与乃登のご祈祷日記

与乃登のご祈祷日記

2006年05月20日
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昨日のお話の続きです。

中年の男性が婚約者のことで相談に訪れました。
婚約者の開店したスナックでボヤが出た。
与乃登は死霊がたくさん居ることを心配し、店を手放すことを勧めた。

与乃登「それで、お店の方は?」

男性 「はい、僕が止めるのも聞かず、再開してしまいました。」

与乃登「それはちょっと心配ですね。」

男性 「どうしたらいいでしょうか。数年前のボヤも、今回のボヤも原因不明なんです。」

与乃登「ちょっと困りましたね。彼女は魅入られたのでしょうかね。」

男性 「僕もそんな気がするんです。少し対応が今までと違うんです。」

しょうがないな。霊媒体質なのは本人も知っているだろうに。
なんだって、そんな危ない物に手を出すんだ。
これは次の事件が起きるまでに何とかしなくては。

与乃登「それでは、取り合えず、死霊を祓いましょう。」

男性 「お願いします。彼女に何かあったらと心配で。」

早速、与乃登は神前に座り祈祷に入りました。
死霊を祓う紙の護摩札が焚かれた。
破邪の剣により剣祓いが行われた。そして、十種神宝が振られた。
死霊が祓われ、焦げたような匂いが鼻を突いた。
祝詞を奏上すると、やがて、どこからともなく鈴の音が小さく聞こえた。
与乃登は死霊を浄化するため香を焚いた。

与乃登「祓いは済みましたよ。」

男性 「あの、鈴の音が聞こえたみたいな気がしたんですが。」

与乃登「あぁ、お聞きになりましたか。三時になると自動的に鳴るんです。」

男性 「そうですか。」

与乃登「うそですよ。たまに、御神霊がお出ましになるとき聞こえることがあるんです。」

男性 「本当ですか。」

与乃登「本当に不思議なんですが、鐘の音を聞いたり、笛の音がすることもありますねぇ。もちろん滅多にありませんが。」

男性 「そういうことは効果があるって事ですね。」

与乃登「聞こえなくても、効果は変わりませんけどねぇ。でも、得した気にはなりますでしょ?」

男性 「はぁ。そうですね。」

与乃登「少し様子を見て下さい。良い変化があると思いますよ。」

男性 「分かりました。楽しみにしています。」

それから、しばらくして男性から電話があった。
婚約者が店を手放したというのだ。
繁盛店と見越して権利を買いたいと言う人が現れ、あっさり譲ったというのです。
今は新しい店を探しているというのです。

ご祈祷の効果が出て何よりです。

与乃登(よのと)の神霊心療室
http://yonoto.com/







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最終更新日  2006年05月20日 21時39分39秒
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