たちは家に帰ったり、旅行に行ったりするのですが、 私はどこへも行かずに、学校でのんびりすることに決めました。 この大学は校外にあって、キャンパスの広さは中国有数とも言われていますが、 市内までの交通の便が悪く、駅までバスで1時間かかります。 しかも労働節とあって、駅は旅行客で大混雑しているはずだし、 今までいろいろなところに行って、特に行きたいところもないので、 学生が少なくなった校内でのんびりすることにしたのです。 校内に残っている学生たちとの会話練習の約束はありますが、 1日に3組ぐらいで、特に時間を割かれるほどではありません。 夜更かしして本を読み、午前は授業の資料作り、 午後は学生との会話練習、 夜はネットをしたり、映画を見ながら過ごそうと思っています。。。
2014年04月30日
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今週は水曜から金曜まで、校内では運動会が開催されていて、授業はなく、 しかも土曜と日曜は週末で、これもやはり授業がないので、 5連休です。 休みの間、ずっと学校にいるのももったいないので、 同僚の先生と一緒に、安陽まで日帰り旅行に行ってきました。 安陽は鄭州から列車で2時間ほどのところですが、 甲骨文字が発見されたところで、市内の殷墟は世界文化遺産に登録されています。 実は殷墟に行くのは、今回が3回目。 初めて行ったのは8年前で、去年も、以前の大学の日本人の先生と一緒に行きました。 だから、今回の旅行の目的は、観光ではなく、 学校を離れてのんびりと気分転換をすることでした。 問題は天気で、月曜、火曜と雨が降っていて、 天気予報でも、(安陽に行く)水曜は雨が降るという予報が出ていました。 この10年間、私が旅行に行く時は、中国でも日本でも、必ず晴れて、 3年前、四川省に行った時など、夜、ホテルで寝ている時に、 外は大雨が降っている音が聞こえていましたが、 ホテルで朝ごはんを食べているうちに、雨があがり、 出発する時は、すっかり晴れていたということもありました。 そんなことから、学生たちには、 「天気予報はどうでも、私が旅行に行けば、必ず晴れます。 根拠はないけど、自信はあります」 と言っていたのです。 結果は、雨が降るどころか、 快晴で、 「晴れ男伝説」は依然、続行中です(笑)。。。
2014年04月17日
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今日は金曜日で、私は授業がありません。 しかも明日からは『清明節』で、学校は三日間の休みになります。 ということは四連休(その中の二日間は土曜と日曜ですが)です。 この連休での、私の目標はとにかく「寝る!」ということです。 学生たちも旅行に行ったり、家に帰ったりで、会話の練習も多くありませんし、 ゆっくり寝るには絶好の機会です。 実は、最近、というかこの1か月ほど、あまり満足に寝ていません。 寝るのはだいたい夜の1時頃、起きるのは6時で、 この生活のリズムは以前から変わっていないのですが、 睡眠が浅くて、寝ても1時間ごとに目が覚めて、 一晩に4回ぐらい目が覚めてしまうのです。 まあ、中国には昼寝の習慣があるので、昼食後に1時間ほど寝ているのですが、 夜中に何度も、目が覚めるので、熟睡できず、 いつも体に疲れが残っているような感じがあります。 だから、この機会に、目が腐るぐらい寝ようと思っています。 目が覚めても寝続けるつもりです。 今日は、2年生たちの作文を直し、1年生、2年生、3年生と、 それぞれの授業の準備をして、資料を作り、それを印刷すれば、 あとは完全なフリーになります。 時たま、突然の会話練習が飛び込んでくることがありますが、 とにかく、寝るぞ! 休むぞ! はやく夜になれ!
2014年04月04日
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毎日、学生たちの会話練習の相手をしているのですが、 午後は会話練習が終わった後で、学生と一緒に食堂に行き、 夕飯を食べるという流れが定着してきました。 その時に選ぶのが「お粥」ともう一品(包子や餅など)です。 たいていの学生たちが、「お粥」を選ぶので、私もそれに倣うようになりました。 「お粥」と一口に言っても、種類が豊富で、けっこう腹にたまります。 以前は、「お粥」に対して物足りなさを感じていたものですが、 最近では、夕食を軽く済ませるという習慣が身についてきたように思います。 胃に負担をかけずに、消化の良い食事をしてから夜を過ごすというのは、 案外、理にかなった食生活ではないのか、というのがこの頃の感想です。 ただ、毎晩、7時から10時まで会話練習の相手を務めて、 特に相手が2年生、3年生の場合は、夜、3時間は学生と会話をしながら散歩をし、 その後、授業の準備をしたり、夜1時頃まで本を読んだりしていると、 やはり空腹を感じることがあります。 それでも、やはりこの年になると、いったん体重が増えてしまうと、 それを減らすことは大変なので、 しばらくは、夕食は「お粥」という習慣を続けてみようかと思っています。。。
2014年03月31日
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先週からずっとネットがつながらなくて、困っていました。 何度やっても「このページは表示できません」と出てきて、 どういうメールが届いているのか、最近、どういうニュースがあったのか、など、 まったくわからない状況が続いていました。 先学期も数日間、まったくつながらないことがあったのですが、 その理由として、学内でもいろいろな噂が流れています。 日本ならネットがつながらなくても、新聞やテレビで情報収集はできるのですが、 やはり異国ともなれば、そうもいきません。 でも考えてみれば、15年、20年前なら、ネットなどあまり普及していなかったのですが、 それでもみんな特に不便さを感じることなく、毎日を送っていたのですから、 贅沢なことばかり言ってもいけないな、とも思います。 ともあれ、ネットがつながってやれやれ、です。。。
2014年03月10日
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さあ、明日から後期の授業が始まります。 昨日、今日と学生さんたちが部屋に来てくれたので、自然に家庭人モードから教師モードになってきました。 日本と中国とで、違うところはたくさんありますが、 日本では、朝、起きた後で、食事をしながら新聞に目を通すのが習慣だったのですが、 中国では新聞を読むことができないので、 コンピューターでニュースをチェックしていることも、その中の一つです。 とはいっても、朝8時からの授業で、 学生さんが7時半には、私の部屋に迎えに来るので、 そうそうのんびりとニュースをチェックすることもできません。 しかも暖房が利きすぎて、汗ばむほどで、室内がカラカラに乾燥しているせいか、 目が乾いて、まぶたを閉じると涙がジワーッとにじんできます。 電子書籍はとても便利で、kindleなどの紹介文を読めば、 ああ、ほしいなあ、と思うのですが、 目にはどうなんでしょう? 個人的には紙に印刷された文字を読むのが好きで、 一冊の本を読んでいるうちに、残りのページ数(本の厚み)を見ながら、 今後のストーリーを想像しながら読むのって、楽しいのですけど。。。
2014年02月23日
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