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今日も下痢気味だった。前回と今回の経験から、排便量が急に多くなった時には決まって下痢が始まる。それからこれも前回同様、下痢の時はおなかの痛みなどほとんど無かった。下痢の時におなかが痛くなるのは直腸が痛かったのだろうか?我々は自分の出したものを目の当たりにする分、下痢をするとちょっと気分的にげんなりするが、痛みはなく楽なもんだ。
2005年10月28日
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この前まで1ヶ月以上という長い入院生活だったのが嘘のように、元通りの生活に戻ってきた。暑い暑い夏のさなか、突然直腸癌が見つかってお盆休み返上で検査通いを始める前の状態に。。。日常では仕事でも何でも、一ヶ月の間にそうそう色んな進展があるわけではないものだ。病院と言うところはその間に何人もの人の健康を取り戻す。(もちろんそうでない方もいらっしゃるが。。)色んな意味で生産性の高い場所だ。医師や看護士の強い志が、大きく働いてるのは言うまでもない。患者のほうもその間に日常では味わうことのない色んな体験をする。入院し始めたときは世の中で一番退屈な場所とおもい、自分だけ取り残されたような気持ちになったものだが、日がたつに連れて、口に食べ物を運び噛んで食べる喜びや、天気のいい日の病院の屋上の気持ちよさ、普通ならまず話すことのない人たちとの会話、外へのあこがれなど日常暮らしていては見過ごしがちなことがいっぱい見えてくることがあるし、退院してからやりたいことなどもどんどん沸いてでてくる。退院してすっかり日常が戻ってきたが、おなかに出来た人工肛門以外の病院で得た大切なものもたまには思い出そう。
2005年10月25日
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中三日で取り替える予定だったが、下痢・風邪気味などで昨日の交換を延期した。今日は実験的にいつもと違う装具を使ってみる。ガス抜きフィルターがついていて、なおかつ下部ドレーン(便を排出するパウチの口)がマジックテープ式になっているものだ。まずマジックテープ。これは使いやすそうだし、余分なクリップを必要とせずいい感じ。ただし、便の排出時に口の部分をくるっと折り返すことが出来ない。いつも使用しているものでは口の部分が汚れないように折り返すことが出来るのだが、マジックテープ部分がじゃまで折り返せない。また、ガス抜きフィルター。これも善し悪しだ。ガスでパウチがふくらみすぎないのはいいのだが、逆に常にパウチ内が引圧になりストマ(人工肛門)にまとわりついてすこし抵抗がある。理想的には常に少しガスが入ったくらいが一番いいのだが、、その方が便もでやすい。少し使ってみて様子を見ることにする。
2005年10月23日
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人工肛門をおなかに作る手術をした後、食事を再開してからしばらくは軟便状態が続くが、その後は次第に有形の便になる。有形の便になってくると断然処理がしやすくなる。退院後ずっと有形で少し固すぎるぐらいの状態がつづき、出も悪かった。一日中ほとんどでないこともあった。今日はしかし。。急に寒くなって冷えたからか。。午後7時頃くらいからか、腸の活動が始まった。人工肛門には括約筋が無いので腸の活動が活発になると、自分の意志とは関係なくどんどん排便されてくる。その時間帯まだ軽く仕事中だったので、ひとと話をしている途中もどんどんでてこられると気になってしょうがない。9時頃に帰宅して、楽な服装に着替えると安心したのかまた活動が再開した。おなかにつけた袋がみるみるうちに一杯になってくる。次第に前述の軟便状態になってきた。軽く下痢の状態になったらしい。さいわいにも1時間ほどでおさまった。思えば健常状態で下痢だとおなかが痛くなりトイレで何十分も苦しんだ覚えがある。今日の場合は軽かったからかもしれないが、人工肛門の身となって初めての下痢は痛みはほとんど無かった。おなかが冷えているときに寒いトイレで長時間苦しまないといけないことがないのは、人工肛門のメリットともいえる。退院後、排便が少なかったので少々心配していたのだが、今日でその心配は解消された。おなかもずいぶんすっきりした。手術前に便がでなくて何日も何日も苦しんだことを思えば、ずいぶん健康的な状態になったものだ。いろいろ体は変わってしまったが、やはり手術をして良かった。おなかを冷やして下痢をしたのだが、むしろ順調な排便の尊さをしみじみ痛感した。
2005年10月22日
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昨日ストマ装具の業者からカタログが届いた。何冊も届いて何を基準に装具を選んでいいのかさっぱりわからない。まずは病院で使っていたメーカーのものを中心に選ぶことにした。今使っているものから少しずつ違うものを試してみて、自分に合ったものを見つけるしかしょうがない。H社(ここで社名を挙げていいのかどうかわからないのでとりあえず略記)の装具について、早速業者に電話をかけていろいろ質問をぶつけてみた。同じシリーズで比較すると装着期間でまず分類されている。4~6日装着可能なもの(今はこれを使用している)、3~4日のもの、1~3日のもの。私の場合は今のところかぶれなどのトラブルが無いことから、ある程度長期装着可能のものでもいけそうだ。しかし長期間のものは楽でコストを考えてもいいのかもしれないが、気分的にあまり同じものを長くつけていたくないと言う気持ちもある。実際、今は中3日で交換しているので6日も装着出来る必要はない。もう一つの大きな分類は、ストマの形状に合わせてハサミで自由にカットするフリーカットのタイプ(今はこれを使用)と、あらかじめカットされているプレカットタイプのもの。私の場合は形状がある程度まんまるに近いので、ハサミでカットしなくてもあらかじめ穴のあいたプレカットのタイプでも良さそうだ。とはいえまだまだ術後1ヶ月ちょっとなので、ある程度形が変わることも考えられる。というわけで今回は次の3種類を選択した。フリーカット・4~6日 10個 今使っているものと全く同じプレカット ・4~6日 5個 プレカット ・3~4日 5個プレカットで調子良く使えるようならプレカットに切り替える。短期間でトラブルが無いようなら3~4日のもの、これは安価で薄いのが特徴。<お願い>実際お使いの方でアドバイスがあれば是非教えてください。私も出来るだけ色んなものを試してみて、ここで使用感を書いてみたいと思います。また、ここで社名や品名・型番を出して差し支えないのかどうかについても教えていただければ幸いです。 (入院中の楽楽さんは退院されて元気になられてからご意見をお待ちしています!)
2005年10月20日
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長期間研究室を留守にしていたためか、一人の学生から不満がでているらしい。療養を終え、今週からでてきたわりに以前ほどバリバリ私が動かないことがどうも不満らしい。困った。学生に迷惑をかけているのはわかっており、申し訳ないとは思っている。ボスの教授先生は理解をしてくれていて、あまり無理するなと言ってくれているが、学生さんはなかなか手厳しいことをいってくる。。しかし、長期入院生活をおえて体力がガクンと落ちていることも事実。外来治療や、諸手続のこととかあって、なかなか学生の世話まで手が回らない。あんまり若い学生さんに変な話をしたくないが、ここは事情を説明して理解を得るしかないのか。。まだまだ新しい生活、慣れないこともありスムーズにことが運ばないことがおおい。はやく新しい自分の身体にあった生活パターンを確立したい。先日、実家療養中に実家のホームセンターで見つけたシャワーユニットを兄夫婦が送ってきてくれたので早速取り付けた。水道の蛇口からの水圧で風呂釜の中で暖めた湯をくみ上げ、シャワーから吐出するもので、よくある電動ポンプ式のように電源を必要とせずなかなか便利モノだ。これで6000円程度なのだから驚きだ。これまでシャワーなしのバスルームでもこれといって不都合は無かったがストマ(人工肛門)を持つ身になった今、シャワーはやはり生活必需品だ。
2005年10月19日
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1週間の実家療養を終え、今日から職場のある名古屋に移動していよいよ職場復帰だ。少し早いかとも思うがいずれ戻らねばならない場所、少しづつでも無理のない程度に復帰を目指したい。京都は早くも秋の空気で肌寒いくらいだったが、名古屋はまだまだ暑さが残る。久々に帰ってきた一人暮らしの我が家も、でていった時のままで私の帰りを待っていてくれた。いろいろ苦労したが、なんとか無事ここまで帰ってくることが出来て感無量だ。
2005年10月17日
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実家での療養もそろそろ飽きてきた。これも調子が良くなってきた証拠だろう。今日は順調に便もでてくる。ガスも遠慮なしにでてくるが。。入院して以来、窓の外をぼーっと眺めることが増えたような気がする。こんなにのんびり時間を過ごすようになったのも、一定期間仕事や雑事から離れてすこし気分的にも余裕が出来てきたからか。少し退屈だけど、もう少しこのゆとりを楽しもう。来週には自宅に戻って少しずつまた普段のペースに嫌でも戻っていくのだから。身体障害者手帳の手続き先日名古屋に戻ったときに、身体障害者手帳の交付を受けた。私の場合直腸機能障害という部類に属し、2種4級といわれる等級だそうだ。交付を受けるには申請用紙、医師の診断書、顔写真、印鑑が必要となり、手続きにかかる期間は1ヶ月くらい。ストマ造設者には、装具購入費用の助成を受けることが出来る。自治体によって金額はことなるとおもうが、だいたい2ヶ月24000円くらいとのこと。事前に業者に見積もりをとって、それを役所に提出して具体的に金額が決まる。手続きに10日くらい日数を要するとか。。ほかに公共交通機関運賃の割引、携帯電話料金の割引、有料道路通行料割引その他を受けることが出来る。
2005年10月14日
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前回の装具交換は入院中の病棟でやったが、今回は退院後外来患者として初めて。入院中とちがって、ストマのケアについて詳しい専門の看護士の指導をうけ、洗い方などのダメだしを受けながらの交換だった。来週、自宅のある名古屋に戻って業者に連絡して装具を選定して購入をしないといけないのだが、今日はそのためにどんなのがいいか相談してきた。まずは皮膚の炎症なども見られず安定していることから、長期間持つものでいいだろうと言うこと。かといって面板(皮膚と装具を直接貼り付ける板)がぶあついものは装着感が良くない。今使っているものはフランジの裏側に指を突っ込める構造になっているので、パウチ(便をためる袋)を止めやすいこと。などなど、、そうなると自ずと商品が決まってくる。まずは使い慣れたものを中心に決めるとする。ほかにもハサミやなんやかんや買わないといけないのだろうが、業者にカタログを請求してあるのでそれが届いてから決めることにした。さしあたり2週間分くらいは確保できたので、その間に速やかに発注して十分な量を確保しないといけない。それにしても私のストマ(人工肛門)。。どこにいってもきれいに出来てるねえと看護士に感心されるのだが、そんなにきれいなんだろか。。手術にあたった主治医によるとまだ少し腫れぼったいので1月ほどかかってもう少し締まってくるとか。。
2005年10月13日
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一ヶ月留守にした名古屋の自宅の様子を見に行った。昼前に京都をでたにしては日帰りでかなり色んなことを片づけて帰ってこれた。名古屋についてまず職場に顔を出し研究室の教授と学生から歓迎をうけ、つくづく無事帰ってこれたことをありがたいと思った。私の受け持ち学生達がちょうど研究の中間報告をするところだったので、少しつきあうことにした。研究の進捗はまあこんなもんかといったところだが、彼らの成長ぶりにはびっくりするものがあった。留守中彼らなりに苦労し、いろんな人の助けをかりて健闘してくれた様子。 4時に大学を後にして、自宅に向かい郵便をチェック。きっと障害者手帳の交付通知が来ているはずだ。郵便受けのおびただしい量の郵便の中から目当てのものを見つけると早速開封して、手続きに必要なものをチェック。さしあたり印鑑だけで良さそうだ。家に上がる前に車に乗り込み事前に電話を一本いれ、役所に向かった。ギリギリセーフで交付を受けることが出来た。ついでにストマ装具の業者をいくつか紹介してもらった。自宅に帰ってみて唖然とした。止めていったはずの新聞がどっさり届いていたのだ。入院の前日から今朝の分まで全部。。玄関はまさに新聞の山となっていた。ストマ装具の業者に連絡をとり、とりあえずカタログを送ってもらうことにしておいた。今後見積もりを作成してもらい役所に提出して、そこで装具の交付券をもらうらしい。たずねてみたところ、装具を選定してから見積もり、発注まで役所の手続きを含めて10日くらいかかるらしい。あすストマ外来に行く予定になっているので、よく相談して装具の選定を行おうと思っている。国勢調査の用紙と催促状が来ていた。その場で記入して投函。ひととおり用事をすませて8時ごろ自宅を後にして再び京都にもどる。京都駅についたら10時を回っていた。
2005年10月12日
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実家療養といっても、痛みもないし寝てたってしょうがない。半日もいると病院にいるより退屈になってきた。入院中買い物に行きたくてしょうがなかったので、久しぶりに市バスに乗って出かけた。家族は心配して車でおくろうか?と言ってくれたけれどとにかく思いつくままにウロウロしたかったので、あえてバスで出かけることにした。まだまだストマ(人工肛門)初心者なので、いつトラブルが起こるかわからず不安なので、念のため装具の予備を持って出かけた。服装は股上の浅いローライズのジーンズを穿き、ストマはウエストの上に来るようにしてパウチが外にでるようにしてみた。シャツの下からパウチの袋の部分が見えないように折り返してテープで固定した。この方法は使えそうだ。デパートに行って、サスペンダー(ズボン吊り?)を探した。退院して普段着になるとやはりウエストの締め付けが気になる。ものによってはちょうどストマの上にウエストがくるのだ。しかしサスペンダーはなかなか売っていない。あきらめかけて帰り際に立ち寄ったビブレでやっと見つけた。ストマ装具をつけて初めての外出、幸いにも特にトラブルもなく不都合もなかった。退院して食事が急に変わったせいか、便の出が妙に悪くなったような気がする。病院では特に消化に良いものばかりがでていたからか。いきなり昨日のすき焼きが良くなかったのか。。少しずつコントロールの仕方を研究して行こう。
2005年10月11日
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本日無事退院してきました。これまで返信が出来ませんでしたが、メッセージを残していただいた皆様ありがとうございました。ケータイからのアップであったことや、体調により思うようにいかず、所々アップしきれなかったところもありますが、記憶に新しいうちに細かいところを追加してゆきたいと思います。
2005年10月10日
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当たり前かもしれないが、傷口の大事を考えて、いまだお風呂には入れず。看護師さんから蒸しタオルをもらって身体中をふく。 患部を覆っていた大きなガーゼやらなにやらがすっかり取れて改めて見る自分の体には、ぴょこっとはみ出た腸の一部がある。また、何となくアンバランスな装具もついている。 考えてみたら、コイツとの付き合いは今日で丁度1ヶ月。躯全体からみるとまだ違和感を感じるのも無理もないのかもしれない。 院内ではパジャマでうろうろしているが、退院後、これまでのジーンズが果たしてはけるかどうか。普段着る服のこともそろそろ考えたい。退院したら買い物にも行きたい。 ストレス解消にスポーツジムに行って泳ぐ事を楽しみとしていたが、こういう体になったからって、これは出来れば止めたくない。 銭湯・温泉も大好きだ。ストマを見られる事を気にして公衆浴場には次第に行かなくなる人がおおいというが、何とか方法を考え気にせず楽しみたい。とはいえ公衆である以上、マナーというものもある。 公衆浴場で健常者は肛門の衛生に関してこれといって意識はしないだろう。不意に便が出ることにさえ何らかの対策をうっておけば理屈の上では問題ないはずだ。 しかしストマに関しての理解はまだまだ一般的ではない。知る機会も十分与えられていない健常者にこんな屁理屈を押し付けていいものか。 気にしすぎか? しかし少なくとも自分自身の問題として、トイレの中以外ではなるべくハンデを意識せず、堂々と暮らしたいものだ。
2005年10月08日
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昨日、退院後のストマケアについていろいろこの際聞いておこうと外来病棟に行ったら、主治医がいた。私の顔を見るなり『さて、退院いつにしますか!』向こうからきりだしてきた。腹部の管が抜けてあとは塞がるのを待つだけ。連休中の10日に決定した。 物品の購入など色々あるはずだがこれも、退院して晴れて(?)障害者手帳を手にしてからのことになるだろう。当面の分をここで手配しておくことにした。 退院後、1週間を帰省先の京都で療養し、その間に1度外来で通院。そのつぎの週から職場復帰の予定とした。 追加分の休暇の届け、生命保険の診断書など依頼して、これで土日をここでゆっくり過ごし、月曜日昼過ぎに退院となる。 ふーっ! やっとおわった!
2005年10月07日
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もうちょっと、もうちょっと…しかしなかなか最後のひと声が出てこない。今日の回診では私の主治医が回ってきた。うーんキレイに治って来てるね。熱が出たりとかしてない?とかありきたりの事を言って去っていった。 痛みは日に日に軽く…いや、もうこれはもはや痛みとは言わない。愛用の丸い座布団もだんだんと必要なくなってくる。
2005年10月05日
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『もうぬいちゃえー!』そういって処置にあたってくれている医師は腹部にのこっていたドレーンの管をスポっと抜いてくれた。そう!とうとう手術のために設けた管という管が私の体から抜けた。ドレーンチューブがとおっていた穴はまだ塞がっておらずお腹に空いたままで、細い棒でくりくりとガーゼを詰める処置(これがまた痛い!)をされた。したがって異物が体内にさしこまれている違和感は相変わらずのこったままだが、歩くにしても座るにしても随分自由度が増した。 この穴はあっというまに塞がってくる。 いよいよ退院の声が主治医のくちからも聞こえ始めた。
2005年10月04日
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病室の窓からみえる本屋に一度家族につきそってもらって出かけたことはあった。あのときはほんの少しだったが、横断歩道を渡りきるのに妙に緊張感が走ったのを思い出す。 今日は本格的な外出に挑戦した。エントリーしていた学会の採択結果を確認して、今日中に返事をしなくてはいけなかったのだ。 兄が車で迎えに来てくれて、相棒の丸い座布団とともに、車にのりこんだ。 お腹に刺さった管はもちろんささったままだ。まるい座布団がついているとはいえ、はたして車とはあんなに振動するものかと驚いた。マンホールの蓋の上を車がのりあげるときでさえ反射的に身構え警戒してしまう。 また、シートベルトも恐怖の極みだ。お腹のドレーンに下手をすると直撃しそうだったので、シートベルトは外して乗車した。妊婦も許されるそうだからこの際いいだろう。 ちなみにストマの高さはヘソより少し下で、シートベルトには問題なさそうだ。 実家にかえり、インターネットで用件を済ませ、ついでにこのページを開いてみた。たくさんのアクセスを頂いているのをみてちょっと嬉しかった。 携帯からアップデートしっぱなしで返信出来ないにも関わらず、こまめにコメントを頂いているようで、ありがとうございます。 昼過ぎ病院に戻る。
2005年10月03日
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正直、10月に入るとは思っていなかった。しかし、ここまで来て退院を急ぐこともないだろう。 お腹に残っている管を少しずつ抜いていくと、少し熱がでて体温が上がるのだが、幸いそれも穏やかなもので体調もかなり安定している。 今日も土曜日とあって、色んなひとが面会にきてくれた。人との繋がりのありがたみが身にしみる。 面会だけではない。かつて、同じ研究室にいた仲間が、私が病室でこの機会に少し勉強をしていると聞いて、本拠地名古屋からわざわざ専門書を贈ってくれた。 考えれば、こんなにも雑事から解放されてゆっくり本に没頭できる機会も、おそらく残り少ない。この際存分にたのしもう。
2005年10月01日
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