全85件 (85件中 1-50件目)
2015・2016イヤー・カーof JAPANが決まりましたね。この記事はRESPONSEからです。 モータージャーナリスト・タレントの竹岡圭氏はマツダ『ロードスター』に10点。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載されたコメントである。 「世界中のマツダ ロードスターファンに、日本のカー・オブ・ザ・イヤーはマツダ ロードスターです! と、堂々と言えるクルマ作り。原点回帰という手法で、世界中のファンを裏切ることなく、また誰もが気軽にライトウェイトスポーツを楽しめるクルマに仕上がっている上に、ファーストカーとしても選びやすいパッケージング力も見事。そして、とにかくカッコイイ! クルマに興味がない人にも、興味を抱かせるほどの魅力を持っている」。 全投票点数は下記の通り。 マツダ『ロードスター』:10点 ホンダ『S660』:9点 ジャガー『XE』:3点 BMW『2シリーズ アクティブ ツアラー/グラン ツアラー』:2点 テスラ『モデルS P85D』:1点 竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント 「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリストとしてカーライフ全般を女性の視点からレポートする。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦するなど、硬軟幅広く携わる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
2015年12月12日
コメント(0)
独PORSCHE車の新しい記事、イズム・コンシェルジュからです。 各国で開催される大規模国際モーターショーにおいて、ポルシェが続々とニューモデルを発表する。まず世界中のスポーツカーファンから極めて高い注目を集めているプラグインハイブリッド・スーパースポーツモデル「918スパイダー」の生産型が、ロサンゼルスモーターショー、広州モーターショーに相次いで登場。 11月18日発の公式発表によれば、918スパイダーは年内の発売に向けた最終的なチューニングが行なわれ、今年2月のフランクフルトモーターショーで初公開された市販予定モデルからさらにパフォーマンスを改善。0-100km/h、0-200km/h、0-300km/hの加速性能はそれぞれ2.6秒(0.2秒短縮)、7.2秒(0.5秒短縮)、19.9秒(2.1秒短縮)と、加速レスポンスを大幅に向上させたことに加え、電気駆動システムの効率をさらに追求。電気モーターのみによる走行性能も大きく向上させたとのことだ。 なお、918スパイダーの欧州燃費測定基準における燃費性能値は3.1L/100km(約32.3km/L)。 より軽量なヴァイザッハパッケージ仕様モデルに至ってはさらに優れた3.0リッター/100kmとなる。ちなみに、この918スパイダー ヴァイザッハパッケージ装着モデルは、自動車開発の重要拠点のひとつとして知られるドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販車世界最速となる6分57秒のラップタイムをマークしている。 またロサンゼルスモーターショーでは新型SUV「マカン」および「911ターボ/ターボS」のワールドプレミアも実施。両モデルは、11月23日より一般公開がスタートする東京モーターショーにも出展される。なお東京モーターショー会場では、ワールドプレミアモデルとしてパナメーラの上位グレード「パナメーラSエグゼクティブ」も登場予定だ。 1948年、ポルシェ博士が自らの名を冠した初のスポーツカー「タイプ356」の登場から65年。356が示した進化の手法を、今も脈々と受け継ぐ最高峰のスポーツカー911の存在をはじめ、ポルシェは現代においても世界で最も情熱的で魅力的なスポーツカーメーカーとして輝く存在だ。これらニューモデルを含めたポルシェ最新情報は、東京モーターショー現地レポートとしてあらためてお届けしたい。
2013年12月18日
コメント(0)
独BMW 新車登場の話題、記事はイズム・コンシェルジュからです。 BMWは11月3日、電気駆動パワートレインをコアとする持続可能型モビリティを提案する次世代プレミアムブランド「BMW i」の国内展開を発表するとともに、2つの市販モデル「i3」および「i8」の国内導入を発表した。「i3」は大都市圏向けのコンパクトEVとして専用設計が行なわれた4人乗りのハッチバックモデル。 価格は¥4,990,000から。いっぽう「i8」は、高性能な走りと小型車なみの燃費効率を兼ね備えたプラグイン・ハイブリッドスポーツカーとしてデザインされたモデル。価格は¥19,170,000。 BMW i3は、電気モーターのみを駆動源とするモデルに加え、発電用の0.65リッター直列2気筒エンジン(レンジエクステンダー)装備モデルという2タイプのモデルをラインナップ。 航続可能距離は前者が130~160km、後者は約300kmと発表されている。車体サイズは全長4010mm×全幅1775mm×全高1550mmで、日本の機械式駐車場の一般的な車高制限(1550mm以下)にも対応するサイズだ。 いっぽうBMW i8は、フロントに搭載する最高出力96kW(131ps)の電気モーターと、リアに搭載する最高出力170kW(231ps)の排気量1.5リッター直列3気筒ツインパワー・ターボエンジンとを組み合わせた、プライグイン・ハイブリッドシステムをパワーユニットとする次世代型プレミアムスポーツカーだ。 0-100km/hを4.5秒で駆け抜ける俊足と最高時速250km/hを誇る高速クルージング性能を持ちながら、燃費は2.5リッター/100km(40.0km/L)、CO2排出量もわずか59g/kmと環境性能も抜群に優れている。 BMWでは現在全国に186店舗あるBMW正規ディーラーのうち、46店舗にBMW i販売拠点を設立する。購入希望の受付は11月13日よりスタート。納車開始時期は、2014年春以降となる見込みだ。
2013年12月13日
コメント(1)
東京・青山、PORSCHE・カフェの話題です。今年もまた・・・ 記事はイズム・コンシェルジュからです。 ポルシェ911シリーズは、初代モデルのデビューから今年で生誕50周年を迎える。これを記念するイベントのひとつとして、911シリーズのデビュー50周年をテーマとした期間限定カフェ「Porsche Cafe Aoyama(ポルシェカフェ 青山)」が10月17日よりオープンした。ポルシェ ジャパンが企画するオフィシャルイベントカフェで、開催場所は神宮外苑いちょう並木沿いにある「Royal Garden Cafe 青山」。期間は10月17日(木)から同27日(日)までの11日間。 開催期間中には、同カフェのテラスを利用した911シリーズの特別展示が行なわれる。 主役となるのは、911シリーズ生誕50周年のピーアールモデルとして現在世界各国をツアー中の初代911(ドイツ・ポルシェ ミュージアム所蔵車)と、最新型911の2モデル。この両車が、カフェ開催期間の前後半に分かれて展示される。 このほか同カフェでは、ドイツ人シェフ考案によるポルシェ オリジナルメニュー(モダンスタイルのドイツ料理、デザート、ドリンク等)の用意や、ポルシェのファッション&アクセサリーコレクション「ポルシェ ドライバーズセレクション」の展示販売など、ポルシェファンにはうれしい様々な企画やイベントも。さらにポルシェ オーナーに向けては、飲食料金の10%割引優待(同伴者1名様含む)をはじめとするさまざまな特典の提供も予定されている。 1963年の誕生から半世紀に渡り、レースの世界でも市販車の世界でも揺るぎない強さと人気を誇ってきた名車ポルシェ911。この世界有数のスポーツカーが持つ優雅で活力に溢れる世界観を肌に感じながら都心でカフェ時間を過ごすことのできる、特別で魅力的なスポットとなるだろう。 ポルシェカフェ 青山 tel.03-5414-6170 東京都港区北青山2-1-19 Royal Garden Cafe 青山 会期:2013年10月17日(木)~27日(日) open.11:00~23:00(※ラストオーダー 22:00)
2013年11月05日
コメント(1)
ジュリエッタは伊Alfa Romeo車ですね。 記事はイズム・コンシェルジュからです。 ジュリエッタ。その美しい流線型ボディで世界中を魅了してきたクルマが、特別なチャンスを用意してくれた。限定車「ジュリエッタ スプリント スペチアーレ」として、300万以下の“買える”プライスで登場。憧れのイタリアンデザインを手にしたら、ライフスタイルも、もっと豊かにデザインできそうだ。 ジュリエッタの歴史には、イタリアデザインの原点が詰まっている。ジュリエッタが初めて公の場に現れたのは1954年。ミッドセンチュリー期に、イタリアのカロッツェリアの名門、ベルトーネ製のクーペボディを持つスプリントが発表された。しなやかな流線型スタイルで登場したコンパクトスポーツカーは、熱狂的な支持で迎えられた。その後も、世代交代をしながら常に革新的なデザインを打ち出してきたジュリエッタ、時代の感性を上手にミックスしながらも、ベースにあるのはエモーショナルで官能的なデザイン。そしてスポーティな歓び。 今回の限定車「ジュリエッタ スプリント スペチアーレ」では、ジュリエッタのエントリーグレードである“スプリント”をベースに、装備を強化。バイキセノンヘッドライトやパドルスイッチを追加している。また専用の17インチアロイホイールを採用し、スポーティな足元を演出。 これがベース車両のジュリエッタ スプリントに比べて20万円ダウンの298万円という価格設定で300台の限定発売。手の届きやすい価格設定になっている。この刺激的なパートナーを手に入れたら、どんな毎日をデザインしよう? ライフスタイルに変革をもたらすに違いない、新たなツールを自分流に使いこなしてみては。
2013年10月14日
コメント(0)
独PORSCHEからはPHVスーパーカーが登場するようです。時代は変わっていきます。 記事はRESPONSEからです。 ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは9月3日、ドイツで9月10日に開幕するフランクフルトモーターショー13において、『918スパイダー』の量産モデルを初公開すると発表した。 918スパイダーは、プラグインハイブリッド(PHV)システムを搭載したスーパーカー。レーシングカーの『RSスパイダー』譲りのV型8気筒ガソリンエンジンは、排気量が4.6リットル。最大出力は612ps、最高許容回転数は9150rpmとした。ポルシェによると、リッター当たりの出力は約132psで、ポルシェの自然吸気エンジンとしては最高だという。 918スパイダーは、このV8エンジンに2個のモーターを組み合わせたPHVシステムを搭載。それぞれのモーターの最大出力は、フロントが130ps、リアが156ps。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、887psとなる。0-100km/h加速は2.8秒の実力。 二次電池は、蓄電容量7kWhのリチウムイオンバッテリー。918スパイダーは、「Eパワー」と呼ばれるEVモードを備え、最大30kmをゼロエミッション走行できる。EVモード時の0-100km/h加速は7秒以下、最高速は150km/h。また、軽量なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)採用により、車両重量は約1640kgに抑えられる。EVモードの効果で、欧州複合モード燃費は33.3km/リットル。 ポルシェは、「日常でも問題なく使用できるように設計されたスーパーカーが、これほど圧倒的でダイナミックなパフォーマンスと、コンパクトカー並みの燃費との組み合わせを実現したことは、今までなかった」と説明している。
2013年10月13日
コメント(0)
独PORSCHEといえば、やはり911となります。さて、その誕生50周年記念特別展が母国PORSCHE A.G本拠地で開催されているようです。気になりますネ 記事はイズム・コンシェルジュからです。 ドイツ・シュツットガルトにあるポルシェミュージアムにおいて、ポルシェ911の誕生50周年を祝う特別展「911の50年」が開催中だ。 6月4日にスタートした同展は、9月29日まで開催される。 「911の50年」と題されるこの特別展では、901(911シリーズ最初期のモデル名)から現行モデルまで、40台以上の異なる911モデルが展示される。 例えば、軽量ボディパネルを用いたライトウェイトボディに、レースカー譲りの高性能エンジンを組み合わせたスペシャルモデルとして1967年にごく少数が生産された「911R」や、モータースポーツで圧倒的な強さを発揮した911カレラRSR、ル・マン24時間レースで活躍した934(2代目911シリーズの930ターボをベースとしたレースカー)、さらには1964年製初代911など、といった非常に貴重でそして珍しいモデルたちだ。 このほかにも、各種市販モデルやレーシングカー、この展示にて初公開となるプロトタイプ車両も公開される。こうした車両展示のほか、911シリーズの開発にまつわる映像・文書や当時のカタログ、歴代の広告メッセージなど各種資料もディスプレイされる。 また初代モデルの発表の場となった1963年のフランクフルト国際モーターショーにおける初のプレゼンテーションステージも再現されるなど、911シリーズの歴史を十分に堪能できる内容となっている。 PORSCHEのエンブレム
2013年06月28日
コメント(2)
米国TESLA MotorsのEV車、モデルSですネ。記事はWeb CG塩見智レポートからです。 日本でも今年中にデリバリーが開始されるというテスラのEV(電気自動車)サルーン「モデルS」。北米のEVベンチャーが初めて手掛けたフルオリジナルモデルを、日本の道で試した。 「テスラ・モデルS」はピュアEVの5ドアハッチバック・サルーンだ。テスラ・モーターズは2003年、EV専門の自動車メーカーとして、アメリカ西海岸のシリコンバレー(パロアルト)で生まれた。08年に第1弾の「ロードスター」を発売。それと前後してトヨタやダイムラーが出資したことからもわかるとおり、2000年代に数々生まれた次世代車両ベンチャーとして、唯一の成功例といっていい。ロードスターに続き、第2弾として昨年夏にモデルSを発売、来年にはSUVの「モデルX」の発売を控えている。また、これまでに「トヨタRAV4」や「メルセデス・ベンツBクラス」のEVバージョンにモーターやバッテリーを供給してきた。 今回試乗したモデルSは、日本法人のテスラ・モーターズ・ジャパンが昨秋、予約受付を開始。まだ実物が日本にない段階から結構な数の予約が入ったという。ともあれ、今年後半のデリバリー開始を前にプロモーション目的のメディアへの貸し出しが始まった。モデルSは、全長4978mm、全幅1964mm、全高1435mm、ホイールベース2959mmとフルサイズ。乗車定員は5人だが、オプションでリアラゲッジスペースに子供用シート2人分(後ろ向き)を装着することができる。装着しなければ、下にモーターが収まるために浅いものの、左右、奥行きともに広大な積載スペースが広がる。「ラゲッジスペース」ではなく、わざわざ「リアラゲッジスペース」と書いたのは、フロントにもラゲッジスペースがあるからだ。前輪の間にもスペースが用意される。エンジンがないとはこういうことだ。ホイールベース間のフロアに10cmほどの厚みでリチウムイオンバッテリーが敷き詰められる。一番の重量物が一切オーバーハングにかかることなく、しかも一番低い位置に置かれている。その結果、フロント48:リア52と理想的な前後重量配分を実現した。 運転席からの眺めは斬新。ステアリングホイール奥のメーターが液晶のバーチャルメーターなのは他のクルマでも見かけるが、センターパネルに「iPad」の親玉みたいな17インチのタッチスクリーンが鎮座するクルマは初めて見た。ここでエアコン、オーディオのほか、車両設定(ステアリングのパワーアシスト量選択、車高調整、回生ブレーキの強弱など)も行うことができる。モデルSでは3G回線が利用でき、スクリーンはウェブブラウザーとしても使える。カーナビは、だからグーグルマップでOKなのだ。テスト車はアメリカ仕様だったため、回線にはつながっておらず、ウェブは試せなかった。モデルSにはいくつか仕様が用意されるが、今回テストしたのは、85kWhの「シグネチャー パフォーマンス」というフラッグシップモデルで、最高出力416ps/5000-6700rpm、最大トルク61.2kgm/0-5100rpmのパワースペックを誇る。車重は2108kgだから、パワー・トゥ・ウェイトレシオは5.1kg/ps。近頃のエンジンは最大トルクの発生回転域が低くなったとはいえ、発進と同時に最大トルクを発するEVにはかなわない。 モデルSはとんでもない加速を味わわせてくれる。0-100km/h加速は4.6秒だから、「日産GT-R」など、もっと速いクルマは存在するのだが、最初のタイヤ数回転が異常に鋭いという印象。低重心なのはすでにお伝えした通り。これが素性のよい挙動に表れている。モデルSのステアリングはバリアブルレシオ。全体的にそれほどクイックではないが、細かい操作にも的確に反応し、巨体にもかかわらず、ノーズはひょいっと向きを変える。高速道路を試せなかったので直進安定性についてはお伝えできないが、そこだけダメだとは考えにくい。ただ、乗り心地はもう少しフラットさを貫いてほしい。重い車重に対応すべくバネレートが高いのかもしれない。フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクのサスペンションの動き自体は自然。 EVの場合、航続距離を伸ばそうとすると、価格だけでなく、極端に重量がかさみ、効率(電費)は悪化する。モデルSの車重は前述のとおり2108kg。リーフは1430~1460kgだ。内燃機関のクルマなら航続距離を伸ばすべく仮に燃料タンク容量を2倍にしたとしても、価格は2倍にはならないし、重量増もせいぜい100kg程度だろう。また、内燃機関のクルマは走るにつれてタンク残量は減り、重量は減っていくが、EVは残量が減っても重量は変わらず、重いままという違いもある。だれもが理解しているように、バッテリーの重量当たりの容量が飛躍的に増えさえすれば、EVは夢のクルマとなるのだが、現時点では、重さ&価格の高さか、航続距離のどちらかを我慢しなければならない。リーフは買いやすいが航続距離が短い。モデルSは航続距離が長いが高い。 これがEVの現状だ。現状にあってはモデルSがベストEVだと思う。高いから性能がよくて当たり前かもしれないが、1000万円以上のクルマを並べて比べても、今なら僕はモデルSを薦めたい。例えば、散々高級車に乗ってきたものの、楽しいのは買った直後くらいで、今ひとつクルマに勃(た)たなくなってきた人に処方してあげたい。ところで、現在、テスラはテキサス州では新車を販売することができない。『ロサンゼルス・タイムズ』によると、テスラは州内の2カ所にショールームをもっているが、彼らはそこで客とローンの相談もできなければ試乗もさせてあげることができない。メーカーがクルマを(ディーラーを通さず)直接販売することを禁じる法律があるからだ。レンジャーズのダルビッシュ有が望んでも地元では買えないのだ! しかし、テスラは利益を確保するため、またEVが公正な機会を得るために直接販売を望み、州議会にイーロン・マスクCEO自らが乗り込んで主張を展開しているという。争いが起こったのが石油産業の盛んなテキサスというところが面白いが、とにかくこういうドラマが繰り広げられながら、時代はちょっとずつ変わっていくのだ。
2013年04月24日
コメント(2)
英国JAGUARのハイエンド・モデルとなるXKR-S、その試乗記はRESPONSE諸星陽一レポートからです。堪能していただきます。 ジャガーのフラッグシップスポーツである『XKR』の上に用意された、さらにスポーティなスペシャルモデルが『XKR-S』だ。XKのV8エンジンにスーパーチャージャーを付け、さらにパワーアップされた心臓はじつに550馬力のパワーを誇る。 発進時にアクセルをグイッと踏み込んだ瞬間に味わえる、そのパワフル感と言ったらもう次元が違う感覚。もっとパワーのあるFRモデルもあるが、ジャガーというブランドでこうも暴力的な加速をしてくれると、その意外性がうれしかったりする。 このV8エンジンのサウンドはアイドリングでは、アメ車みたいなドロドロドロッという響きを持っている。自然吸気のXKとはもちろん、同じスーパージャー付きのXKRとも違う。これがエンジンを回していくと、高音質のスポーツカーらしいサウンドに変貌する。このギャップ感もまた楽しい。 加速時のトラクションの高さだけでなく、コーナリング時のグリップ感の高さも素晴らしい。ただ、グリップが高いだけでなく回頭性のよさとグリップ、そしてクリッピングポイントを過ぎてからの脱出加速の素晴らしさ、どれをとっても魅力的だ。 エンジンの出力はもちろんだが、それを受け止めるフロント255/35ZR20、リヤ295/30ZR20のピレリ『Pゼロ』と、アクティブ・ディファレンシャルコントロールの存在も忘れてはならない。 このタイヤサイズの組み合わせは510馬力のXKRと比べると、リヤが1サイズ太くなっている。 パワーを考えれば当然だが、リヤを太くすると今度は曲がりにくいクルマになるものだ。それをアクティブ・ディファレンシャルコントロールで制御している。コーナーを曲がりながらパワーを掛けるとオーバーステア気味になり曲がりやすいというワケだ。 XKRで不足気味に感じたステアリングインフォメーションもしっかりとしていて、とにかくワインディングを走るのが気持ちよく、ついついハイペースで走ってしまったが…よくよく考えるとこのクルマ、車両本体価格で1750万円。ちょっと気軽に飛ばしすぎた。 パッケージング:★★★★ インテリア/居住性:★★★★ パワーソース:★★★★★ フットワーク:★★★★ オススメ度:★★★★
2013年04月05日
コメント(0)
英JAGUAR・・ですネ。新しく、XKR-S GTというグレードになります。まんま、レーサーだそうです。記事はCar Viewからです。 ジャガーは英国時間26日、XKシリーズの高性能モデル“XKR-S GT”を世界初公開した。 ジャガーのETO部門が手がけたモデルで、最高出力550psを発生する。 目指されたのは、「そのままサーキットも走れるロードゴーイングモデル」。 大型リアウイングが示すように高速域における車両の安定性向上が図られており、最大で145kgのダウンフォースが得られると謳われる。 エンジンは、5リッタースーパーチャージドV8を搭載し、最高出力550ps、最大トルク680Nmを誇る。 0-60mph(96km/h)加速は3.9秒だ。 同モデルは、ジャガーが展開する高性能車シリーズ“R”モデルに属する1台で、初期生産は北米向けの30台に限られる。
2013年04月02日
コメント(0)
BMWはクーペ車を別格扱いするようです。「3」より上の「4」として・・・4シリーズ、登場です! 記事はRESPONSEからです。 BMWは1月14日(日本時間1月15日深夜)、米国で開幕したデトロイトモーターショー13において、『コンセプト 4シリーズクーペ』を初公開した。 同車はBMWの新たなモデルレンジ、『4シリーズ』を示唆したコンセプトカー。 BMWはモデルレンジの呼称の一部見直しを進めており、4シリーズは現行『3シリーズクーペ』、『3シリーズカブリオレ』の後継車に位置づけられる。 コンセプト 4シリーズクーペのボディサイズは、全長4641×全幅1826×全高1362mm、ホイールベース2810mm。現行3シリーズクーペと比較すると、29mm長く、44mmワイドで、16mm背が低い。 ホイールベースは50mm長くなった。 すでに概要が明らかになっていたコンセプト 4シリーズクーペ。気になるのは、その市販版の登場時期だろう。 デトロイトモーターショー13のプレスカンファレンスには、BMWグループのイアン・ロバートソン営業担当取締役が登壇。「2013年、『4シリーズクーペ』を米国および全世界に投入する」と宣言している。
2013年01月17日
コメント(1)
PORSCHEボクスターですネ。エントリーモデルといっても、リッパなポルシェ車であります。外観も走りも風格も・・・ 記事はRESPONSEからです。 ポルシェのエントリーモデルであり、オープンスポーツの代表格として位置するのがポルシェ『ボクスター』だ。水平対向6気筒エンジンをリアミッドに縦置きする、軽量・低重心のハンドリングマシンだ。 3代目となる981型ボクスターは2012年のジュネーブショーで世界初公開。 2.7リットルエンジンを搭載するベースグレード「ボクスター」と3.4リットルエンジンを搭載する「ボクスター S」の両車が同時に発表された。 今回のモデルチェンジでは、シャシーを一新するとともに、軽量構造のボディを新採用。その目的は、運動性能のさらなる追求に他ならない。車重は先代のボクスター最終型比で60kgも軽量化。 もちろん、パフォーマンスの核となる水平対向6気筒ガソリンエンジンも進化を遂げた。 ボクスター用の直噴2.7リットル水平対向6気筒は、先代の2.9リットルから排気量を縮小。それでも、最大出力は10ps高められ、265psを発生する。0-100km/h加速は5.8秒で、先代よりも0.1秒速い。 最高速は264km/hに到達する。 ボクスターSの直噴3.4リットル水平対向6気筒は、最大出力を5ps引き上げ、315psを引き出す。0-100km/h加速は5.0秒で、先代比で0.3秒短縮した。最高速は279km/hだ。
2013年01月04日
コメント(2)
伊ABARTH、「日本にささぐ」一台ですネ。1.4Lのこのクルマが609.5万円します。記事はWeb CG青木禎之レポートからです。 フェラーリの名を持つアバルトが再び上陸。「Tributo al Giappone(日本へささぐ)」というサブネームが示すように、今度は日本のみ50台の限定である。「アバルト500」をさらにチューンした限定モデル「アバルト695トリブートフェラーリ」。1695台の生産台数のうち、日本には150台が割り当てられたが、またたく間に完売。そこで日本だけの追加モデルとして、ビアンコフジことパールホワイトにペイントされた「アバルト695トリブートフェラーリ“トリブート アル ジャポーネ”」が50台提供されたが、これも予約受付は終了している。でも、大丈夫。間もなく、ビアンコフジに続くキョートベルデがリリースされるはずだから……というのは冗談だが、いまひとつ元気がないクルマ業界にあって、ごく限られた台数とはいえ、エンスージアスティックなブランドが人気を博しているのは、楽しいことだ。フェラーリにささげられたアバルト695は、ベースとなる1.4リッター直4ターボに手が入れられ、180ps/5500rpmの最高出力と、25.5kgm/3000rpmの最大トルクを絞り出す。1.4リッター自然吸気(NA)を積むノーマル「チンクエチェント」が100psと13.4kgmだから、8割増しのアウトプットということになる。 しかも、「フィアット500」の日本市場でのラインナップは、現在、1.2リッターとツインエアだから、スーパーチンクエチェントたるアバルト695の速さは、いやでも目につくはずだ。ちなみに、カタログモデルの「フィアット500アバルト」改め「アバルト500」は、同じ1.4リッターターボから、最高出力135psと最大トルク21.0kgmを得ており、また、昨2011年のボローニャショーで発表された「アバルト595」は、260psと23.5kgmというスペック。きっちりヒエラルキーが考慮されている。日本限定版のトリブートフェラーリの価格は、先の赤バージョン569万5000円からやや上昇して、609万5000円となった。パールホワイトの特別色と、ホイールがマグネシウムグレーに塗られたお値段が40万円ということになる。まあ、ここは695万円にならなかったことに感謝するべきだろう!? 車両本体価格の一部は、東日本大震災への復旧支援に充てられるという。「アバルト500」をさらにチューンした限定モデル「アバルト695トリブートフェラーリ」。1695台の生産台数のうち、日本には150台が割り当てられたが、またたく間に完売。そこで日本だけの追加モデルとして、ビアンコフジことパールホワイトにペイントされた「アバルト695トリブートフェラーリ“トリブート アル ジャポーネ”」が50台提供されたが、これも予約受付は終了している。でも、大丈夫。間もなく、ビアンコフジに続くキョートベルデがリリースされるはずだから……というのは冗談だが、いまひとつ元気がないクルマ業界にあって、ごく限られた台数とはいえ、エンスージアスティックなブランドが人気を博しているのは、楽しいことだ。フェラーリにささげられたアバルト695は、ベースとなる1.4リッター直4ターボに手が入れられ、180ps/5500rpmの最高出力と、25.5kgm/3000rpmの最大トルクを絞り出す。1.4リッター自然吸気(NA)を積むノーマル「チンクエチェント」が100psと13.4kgmだから、8割増しのアウトプットということになる。しかも、「フィアット500」の日本市場でのラインナップは、現在、1.2リッターとツインエアだから、スーパーチンクエチェントたるアバルト695の速さは、いやでも目につくはずだ。ちなみに、カタログモデルの「フィアット500アバルト」改め「アバルト500」は、同じ1.4リッターターボから、最高出力135psと最大トルク21.0kgmを得ており、また、昨2011年のボローニャショーで発表された「アバルト595」は、260psと23.5kgmというスペック。きっちりヒエラルキーが考慮されている。 日本限定版のトリブートフェラーリの価格は、先の赤バージョン569万5000円からやや上昇して、609万5000円となった。パールホワイトの特別色と、ホイールがマグネシウムグレーに塗られたお値段が40万円ということになる。まあ、ここは695万円にならなかったことに感謝するべきだろう!? 車両本体価格の一部は、東日本大震災への復旧支援に充てられるという。カーボン調になったBピラーにニンマリしながら695トリブートフェラーリ“トリブート アル ジャポーネ”のドアを開けると、ヘッドレスト一体型のバケットシートがカーボン製だ。ステッチに合わせた、赤く大きな「ABARTH」の刺しゅうがうれし恥ずかしい。標準シートより10kg軽いというそれに座ると、ゴツいサイドサポートがお尻をギュッと挟んでくれる。座面の横には「Sabelt」のタグ。目の前のインストゥルメントパネルにもカーボン調の加飾が施され、メーターナセル内の計器類はイエーガー製! クルマ好きのハートを踊らせる記号がめじろ押しだ。エンジンをかければ、4本出しの排気管から野太い音が吐き出され、運転者の心の暖気はすっかり済んだ感じだ。いざ走り始めると……アレッ!? 意外と普通かな。NAの、特に小排気量エンジンのチューンドモデルは、できるだけ高回転を維持させながら走るのがツラくも楽しい作業なのだが、ターボモデルのヌオーバ695は、少々ズボラな運転でも十分走る。 ドライバーに「アバルト」を感じさせるのは、時に下から突き上げる、アシの硬さだ。そこで、センターコンソールの「SPORT」ボタンを押してみると、ハーフスロットルでもトルクの付きが格段によくなるのがわかる。小さな白いクルマがグングン加速する。ハンドル奥のパドルを操作すれば、カタコン、カタコン、壮大な音を立てながらギアが瞬時に切り替えられ、21世紀の695がようやく「アバルト」を取り戻す。ターボモデル特有の、前方に吸い込まれるようなスムーズで急速な加速! 胸の奥で歓声をあげる。それにしても、と思う。1.4リッターの大衆車を栄光のダブルネームとスポーティーな装備で飾って、2倍の価格を付け、それなりの説得力を持たせるイタリアンメーカーの企画力は大したものだ。拍手ぅ! ニッポンのトヨタだって、例えば「iQ」をレーシーに仕立てて、「トリビュート アストン・マーティン」といったモデル名を与えれば……ゲイドンのスポーツカーメーカーに怒られちゃいますね。
2012年12月30日
コメント(2)
仏PEUGEOT車の最上級車、508。その試乗記ですネ。記事はRESPONSE島崎七生人レポートからです。 知人に『プジョー508』のオーナーが複数いて、そのうちセダン、SWそれぞれに前任車『407』からの“乗り継ぎ組”がいる。やはりプジョーの世界観は、ハマると心地いいらしい。 折しもインターネット上で、1st Anniversaryのキャンペーンも展開中。そんな『508』に改めて試乗してみた。乗ったのはセダンのベースグレードの『Allure』、下ろして千数百km足らずの新車。クルマを受け取った直後は、さすがに全体がまだ硬い…そう思えた。 が、走り込むに連れ、メキメキと馴染みがでてきたのが実感できた。200km程度を走ったあたりから、角が取れ、低速でもフラットでしなやかな乗り味が味わえるようになった。 もちろん大柄にも思えるボディながら山道も危なげなくこなすし、走りのポテンシャルの奥が深い。 運転席も当初は硬めと思えたが、片道1時間程度の山道の往復で、本当に1度も運転姿勢を直さなかったことで、このシートの出来のよさがわかった。 ひと頃なら3リットルのV6でもおかしくないボディに今や1.6リットルターボ(156ps/24.5kg-m)というエンジンも、依然、実用上まったく不足はない。最新技術の恩恵だ。 ドアも大きくゆったりと座れる後席、広いトランクなども見逃せない。標準装着の国産P社製オーディオ一体ナビの操作ロジックが洗練されればなおいいが、第一級のセダンとしての資質の高さは相変わらずだ、と思えた。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★★★ インテリア/居住性:★★★★★ パワーソース:★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
2012年12月26日
コメント(1)
これも既報ですが・・・”スポーツクーペの理想形”です。独AUDI車の中でも、プレミアム・スポーツといえる一台であります。記事はWeb CGサトータケシのレポートからです。 “スポーツクーペの理想形”をかかげる、アウディの4シータークーペ「RS 5」に試乗。その走りは、どのようなものなのか? 2年前に登場した「アウディRS 5」は、マイチェンを受けてさらに煮詰まっていた。狭い道に入ると意外と横幅があることに気付くけれど、スーパーカーとしては扱いやすいサイズのボディー。低回転域では裏方仕事をしっかりこなし、回せば華やかなスターの役回りも演じる4.2リッターのV8エンジン。荷物置き場としてではなく、きちんと座席として使える後席。フルタイム四駆システム。 こうやって要素を挙げていくと、どうしても「ポルシェ911カレラ4」と比べてしまう。 値段はRS 5(7AT)が1222万6000円で、カレラ4(7MT)が1265万円。0-100km/h加速の公表値はRS 5が4.5秒で、カレラ4が4.9秒。 30歳代のクルマ好きと話をしていると、実はアウディRS 5とカレラ4で悩んだりはしないようだ。「RS 5もクールだけれど、新しい『ゲレンデ』もゴツくてインパクトがある」的な比較検討がイマ風らしい。でも、旧世代なのでどうしてもRS 5とカレラ4のどっちにしようか、的な視点から試乗してしまう。 とは言いつつ、自分の場合は憧れのクルマがポルシェ911なので、以下、×1.4ぐらいの“ポルシェ係数”をさっぴいてお読みください。 ここで外観を比べるのはアウディがちょっとかわいそう。約50年の時間をかけて磨きこまれたポルシェ911のあの形は、カッコいいとか好き嫌いという次元を超えた存在感がある。ただしアウディRS 5のデザインには、街中で気配を消せるという長所がある。カレラ4だとどんなにクルマに興味がない人でも「あっポルシェだ」と思うだろうし、同時に「羽振りがいいすね~」的な視線にさらされる。 けれど、アウディRS 5の場合は、「クワトロGmbHが……」と言ってもわかる人にしかわからない。クルマに興味がない人の前にRS 5と「A3スポーツバック」を並べて“どっちが高いか当てクイズ”をやったら、正解率は70%ぐらいではないか。「RS 5」というロゴが刻まれた、RSモデル専用の滑らかな手触りのレザーシートに腰掛けると、インテリアもこの種のクルマにしては控え目だということがわかる。「どないだー!」と高性能や豪華さをアピールするのではなく、落ち着いたデザインとクオリティーの高いパーツで黙って勝負するタイプだ。 走っていると、NA(自然吸気)のV8エンジンにシビれる。市街地では、2000~2500rpm程度の低い回転数からじわじわとタイヤに力を伝える。このぐらいの回転域だと、ドロロッというV8っぽさもかすかに感じさせる。ところが回転を上げるにつれ「ドロロッ」は消え、カッキーンと金属的な手応えとともに突き抜けるように回る。そんなはずはないのだけれど、「カッキーン」を際だたせるためにわざと「ドロロッ」を感じさせる演出なのではないかと勘ぐりたくなるほどだ。 最高出力450psは、8250rpmという超高回転で発生する。こんなに回る自然吸気の大排気量V8エンジンはこれからどんどん減るはずだから、在庫があるうちに買いだめしておくのも手かもしれない。 ワインディングロードで少しヤル気を出す程度だと、オン・ザ・レールでコーナーをクリアし続ける。ここでつい、「オン・ザ・レール=乗せられているようでツマラン」と考えてしまうけれど、RS 5の場合は違う。自分がきっちりドライブしているから狙い通りのラインを走っているのだ、と思えるのだ。しっかりとインフォメーションを伝えるステアリングフィール、強力かつリニアに効くブレーキ、ノーマルの「A5」より20mm車高を低めたスポーツサスペンション、レスポンスに優れるパワートレインなどが相まって、「オン・ザ・レール=クールで新しいファン・トゥ・ドライブ」だと感じさせる。 そう感じる裏では、ハイテクがフル稼働している。クワトロシステムは、通常だと前40%:後60%のトルク配分になっている。それが状況によっては前70%:後30%から前15%:後85%にまでトルク配分を変える。また、内輪にブレーキをかけることで状況に合ったトルクを4輪に配分するエレクトロニック・トルクベクタリング機能や、左右後輪間でトルクを配分するリアスポーツディファレンシャルも、“楽しめるオン・ザ・レール”の実現に貢献しているはずだ。ということで、見て乗って走ってみると、アウディRS 5はいろんなところで「こっちのほうが新しいかも」と思わせるのだった。スーパースポーツの新人類でしょう。
2012年12月19日
コメント(5)
12月9日から二泊三日で、山陰の旅に出ていました。また、ゆっくり日記をアップしますネ。取りあえずは、クルマ日記の続きです。中国・広州でのモーターショーです。それでも、いろいろ話題はあるようですが・・FERRARIの話題からです。記事はRESPONSEからです。 広州モーターショー12では、高級車ブランドのブースは一般のメーカーがプースを構えるホールと分かれて出展されていた。 フェラーリを初め、マセラティ、ランボルギーニなどの高級車ブランドについては一つの巨大なホールにまとめて集まっており、来場者が殺到した。
2012年12月10日
コメント(11)
AUDIのRS6、まさにプレミアム・スポーツ・ワゴンです。現行車ではS6アバントが日本では価格1210万円します。この新型はどうでしょう・・・記事はRESPONSEからです。 アウディのドイツ本社は12月5日、新型『RS6アバント』の概要を明らかにした。新型『A6アバント』をベースに開発された『A6』シリーズ最強モデルである。 2007年に発表された現行RS6アバントは、直噴5.0リットルV型10気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最大出力580ps、最大トルク66.3kgmを引き出し、0 - 100km/h加速4.6秒、最高速280km/hの性能を誇っていた。 新型RS6アバントは、欧州各社の最近のトレンドに従い、エンジン排気量を1.0リットル、気筒数を2気筒ダウンサイジング。新開発の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」ユニットを搭載する。 このエンジンは3993ccの排気量から、最大出力560ps/5700-6700rpm、最大トルク71.4kgm/1750-5500rpmを発生。現行型に対して20psパワーダウンしているが、最大トルクは5.1kgm、新型が上回る。 トルクフルなエンジンを得た新型RS6アバントは、0-100km/h加速3.9秒、最高速305km/hの実力。それでいて、低負荷時に4気筒を休止する気筒休止システム採用の効果もあり、欧州複合モード燃費は10.2km/リットルと、500psオーバー車としては異例の燃費性能を実現している。
2012年12月09日
コメント(2)
AUDIの中型SUV車、Q5です。記事は「趣味」ではなく、プレミアム!なのです。なんせ、プレミアム揃いの記事を載せるイズム・コンシェルジュですから。 アウディジャパンは11月21日、プレミアムSUV「アウディ Q5」のアップデートモデルを発表した。出力と燃費性能をともに向上させた新しい2種類のパワーユニットの採用を筆頭に、全方位性能をバージョンアップ。価格は579万円から。 2009年のデビューから4年目を迎えたアウディQ5。 今回の改良における大きな魅力となるのが、新パワートレインの採用だ。エンジン本体はダウンサイジングコンセプトをベースに、小型軽量過給器の採用を始めとした手入れが実施されている。この新ユニットに、スタートストップシステム(アイドリングストップ機構)や新型8速ティプトロニック・トランスミッションを組み合わせた。こうした高効率パッケージの徹底により、動力性能・環境性能をともに向上させているのだ。 「Q5 2.0 TFSI quattro」に搭載される新開発2.0リッター直列4気筒直噴射ターボエンジンは、従来型エンジンから10kW(13ps)のパワーアップとなる165kW(224ps)の最高出力を獲得。また同時に燃費性能の改善も実現しており、JC08モード燃費性能は従来モデルから約12%の向上となる、12.5km/Lに至っている。「Q5 3.0 TFSI quattro」は、従来のV6ユニット(3.2リッター)から200ccのダウンサイズされた新エンジンである、3.0リッターV型6気筒スーパーチャージャーユニットを搭載する。従来型エンジン比2ps/70Nmの性能向上となる最高出力200kW(272ps)、最大トルク400Nm(40.9kg-m)の性能を誇ると同時に、JC08モード燃費性能については約15%改善となる11.1km/Lを達成している。 改善となる11.1km/Lを達成している。 また、内外装デザインのブラッシュアップも注目ポイントだ。エクステリアでは、LEDポジショニングランプがほぼ全周にわたり配置されたスタイリッシュなデザインの新ヘッドライトが採用されるとともに、フロントバンパーやフロントフォグライトなどのデザインも一新。さらにアウディのアイコンであるシングルフレームグリルも、最新スタイルが取り入れられた6角形型グリルとなった。 インテリアでは、ステアリングホイールが新形状の3本スポークタイプへと改められたほか、各コントロールスイッチに繊細なクロームリングが与えられるなど、キャビンの各部にわたりより上質なディテールが与えられている。 高効率の新型パワーユニットを武器に、より洗練されたプレミアムSUVへと進化したアウディQ5。価格は「Q5 2.0 TFSI quattro」が579万円、「Q5 3.0 TFSI quattro」が673万円となる。
2012年12月07日
コメント(0)
伊ALFA ROMEO車、と聞くだけで・・・心揺さぶるモノがあります。街でアルファ車に出くわした時の、あの心持ちと同じです。 ★満点です!記事はRESPONSE島崎七生人レポートです。 アルファロメオ『ジュリエッタ』のクワドリフォリオ・ヴェルデに試乗した。その際、所定の試乗コースを1周走るべきところを、2周もしてしまった。 今年8月のバリエーション拡大で、ジュリエッタのラインアップに標準設定化された「クワドリフォリオ・ヴェルデ」の左ハンドル仕様。このクルマは、とにかく「久々にスウィートなアルファロメオ」と断言していい。 ジュリエッタでの最上位モデルではある。その根拠は、235ps/30.6kg-mを絞り出す、シリーズ最強の1750cc直噴ターボエンジンにある。が、コイツが決して荒々しくなくスウィートなのだ。乗った瞬間にまるで自分のクルマのように手足に馴染む6速シフト&クラッチを使い走ると、低回転から6500rpmのレッドゾーン手前まで、実になめらかに吹け上がる。 その間のトルクとパワーの出方も絶妙で、もれはもう、うっとりとさせられるほど。 しなやかなサスペンションもいい。1.4リットル車より乗り心地がむしろいいのは、登場時から確認済み。 スポーティさを謳うにしても、やはりこれくらい洗練させたアシじゃなければね……と思う。4ドアだからファミリーカーとしてもまったく問題なく通用する。ステアリングのなめらかなフィールも相変わらずだし、運転ポジションが自然なのは、やはり左ハンドル車だからだ。 ボディ剛性も、初期型よりさらに高まった印象。相変わらず、乗り終えクルマから降りて、振り返って眺めたくなるクルマの筆頭である。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★★★ インテリア/居住性:★★★★★ パワーソース:★★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
2012年11月22日
コメント(0)
こ・れ・は!リアル・・・河口まなぶ、渾身のレポートです。記事はCar Viewからです。 ひとりのクルマ好きとして、マツダ・ロードスターを愛してやまず、その上で自動車ジャーナリストとしてこのクルマを深く、強くリスペクトする理由は、そこに自動車が自動車であるための本質が、貫かれ続けているからに他ならない。作り手が掲げる理想の追及と現実との狭間でもがき苦しみながら、いまなお生き続けるその様を眺めていると、全力で応援しようと心から思う。世間のつまらぬしがらみの中にあって、なんとか折り合いをつけながらも真実を追究し、“走り”という自動車の最も本質的な部分に、未だに価値を与えようとする愚直な姿に、我々は何かを託したくなる。 時代が変わり、世の中の価値が様々に変わっていったとしても、このクルマからは絶対に、走りというものの価値が失われず、僕らクルマ好きが触れるだけで笑顔になれる…そんな姿をいつまでも貫き続けて欲しい、という想いを託したくなるのだ。事実、世の中の多くは今や自動車に“走り”という価値を求めていない。もう少し言葉を加えるなら“動けば良い”というレベル程度にしか気にされていない。いや、百歩譲って価値が求められるとしても、例えばそれは速くて静かで快適で安全で…という文明の利器としての性能。 それらはロードスターが追い求めているような走りの中にある、感触や味わいといった人の手の温もりとこだわりから生まれるような種類の、文化の香りがするものとは違う、残念ながら。しかし“腹が満たされれば良い”“酔えれば何でも良い”と同じで、それだけじゃあまりに寂しすぎる。走りから生まれる、楽しさ、気持ち良さ、喜びといった感覚にこそ、自動車が自動車であるための本質や、真の意味での価値があると僕は信じている。なぜなら現代の自動車は、文明の利器としての速くて静かで快適で安全で…という性能を備えていて当然。そこからプラスαの、そのクルマの、そのメーカーならではの、個性であり特徴がなければ商品としての魅力には欠けるからだ。しかも発展途上や新興のメーカーならいざ知らず、日本の自動車メーカーは既に長い歴史と伝統を持つ。そうしたメーカーが未だ文明の利器としての当たり前の価値しか提供できないとしたら、それは後続に追い越されてしかるべきだし今後の発展もない。走りに価値を与える独自の表現…これこそが実は本質であり、真の価値である。 しかしそれを貫くことは、今の日本では逆行と表現できるほど異例なことでもある。インスタントに安くクルマが求められる現在の自動車づくりの中にあっては、ロードスターのようなクルマが極めようとする価値や本質はあまりにもわかりにくい。“操作系のフィーリングを、以前のモデルよりも良くする”といった開発は、我々クルマ好きにとってウェルカムだが、メーカーにとっては「で、それでどれだけ売れるの?」という話であり、クルマに興味のない大多数のユーザーにとっては「で、どれだけメリットがあるの?」という話になる。にも関わらず今回ロードスターは実に細かな変更や改良を行ってきた。エンジニアの梅津さんがその辺りを説明してくれた。まず1つ目は、ブレーキ・ブースターのリアクションディスクの特性を変更し、ブレーキペダルを踏んで戻していくときの、実際のブレーキの効きの追従性を高めたという。またアクセルにも改良を施して、アクセルペダルを素早く踏み込んだ時にはスロットルを大きく開け、ゆっくりと踏んだ時にはジンワリと開けることで、ペダル操作に対してよりリニアにスロットルが動くようにレスポンスを高めている。改めて文字にしてみると実に酔狂なこだわりである。しかし、こうした地道な改良が独自の表現につながり、走りに価値が生まれる。つまりロードスターがロードスターであるための本質的な部分なのである。こんな細かなことをしても、爆発的に売れるようになるわけではないし、もしかするとクルマ好きですら気付かれないかもしれない。それでもこだわる純粋さに、僕らがどこかで希望を感じているのも間違いない。ミスターロードスターこと貴島孝雄さんからロードスターの主査の座を受け継いだ現主査の山本さんからも、新世代に対応するための変更を伺った。ロードスターは今回、歩行者保護に対応するために、アクティブボンネットを採用した。これは万が一歩行者をはねてしまった時に、歩行者がボンネットに頭を打ち付ける可能性があるわけだが、こうした時にボンネットのヒンジ辺りに仕込んだ火薬を爆発させてボンネットの付け根を浮き上がらせ、エンジンとボンネットの間に空間を与えて頭への衝撃を緩和する。最近のクルマはボンネットが高いため、こうした機構を与えずとも平気だが、ロードスターのように低いボンネットを持つスポーツカーではこうした対処が必要だ。もっとも次期型では、この辺りも織り込んだ設計がなされるだろうが。 さらに今回はフロントマスクを小変更するなどしているが、これに関してもフロントのダウンフォースを向上することで、前後の空力バランスを最適化したのだと梅津さんが説明する。とはいえこの変更にも、先に記した歩行者保護の観点からの内容が盛り込まれる。写真でも分かるように、フロントバンパーの最下端には2枚のエラのようなスポイラーがあるが、これは万が一歩行者をはねた時に、歩行者をバンパーで押してしまわぬよう、歩行者の足を払ってボンネット上に乗せて出来る限り歩行者の身体へ衝撃を軽減するためのパーツでもある。こうして時代が求める性能を満たしつつ、走りへの飽くなき追求を行うマツダのロードスター。例え時代が移り変わろうとも、ひたむきに自分の信じた道を進み続ける姿に僕らは胸を熱くさせられる。実際に走らせてみると、いつも変わらぬライトウェイトオープンスポーツの軽やかで爽快な気持ち良さが存分に感じ取れる。しかし注意したいのは、この“いつも変わらぬ”が、実は時代に合わせて細かな変更や改良を重ねているからこそ、そう感じるフィーリングであるということだ。アクセルを踏み、ブレーキを操作すると、これまで以上にスッキリとした操作感があることに気付く。ロードスターはこれまで一貫して、人馬一体という表現を使う乗り味走り味を作り上げてきたわけだが、その人馬一体がさらに高まり、僕とロードスターはまた少し近づくことができた。そんな喜びを感じることで、心の中に再びポッと小さな火が灯るのだ。 僕は、マツダ・ロードスターをして、「日本車の最後の砦」と呼んでいる。なぜなら、日本車がこうした信念のあるクルマ造りを忘れてしまったら、我々の未来は文明の利器が溢れた味気ない世界になってしまうからだ。僕は日本人として、日本が生んだこの傑作スポーツカーの感触を、これからもずっと味わえたら、と思う。そして作り手も、そうした製品を送り出し続けたい、と思っているに違いない。そのためには、こんな風に細かいけれど、決して派手ではないけれど、事ある毎に丁寧に手を入れていき、継続していくことが大切なのだ。そう、ロードスターは日本が世界に誇るスポーツカーだが、同時にこのクルマは僕らに、生き方までを教えてくれるほどの存在なのである。
2012年11月14日
コメント(3)
英JAGUAR車。XFに乗る人はこういうスポーツに興じる・・ということなのでしょうか。主役はジャガーでなく、スピードボートです。記事はCar Watchからです。 英ジャガーカーズは「コンセプト・スピードボート by ジャガーカーズ」を発表した。 全長20フィート(6.1m)、喫水1フィート3インチ(0.4m)、乗員3名のスピードボート。11月に欧州で発売が予定されている「XF」のワゴンモデル「XFスポーツブレーク」ユーザーのライフスタイルを表現するデザインコンセプトモデル。 商品化の予定はないが、クルーザーの専門家などの協力を得て開発されており、ゲルコーティングされたグラスファイバーの船体に、天然のチーク材のデッキを持ち、カーボンファイバーのフィンがジャガー「Dタイプ」風に操舵席後方に配される。 またXJシリーズ1風の燃料フィルターキャップ、アルミニウム製プロペラ、ポップアップ式の係船柱なども備える。 ジャガーカーズのデザイン・ディレクターであるイアン・カラム氏はコンセプト・スピードボートの作成意図を「ジャガーのお客様は、既にオーナーの方も今後顧客になって頂ける方も、多様でアクティブなライフスタイルを楽しんでいらっしゃいます」 「このコンセプト・スピードボートと、ジャガーXFスポーツブレークのようなライフスタイルを象徴するクルマを結びつけると、しっくりくるのです。このふたつは完璧にマッチします」と説明している。
2012年11月09日
コメント(1)
イイですねー!ウラヤマシイーですネ。やはりGT-R乗りには、それなりの特権がありますネ、「走り」という特権が・・ 記事はCar Viewからです。 12月5日、富士スピードウェイは日産『GT-R』(R35型)オーナー向けのワンメイクドライビングレッスンを開催。同イベントでは、2013年モデルGT-Rの紹介や、サーキット専用仕様「Club Track edition」による模擬レースなども実施される。 イベントは、R35GT-Rの発売日2007年12月5日にちなんで開催するもので、ドイツ・ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦した車両のデモ走行や、車両開発チームメンバーとのデスカッションなども実施予定。 ドライビングレッスンでは、講師にGT-Rの開発主管水野和敏氏と、開発ドライバーを担当する鈴木利男氏を迎え、レーシングコースでのフリー走行のほか、走る、曲がる、止まるといった基本動作を習得できるジムカーナコースの走行、0-100m加速、100m-0減速等のコンテストなどR35 GT-Rの魅力を体感できるカリキュラムを用意した。 また、サーキット走行初心者でも参加できるレーシングコース体験走行・ジムカーナ走行プラン(同伴者の同乗可能)や、FISCOライセンスの即日交付が可能なライセンス取得パックなども用意している。
2012年11月05日
コメント(2)
アメ車、CADILLACです。現在、日本での市販車種はありません。昔はネ、豪華なアメ車の代名詞だったのですがネ。この車種は・・・やはり日本には来ないでしょう・・ネ。 記事はRESPONSEからです。 GMの高級車ブランド、キャデラックは10月16日、新型2ドアクーペの『ELR』の量産を、2013年後半から開始すると発表した。 キャデラックは2009年1月、デトロイトモーターショー09にコンセプトカーの『コンバージ』を出品。シボレーブランドのPHV、『ボルト』と同じプラグインハイブリッドシステムを積むラグジュアリーな2ドアクーペの提案だった。 その市販バージョンが、ELR。2012年4月の北京モーターショー12(オートチャイナ12)では、このELRの中国市場投入も宣言されている。 今回のキャデラックの発表によると、ELRの生産は米国ミシガン州デトロイトのハムトラミック工場で行う。GMはELRの生産開始の準備として、同工場に3500万ドル(約27億円)を追加投資。 2009年末以来の同工場への累計投資額は、5億6100万ドル(約440億円)に達する。 なおこのELR、プラグインハイブリッドシステムを採用。その詳細は現時点では公表されていないが、モーター走行を基本に、発電専用の4気筒ガソリンエンジンを搭載。二次電池はリチウムイオンバッテリーになるという。
2012年10月20日
コメント(2)
仏RENAULTのメガーヌ、そのRSですネ。このクルマは、やはりタダモノではないようです。ニュルブルクリンク北コースを8分7秒台ですか!記事はRESPONSEからです。 ルノージャポンが『メガーヌ ルノー スポール』を2012年7月にマイナーチェンジ。ニュルブルクリンク北コースで量産FF車最速タイムの8分7秒97を記録した「メガーヌ ルノー スポール トロフィー」のスペックを受け継いでいる。 旧型と比べ最高出力は15psアップし、265psをマーク。最大トルクも340Nmから360Nmに高め、0-100km/h加速は6.0秒。従来より0.1秒短縮、0-1000mタイムは25.4秒で0.3秒短縮した。 撮影車はパッケージオプションの「R.S. パック リュクス」を採用している。 19インチアロイホイールから赤いアクセントのフロントインテークブレードやサイドデカールとレッドライン入りのリアディフューザーを装備する。 新型車は右ハンドル仕様で価格は385万円。R.S. パック リュクスのオプション価格は64万円。
2012年10月17日
コメント(2)
本日より、4日間 シンガポールへ出かけます ABARTH695、これはプレミアム・コンパクトカーとでも呼ぶべきクルマです。フォリセリエ・・・新しいシリーズ!のようです。記事はRESPONSEからです。 フィアットの高性能車部門、アバルトは9月17日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、アバルト『695フォリセリエ』を初公開すると発表した。 フォリセリエ(Fuori Serie)とは、アバルトが市販車に用意する新しいカスタマイズプログラムの名称。まずはアバルト『500』の高性能バージョン、アバルト『695』をベースにしたモデルを、パリモーターショー12で披露する。 アバルト695フォリセリエには、1970年代のラリーマシンをモチーフにした専用のツートンボディカラーを採用。もちろん、これは豊富なカスタマイズプログラムの一例であり、顧客はインテリアや足回り、エンジンなど充実したプログラムの中から、好みの仕様が選択可能。 フォリセリエの特徴として、アバルトのスタッフと顧客が、直接打ち合わせできることが挙げられる。デザイナー、エンジニア、メカニックで構成される特別チームと面談しながら、自分だけの1台に仕上げることができる。 なお、ベース車両のアバルト695は、1368ccの直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は180ps、最大トルクは25.5kgmを発生する。
2012年09月21日
コメント(5)
英ROTUSのエリーゼ、試乗記ですね。記事はWeb CG 森口将之レポートからです。 新世代のエクステリアをまとい、日本の道に“復活”した「ロータス・エリーゼS」。スーパーチャージャーで武装した、最新型ライトウェイトスポーツカーの走りをリポートする。 久しぶりにエリーゼSに乗る機会が巡ってきた。しかし今回の個体は、以前のエリーゼSの後継車ではない。2010年に行われたマイナーチェンジで、かつての“S”は、エンジンを1.8リッターのトヨタ1ZZ-FE型から1.6リッターの1ZR-FAE型に積み替えたのを機に、単に“エリーゼ”と呼ばれるようになったからだ。しかもこのときには他の2車種、高性能版の1.8リッター2ZZ-GE型を積む「エリーゼR」と、スーパーチャージャーを装着した「エリーゼSC」はフェイスリフトを行いつつ販売が継続されたけれど、その後間もなくこの2車種はラインナップから落とされている。新型エリーゼSはこのうち“SC”の後継車で、2ZR-FE型と呼ばれる新しい1.8リッターに、スーパーチャージャーを装着したエンジンを積む。名前はともかく、なぜ頻繁に車種の入れ替えがあったのか。理由はトヨタ製エンジンの世代交代が行われたためだ。それまでのZZ系は、「セリカ」や「MR-S」に積まれていたことで分かるように、ひと世代前のパワーユニットだったのだ。「ノア/ヴォクシー」や「プレミオ/アリオン」はともに2007年のフルモデルチェンジで、ZZ系からAZ系にスイッチしている。残念ながらAZ系には、エリーゼRに積まれていたような自然吸気の高性能ユニットがない。そこでエリーゼSは、SCだけでなくRの後継という位置付けがなされた。SCではなくSを名乗るのはそのためかもしれないけれど、610万円という価格はたしかに、680万円だったSCより、588万円のRに近い。でもこの値付けがコストダウンの結果と考えるのは間違いだ。性能面ではむしろアップしているからである。 同じ1.8リッターから導き出される最高出力は220psと従来どおりだが、発生回転数は8000rpmから6800rpmへと、より現実的になっている。最大トルクの発生回転数は4600rpmで共通なれど、こちらはピークが21.4kgmから25.4kgmに向上している。車両重量が920kgから950kgに増えているので、0-100km/h加速は4.6秒のまま。でも最高速度は1km/hだけ伸びて234km/hになっているし、それ以上に、ヨーロッパのエコ指標としてすっかりおなじみの、1km走行あたりのCO2排出量が199gから175gに激減していることに注目すべきだろう。パフォーマンスアップの秘訣(ひけつ)はインタークーラーにある。エリーゼ系のスーパーチャージャーはまず「エキシージ」に搭載されたが、空冷式インタークーラーをエンジンの上に背負っていたので後方視界が絶望的だった。そこでエリーゼSCではインタークーラーなしとした。当然パワーやトルクは控えめになった。しかし新型エリーゼSでは、水冷式インタークーラーを新開発することで、タイトなエリーゼのエンジンルームに収めることに成功したのだ。 ロータスはカタログ上で、このパワーユニットを「チャージ・クールド・エンジン」と呼んでいる。この名称を見て、僕は同じロータスの「エスプリ ターボSE」を思い出した。「エスプリ ターボ」にインタークーラーが装着されたのはこの「SE」から。エリーゼ同様、狭いエンジンルームにインタークーラーを格納すべく、水冷式を選択した。その名称が、チャージ・クーラーだったのだ。 インテリアも共通なので、早速スタート。ベーシックなエリーゼより重いクラッチをミートして走りだすと、加速はやはり段違いだ。あまりに強烈なので、公道でフルスロットルを試すのは容易ではない。力不足に悩む場面もあったベースモデルとの差は絶大だ。でもさすがはロータス、無機質な速さとは違う。レスポンスは旧型のSCより自然になったが、英国車らしい“丸み”が残っている。もし反応に不満があるなら、スポーツパックに用意されるスポーツモードを選択すればいい。シフトレバー脇にあるボタンを押せば、モダンなスポーツカーにふさわしい鋭いレスポンスを返してくれる。それに音がいい。3000rpmあたりからの野太い排気音は、同じ水冷式インタークーラーを備えたエスプリ ターボSEそっくりだった。この音を聞くためにも、ルーフはオープンにしたくなる。スポーツパックにはビルシュタインダンパーも含まれていた。 そのためか乗り心地は硬めだったが、鋭いショックは絶妙にいなしてくれるので不快ではない。以前乗ったSCはシャシーが安定志向、つまりアンダーステアが強く感じたが、新しいエリーゼSはベースモデルのようなヒラヒラ感を味わえた。それでいてパワーとトルクに余裕があるから、右足の踏み具合で姿勢を自在に変えられる。もっともコーナリングスピードは相応に高いので、横Gはキツくなるし、ステアリングはずっしり重くなるなど、格闘的要素が強まるのも事実。ライトウウェイトスポーツらしい爽やかさを前面に押し出したベースモデルに対して、スーパースポーツ的な要素を強めたエリーゼという感じがした。Sの意味するところが、なんとなく分かった。
2012年09月19日
コメント(0)
現時点では詳細不明・・・謎に包まれたクルマですが。「スーパーカー」のタイトルに惹かれます。仏PEUGEOT新車が間もなくお目見え。記事はRESPONSEからです。 9月27日、フランスで開幕するパリモーターショー12。同ショーにおいて、プジョーがスーパーカーコンセプトを初公開することが判明した。 これは9月10日、プジョーが公式Facebookページで明らかにしたもの。『ONYX』と名付けられたスーパーカーコンセプトが予告されたのだ。 現時点では、プジョーはこのONYXに関する情報を一切公表していない。 ティーザー画像が1点、公開されているだけだ。プジョーの最新デザイン言語が反映されたフロントグリルに、鋭い光を放つヘッドライトが見て取れる。 なお、パワートレーンに関しては、ハイブリッドとなる可能性があるという。
2012年09月11日
コメント(1)
R8・・・ですから、AUDI車の中では最上級車。クーペタイプですが、その存在感は実に周囲を威圧するものがありますね。レースカーと見てよい存在です。 記事はRESPONSEからです。 アウディは8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12において、大幅改良を施した『R8』を初公開した。 R8は2006年、アウディのスーパーカーとして誕生。今回の改良は、デビュー以来、初となる大がかりな内容だ。外観を中心に、R8がリファインを受けている。ボディタイプは、クーペとスパイダーの2種類。クーペのエンジンは、4.2リットルV8と5.2リットルV10の2ユニットだ。スパイダーは、5.2リットルV10のみとなる。 新しいR8で目を引くのは、表情だ。 フロントには、新デザインのバンパーやLEDヘッドライトを採用。リアに回ると、LEDテールライトや新デザインのディフューザーが新鮮さを醸し出す。内装の変更点は、トリムの改良など最小限にとどめた。 ミッドシップに搭載される直噴ガソリン自然吸気エンジンは、従来通り。クーペ専用の4.2リットルV8は、最大出力430ps、最大トルク43.8kgmを発生。クーペとスパイダーの5.2リットルV10は、最大出力525ps、最大トルク54kgmを引き出す。駆動方式は、フルタイム4WDのクワトロだ。 トランスミッションは、従来の6速「Rトロニック」を、7速デュアルクラッチの「Sトロニック」に変更。これにより、CO2排出量を最大で22g/km削減。0‐100km/h加速も0.03秒短縮するなど、確実な進化を遂げている。
2012年09月03日
コメント(1)
ALFA ROMEO。このところハデな情報はとんと伝わってこなかった・・のですが。再生の一台となるでしょうか。記事はCar Viewからです。 アルファ・ロメオは、新しいジュリア・サルーンを2014年から生産する計画でいる。BMW 3シリーズのライバルとなるジュリアの登場は、フィアット・グループのボス、セルジオ・マルキオーネが、本気でこの病んだブランドを復活させようとしている証拠である。ジュリアは、アルファ・ロメオの再生計画の下、最初のメインストリーム・モデルとなる。 2014年の前半に発売されるミッドエンジンの4C、そして2015年発売予定の新しいスパイダーは、アルファ・ロメオを世界的な高級ブランドとして生き残るためのモデルとしての重要な役目を持つ。フロント・ドライブのジュリア(内部的にはそう呼ばれているが、そのネーミングは最終決定ではない)は、最初サルーンが登場し、そののちにスポーツワゴンが追加される予定である。価格はエントリー・レベルの120bhpの1.4リッター・マルチエアで22,000ポンド(270万円)ぐらいとなるだろう。この標準的なエンジンに加え、ガソリン・ターボ・エンジンや、高い評価を受けていた159やブレラに搭載されていた1750TBIディーゼルも改良を受けて搭載される予定だ。 マルキオーネは、そのエンジンがフィアットと共有されないことで、アルファ・ロメオのブランドが確立されると考えているようだ。ジュリアは、クライスラーの最新のペンタスター・ガソリンV6マルチエア・エンジンも搭載する計画がある。なお、4輪駆動はオプションだが、これは北アメリカでは重要になる装備だ。 新しいジュリアはBMW 3シリーズやアウディA4と直接当たることになる。しかし、この市場は、フォード・モンデオに代表されるヨーロッパのDセグメントのような速い動きはなく、いわばまだ健全な市場といえる。 ジュリアのベースとなるのは、ジュリエッタの“小さい”プラットフォームを更新したものとなる。そのプラットフォームは90%が高張力スティールで造られるもので、フロント・シャシーの足部分は鋳造アルミニウムが使用される。これは、ステアリングとサスペンション・コントロールに大きな改善をもたらす強度を保持するものだ。ジュリアはこのシャシーを3番目に使用するモデルとなる。第2世代は、ジュリエッタのものよりも広いシャシーで、現在はダッヂ・ダートとフィアット・ビアッジオで使用されている。ジュリアは、更に新しいリア・サスペンションと長いホイールベースを持つように改良されたプラットフォームを利用することとなる。製造工程が決定するのがこの秋、そして最終的なプロトタイプは、来年の中頃に公開されることになろう。そして新しいジュリアは、イリノイのベルビダーレにあるクライスラーの工場で、ダッヂ・ダートと一緒に製造することが可能だという。フィアットは公式にもその可能性はあると認めているが、まだ決定したわけではない。 実は、アメリカでジュリアを生産することは、1995年に北アメリカ市場から撤退したアルファ・ロメオにとって、アルファ・ロメオというブランドをアメリカで再起動するという意味においても重要なこととなる。また、ヨーロッパでジュリアを製造してアメリカに輸出するということは、コスト的にも不利なことだし、ダッヂと一緒に生産することでスケール・メリットも生み出すことになる。更に、中国市場においてもジュリアは新生アルファ・ロメオの尖兵となる。そして、ダッヂ・ダートの中国版であるフィアット・ビアッジオと共に、現地生産される可能性もあるということだ。
2012年08月18日
コメント(2)
DUETか?でなく、デュエットがいいですね!MAZDAとALFAのデュエット車、いよいよ登場!してほしいですね。記事はRESPONSEからです。 5月下旬、次期『ロードスター』ベースのオープン2シータースポーツカーの開発・生産に向けた協議を開始すると発表したマツダとフィアット。この「フィアット版のロードスター」になると見られる次期アルファロメオ『スパイダー』に関して、興味深い情報をキャッチした。 これは11日、米国の自動車メディア、『CAR AND DRIVER』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「次期ロードスターの車台を使うアルファロメオの車名は、『デュエット』」と伝えたのだ。 デュエットといえば、1966年に登場したアルファロメオ『1600スパイダー デュエット』に由来するネーミング。 同メディアの報道内容が事実なら、フィアットは次期アルファロメオ スパイダーに、デュエットの名前を復活させることになる。 新生デュエットは、どのようなスポーツカーになるのか。同メディアは、「1000kg級の軽量ボディに、最大出力250psクラスの1.8リットル直列4気筒ターボエンジンの組み合わせ」とレポートしている。
2012年07月15日
コメント(2)
アメ車GM、Corvette。60年ですか!いつの時代もアメリカンスポーツカーの先端を走り続けてきました。 記事はRESPONSEからです。 米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。同車が、デビュー60周年を迎えた。 これは6月30日、GMが明らかにしたもの。1953年6月30日、米国ミシガン州フリント工場でプロトタイプの第1号車がラインオフしたコルベットが、60周年の節目に到達したことが告げられたのだ。 初代コルベットはFRP製のオープンボディに、排気量3854ccの直列6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力150ps、トランスミッションは2速ATと、スポーツカーというよりは、スペシャルティカー的性格の強いモデルだった。 その後、1955年に最大出力190psのV8エンジンとマニュアルトランスミッションを追加。1957年には、最大出力283psのV8インジェクション仕様が設定され、スポーツカーとしての性能を高めていく。 2005年に登場した現行モデルは、6世代目。初代からの累計生産台数は、150万台以上を数える。 コルベットの開発責任者、Tadge Juechter氏は、「コルベットのステアリングホイールを握れば、素晴らしい加速性能とブレーキ性能、コーナリング性能が味わえる。まるで、オリンピック選手になったかのように」とコメントしている。
2012年07月06日
コメント(2)
PORSCHEの新型ボクスターが日本登場、ですね。記事はRESPONSEからです。 ポルシェジャパンは22日、ミッドシップスポーツカーの新型『ボクスター』の発表会を開催。同発表会で、ポルシェジャパンの黒坂登志明社長は「日本におけるスポーツカー復権に少しでも寄与したい」と、販売への意気込みを語った。 3世代目となる新型ボクスターは、3月のジュネーブモーターショーで世界初公開された。従来モデルとの比較で、燃費性能は最大15%向上、軽量設計ボディの採用とホイールベースの延長、トレッドのワイド化、ホイールの大径化などにより、パフォーマンスを進化させたという。 スタイリングの見直しも行われ、フロントウインドウの立ち上がり位置を前方に移動させるなど、室内空間を従来よりも広くし、インテリアにはポルシェの新しいインテリアコンセプトが採用された。 黒坂社長は「新型ボクスターは、パフォーマンスと効率性、ドライビングプレジャーと快適性を高い次元で融合したモデル」、「これまでボクスターは911の弟的な存在でしたが、大きく進化した新型ボクスターは、もはや911と並ぶスポーツカーの双璧と呼んでも過言ではありません」と紹介。 「一級品のスポーツカーでありながらカジュアルでユニークなキャラクターは新型ボクスターにも受け継がれています。せひ皆様にお楽しみいただきたい」と述べた。価格 ボクスター 6速MT(左/右):584万円 7速PDK(左/右):631万円 ボクスターS 6速MT(左/右):727万円 7速PDK(左/右):774万円
2012年06月25日
コメント(0)
VOLVO車の日本での主流車!だそうです。V60のこれはT4 R-Design、試乗記はCar Watch 河村康彦レポートからです。 主流は「60」シリーズで、全モデル中に占める割合はおよそ50%――かつて一世を風靡した「850」シリーズ、その流れを汲んだ初期の「V70」と、「大きくて四角いワゴン」が基幹モデルとなった時代を知る人にはちょっと意外な事実かも知れないが、これが昨今の日本でのボルボ車販売の内訳だという。そんな勢いをさらに加速させるべくリリースされたのが、すでに発売済みの「S60」に引き続いての特別仕様車となる、「V60」ベースの「T4 R-DESIGN(R-デザイン)」だ。 ちなみに、グレード名に用いられる「R」の文字は、「洗練、優雅、改善」などという意味を持つ「リファインメント(Refinement)」の頭文字に由来をしているという。スポーティなイメージを前面に打ち出しつつも、過度に“硬派”なモデルとはしたくない――このグレード名の決定には、そんな開発陣の思いが読み取れるようでもある。 そんなこのモデルのルックスは、冒頭述べた「四角いボルボ」の時代には誰もが想像できなかったはずの、有機的で個性的なもの。前述のような専用デザインに加えて大径シューズの採用などにより、なるほど活発な“走り”のイメージは標準仕様のV60に比べても格段に高くなっている。そうしたスポーティな印象はドアを開き、キャビンに身を委ねるとますます盛り上がる。シートバックに専用ロゴが刻まれた立体感の強いスポーツシートや、波紋状のアクセントが効果的なアルミニウム製センタースタック、淡いブルーの照明が印象的なメーターなどなど、さまざまな専用装備群が「特別なモデル」という高揚感を巧みに演じてくれることになるからだ。 そんなこのモデルが搭載するパワーパックは、132kW(180PS)/5700rpmと240Nm(24.5kgm)/1600-5000rpmという最高出力/最大トルクを発生する1.6リッターのターボ付き直噴4気筒エンジン+6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)という組み合わせ。実は、同様に内外装に拘ったV60としては、3リッターのターボ付き6気筒エンジンを搭載する「T6 R-DESIGN」がすでに存在する。が、オーバー300PSを発する強心臓を4WDシャシーと組み合わせたこちらでは、価格は599万円とさすがに高価。一方で、FWDシャシー採用のT4 R-DESIGNは468万円で、比べれば遥かにリーズナブル。 そんなT4 R-DESIGNの心臓に火を入れる。この時点で、“走り”への期待度はかなり高まってくる。というのも、実はこのV60に先駆けて今年2月に限定100台で発売された、S60のT4 R-DESIGNの仕上がり具合がかなりハイレベルなものであったことを経験済みであるがゆえ。一般に、走りのクオリティではボディー後端にテールゲートという大きな開口部を備えるステーションワゴンの方が、ボディー剛性が低下をするために「セダンより不利」というのが定説。それだけに、“S60での感動”がこちらワゴン・モデルでどれだけ再現されるかが、走り出しの時点からのとりあえずの興味の焦点になったと言っても差し支えない。かくして、いざ走り始めるとまず動力性能面に関しては、「両者の差は皆無」というのが実感となった。セダン・ボディーのS60に対する重量増はわずか20kg。それゆえに、そうした印象となるのも当然と言えば当然。低回転域からアクセル操作に即応してモリモリと盛り上がるトルクを発するエンジンと、MT同等の高い伝達効率を発揮するDCTという組み合わせは、望外なまでの軽快で自在な加速感を味わわせてくれる。 小気味よく“ポンポンポン”と行われる変速動作は、2ペダル・モデルながらいかにもMT風。実際そのたびにタコメーターの針は忙しく振れることになるが、そんなシーンでもショックは殆ど気にならない。一方、DCTといえば微低速時の動きがスムーズに欠けるものも少なくない中で、このモデルのそれはそうした日常シーンでの挙動がトルコンAT並みに滑らかなのが見逃せない美点。ただし、欲を言うならばシフトパドルとダウンシフト時のブリッピング(回転合わせ)機能は欲しかったところ。さらに、アイドリング・ストップメカを望んでも今の時代不思議はないはずだ。 前述のようにS60からの“劣化”が懸念された走りの質感は、率直なところ「全く不変」とまでは言い切れなかった。ワゴン・ボディー車にはありがちな不快な低周波こもり音(ドラミング)を発しない点は評価に値する。が、路面凹凸を拾ってのボディー振動の収まりは、同じT4 R-DESIGNであってもやはりセダン・ボディーのS60がやや上手という印象なのだ。しかし、それはあくまでも「S60と直接比較をすれば」というレベルのハナシ。絶対的には、無視でき得る程度の差であったのもまた間違いない。スポーツサスペンション+18インチ・シューズに加え、こうしてワゴン・ボディーということも影響をしてか、低中速メインでの街乗りでは少々強めの揺すられ感が伝えられるシーンもある。 が、それでも基本的にはサスペンションのストローク感はたっぷりしているし、ある程度速度が増せばしなやかさも十分。特に、高速クルージング中のフラット感の高さは「ボルボ史上で最上のレベル」と言っても過言ではないものだ。そんなフットワークの秀逸さは、さらにワインディング・ロードで真価を発揮する。マウント部分なども含めて強化したサスペンションを採用し、コラム剛性の向上やギア比のクイック化も報じられるステアリング系を採用するこのモデルは、実に軽快なフットワーク・テイストを保ちつつ、次々と現れるコーナーをスムーズにクリアしてくれる。決して飛び切りのグリップ性能やコーナリング・スピードを誇るというわけではないのだが、そのドライビングの心地よさはこれもまた「かつてのボルボ車では経験したことがない」というレベルだ。 ちなみに、そんなフットワークの印象全般は、同じR-DESIGNでもむしろトップ・モデルの「T6 AWD」よりも好ましく感じられた。比べれば車両重量が240kgも軽く、特に前軸だけで150kgのマイナスとサスペンションに対する負担が大きく軽減されている点が大きく影響をしていそうだ。かくして、「S60の限定モデルが味わわせてくれた感動を見事に再現してくれた」というのが、このモデルの走りのテイスト。そんなV60のT4 R-DESIGNグレードは、好評ゆえに瞬く間に売り切れたというS60にも再度の設定がなされ、この5月から発売が行われている。
2012年06月07日
コメント(0)
先日、F1GPのあったばかりのモナコ市街地コースをRENAULT車が駆け抜ける! 記事はレスポンスからです。 ルノーが25日、モナコで初公開したコンセプトカー、アルピーヌ『A110‐50』。名車アルピーヌ『A110』のデビュー50周年を記念した復刻コンセプトカーが、モナコの市街地コースを疾走した。 これは25日、F1モナコGPの舞台でルノーが実施したもの。ルノーのカルロス・タバレスCOOがアルピーヌA110‐50に乗り込み、モナコの市街地コースをデモ走行したのだ。 アルピーヌA110‐50のミッドシップには、日産製をルーツとする3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン(最大出力400ps、最大トルク43kgm)を搭載。 モナコの市街地コースに、同車の迫力のサウンドが響き渡った。
2012年05月31日
コメント(4)
ALFA ROMEOジュリエッタの二台、コンペティツィオーネは日本で358万円、クアドリフォリオ・ヴェルデは388万円で手に入れることができます。記事はAsahi.Com愛車からです。 約30年ぶりに復活した、アルファロメオの往年の名車「ジュリエッタ」。1954年にデビューし、流麗なスタイルの小型スポーツカーとして人気を博し、77年には2代目が発売された。3代目となる今回の「ジュリエッタ」は実質的には「147」の後継と位置づけられる。日本で販売されるのは1.4リッターターボの「スプリント」「コンペティツィオーネ」と1.75リッター直噴ターボの「クアドリフォリオ ヴェルデ」の3種類。今回、「コンペティツィオーネ」と最上級の「クアドリフォリオ ヴェルデ」に試乗した。 フロントマスクはアルファロメオ伝統の盾型グリルを採用し、精強さを感じさせるデザイン。5ドアハッチバックだが、後部ドアのハンドルをウインドー後部に隠すように配置しており、一見すると3ドアクーペのようなサイドビューだ。 まず試乗したのは「コンペティツィオーネ」。ベースモデルの「スプリント」をよりスポーティーに強化したモデル。タイヤサイズを16インチから17インチにサイズアップし、ブレーキ機能などを強化している。足回りはちょっと堅めで、コーナーでもしっかり踏ん張る印象だが、下から突き上げる不快な衝撃は感じない。ヨーロッパの石畳の多い街中をキビキビ走るのに合っているのだろう。室内も昨年の試乗会で乗った弟分のMiToに比べ、ゆったりとして圧迫感は感じない。 次に乗ったのはイタリア語で緑の四つ葉のクローバーを意味する「クアドリフォリオ ヴェルデ」。世界中のレーシングコースで戦ってきたブランドだ。「コンペティツィオーネ」の1.4リッターターボエンジンが170PSなのに対し、1.75リッター直噴ターボは235PSを発揮する。パワーの違いは一目瞭然で、慣れないMTでもぐんぐん加速する。「コンペティツィオーネ」の方は急坂ではちょっと息切れする感じだったが、こちらはそんなことはない。乗っていて楽しい車だが、今のところ日本で発売されるのはMT仕様のみ。 パドルシフトのセミATがあれば、もっとスポーティーな走りが楽しめるように思った。ギアシフトがどうしてもやりたい人はともかく、F1やランボルギーニも今やATなのだから。 環境や燃費を気にして街中を乗るなら「コンペティツィオーネ」、よりスポーティーにドライビングを楽しみたいのなら、「クアドリフォリオ ヴェルデ」といったところだろうか。両車の価格差は30万円。エコカー補助金が適用されればさらに10万円広がる。
2012年05月28日
コメント(2)
「ミッレミリア」、元々は1927年から30年間続いたカーレースのこと、ですね。今日では、クラシックカー・レースとしてイタリアで続いています。 この記事はレスポンスからです。 フィアットの高性能車部門、アバルトは17日、イタリアで開幕した「ミッレミリア2012」において、アバルト『695マセラティ エディション』を発表した。 同車は2012年3月、ジュネーブモーターショー12に、アバルト『695トリブート マセラティ』として出品されたモデル。今回、欧州での受注開始に合わせて、車名の変更が告げられたのだ。695マセラティ エディションは車名を除いて、ジュネーブモーターショー12時のモデルと違いはない。オープンボディのアバルト『500C』をベースに、マセラティのイメージを反映した数々の特別装備が盛り込まれる。 ボディカラーは、マセラティの「Pontevecchio Bordeaux」と呼ばれるワイン色で塗装。キャンバストップの色は、グレーでコーディネートされた。17インチのアルミホイールは、『グラントゥーリズモ』がモチーフ。エグゾーストパイプも専用だ。 室内は、スポーツシートにポルトローナ・フラウが手がけたサンドベージュ色のレザーを使用。 ダッシュボードやシフトレバーのトリムには、マット仕上げのカーボンファイバーがあしらわれる。 エンジンは、アバルト『695トリブート フェラーリ』と共通。 1.4リットル直列4気筒ガソリンターボの「T-ジェット」は、吸排気系を中心にチューニングされ、最大出力は135psから180psへ45ps向上。専用エグゾーストシステムの「レコードモンツァ」は3000rpmを境に、いっそうスポーティなサウンドに変化する。 トランスミッションは「MTA」と呼ばれるパドルシフト付きの電子制御2ペダルMTだ。 足回りは、ダンパーを強化仕様にチェンジ。ブレーキはブレンボ製の4ピストンで、ローターは305mmの大径タイプに変更される。 アバルト695マセラティ エディションは、限定499台を発売。現時点で、価格は公表されていない。
2012年05月23日
コメント(2)
もちろん、MINIとしては最高峰車となりますね。そうですね、現代ではロールス・ロイスはBMW系列、ベントレーはVW系列となっています。記事はCar Watchからです。 ビー・エム・ダブリューは25日、「MINI INSPIRED BY GOODWOOD(MINI インスパイアード・バイ・グッドウッド)」の受注を開始した。全世界限定1000台が生産される。納車は5月末から。 グッドウッドは英国 西サセックスの、BMWグループのラグジュアリー部門ロールスロイスの本社があるところで、「フェスティバル・オブ・スピード」などのクルマのイベントでも知られる。 インスパイアード・バイ・グッドウッドは、そのロールスロイスのデザイナー、アラン・シェパードが内外装を手がけたMINI。 外装ではロールスロイス専用のダイアモンド・ブラック・メタリックのボディーカラー、インスパイアード・バイ・グッドウッド専用サイドスカットル、17インチマルチスポークアルミホイールを採用。 内装はコーンシルク・ベージュのレザー・インテリア、ウォールナット・インレイ、ロールスロイス書体のメーターなどのロールスロイス専用トリムを用意。インスパイアード・バイ・グッドウッド専用ドアシル、カシミアのヘッド・ライナーとサンバイザー、ディープ・ウール・フリース・フロア・マットなどを備え、シリアルナンバー入りエンブレムをあしらう。 このほかオートエアコン、クルーズコントロール、MINI ビジュアルブースト(センターメーター内液晶ディスプレイ)、ハーマン/カードン製HiFiシステム、マルチファンクション・スイッチ付き3スポーク・スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール、クローム・ライン・インテリアを備える。 エンジンは1.6リッター直列4気筒DOHC直噴ツインスクロールターボで、トランスミッションは6速AT。
2012年05月19日
コメント(0)
もし「MINIが好きか?」と聞かれれば、即座に答えます。「好きですね・・・堪りません」。MINI「最速」車、登場です。 記事はレスポンスからです。 BMWグループのMINIは12日、フランスで開催中の「MINIユナイテッドフェスティバル」において、MINI『ジョンクーパーワークスGP』を初公開した。 同車は、現行MINIシリーズの最強モデルとして登場。ジョンクーパーワークスGPは2005年に設定されたことがあるが、現行MINIベースとしては、今回が初めてだ。 ジョンクーパーワークスGPは、モータースポーツから得たノウハウを注入して、MINIのハッチバックをチューニング。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンには、数々の専用チューニングが施される。MINIは現時点でパワースペックを公表していないが、最大出力は220‐230psレベルと推測される。 足回りは、ドイツ・ニュルブルクリンクでテスト走行を繰り返し、煮詰められた。サスペンションやブレーキは強化。MINIによると、ニュルブルクリンクのラップタイムは8分23秒と、歴代MINIの市販車としては、最速を記録したという。 内外装も専用仕立て。外観はエアロダイナミクス性能の引き上げをテーマに、専用バンパー、サイドスカート、ルーフスポイラー、ディフューザーなどを装備。 室内はリアシートを取り去り、2シーター化するなど、走り重視の空間とした。 ジョンクーパーワークスGPは、全世界限定2000台で年内に発売予定。現時点では、価格は公表されていない。
2012年05月15日
コメント(0)
クルマに付けるナビゲーション。とにかく進化の程度が早すぎるような気がします。新しいナビを付けても、その機能の多くを使わないまま、終えてしまうかも・・・ この新しいナビは、TV放送していましたね。記事はCar Watchからです。 パイオニアは5月8日、カロッツェリアブランドより5月下旬から7月下旬にかけて発売する新型「サイバーナビ」の発表会を開催した。この発表会においては、5月下旬に発売するスマートフォン連携可能な2DIN車載機「アプリユニット」についても、その詳細が説明された。 サイバーナビは、2011年モデルにおいてARスカウターモードを搭載。 約31万画素のCMOSイメージセンサーと画像解析ユニットからなる「クルーズスカウターユニット」を接続することで、ナビ画面とイメージセンサーから取り込んだ映像を合成して、AR(拡張現実)表示を実現していた。2012年モデルの新型サイバーナビでは、AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニットを用意。サイバーナビ、クルーズスカウターユニット、AR HUDユニットを組み合わせることで、ナビ画面をフロントウインドーの前方に映し出す。 パイオニア取締役 カーエレクトロニクス事業統括部長 黒崎正謙氏は、発表会の冒頭中期事業計画を紹介。欧米、新興国、日本と各市場にあわせてカーナビをグローバルに展開していくとし、とくに日本では、PND(Portable Navigation Device)タイプ、メモリータイプ、高機能タイプ、スマートフォン連携タイプをフルラインアップ展開をしていく。国内のカーナビ市場では、これまでPNDが急速な伸張を示してきたが、地デジに対応しない機種がほとんどであること、そして簡易なナビゲーションであればスマートフォンで事足りることから伸びが鈍化。パイオニア調べによる2011年度の国内販売台数ではA/V/N(AV+ナビゲーション機能一体型カーナビ)が対前年比108%となっており、総販売台数は減ったものの、地デジも視聴可能なA/V/Nタイプが伸びている。 黒崎氏は、エコカー補助金やエコカー減税による新車台数の増加、地デジ視聴可能な機種への乗り換え、震災からの復興需要などがあることから、2012年度も総販売台数は増えないものの、A/V/Nタイプが前年比105%になるとの見方を示した。そのために同社がラインアップするのが、先進性と高付加価値をあわせ持つサイバーナビ、ボリュームゾーンに向けたメモリーナビである「エアーナビ」「楽ナビLite(ライト)」、EV(電気自動車)市場へ向けた「EVナビ」、そしてスマートフォンとの連携機能を持つアプリユニットになる。 AR HUDは、映像を描くスクリーン部が収まったユニット、映像を反射し透過風景と重なりあって見えるようにするコンバイナー部から構成されている。 映像はレーザービームによってスクリーン部にラスタースキャン方式で描かれ、いわば電子ビームで映像を描くブラウン管テレビと同様の走査を行っている。書き換え周期は20~20Hzで、3m先に37インチ相当(90cm×30cm)の画面が広がって見える。3mにした理由は、「2mでは近すぎるため3mにした」と言い、部署でのテストを行って実際の見え方の確認もしている。これだけのユニットをサンバイザーの位置に取り付けると安全面が気になるところだが、コンバイナーの端部が頭部方向を向いていないこと、事故の際に衝撃を逃がす設計になっていること、頭部衝撃に関する法定基準を満たし、公的機関による試験でも確認していることなどから安心して使えるものであると言う。 新型サイバーナビの発表会では、昨日発表された2DIN車載機「アプリユニット」に関する説明も行われた。カー市販事業 マルチメディア事業企画部 企画1課の千葉隆夫氏は、ベースモデルの「SPH-DA05」と地デジ&DVDモデルの「SPH-DA09」を紹介。いずれもマルチタッチ可能な7V型のワイドVGAパネルを搭載し、スマートフォンのiPhoneやAndroidとは専用ケーブルで接続(Android端末は、別途Bluetoothでの接続も行う)。専用のアプリをインストールすることでスマートフォンを、アプリユニットから操作できるようになる。
2012年05月12日
コメント(4)
最後のロータリー・エンジン車になるはず、MAZDAのRX-8は6月で生産終了となります。その最後の特別仕様車です。 Car Watchが特集していました。 現時点でロータリーエンジンを搭載する唯一の量産市販車「RX-8」が、今年の6月に生産終了する。その「RX-8」の最後の特別仕様車が「RX-8 SPIRIT R(スピリットアール)」だ。トランスミッションは6速MTと6速ATの2タイプが用意されるが、それぞれベースグレードが異なり、トランスミッション以外の仕様差も大きい。今回は6速MT仕様を取り上げる。 RX-8 SPIRIT R(6速MT仕様)のベースグレードはType RSで、追加装備は専用オーナメント、フロントヘッドランプ/フロントフォグランプ/リアコンビランプ(ブラックベゼル)、赤に塗装されたフロント/リアブレーキキャリパー、ピアノブラックのセンタートンネルトリム、SRSエアバッグシステム(カーテン&フロントサイド)。 さらに6速MT仕様は専用のレカロ製バケットシート、ブロンズ塗装の19インチアルミホイール、225/40 R19サイズのタイヤを装備する。 そのほかの仕様はベース車と同じ。パワートレーンや足まわりの構造も2003年のデビューから基本的な部分は変わっていないため、RX-8 SPIRIT Rは9年分の熟成が進められた最終仕様と言えよう。 エンジンは654cc×2の2ローター。往復運動をするシリンダーもバルブもカムシャフトもないロータリーエンジンならではの独特の高回転特性を持ち、独特のサウンドを放つ。現在のところRX-8以外にロータリーエンジン搭載の市販車はなく、RX-8が生産終了すれば、ロータリーエンジン搭載車は一旦途絶えることになる。 6速MT仕様の最高出力は173kW(235PS)/8200rpm、最大トルクは216Nm(22.0kgm)/5500rpm。10・15モード燃費は9.4km/L(6速ATは9.0km/L)。ボディーサイズは4470×1770×1340mm(全長×全幅×全高)、重さは1350kg(6速ATは1370kg)。価格は325万円。
2012年05月06日
コメント(2)
CITROENのC4、ピカソという個性的なネーミングを得たMPV。実に愉快な空間が拡がりそうです。記事はイズム・コンシェルジュからです。 頭上の空までも視界に収めた、圧倒的なフロントビューを提供するスーパーパノラミックフロントウィンドウ。目の前に風景がワイドに広がる、大型フロントスリークォーターガラス。キャビンいっぱいに視界と光を呼び込み、かつてない寛ぎが乗る人の心を満たすCITROEN C4 PICASSO。 独自の“VISIOSPACE”(ビジオスペース)コンセプトによる抜群の視界と開放感が、7シーター・MPVに新たな世界を開きました。空間デザインを“視界”から革新したその発想は、MPVのドライバビリディと安全性、快適性の飛躍的な向上に貢献。 乗る人すべてにゆとりと安らぎを提供する、3列シートや、豊富な収納スペース、個性的なインテリアのデザインにもシトロエンのセンスと独創性が光ります。 シンプルなラインで描かれた、流麗なシルエット。躍動感あふれる面で構成された、存在感を放つフォルム。ダイナミックでありながら調和のとれた造形で、C4 PICASSOはMPVのスタイリングに新しい可能性を提案します。 フロントビューは、ニューダブルシェブロンが織りなす美しいクロームライン、ターンランプをアンダーラインのように配したヘッドライト、そしてLEDポジションランプの輝きが、個性あふれる表情を演出。サイドビューは、ダイナミックなウエストライン、サイドまで回り込んだリアコンビネーションランプによって、広々としたガラスエリアをいちだんと強調しています。 C4 PICASSOは、車の快適性と安全性を「視界と空間の開放感」から発想した、独自の“VISIOSPACE”(ビジオスペース)コンセプトから生まれました。 ガラスエリアが頭上にまで広がるスーパーパノラミックフロントウィンドウと大型のフロントスリークォーターガラスを、細心のビラーで組み合わせて視界を構成。垂直方向の視界が通常のMPV(約35度)の約2倍に相当する最大70度まで広がり、クルマの常識を超えるパノラマビューが楽しめます。 また、降りそそぐ光を自在にコントロールできる電動サンブラインド付パノラミックガラスルーフを標準装備。ひとたびすべてを解放すれば、ルーフの存在すらも忘れるような、圧倒的な世界が頭上にまで広がります。晴れわたる青空の下でそそぐ太陽の光を浴びて、夜は満天の星空や都会のきらめきに見つめられながら走る。まったく新しいドライビング体験が、この空間から広がっていきます。 抜群の視界と開放感をもたらすC4 PICASSO。その優れた環境性能により、エコカー補助金の対象車になっています。さらにシトロエン独自の購入サポートが付いて、より身近になりました。ぜひ、お近くのディーラーでお確かめください。
2012年04月03日
コメント(2)
VOLVOの中軸を担うであろう、新しいS60の特別仕様車T4-Rの試乗記です。 記事はレスポンス、松下宏のレポートからです。 2011年の新車販売台数がに久々に1万台を超え、顕著な復調気配を示してきたのがボルボ。現在、ボルボの主力モデルとなるのは『S60/V60』で、シティセーフティやヒューマンセーフティを搭載した60系のモデルを中心に販売を伸ばしている。 今回S60に特別仕様車の「T4 Rデザイン」が設定された。Rデザインは従来からも設定されていたが、それは「T6 AWD Rデザイン」であり、直列6気筒3.0リットルエンジンを搭載する4WDで価格も高かったため、もっと身近な「Rデザイン」が欲しいという声が強かった。そこで登場したのが1.6リットルの直噴ターボエンジンを搭載するT4 Rデザインで、スポーティな内外装やシャシーを備えながら、輸入車の売れ筋価格帯に位置する435万円の価格が設定されている。 内外装の変更点などについてはボルボのホームページなどで確認して欲しいが、標準のDRIVeとは相当に大幅な違いが設定されている。それ以上に注目されるのが足回りで、スプリング剛性、ダンパー、前後ブッシュ、タワーバーなどによって大幅な改良が加えられており、18インチのコンチのスポーツコンタクト3と合わせて操縦安定性が格段に向上している。 18インチタイヤは将来の交換時やスタッドレスタイヤを装着するときのことを考えると、ちょっと大きすぎる感じもあるが、Rデザインの走りはとても良いもので、18インチタイヤもこれに貢献していると思うと、止むを得ないのかとも思う。乗り心地はさすがにちょっと硬めの印象があるものの、箱根ターンパイクなどのワインディングロードを走らせるとちょうど良い感じ。路面の変化などをうまくいなしながら、しっかりした安定性を確保している。 搭載される1.6リットルの直噴ターボはすでにS60などで定評を得ているエンジン。240Nmのトルクを発生し、S60のボディを余裕で引っ張っていく。箱根ターンパイクも気持ち良く駆け登っていくことができた。組み合わされるツインクラッチの6速ATも自動変速の滑らかさ、マニュアル操作時のレスポンスとも不満なし。これも気持ち良い走りにつながっている。ボルボは安全性に大きな特徴を持つ自動車メーカーだが、同時に以前からスポーティなモデルもしっかりラインナップしてきた歴史を持つ。今回のRデザインはそんな歴史に記憶されるモデルになりそうだ。 435万円の価格はベース車に比べると60万円高の設定で、価格差はそれなり。ヒューマンセーフティを含むパッケージオプションを選ぶとさらに25万円高くなる。でも十分に値打ちモノの1台だと思う。今回のT4 RデザインはセダンボディのS60だけで100台の限定。台数が少ないので興味があるなら早めにディーラーに行ったほうが良い。恐らく、好調な売れ行きに気を良くして、次はV60のT4 Rデザインが登場してくるだろうから、エステート派の人はそれを待てば良い。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★★ インテリア/居住性:★★★★ パワーソース:★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
2012年03月22日
コメント(0)
ATALANTA?ですかね。セリアAにも同名チームがありますね。ハンドクラフト、英国の目自動車メーカー・・・知りませんでした。 記事はAsahi.Com愛車からです。 英国でユニークな自動車ブランドが復活した。その名は”アタランタ”。1936年にイギリスで誕生したアタランタ・モーターズは、小規模メーカーでありながら、独立式コイルスプリングや調整可能な前後ダンピングシステム、油圧ブレーキなど、現代の自動車にも採用されている数々の技術を75年も前に採り入れていたという。 そのブランドが英国の自動車愛好家の手により復活した。新生アタランタは、75年前のクラシカルなスタイリングと、近代の自動車技術を組み合わせることで、当時の面影はそのままに、現代の自動車に求められる性能と安全性が確保されるという。ただし細くて大きなタイヤは当時の自動車そのもの。これによりオリジナルに近いドライブフィールが再現されるという。 アタランタは手作業でくみ上げられる少量生産モデルゆえ、顧客のリクエストに応じた製作も可能とのことだ。
2012年03月16日
コメント(2)
新年最初のシリーズ美女ナビ、今回はアメ車 キャデラックのスポーツセダンです。 記事はMSN自動車からです。 第21回は、「2011年ミスインターナショナル」ファイナリストのモデル、橋本智美さんが葛西にあるキャデラックのショールームにやってきました。存在感のある真っ赤なスポーツセダンを前に、興奮気味の彼女です! CTSは、主に若い人に向けてつくられたスポーティーなセダンなんですって。キャデラックブランドの中ではボディもコンパクトな方だというけれど、十分迫力があります! 大型のグリルが印象的なフロントマスクは、キャデラックの共通デザインなのだとか。ランプと一体化したブレーキ冷却用のエアインテークなど、スポーツ×デザインがうまく融合されていますね。 ルーフとサイドパネルの接合には、レーザーブレージングという先進技術が使われているんですって。なめらかに仕上がるだけでなくて、ボディ剛性の向上や軽量化にもつながっているそうです。 シャープなボディや縦型ランプなど、リアのデザインはどこかクラシカルなイメージ。それで走る性能も高いっていうのは、良いギャップを持ったクルマですね! エンジンには、直噴方式のV型6気筒という最先端のものが採用されているそうです。燃費を向上させるエコな仕組みなのだとか。迫力あるビジュアルながら環境にも気を使っているなんてステキ! 車体は前後約50:50のバランスのいい重量配分でつくられているんですって。最新の技術を搭載しながら、ボディ自体も、走るための基本性能が高められているんですね。 クロームメッキのメタリックな光沢や、落ち着いたウッド調がアクセントになった上質なインテリアは、ずっと乗っていたくなるくらい心地いい雰囲気! 3重のドアシールや防音材など、遮音性を高めるための工夫がたくさん凝らされているのだとか。スペースも広くて居住性抜群! サンルーフを開けて外で走ったら気持ちよさそう~。
2012年01月07日
コメント(0)
トヨタAQUA発表関連記事は続きますが・・・チーフエンジニアによるコメント。これは注目です。記事はレスポンスに載りました。 トヨタ自動車が26日に発売した新型ハイブリッド『アクア』の販売価格は169万~185万円。アクアのチーフエンジニアを務める小木曽聡氏は「原価低減するのに3つの切り口がある」と明かす。 そのひとつが「新しい技術をしっかり入れて、軽量コンパクトで性能を出すという構造を編み出した」とした上で、「モーターは新しい構造をつくった。小さくしたのでモーターの銅の量が減り、原価低減できた」という。 2つめは「やはり量産の効果。トヨタはこれまでにハイブリッド車を累計350万台位造っていて、今後は年間100万台のハイブリッドの生産を目指している。そうすることで量産効果をしっかりとれる」。 そして最後が「ボディ骨格から色んなものに至るまで軽量化に取り組んだ。アクアは一番軽いグレードで1050kgと、ガソリン車とあまり変わらない。量産グレードでも1080kg。プリウスに対して250kg~300kg位軽い。軽いことでモーターをコンパクトに造れる。性能を落とさないで燃費を良くできる。大きくはその3つの組み合わせで、それぞれに色んな技術が盛り込まれている」と解説した。
2011年12月28日
コメント(4)
日産SKYLINEの特別仕様車ですね。そうですか!55年経つのですか・・・ 特別仕様車、その意味は何処かに何か優れている点があるということ・・・555台限定発売だそうです。 記事はCar Watchからです。 日産自動車は12月19日、スカイラインの生誕55周年を記念した特別仕様車「55th Limited」を発売した。価格は3,990,000円~4,515,000円。555台限定。 4ドアモデルの「370GT Type SP」「250GT Type P」「250GT FOUR Type P」をベースとし、アニバーサリーレッドカラーの本革シート(前席ヒーター付)に55周年を記念した刺繍を前席に施した。ボディーカラーは専用色のガーネットブラックパールを設定する。 555台限定で、2013年4月30日まで受注を受け付けるが、注文が設定台数を上回った場合はその時点で受付終了となる。また、スカイラインクーペの生誕55周年記念車は2012年2月頃の発売を予定している。 なお、250GT Type P 55th Limitedは「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」に認定されており、エコカー減税(環境対応車普及促進税制)により自動車取得税および自動車重量税が50%減税される。
2011年12月20日
コメント(3)
TMC、Lotusブースはさすがに魅かれるクルマが揃いました。エヴォーラとエリーゼのそれぞれAT車を展示したようです。 記事はCar Watchからです。 英ロータスのインポーターであるエルシーアイは、「エリーゼ CR SPS」「エヴォーラ S IPS」「エリーゼ S」の3台を展示した。 このうちエリーゼ CR SPSとエヴォーラ S IPSは、6速ATを搭載したモデルだ。英ロータス・カーズの販売担当ゼネラル・マネージャーであるクリストファー・ニコル氏はプレスカンファレンスで「日本にとってATが重要なことはひしひしと感じている。ATモデルの導入は、日本を意識した改革」と、ATモデル導入の意図を語った。 エルシーアイの川村賢司 専務取締役は「ロータスは新CEOダニー・バハーのもと、大きく生まれ変わろうとしている。エルシーアイとしても、日本でロータスをさらにポピュラーにしたい」と述べ、「これまでインポートしたロータスのほとんどがMT。 AT導入で幅広いユーザーに楽しんでほしい。マニアックなユーザーに支えられてきたが、新生ロータスに生まれ変わる決意」と語った。 さらに、新CIを導入し、アパレルなどの「ロータス・マーチャンダイジング」の販売にも力を入れるとした。
2011年12月03日
コメント(2)
MAZDAのロードスターは元々オープンカー・・・マツダUSAが、そのスパイダー(オープンカー)を作ってみました、って記事ですね。 これはレスポンスからです。 世界3大カスタマイズカーショーの一角として11月1日、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー11。同ショーに、マツダが『ロードスター』のスパイダーを出品する。 これは28日、マツダの米国法人、マツダUSAが公式Facebookページで公表したもの。ロードスターの現地名、マツダ『MX-5』をベースにした『MX-5スパイダー』の姿が、明らかにされた。 現時点では、MX-5スパイダーの内容は未公表。写真から判断すれば、簡易的なソフトトップを装備し、フロントマスクを中心に変更を受けているのが確認できる。 「世界一人気の高いオープンスポーツカーが、さらにアグレッシブなルックスを手に入れた」というのが、マツダUSAの公式コメントだ。
2011年10月31日
コメント(2)
これもMAZDAの意欲作だと思いますね。SUVといわずに、クロスオーバーと言うようです。新車、CX-5ですね。 この記事はAsahi.Com愛車からです。 マツダは、同社の新型クロスオーバー“CX-5”のディーゼル車を、2012年春に国内で発売すると発表した。 CX-5に搭載される新世代2.2リッターディーゼルユニット“SKYACTIV-D 2.2(スカイアクティブ ディー 2.2)”は、ポスト新長期規制に適合する、いわゆる“クリーンディーゼル”と呼ばれる低排出ディーゼルエンジンだ。ポスト新長期規制への対応は要件が厳しいことから、クリアするには高価なNOx後処理装置が必要といわれているが、同ユニットは燃焼効率の向上によりコスト高を抑えながら、同規制をクリアできる排出ガス性能を実現した。 最大トルクは420Nm(42.8kg-m)と、同クラスのガソリンエンジン車の約2倍の数値を実現。また同エンジンにはアイドリングストップ機構が組み合わされ、燃費はSUVトップレベルとなる18.6km/L(JC08モード/2WD/AT車)を達成するという。 マツダは、クリーンディーゼル車を将来の国内ラインアップの重要な柱のひとつと位置づけ、今後ラインアップを拡充していくという。CX-5はその第一弾にあたり、2012年春に発売される。 日本人のディーゼルに対するアレルギー・・・もうそろそろ、何とかならないでしょうかね。
2011年10月28日
コメント(2)
RENAULT メガーヌ、それもRSに限定車が出るようです。「モナコ」とは当然、F1モナコGPコースのことを指しているのでしょう・・・ 記事はレスポンスからです。 ルノー・ジャポンは、特別限定車『メガーヌR.S. モナコGP』を全国のルノースポールスペシャリストディラーを通じて販売する。 エクステリアは、専用ボディーカラー、ブランナクレメタリックに、専用18インチブラックホイールを装着。 インテリアには、専用ブラックレザーシート、BOSEサウンドシステム、シルバーシートベルト、ホワイトタコメーター、ホワイトセンターコンソール&トリム、専用フロアマット、ロゴ入りシリアルプレートを装備。 シャシーは、ブレンボ製モノブロックシルバーキャリパーに加え、専用セッティングのダンパー/スプリング/ロールバーを採用。 メガーヌ・ルノースポールの卓越した走行性能とラグジュアリーな快適性を両立したという。価格は398万円。全国30台の限定発売となる。
2011年10月05日
コメント(0)
全85件 (85件中 1-50件目)