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昨年の今頃「オリンパスのボディを考える」ってタイトルでブログを書きました。パナソニックのボディについては次回に… なんて書きましたが、その後、状況が一変しました。そう、2017年度は「ボディ内5軸手振れ補正内臓元年」だったと思うのです。たぶん2018年度中に各社のミラーレスはボディ内に5軸手振れ補正を搭載したモデルをそろえるでしょう。m4/3陣営でも「レンズ内手振れ補正派」だったパナソニックがコンパクトモデルの GF10 以外、ボディに5軸手振れ補正を内蔵して来ました。レンズの手振れ補正も共用する「DUAL.IS」と言う力技と共に。少し前までは「パナのレンズはパナのボディで、オリのレンズはオリのボディで」と言うのが「暗黙のお約束」でしたが、少なくともボディに「5軸手振れ補正」を内蔵するモデルならば、何も気にする必要は無いです。ただしオリンパスの E-P5 だけは少し前の機種となるので、この限りではありません。現行モデルであれば「パナボディxオリレンズ」も「オリボディxパナレンズ」も、問題なく使用できるのです。ですが、パナのレンズ内手振れ補正を有効活用出来ると考えれば、パナの「DUAL.IS」対応ボディが一押しですかね。上記を考慮しつつ m4/3 ボディについて考えてみると。オリンパス:残念ながら E-PL シリーズの3軸手振れ補正は魅力に欠けるというか、微妙な状態だと思います。現時点では充実したラインアップを誇る一眼レフスタイルの E-M シリーズから選択するのが無難でしょう。PEN-FはパナのGX7と比べると、少し大きいのが残念ですが、良いボディだとは思います。小型のE-M10Ⅲ、1600万画素上位モデルのE-M5Ⅱ、2000万画素最上位モデルのE-M1Ⅱというラインアップは良いのですが、E-PLシリーズはここ数年マイナーチェンジを繰り返すだけでどんどん魅力の乏しい機種に成り下がってしまいました。もう、こうなったらオリンパスさんにはE-PLシリーズは廉価版と位置づけ、再度E-PLシリーズの上位モデルとしてE-PMシリーズを復活させて欲しいです。可能ならばパナGM1/5、GF7/9/10並の小型ボディで。パナソニック:5軸手振れ補正を内蔵したラインアップが完成しました。旧機種となりつつある GX7Ⅱ と、後継機の GX7Ⅲ がお勧めですが、新たに5軸手振れ補正を内蔵した G8 G9 GH5 GH5S はいずれもお勧めできます。難点は価格が高額よりにシフトした事でしょうか。GX7Ⅱや G8 が製品末期ですので安く購入できればラッキーです。1600万画素でスタンダードモデルのG8、静止画に特化した2000万画素のG9、動画に強い2000万画素のGH5、低感度に強い1000万画素のGH5Sと一眼レフカメラスタイルのボディをバランスよくそろえました。レンジファインダーカメラスタイルのGX7Ⅱ、後継で2000万画素のGX7Ⅲ、は良いですがGX8はGX7Ⅲの登場で微妙な存在かなと考えます。もちろん、ボディ内手振れ補正を考慮せず、安価で小型の GF10 を狙うのもアリだと思います。中古の購入を検討するなら、オリンパスは E-M1 以外は MarkⅡ 以降のボディを選ぶのが無難でしょう。お勧めは、ファームウェアのアップデートで寿命の延びた E-M1 か、お手軽価格で本格撮影に対応する E-M10Ⅱ でしょうか。パナソニックなら GX7Ⅱ が一押しですが G8 も捨てがたいです。手振れ補正は搭載されていませんが、超小型の GM1 GM5 GF7/9 も良い選択肢だと思います。オリンパスも望遠レンズに手振れ補正を内蔵してきましたが、レンズ交換式の場合、m4/3 規格に限らず、今後はボディ内手振れ補正が主流となるような気がします。
2018.04.15
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さて、お気に入りである GM1 のグリップですが、表側は純正グリップで文句のつけようが無いのですが、私にとっては裏側が問題でした。手が大きいので、どうしても液晶画面に親指がかかってしまうのですね。なので手持ちのコルクで応急措置をしていたのですが、なんとも見苦しく、良い素材を探していました。んで、完成形がコレです。結局はコルクにしたのですが、前回のものより目の詰まったモノにしたのでコバもきれいです。これで、液晶に親指が掛かる事もないし録画ボタンを誤って押す事もありません。一応、私にとっての GM1 完成形とします。本来なら硬い木材で指掛かりを意識した作りで加工できれば最高なんですが、それは次の機会という事で。。。
2018.03.26
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個人的には、Panasonic GM1 は m4/3 規格のメリットである小型化が可能であるというセールスポイントを最大限活かしきった名機だと思っています。現行機種なら製品末期?の GF9 か、最新モデルの GF10 という事になりますね。実用性では GF に軍配が上がると思いますが GM には質感の良さがあります。特にオプションの純正グリップを付けた姿は素敵だと思うのです。そして GM に似合うレンズと言えば「パンケーキレンズ」でしょう。m4/3 規格でAFできるパンケーキレンズと言えば下記の通りです。●Panasonic 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. 手振れ補正の入った純正パンケーキズーム。●OLYMPUS 14-42/3.5-5.6 EZ パワーズーム採用のオリンパス製パンケーキズーム。●Panasonic 14/2.5 換算28mmの単焦点レンズ。初期型と現行型がある。●OLYMPUS 17/2.8 換算35mmの単焦点レンズですが、販売完了モデル。●Panasonic 20/1.7 換算40mmの単焦点レンズ。初期型と現行型がある。後は、MFだしアクセサリー扱いですが「フィッシュアイボディキャップレンズ」も魅力的です。本来なら定評のある 20/1.7 を選択するべきなのでしょうけど、微妙に径が太いのですよね。残る選択肢はパナの 14/2.5 か、オリの 17/2.8 って事になります。今回は、あまり人気が無いので中古が安い 17/2.8 を選んでみました。換算28mmが、少し苦手な画角だと言うのもあります。パナ 20/1.7 の写りには興味があるのですがⅡ型で外装が今時のボディに合わせてお色直ししたとはいえ、径の太さはどうにもなりません。純正グリップ付の GM なら、多少は違和感が減るかもしれませんけど 20/1.7 のⅢ型が出るとしたら、ぜひとも径を細くして欲しいです。パナソニックは「レンズ内手振れ補正」が基本でしたが、今回のレンズ達だと純正パンケーキズームだけが手振れ補正内臓ですね。やはり価格を抑えた小型のパンケーキレンズですから、仕方ないです。今では GF 以外のボディには5軸手振れ補正が入りましたし。という事で、コンパクトな GM や GF には、ボディに手振れ補正が入っていないので、オリンパスの14-42/3.5-5.6 EZ は使う気になりません。純正の 12-32/3.5-5.6 の写り悪くありませんから必要性も感じませんけど。パナ GM1 と、オリ 17/2.8 の組み合わせは、純正レンズのように似合っていると思います。例のレンズキャップが使えます。電源ONで即座に撮影可能となるのは便利です。銀は 12/-32/3.5-5.6 に付けているので、こちらには黒を付けています。割とお高いのでポンポン買うのも気が引けるのです。換算 35mm で F2.8 ですから、手振れが気になるシーンは少ないです。最短撮影距離は 20cm ですが、このレンズは割と近距離の方が写りが良いです。と言うか景色とか苦手です。とは言ってもセットズームと同等以上の写りではあります。GM1 + 17/2.8 ISO200 F5.6 1/30ISO 500 F4.0 1/60手振れ補正は無いと、どうなるか。まずは苦手な夜景、夕景から。まぁ、この程度には写りますから問題ないです。グリップ付の GM とのバランスが良いので撮り易いです。ISO200 F2.8 1/320結構良い感じだと思うのですが、いかがでしょう?。ISO200 F2.8 1/125ISO200 F2.8 1/160割とマクロレンズ的というか、こういう感じの撮影は得意なレンズです。ボケは出せれば綺麗なボケが出ます。上記2枚はMFでレンズを最短撮影距離にしてカメラを前後させて撮影してます。タッチフォーカスも便利なんですが被写体が小さいと抜ける事も多いので。パナ GM1 はフォーカススイッチが独立しているので、すぐにMFで撮れます。ISO200 F2.8 1/125このサイズだとわかりにくいですが、こういう感じの距離感が苦手なレンズです。この画像は絞り開放なので、なおさらですが、絞ってもカリッとしない感じというか、凡庸というか。。。主要被写体と背景の位置関係ですかね。こちらは良い雰囲気。AFが「シベ」ではなく「花びら」に着てますが、花びらの質感が良い感じ。近距離は良いです。自室で自分用のラテ。等倍だと泡が良い感じです。料理写真に良いと思います。今となっては中古カメラ店でしか入手できませんが、割と安価ですし GM/GF シリーズには、パナの 14/2.5 と 20/1.7 の間を埋める、オリ 17/2.8 も良い組み合わせのレンズだと思います。
2018.03.24
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今回もCP+開催と同時に、中古カメラ販売とカメラアクセサリーのアウトレット販売が行われました。CP+の最終日に行くのはこのセールの最後の最後、処分セールも狙っているからです。wそして、今回の狙いはマウントアダプター。以前、m4/3 ではマウントアダプター遊びはしないと公言したような気もしますが、まぁ、それはそれ、これはこれって事で。m4/3 は、ソニーEマウントの次にマウントアダプターが数多く存在するマウントですが、ソニーEマウントは35mmフルサイズとAPS-Cサイズの2フォーマットですから、後出しのEマウントに負けても仕方ありませんね。今では富士のXマウント(APS-C)に迫られている感じです。今では m4/3 のレンズ自体が増え、パナでもオリでも必要にして充分なバリエーションが揃っていますから、特に問題はないでしょう。所詮、マウントアダプターは「遊び」ですよね。m4/3 の場合、35mmフィルム換算で2倍の画角となりますから、広角レンズは不向きですし面白みもありませんが、逆に標準レンズや望遠レンズは換算2倍にするだけですし良い感じです。という事で、今回の探すマウントアダプターはm4/3→ソニーα(旧ミノルタα):元々、私はミノルタでプロ登録していたミノルタユーザーなんです。当時の機材はデジタル化する時にニコンマウントの富士に乗り換えてしまったので、すべて処分してしまいました。ですが、α-7gijital(今のSONY α7ではありません。)の登場を機に再びαマウントに戻りまして、その頃に、鷹の目ロッコールとして大阪万博の時のタイムカプセルにも封入された MC ROKKOR 58/1.2 をαマウントに改造したレンズを手に入れて、未だに所有していたのです。後は600mm超望遠レンズとして使うつもりで 75-300/4.5-5.6 を安価な中古でゲットしています。m4/3→ミノルタMF:αマウントに改造した MC58/1.2 はガラスの塊って感じで大きくて重いので MC58/1.4 も使いたいなと思いまして。後は MC35/1.8 も残ってたかも。それからミノルタMF→エキサクタアダプターがあるので、マウントアダプターの重ねがけになりますがエキサクタマウントのテッサー45/2.8も使えます。m4/3→ライカM:ライカレンズではなくミノルタCLEのレンズを使うのが目的です。40/2 はペンFの 40/1.4 と重複するので面白みにかけますが 28/2.8 は標準レンズの代わりに使ってみても良いかなと。あと、ライカのビゾフレックス2を持っているので、楽しめるかな。と言うわけで、上記マウントアダプターを狙うのは手持ちレンズの兼ね合いです。上記のマウントアダプターは NEX6 を使用していた時に SONY E マウントで所有していて、本格的に m4/3 に乗り換える事を決めた時から入手を考えていました。で、狙い通りにすべて、しかも安価に手に入れる事が出来ました。ついでにクリップ雲台も入手してました。こういう余分な買い物をするのは私の悪癖です。マウントアダプターを使った各レンズのお話は、次の機会に。
2018.03.09
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今回は久しぶりのカメラネタ。私がカメラシステムを組む上で外せないのがマクロレンズです。近接撮影においては m4/3 システムのセンサーサイズの小ささもメリットになりますし、なにより m4/3 システムはオリンパス 30/3.5、60/2.8、パナソニック 30/2.8、45/2.8、と4本のマクロレンズが揃うシステムです。レンズ選択で、パナソニックの Leica macro-Elmarit のネームバリューはとても魅力的だったのですが、今回は 12-50/3.5-6.3EZ のマクロモードが 43/6.0 の中望遠マクロの代用として実用に耐えると判断して、純粋に撮影倍率優先でオリンパスの標準マクロである 30/3.5 を選びました。このレンズの場合、メインの用途はテーブルフォト、料理とか物撮り用ですかね。比較的安価なレンズなので新品を購入。小柄なので E-M10m2 とのバランスは良いです。換算60mmの焦点距離は少し長めの標準レンズって感じですが、アウトドアで使用するには中望遠マクロの方が便利です。12-50/3.5-6.3EZ を持ち出した時に出番は無いでしょう。ですが 14-42/3.5-5.6 パンケーキズームとセットで持ち出すのは良いかも。5軸手振れ補正搭載だし、今時のデジカメは高感度にも強いので F3.5 という開放絞りの暗さは気になりません。そして E-M10MarkⅡはフォーカスブラケット機能を持っているので、PCの画像処理ソフトを使えば深度合成が出来ます。E-M1だと 30/3.5MARO では深度合成に対応していないし、深度合成のためだけに E-M1MarkⅡを購入する事も考えられないので E-M10MarkⅡにフォーカスブラケット機能があって良かったです。では、早速実演を。今回、PCのアプリは深度合成で評価の高いフリーウェアの「CombineZP」を使用しました。英語のソフトですが、使い方はネットを検索すれば何とかなります。被写体は、手持ちのSEIKO腕時計で裏スケルトンになっているので良いかなと。合計21枚の画像を使用した深度合成です。1枚目の画像。この距離で 30/3.5 の絞り開放だと m4/3 でもボケボケですね。12枚目の画像。何となく全体の雰囲気はつかめるでしょうか。ボケの綺麗なレンズですね。21枚目の画像。フォーカスステップを最大の 10 にしましたが、端から端まで21枚必要でした。出来上がり。ガラス部分の直径は約25mm。こんな画像は深度合成しないと絶対に撮れません。試し撮りした Zippo ライターではフォーカスステップ3、撮影枚数5、アプリも基本モードで素早く綺麗に仕上がったのですが、今回は中々に良い仕上がりにならず「Do Weighted Average」モードとする事で、時間はかかりましたが納得できる仕上がりになりました。カメラ側のフォーカスブラケットの設定と枚数が、馴れないと中々に難しいですが、PC作業は事後処理ですから時間は期に成るほどでもありません。なにより仕上がりには満足です。深度合成の出来る E-M1+60/2.8MACRO または E-M1+12-40/2.8Pro の購入とか TG-5 の購入を真剣に検討していたし、最近ではパナソニックの GX7MarkⅡがファームウェアのアップデートした事で、4Kフォトモードにおいてフォーカス合成が可能になったと知って真剣に購入を検討しましたが、私は E-M10MarkⅡと「CombineZP」で充分です。
2018.01.06
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GM1とE-M10Ⅱを入手して、既に E-PL3 自体を手放そうかと思う今日この頃ですが、実はブログをお休みしている間に、まず VF-2 を、続いて VF-4 も入手していました。という事でEVF対決です。結果的にはタイトルにも記載しましたが VF-4 の圧勝です。モノが違います。以下にオリンパスのVFシリーズについて、私の評価を記載します。VF-1:17mm専用の光学ファインダーで、それなりにお洒落ですが実用性は皆無と判断します。VF-2:実用に耐えます。 VF-4 を体験しなければ、問題なく使用できます。選択肢として「アリ」です。VF-3:店頭で試した時点で購入する気にはなれませんでした。まるで一昔前のビデオカメラの EVFでAF限定で画角の確認程度は出来ますがMFで使うのは難しいです。 PLシリーズ向けの廉価版として作られたのかもしれませんが、それにしても時代錯誤な 感じがします。VF-4:既に VF-2 を所有していても、思わず購入してしまうくらい素晴らしいです。 E-M1MarkⅡ等の最新機種と同等レベル。E-M10MarkⅡもそうですがMFするのが楽しく なるEVFです。 故に、1/8000シャッターと5軸手振れ補正搭載で、若干大柄な E-P5+VF-4 のセットには 今でも魅力を感じています。費用対効果を考えれば「中古の VF-2 を探して購入する」と言う選択肢は有効だと思います。少なくともVF-3を使用するよりは幸せになれると思います。ですが、純粋な性能だけなら VF-4 の圧勝です。もし VF-2 を所有しているのなら VF-4 は試さない方が幸せです。たとえば E-PL8+VF-4なら E-M10MarkⅢ を購入した方が良いと思います。VF-4自体は良い製品だと思いますが、オリンパスもPENではEVFを内臓しましたし、パナソニックもEVF内臓モデルが多いです。良い性能の後付EVFはどうしても高価になるので、必要なら初めからEVFを装備した機種を選ぶべきでしょう。後付のEVFというアクセサリー自体が製品末期なのかもしれません。
2017.11.24
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私が E-M10MarkⅡの購入した動機のひとつとしてWi-Fi対応がありました。私にとって結構重要な機能だったのですが、残念ながら期待は外れてしまいました。現在の Wi-Fi 対応機能における最大の目的はスマホやタブレットとの撮影した画像の共有だと思います。その点についてはオリンパス、パナソニック、ソニー、ともに多少の使い勝手に違いはありますが問題ないレベルだと思います。ですが、撮影データの共有と言う事だけなら東芝の FlashAir を使用すればほとんどの機種で実現可能です。実際、私もフジのコンデジ XF-1 で FlashAir を使用していました。古くは Eye-Fi カードも使用していた事がありますが FlashAir 登場後は使い勝手が悪く使用していません。まぁ、この手の品物は古くなったらダメですね。私がカメラ内臓の Wi-Fi 機能に期待していた事はスマホをカメラのワイヤレスリモコンとして使用する事でした。この点についても、スマホの画面で撮影画像を確認しながらシャッターを切るという必要最低限度の事は各メーカーとも可能なのですが、電動ズームのズーミングがスマホで出来るかどうか、コレが問題で、オリンパスは現行機種でも対応していませんでした。ソニーは手持ちの NEX6 では対応していませんが RX100MarkⅣ は対応していて、現行機種のほとんどが対応しています。パナソニックは以前所有していた DMC-LF1 の頃から対応していて、手持ちのGM1にオリンパスの電動ズームレンズを使用してもスマホからズームの遠隔操作が出来ます。スマホでのリモート撮影時は、当然ながら三脚などに固定していますから手振れ補正機能は不要ですからGM1出の撮影でも問題はありません。この点でも2機種を使い分けていく事になりそうです。動画撮影が標準機能となりつつあり、パワーズームレンズも使えるのに、スマホの遠隔操作機能でズームが操作できないのは、問題だと思います。オリンパスさんには早急に対応していただきたいです。
2017.11.24
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さて、久しぶりの撮影(昔と比べ撮影枚数は激減していますが…)は新しい戦力 E-M10MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ のセットがメインとなりました。という事で、今更かもしれませんが 12-50/3.5-6.3EZ についての私なりのレビューをまとめました。E-M10Ⅱ+12-50/3.5-6.3の撮影結果については前回の長瀞編とモーターショー編を参考にしていただくとして、今回は12-50/3.5-6.3の使い勝手について書いてみます。まずは、私の気になる最短撮影距離とマクロモードの使用感について。広角端、換算24mmでの最短撮影距離で撮影しました。コンデジは広角マクロが多いので広角端での最短撮影距離は凡庸に感じます。まぁ、コンデジの事情は別として広角マクロは、本来、あまり使い易くはありませんから、特に気にはなりません。充分です。続いて望遠端(換算100mm)での最短撮影距離で。こちらは充分ですね。マクロモードにしなくても食事時の撮影程度なら問題ないでしょう。ちょっと全長の長いレンズですが、ズーミングしてもフォーカシングしてもレンズの全長が変化しないので、そういう意味ではとても使い易いレンズです。もし、マクロモードが無ければ「もう一息、寄りたい」と思うかもしれませんが、マクロモードがあるので充分です。マクロモードでの最短撮影距離にて撮影。焦点距離43mm(換算86mm)で固定されますから使用感としては中望遠マクロに近いですね。撮影倍率だけなら立派なマクロレンズって感じです。暗いレンズなので手振れが気になりますが、5軸手振れ補正を搭載したE-M10Ⅱなら気になりません。マクロモードでピントが合う最も遠い距離で撮影。ここまで離れて撮影できればマクロモードの使い勝手は充分かなと思います。マクロモードを解除するのはズームリングを手前に引くだけなので、EVFを覗きながらでも簡単ですしね。E-M5 と同時に登場しただけあって一眼レフスタイルのボディでの使い勝手はとても良いですね。12-50/3.5-6.3 はズームリングを前後に操作する事でマニュアルズームとパワーズーム、そしてマクロモードが切り替わるようになっています。ズームリングが一番手前にある状態がマニュアルズーム、昔ながらの感覚でズームリングの操作が出来ますが、操作した感触がザリザリしているのが少し残念です。焦点距離を撮影情報として表示させる事ができるので換算28mmとか換算35mmというように任意の焦点距離にする時に便利です。ズームリングが中央にある状態がパワーズームで、動画撮影には欠かせないですね。リングの回転角度でズームミングスピードの調整も出来ます。コンデジユーザーやビデオカメラユーザーには馴染み深いですね。ズームリングが一番遠い状態がマクロモードです。私はマクロモードにするのが、まだ慣れていなくて、その都度カメラを持ち替えています。wマクロモードにする時は、この「MACRO」ボタンを押しながらズームリングを操作しなければなりません。そうしないとパワーズームとマニュアルズームが切り替わるだけでマクロモードには入りません。ご操作防止ですね。マクロモードから通常モードに戻す場合は「MACRO」ボタンを押す必要は無く、ズームリングを引くだけで通常モードに戻ります。上の「L-Fn」ボタンには決められた範囲内ですが任意の機能を割り当てる事ができます。私はプレビュー機能を割り当てています。今のままでも充分に良い標準ズームだと思いますが、あと少しだけ全長が短ければ素晴らしい標準ズームだったと思います。実際に撮影している時も、肩や首から提げている時も、全く気にならないのですが、鞄やリュックに収納する時にレンズの長さが気になります。昔のように専用のカメラバッグを使用していれば別かもしれませんが、何とも納まりが良くないです。そう言いつつも、m4/3は絶対的な大きさが小さいですから普通の鞄に入りますけどね。まぁ、このレンズ唯一の泣き所かもしれません。望遠端のF値が6.3というのは5軸手振れ補正を内蔵したボディとセットで使用すると、あまり気になりません。そういう意味では、正にOM-Dシリーズの標準ズームとして開発されたのだなと思いました。防塵防滴構造のE-M5と同時開発されたレンズですから、当然、防塵防滴構造で、そういう意味では E-M10Ⅱとセットで使用するのはオーバースペックかもしれません。ですが、実際に使用してみて使い易かったです。5軸手振れ補正内臓ボディを使っているのなら良いレンズと言えます。
2017.11.10
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友人と東京モーターショー最終日に遊びに行きました。持ち出したカメラはE-M10Ⅱ+12-50/3.5-6.3と、ポートレートレンズとしてマウントアダプター経由で G.Zuiko Auto S 40mm f1.4 も持ち出しました。今回の画像も前回同様JPEG撮って出しを「縮小専用」でリサイズしただけ、ノートリミングの画像です。モーターショーといえば、こういう写真がお約束ですよね。w火の玉カラーにタイガーカラー。オジサン的にはオォって感じなんですが。。。125ccでモンキー復活。画像ではわかりにくいですが、かなり大柄で「え~?」って感じでした。YAMAHAの電動アシスト自転車に油圧ディスク対応のドロップハンドル用デュアルコントロールレバーが装備されていました。ロードレーサーも油圧ディスクブレーキの時代到来ですかね。ティアグラも立派なコンポになったものです。。。モーターショーなのに自転車ネタって言うのが私らしさでしょうかね。w何だかトランスフォーマー的というかロボットっぽい。アニメのロボットの目がこんな感じで光るのを見たような気が。w車の上にテントって凄くないですか。wモータースポーツではラリーも好きです。TOYOTAのWRC優勝車です。素敵なコンパニオンさんの画像は外せませんよね。12-50/3.5-6.3は良いレンズだと思いますが暗いレンズなので背景をぼかす事はできません。ですがf2.8ズームでもぼかす事ができるかどうか、この辺りがm4/3の泣き所ですかね。ものすごい人だかりで、背面液晶を下向きにして片手を目いっぱい上に伸ばし、ズームを調整して画像を確認しながらの撮影でしたが5軸手振れ補正のご利益で普通に撮れてます。はい、カメラのおかげです。マウントアダプター経由の40/1.4で撮影しました。もちろん絞り開放です。E-M10ⅡのEVFはMFでの撮影が楽ですし楽しいです。純正のAFレンズでも短焦点レンズなら積極的にMFで撮影するのも気分転換に良いかもしれません。同じく絞り開放です。ネット上ではこのレンズを凡庸なレンズと評価する人も居るようですが、古いレンズは個体差が激しいですからね。私の持っている個体はポートレートレンズとして実用に耐える良いレンズだと思いますがいかがでしょうか。MF専用とは言え、小柄で軽量なF1.4の大口径レンズが安価に入手できるのですから試してみる価値はあると思います。ネット上では同マウントの38/1.8を進める人も居ますが、それならば純正の45/1.8の方がボケを楽しむという意味では良いと思います。食事時に屋内にすずめが乱入しました。12-50/3.5-5.6の望遠端だとこんな感じ。お約束のデジタルテレコンで換算200mmです。先ほどの画像も、この画像も椅子に座ったまま身を捩っての片手撮りですが普通に撮影できてしまうのが凄いです。カメラに感謝ですね。ミラーボックス付きの一眼レフを持っている人も沢山居ましたが、見るからに大変そうでした。RX100やNEX等のミラーレスカメラの人が増えましたね。現実的な選択をする人が増えたのは良いと思います。E-M10Ⅱ+12-50/3.5-5.6での撮影は本当に楽で、でも、撮影の楽しさもあり満足です。一眼レフを使っていた頃とは異なり、今回のモーターショーは軽装備で楽しめました。もう大きなカメラには戻れないですね。
2017.11.06
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今年の夏後半から秋にかけての天候は、週末になると雨模様って感じで、写真を撮りに行くって天候ではなかったのですが、流石に晴れの特異日は大丈夫だろうという事で、長瀞へ遊びに行くついでにE-M10Ⅱに12-50/3.5-6.3を持ち出しました。宝登山という山もあるので紅葉狩りが出来れば良いなと、そんな感じです。正直、紅葉狩りにはまだ少し早かったというか、あまり紅葉する樹木が無い感じでした。今回の画像はJPEG撮って出しを「縮小専用」ってフリーウェアでリサイズしただけの画像です。個人的な好みを言えば少しシャープネスが強すぎるような気がしますね。山頂付近の動物園にて。m4/3フォーマットでf3.5-6.3ですから、ボケは期待できません。この画像はデジタルテレコンで換算200mm相当になっています。オリンパスのデジタルテレコンは劣化もあまり気になりませんし便利です。この画像もデジタルテレコンで換算200mm相当です。60/2.8macroレンズ欲しいかも。同じくデジタルテレコンで200mm相当で撮影した寒桜です。やはりシャープネスが強い気がします。この画像もギリギリ許容範囲でしょうか。ボケ量は少ないですが、安価な標準ズームとしては素直なボケ味だと思います。夕方には阿佐美冷蔵さんでカキ氷を食べてきました。E-M10Ⅱのオートホワイトバランスは良い雰囲気で撮れますね。柿のカキ氷と白玉です。美味しかったですよ。内臓ストロボを使用したのですが、スローシンクロにするべきでした。まだまだE-M10Ⅱに慣れていません。汗最後の最後に川原へ行きました。黄昏時ですが5軸手振れ補正で手持ち撮影も楽勝です。マイナスの露出補正をかけていますがEVFは仕上がりの確認が出来るのが便利です。やはり一眼レフスタイルのカメラでファインダーを覗きながら撮影するのはオジサンとしては気分が良いですねぇ。12-50/3.5-6.3は少し全長が長めのレンズでF値も暗いですが、5軸手振れ補正とデジタルテレコン機能のおかげで旅ズームとして充分機能を果たしてくれたと思います。
2017.11.05
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フラッシュやストロボというと、思うような綺麗な写真が撮れなくて、あまり良い印象を持たない方も居るかもしれませんが、イベント会場などでコンパニオンのお嬢さんを撮影する方達が大きなフラッシュを使用しているのを見た事が在る方も多いと思います。今回はそんなフラッシュのお話です。室内での物撮りやマクロ撮影が多い私としては、ワイヤレスRCコントロールの出来るフラッシュとディフューザー、オフフラッシュケーブル等のアクセサリー一式の入手はシステム構築に欠かせません。オリンパスの場合、正確にはオリンパスワイヤレスRCフラッシュシステムといい、対応するフラッシュは下記の通りです。FL-36R(2007.12発売、FL-36をワイヤレスRCフラッシュシステムに対応させた後継モデル)FL-50R(2007.11発売、FL-50をワイヤレスRCフラッシュシステムに対応させた後継モデル)FL-300R(2011.7発売)FL-600R(2012.4発売、FL-36Rの後継、LEDライト搭載の現行モデル)FL-900R(2016.11発売、FL-50Rの後継、LEDライト搭載の現行モデル)フォーサーズ、マイクロフォーサーズ規格ではフラッシュにも互換性があるようで、オリンパスボディでパナソニックのフラッシュも使えるようです。また、Metzやニッシンというメーカーさんのフラッシュにもフォーサーズに対応したモデルがあります。つい最近までカメラの人工光源といえばフラッシュやストロボが中心でしたが、動画撮影が重要視されるようになってきた昨今、カメラの人工光源もフラッシュからLEDライトへと徐々に切り替わりつつあります。静止画撮影時もLEDライトなら常時点灯しているので影の出方など簡単に確認できるというメリットが在ります。何より、常時点灯するライトならカメラメーカーを問わず使用できますしね。でも、常時点灯してるが故に仰々しい感じもしてしまいます。まぁ、ケースバイケースですかね。私の場合は、野外で花や昆虫の撮影をする時に補助光としてフラッシュを使用する事が多いです。そしてフラッシュ撮影を行う場合、最低でもディフューザーで光を散らすか、出来る事なら多灯撮影を行いたいです。そのほうが綺麗に光が廻りますからね。特に外部フラッシュを使用する場合、ディフューザーは欲しいアイテムです。そんな感じで池袋を物色していたら中古の FL-300R を発見しました。フラッシュでは珍しい銀色のボディとコンパクトなスタイルが気になっていたので購入するつもりで見せて頂いたのですが、残念ながら動作しませんでした。店頭に並べる前に動作確認しないのでしょうか。気になる存在だっただけに残念でした。その後、今度は秋葉原でタイトルにもある FL-36R を発見しました。比較的安価な根付けだったので購入するつもりで見せてもらうと、今度はコントロールパネルと呼ばれる背面の液晶表示部が液漏れを起こしていました。一見、問題の無い個体ですが。。。液晶が割れて液漏れしています。動作品という事で、電池を入れて色々と動作の確認をしてみると確かにボディに取り付ければズームパネルも連動するし、TTL調光も大丈夫。ワイヤレス発光での調光も大丈夫です。こんな時にもデジカメはその場で確認が出来るので便利ですね。どうやらパネルの破損以外に問題は無いようです。液晶表示は8割り方、確認できません。右側1/4ぐらいが何とか確認できるかな。この部分を何かで強く押されて内部の液晶パネルが割れたのでしょうね。修理代金は10K程度はかかるよなぁ。なんて考えながら手にしていると、店員さんが修理代金を足しても充分に安いと思える金額を提示してきて「ジャンク品、保証無しで良ければこの金額にします。」と、まさしくジャンク品の金額を提示してきたので「その心意気やよし」って感じで購入してしまいました。現時点で動作はしていますし、たとえ修理したとしても、一般的な中古品よりは安く手に入れる事が出来たかなと思います。マウントアダプター経由のレンズでも、手振れ補正を有効にするためレンズの焦点距離をボディで設定するのですが、そのデータを流用してオートズームが連動して適正な画角になります。賢いですねぇ。もちろんTTL調光も問題ありません。よく出来たシステムだと思います。純正レンズでの撮影と同じように調光確認ランプも点灯します。E-M10 Mark Ⅱ は、ボディが小柄なので FL-36R より大きなフラッシュをクリップオンフラッシュとして使用するのはアンバランスで具合が悪そうです。現行モデルなら FL-600R って事になります。近日中にイベントで使用する予定があるので、しばらくはこのままの状態で使用するつもりです。とりあえずストロボは入手できたので次はオフフラッシュケーブルを入手したいですね。
2017.10.30
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さて、新製品の E-M10 MarkⅢ が登場したタイミングで E-M10 MarkⅡ を購入した動機ですが、実は価格以外にも大事な購入要素があるんです。E-M10 MarkⅢ は、画像処理エンジンが新しくなり E-M1 MarkⅡ 並みの4K動画性能を獲得するなど、素晴らしい機能を持つに至ったカメラで、動画が気になるパパ・ママには絶対のお勧めカメラです。ですが、せっかくの内臓ストロボがワイヤレスフラッシュRCシステムのコントロール機能を失ったのが個人的にはとても残念でした。この事実を知った時点で E-M10 MarkⅡ を選択して正解だと思いました。私の場合、娘が大きくなるにつれて動画撮影の機会が激減しましたから4K動画機能にそれほどの魅力は感じないのです。この時点で MarkⅢへの未練は消えました。そして、中古価格がとてもお買い得な E-M1 や E-M5 では無く E-M10 MarkⅡ を選んだのは、ボディにフラッシュを内蔵しているからです。今時のデジカメは高感度撮影にも強いですし、アベイラブルライトでの撮影(太陽光や室内灯など、その場にある光)で問題が起こる事は少ないですが、それでもフラッシュを使いたいと思う事も多いのです。ですが、必ず使用する訳でもないのに外部フラッシュを持ち歩き、使用するたびに着脱するのは鬱陶しい。もちろん、光量的に内臓フラッシュでは足りない場合や、必ずフラッシュを使用する場合は外部フラッシュを持ち出す事になりますが、その場合も、内臓フラッシュがワイヤレスフラッシュRCコントローラーとして使用可能というのが便利で、光量の問題はありますが、フラッシュを1台入手するだけで2灯撮影が可能になるというのが、私がフラッシュ内臓を必須の機能だと思う理由でもあります。 E-M10 では無く MarkⅡを選んだのはEVFの性能向上と、ボディ内臓手振れ補正機能が3軸から5軸になったからです。E-PL3 のボディ内像手振れ補正は、発売当時は普通だったのでしょうが、今となっては効果が少なくGM1+12-32/3.5-5.6 の方が効きが良いくらいです。ですので、最新の5軸手振れ補正のご利益を味わってみたかったのです。他の機種で E-P5 は、選択肢として MarkⅢ 以上に迷いました。以下は私が今回の購入時に重視したポイントです。①ワイヤレスフラッシュRCシステムのコントロール機能を持つストロボをボディに内臓している。②出来の良いEVFが使える事。フラッシュとは異なりEVFは後付でも可。③強力なボディ内臓5軸手振れ補正を搭載している事。④予備バッテリーを既に持っている手持ちカメラ(E-PL3)とのバッテリーの互換性。注:④は手持ちバッテリーを有効活用したかったからで、絶対条件ではありません。上記の機能のうち①が MarkⅢ に該当せず、②と④が E-P5 で該当しません。E-P5 は VF-4 を使う事で②はクリア出来るし、とっても素敵なカメラなのですが、今回は画像処理エンジンの新しさと、ローパスフィルターレスの画質の向上に期待して MarkⅡを選択しました。それに E-P5 を手に入れるとバッテリーの互換性を言い訳にして E-M1 に手を出してしまいそうですから。w パナソニックの DMC-G8 や DMC-GX7 MarkⅡも候補になりました。特にG8には大いに魅力を感じたのですが、まだ価格が購入範囲外でした。私にとっては E-M1MarkⅡや E-M5MarkⅡ、DMC-GH5 よりも DMC-G8 の方が気になるカメラです。撮影意欲が高まり、再び撮影に行く回数が増えれば E-P5 や E-M1、DMC-G8 の入手を真剣に考えるかもしれません。ですが、今の私は E-M10 MarkⅡで満足しています。
2017.10.27
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何度も書いてますが、メイン機材として E-M10 MarkⅡダブルズームセットを購入しました。これで軽量コンパクトな望遠ズームと、気になっていたパワーズームのパンケーキズームレンズである M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ も同時に入手出来た事になります。今回は手持ちのレンズを付けて色々と考えてみます。まずはWズームの望遠ズームから。広角単でフードを逆付けした状態では許容範囲内の大きさだと思います。Wズームセットの M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R は広角端の時は φ60.6x22.5 とコンパクトで重さも190gと軽量です。望遠端では倍近くまで伸びますが、軽いのでボディにつけて持ち歩いても勝手にレンズが伸びてしまう事はなさそうです。撮影時、望遠端でフードを付けた状態だと横からの衝撃ですぐに壊れそうな気がしますけどね。軽量化とコスト削減のためなのか、マウント部分はエンプラです。と言うか、エンジニアリングプラスティックの塊って感じのレンズです。Wズームの望遠ズームレンズは何処のメーカーも似たり寄ったりですが、なかでもm4/3の望遠ズームはパナソニックにしてもオリンパスにしてもコンパクトなのが良いと思います。正規の方向でフードを付け、望遠端までズームするとそれなりの姿になります。そして換算80-300相当、E-M10 MarkⅡのデジタルズーム機能を使えば、非常時には換算 600mm としても使用可能なので、私のように望遠レンズの使用機会が少ない人でしたら望遠ズームはコレ1本で充分かもしれません。望遠端だと絞り開放でもF5.6と暗いですが、ボディ内臓の5軸手振れ補正を有効活用すれば、条件次第で手持ち撮影も可能でしょう。オリンパスのレンズは基本的にフード別売ですが、ユーザーのフードに対する認知度を考慮して、この手の安いレンズにこそフードを同梱して欲しいです。もちろん、私は余っていた手持ちのプロテクトフィルターを付け、フードを追加購入しました。次にWズームセットの標準ズームです。電源オフの状態では正にパンケーキレンズって感じですね。メーカーオプションの自動開閉式レンズキャップが素晴らしいと思います。このレンズ用に LC-37C ブラックを追加購入しました。パンケーキズームレンズと言えば2011.10 に、パナソニックの LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.が衝撃のデビューを飾って以来、ソニーの E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(2013.2)、パナソニックの LUMIX G VARIO PZ 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.(2013.11)、オリンパスの M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ(2014.2)、ニコンの 1 NIKKOR VR 10-30mm F3.5-5.6 PD ZOOM(2014.4)、と、国内メーカーでは富士フィルムとキヤノン以外のミラーレスカメラでパンケーキズームと呼べる標準ズームレンズが登場しています。私はミラーレスカメラシステムに、パンケーキズームは必需品と考えているので、ボディが充実し始めたキヤノンや、コンパクトな X-E3 が登場した富士フィルムにも参戦して欲しいです。パンケーキズームって便利なレンズなのですが単体購入するには割高感があり、ボディとセットだとお値打ちな感じがします。もし、このレンズが存在しなければ、今回も、中古でボディだけを購入していたかもしれません。ボディとセットで購入するレンズとして実に良いと思います。電源を入れると標準ズームらしい姿になりますが、それでも充分にコンパクトですね。自動開閉式レンズキャップは本当に便利ですがプロテクトフィルターを使用できないのが唯一の難点かな。改めて確認しますと M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ は、実にコンパクトで良いです。ソニー 16-50/3.5-5.6 やパナ12-32/3.5-5.6 は広角端が換算24mmなので、換算28mm始まりなのは個人的には少し残念ですが、その分、望遠端は換算84mmと頑張っていますし、特に収納時の薄さとデザインが素晴らしいです。オリンパスは持ち歩くときのコンパクトさを意識して沈胴式の標準ズームを早くからラインアップしていました。パンケーキズームではパナソニックに先を越されましたが、開発に時間をかけただけの事はあると思います。ピントリングの操作性も悪くないですし、電動ズームは動画撮影やスマホでの遠隔操作を考えれば欠点ではなく利点です。 E-M10 MarkⅡにセットした状態では、ミラーレスボディの薄さが幸いして鞄への納まりも良さそうです。既に所有している M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ や LUMIX G VARIO PZ 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. との棲み分けも問題ありません。オリンパスボディにパナソニックレンズ、パナソニックボディにオリンパスレンズと言う組み合わせは、単焦点レンズや大口径の高性能ズームレンズは別として、ボディ内の画像処理エンジンによるデジタル補正が前提となってきた一般的なズームレンズの場合、オリンパスのボディにはオリンパスのズームレンズ、パナソニックのボディにはパナソニックのズームレンズを使うのがベストでしょう。なので LUMIX G VARIO PZ 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. は、手持ちのボディですとGM1専用と考えます。 E-PL3 +M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 は現役引退かな。。。E-PL3 は私を m4/3 ワールドに導いてくれた素敵なカメラなのですが、コンデジライクな使い方だとGM1が圧倒的に素敵ですし E-M10 Mark2 をメイン機材として入手した今となってはEVFを後付したとしても出動機会が激減すると思います。そもそもコンデジとして RX100 MarkⅣ を入手した時点で、本来ならGM1の存在理由にも疑問符の付くところなのですが、そこはカメラの質感の違いというかGM1+LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.の存在感は別格な感じなのですが、残念ながら E-PL3 +M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 にはそこまでの魅力を感じないのです。一眼スタイルのボディで使うと操作性の良さが際立つレンズだと思います。 E-M10 MarkⅡと M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ を入手した事で M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 と E-PL3 のセットを手放して M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 を入手する事を考えています。オリンパスのレンズラインアップは3グレードに分類されていて、プレミアムグレードの 17/1.8 はその描写性能も素晴らしいようですが、オリンパスプラザで実際に操作してみたところ、レンズ側で簡単にAF/MFの切り替えが出来て、MF時の操作性がとても素晴らしいのです。背面液晶で操作するスタイルの場合はそれほど便利とは思いませんがEVFで使用する事を考えると、ピントリングの操作でダイレクトにAF/MFの切り替えが出来てMF時にピントリングに距離表示が現れ、最短域と無限遠域でピントリングが止まるのは本当に便利です。オジサン的には「昔ながらの一眼レフでMFレンズを操作している感じ」がノスタルジックな雰囲気でたまりません。実用面だけで話をすればマクロレンズにこそ、この方式を採用して欲しかったのですが、なんとも良い雰囲気のレンズです。おっと、話を E-M10 MarkⅡに戻します。E-M10 MarkⅡ の常用レンズは、アダプター経由の G.Zuiko Auto-S f1.4 40mm になるかも。大口径F1.4の明るさで、マウントアダプター経由でも、この大きさ重さなのでボディとのバランスが良くとても使い易いです。換算80mmの焦点距離は中望遠レンズとなり、とても柔らかい描写をするので、ポートレートや花の撮影に向いています。E-M10 MarkⅡは、あらゆるレンズでボディ内像5軸手振れ補正が有効なだけでなく、背面のタッチパネルと連動して簡単にピントを合わせたい場所を拡大して見る事の出来る、見易いEVFを持っています。ですので、マクロ撮影時のMF操作や、MFレンズの操作がとても楽しくて使い易く、出来の良い光学ファインダーを持つカメラ並か、それ以上にMFレンズを使う事が楽しいです。ピントの合焦範囲が移動していく様子は、もちろん出来の良い光学ファインダーでも確認できますが、被写界深度の変化は、光量の変化を伴うのでEVFの方が勝りますからね。個人的には、もう一眼レフの光学ファインダーに未練は無いです。E-M10 MarkⅡは入門機と言う設定ながらMFレンズを操作するのが楽しいEVFを持つカメラだと思います。動画撮影に対応するこのレンズが販売終了となったのはMarkⅢで4K動画対応になっただけに余計に残念です。4K動画撮影に対応したMarkⅢでこそ使いたいレンズかもしれません。交換レンズを持たないレンズ1本勝負の旅に行く時は12-50/3.5-5.6との組み合わせが有力候補です。換算24mmの広角から換算100mmの望遠、デジタルテレコンを使用すれば200mmとしても使えます。そしてマクロモードでは、0.36倍(換算0.72倍)での撮影が出来ますから、対応範囲がとても広いレンズです。全長が少し長めですが、インターナルズーム、インターナルフォーカスでこれ以上長くなることはありませんし E-M10MarkⅡにも似合います。改めてこのレンズを先に購入しておいて良かったと思いました。現在は、まだ中古市場に沢山流通しています。普通に使用しても良いレンズだと思いますが、動画撮影に興味があれば更にお勧めできるレンズです。まさにボディキャップ。ですがEVFを覗きながら撮るとMFが楽しく、写りも悪くありません。パンケーキズームが充分にコンパクトで、しかもズームでAFですから E-M10 でボディキャップレンズを使用する事はないかも、、、と思ったのですが実際に使用してみると中々に楽しいです。やはり一眼レフスタイルカメラのEVFでMFレンズを使用するのは楽しいなと思いました。光学ファインダーならおそらくは暗くて楽しくないと思います。今後、フィッシュアイのボディキャップレンズを追加するかもしれません。PCのディスプレイ、スマートホン、タブレット、TVなど、現代では液晶モニターを見るのが普通となり、写真もスマホでシェアする時代になりました。写真をプリントしてアルバムに綴じるなんて事は、既に過去の話ですかね。デジタルカメラも、動画撮影機能を持つのがあたりまえの現代では、ミラーレスカメラこそが普通あり、一眼レフカメラは既に異端な存在なのかもしれません。E-M10 MarkⅡに色々なレンズを付けて遊んでいたら、そんな事を感じたのでした。
2017.10.27
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新品のカメラを買うのはNEX6以来かなぁ。ものすごく久しぶりですねぇ。ネット上で OM-D E-M10 Mark 3 が登場し話題になっているなと思っていたら、次期主力機種として検討していた OM-D E-M10 Mark 2 が流通在庫のみになっていました。そして、在庫処分価格が中古相場を下回る現象が発生していたので思い切ってゲット。予想外の散財でしたがGM1やGM5の時にタイミングを逃して悔しい思いをした(GM5のグリーンが欲しかったのですが、未だに中古市場でほとんど見かけません)ので今回は即決しました。まぁ E-M10 Mark 2 はGMシリーズと異なり、今後は中古市場に沢山出回るとは思いますがWズームのレンズも欲しかったので。思えば、デジタル一眼導入時にミノルタAマウント一式を手放し、ニコンFマウントのフジに乗換え。α-7digital登場で出戻りした後、ミノルタAマウントはコニカミノルタになり、ソニーに売られてソニーAマウントになり、NEX登場時に一眼レフのミラーボックスに疑問を感じミラーレスのEマウントに乗換え。フジのXマウントはとても気になるし、ソニーFEマウントにはかなりの未練を感じますが m4/3 本格導入を決断しました。決断の要因は、後ろ向きな話として、ポートレート撮影の激減(カミサンも娘も最近は撮らせてくれない。涙)と、昨今のデジタル画質全般の著しい向上ゆえに m4/3 で必要充分と感じた事。それどころか最近では iPhone6+ で撮影する事さえ多くなりました。撮影結果に求める要求が低くなったのかは判りませんが、最近はスマホでもそれなりに綺麗に撮れますよね。前向きな話としては、マクロ撮影における m4/3 システムの優位性を考慮しました。もちろん撮影した画像の楽しみ方の変化(本当にプリントしなくなりましたね)や、年齢的に大掛かりなシステムを持ち歩きたくなくなったというのもあります。E-M10Ⅱの姿形もフジのXT-1 XT-2の次に好きですしね。もちろんE-M10Ⅲも良いのですが、これから再び動画を始めるかと言われれば微妙だし、お財布に余裕があるとは言え撮影回数が激減している事を考えればこの当たりが妥当かなと考えました。既に持っているPL3とバッテリーが共有できるのも高ポイントです。m4/3システムの本格構築やE-M10Ⅱのレビューは次の機会に。まずは新兵器導入のご報告まで。
2017.10.14
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GWという事で、撮り溜めたと言うほどではありませんが、画像を元にして今回はGM1の欠点と感じた部分について書いてみたいと思います。最後に自転車ネタのオマケもあります。液晶画面の確認が行いやすい場合は何の問題も無いです。多少シャープネスが強すぎる感じはありますが悪くは無いと思います。でも、高級コンデジでも撮れる画像ですね。この程度の画像ならiPhone7+でも撮れるかも。ですね。こういう画像になるとスマホでは難しいですね。立体感のある描写と言うか、やっぱりシャープネスが強すぎるようにも感じます。この画像は「後ピン」状態。稼動しない背面液晶と、晴天日中という悪条件の相乗効果で一番手前の右側にある花にピントを合わせたかったのですが、思うようには撮影できませんでした。現場で簡単に撮影結果の確認をしただけでは、レンズの最短撮影距離を超えて近づき過ぎていた事に気が付きませんでした。この画像でも任意の場所にピントが来ていません。センサーサイズが小さければ被写界深度が深いので、全ての花にピントが合うので気にならないのですが、センサーサイズが大きいゆえの問題ですね。ですがファインダーを覗きながらじっくり撮影できる状況でもありませんでしたけど。センサーサイズの小さいスマホの方が良かったかも。発色も嫌いではないし、AFも早く、コンデジやスマホ感覚で普通に使えます。夜景は露出補正でアンダーに振った方が雰囲気出るでしょうね。標準設定の撮って出しでは、明るすぎると思います。今更GM1の評価をしても、既に販売を完了した機種ですが、GF9は現行機種ですしGF7やGM5なら、まだ新品が購入できるかもしれません。もちろんGM1の中古を購入するのも良いと思います。料理などの近接撮影が多ければ、マクロレンズの選択肢が多く、コンデジと同等の使い方が出来るGMシリーズ、GFシリーズは良い選択肢だと思います。多少ボディサイズが大きくなっても、ファインダー内臓のGM5ではなく、可動式背面液晶を搭載したGFシリーズが残ったのは個人的には納得できます。では、GFシリーズに買い換えるかと言われれば、それは別の問題ですけどね。さて、ここからはオマケで、私の自転車をご紹介します。初期型(2014製)の「DAHON HORIZE」です。現行型とは異なる仕様の初期型フレームですが個人的には初期型の方が好きです。かなり部品を交換したり、追加しているので、オリジナルとは少し異なる姿に成っていますがDAHONの折畳み自転車(フォールディングバイク)は悪くないです。ただ、他に所有するアルミフレームが柔らかい乗り心地なので、だいぶ硬い乗り心地に感じるし、別にロードも持っているので細いタイヤにするつもりはありません。アメリカのMTBメーカー製フレーム「VENTANA MARBLE PEAK」です。知り合いのショップさんが、アメリカのショー会場にて入手した1992年製プロトタイプフレーム!を贅沢に使用して街乗り仕様の自転車にしてみました。このフレームはアルミ製ですけど、柔らかい乗り心地でシングルトラックに似合う良いMTBでした。ですが、すっかり里山に入らなくなっってしまったので、乗らないよりは良いと思い街乗り仕様に。色々装備したらとても重くなったのが残念。こちらは、最初期型(2005年製)の「CANNONDALE synapse」です。synapseの最初期はアルミフレームでの登場でした。後にフルカーボンフレームも登場し、レースで活躍して現在はそちらが主流になっています。キャノンデールは、現在でも人気ブランドですけど、個人的にはメーカーだった頃の「made in USA」のアルミフレームが好きです。もちろんこのフレームもUSA製で、今時のフルカーボン製コンフォートフレームに勝るとも劣らない乗り心地です。中古でフレーム単体を購入して自分で組みました。個別の自転車の詳細なご紹介は、自転車ネタとしてまたの機会に。
2017.05.03
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5月になりましたねぇ。GWに突入しましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は、掃除に洗濯、衣替え、撮りためたアニメの消化… それと、ダイエットを始めたので、減量頑張ってます。今回は、遅くなりましたがGM1+セットズームで近所のサクラなどを撮影した画像と感想を書いてみようと思います。やはり、桜と言えば神社仏閣が絵になると思うのはオジサンだからでしょうか。今回は、全てJPEG撮って出しをフリーウェアの「縮小専用。」で圧縮しての掲載ですが、標準設定だと少しシャープネスが強いかもしれませんね。だいぶ葉桜って感じになってますが、気候的には春爛漫って感じの陽気でした。神社に行くと必ずと言って良いほど撮影してしまいます。なんでだろう。質感表現など、なかなか良いと思います。桜は散った花びらも絵になりますよね。女性が参拝する後姿は絵になるな…と思うのは私だけかな。桜は光の加減で色が濃くも薄く写ります。マイクロフォーサーズで標準ズームでも、このくらい寄ればボケは出せますね。太陽が直接画面に入りゴーストが出てます。ゴーストやフレアは出ない方が良いですが、この程度なら雰囲気描写として悪くないと思います。GM1のセットズームは標準ズームとしてコンパクトさと換算24mmからの広角撮影がウリだと思いますが、近接能力も悪くないです。GM1に搭載されるデジタル水準器を使用して水平をチェックしながら撮影したのですが、何となく違和感を感じます。広角端の撮影でパースが付いているからかもしれませんが、何となく傾いているように感じます。GM1のライバル機として私が考えるのはm4/3の他機種ではなくRX100シリーズに代表される1インチセンサー搭載の高級コンデジ達ですが、GM1を選んで良かったと思います。レンズ交換できますしね。
2017.05.03
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ヨドバシカメラさんの店頭で、次期カメラ候補筆頭のE-M10mkⅡを見てきました。ですが、搭載されたEVFにがっかり。以前、私が使用していたNEX5nで使用していた外付けEVFより劣るし、今、使っているNEX6のEVFより劣るのです。それはもう、失望してしまうほどに。と、店頭で呆然としていると、オリンパスの出向社員らしき店員さんがやってきました。ファインダーについて話すと、ボディを操作して「これで試して下さい」おぉ、良くなりました。どうやらM10mkⅡのEVFは動作速度の追従性優先と、画質優先を切り替える事が出来るのだそうです。しかも、この機能はファンクションボタンに割り当てられるので即座に切り替え可能です。私が使った事のある(使っている)ソニーのEVFより劣ると言う評価は変わりませんが、実用には充分で安心しました。
2017.04.11
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GM1を店頭で始めて見た時から、その作りの良さは気に入っていたのですが、欲しいと思った要因の一つがこの純正グリップの存在でした。メーカー純正品としては、金属加工が素晴らしいです。という事で、やっと、GM1の専用グリップDMW-HGR1を入手しました。メーカー純正でこのデザインは良いですね。オジサンの琴線にビンビン響きます。wこのレンズ基部とグリップのクリアランス(隙間)が手の大きな自分にはとても重要で、このグリップは非常に持ち易いのです。ボディ下部にプレートが入る事で、神レンズ20/1.7等の少し太めのパナソニック純正レンズも違和感無く使用出来るようになると思います。という事で、私は無難に純正グリップを入手したのですが、以下に純正以外のお勧めを紹介していきたいと思います。リチャードフラニエックさんのグリップ。ボディの高さが変わらないのがポイント。ありがちな貼り付け式グリップと異なり、グリップとレンズマウント部のクリアランスが考慮されています。残念ながら、国内輸入元のオリエンタルホビーさんでは販売終了商品なので、今から入手するのは困難ですが魅力的なグリップです。こちらはTPのカメラケースになります。ケースに入れたままでバッテリーやメディアにアクセスが可能で、下部の蓋を止めるボタンがグリップ的な役割をするかなと期待して選択しました。TP、CIESTA、GARIZ等のケースは、メーカー純正より良いと思います。私はNEX6でCIESTAのケースを使用しています。当時、ヨドバシカメラさんで扱っていたNEX7用をNEX6でも使用できるか確認して、同色のストラップとセットで購入しました。革製品は個体差が在りますから実物を確認して購入できると良いですね。最後はエムユーケイカメラサービスさんの「mukアルカスタイルLグリップ」です。アルカスイス互換のクイックプレートを兼ねているのが特徴です。ネット上で類似品が多数ヒットしますが、店舗に出向けば実物を見れる安心感を優先して選びました。取り付けた状態でバッテリーやメディアにアクセス可能で縦位置用のサイドパーツは取り外しての運用が可能。少しGM1が大柄になりますがGM5には良いと思いました。ネット上で「GM1グリップ」と検索すると沢山の画像を見る事が出来ますね。純正グリップでは面白くないお考えの方は色々と検索されると良いでしょう。グリップにしてもケースにしても、感触が重要な品物ですので、実物を手にして確認するのがベストですが、難しい場合はネット上の他人の評価を当てにするしかありませんね。個人的に、2017年4月の時点でGM1用として入手し易くお勧めなのはメーカー純正グリップであるDMW-HGR1と、ソニーのロゴが入ってしまいますがRX100用の貼り付け式グリップです。RX100用の純正グリップは定評がありますし、価格も安く入手も容易ですから実用性重視ならば良い選択肢になると思います。以上、GM1のグリップの話でした。
2017.04.07
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基本的にはm4/3でマウントアダプターを使用したレンズ遊びは行わないつもりですし既にm4/3のレンズラインアップは充分に充実もしていますが、それでもハーフサイズ一眼レフのペンF用レンズ、特に標準レンズと中望遠レンズの一部には現在でも使用する価値があるレンズが存在すると思います。そこで、以下に私がお勧めしたいペンFレンズを紹介したいと思います。*寸法、重量はマウントアダプター(φ56.3x9.8、47g)を追加する事になります。●38/1.8:元々は標準レンズですが、m4/3では中望遠の76/1.8になります。 下記に紹介する40/1.4と比べると価格は安いですが、写りも悪くは無いですが 下記40/1.4と比べると劣ります。換算焦点距離も中途半端(76mm)ですから、 あまりお勧めはしません。ですが、価格最優先ならばマウントアダプターを合算 しても1万円以下で購入できる可能性が高く魅力ありです。●40/1.4:元々はやはり標準レンズですが、m4/3では中望遠の80/1.4と大口径 レンズに変身します。元々が一眼レフ用のレンズなので最短撮影距離が35cmと短く 使い易いですしボケ描写も綺麗で小型(φ50x35.5)軽量(165g)。APS-Cサイズ のNEXで使用していてお気に入りのレンズでしたが、m4/3では中望遠レンズと して使用機会が更に増えそうな気がします。F1.4の大口径は現行m4/3レンズでも 少ないですし、このレンズは中古市場で数も多いので比較的入手もしやすく、マウント アダプターデビューとして、安価な大口径レンズとして、お勧め出来るレンズです。オリンパス14-42/3.2-5.6ⅡRより気持ち小柄でしょうか。フィルター径はφ43です。●40/1.2:ペンF用の大口径標準レンズ。とても良いレンズですし、F1.2の大口径 を考慮すれば流通価格は高いとはいえませんが、数が少ないのがネック。大きさは 納得ですが、重さ(255g)が気になるので40/1.4の方が好みです。画像無。●60/1.5:ペンF用の大口径中望遠レンズ。m4/3だと120mmですね。基本的な 評価は40/1.2と同じですが数が少ないので、やはり高価です。画像無。●100/3.5:ペンFの中望遠レンズで最も入手し易いレンズ。m4/3では望遠レンズ 200/3.5として使用できます。オリンパスボディやGX7等、一部のパナソニック機 ならボディ内手振れ補正が有効ですから使い易いですね。100/3.5というスペックは 現行レンズラインアップに無いレンズですし開放から安心して使えるレンズなので、 MFが苦にならなければお勧めできます。12-50/3.5-6.3EZと。100/3.5はマウントアダプターを付けた状態です。純正フードを付けてPL3にセット。この状態で換算200/3.5、デジタルテレコンを使用すれば換算400/3.5となると考えれば、中古価格が安いので購入しても良いかも。他にもペンF用レンズは色々と在りましたが、m4/3の現行システムと重複してしまい魅力的とは言いがたいので、お手数ですが気になる方はご自分で調べてみてください。ズームレンズは、最新の光学設計にはかなわないので、古いレンズを使う意味はほとんど無いのですが、標準レンズと呼ばれるレンズ達は、過去に大口径の開発競争があったので今現在でも魅力的なレンズが多く、m4/3では中望遠レンズとして利用価値があります。もし、実家に古い一眼レフが残っていて大口径の標準レンズがセットされていたのならば、マウントアダプターを使用してそのレンズを使ってみるのも良いと思います。中でもペンFレンズはフォーマットがハーフサイズで小さいレンズが多いのでミラーレスカメラとの相性はとても良いです。ただし、35mmフルサイズのα7シリーズは除きます。
2017.03.30
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本日、郵送にて秘密兵器が到着しました。wタイトルに書いたようにオークションで入手したマウントアダプターです。実はNEX6用に、以前からフィルムカメラの方のペンF用レンズを3本ほど持っていました。35mmハーフサイズって縦横のフォーマットを別にすればAPS-Cとほぼ同じサイズなので、ペンF用の広角、標準、望遠と3本のレンズを揃えたのでした。とはいえ、ペンFって意外と広角は揃っていなくて、標準レンズも昔のカメラなので若干ですが換算50mmより大きく、正直な話、NEX6だと微妙な焦点距離でした。で、今回m4/3のマウントアダプターを入手。当然ですが換算焦点距離が変わってきます。標準50mm、中望遠80mm、望遠200mm、の3本となりました。(^^)以下にその内訳を書きますね。●25/4:ゴムの花形フードがつけてある画面右のレンズです。開放F値がF4です から、50mmの標準レンズとは言え、使い道が無いですね。処分しようかなぁ。●40/1.4:このレンズは換算80mmの中望遠で、大口径ですからいちばん使い易い ですね。ライカマウントのレンズと違って最短撮影距離も短いですし、中間リング (画面下中央の銀色のヤツ)も在るのでマクロレンズを手に入れるまでは重宝すると 思うし、その描写性能が好きで、お気に入りのレンズなので、純粋に中望遠レンズ として末永く使えそうです。PL3にセットしてあるレンズです。●100/3.5:このレンズもNEXではあまり使い道が無かったのですがm4/3なら 換算200mmの望遠レンズになりますし、ボディのデジタルテレコン使えば400mm で、しかもPL3なら手振れ補正が有効ですから出番が増えるかもしれません。画像 の中間リングの隣に写っている黒い筒は100mmの純正フードです。オリンパスのボディは、マウントアダプター経由の昔のレンズでもボディ内手振れ補正が有効に動作するのが嬉しいですね。こうなってくると、一眼レフスタイルのボディも欲しくなってきます。強力な手振れ補正内臓のE-M5かコンパクトでストロボ内蔵、Wi-Fiも入ってローパスフィルターレスのE-M10か。どちらも中古だと同じ位の価格で、少し大きくて重くてEVF後付ですがE-M5相当のスペックで、ストロボ内蔵E-P5だと、もう少し安いですね。バッテリーの使い回しを考えるとM10一択ですが、P5もM5も手振れ補正が強力だし、捨てがたい魅力があります。おっと、横道に逸れてしまいました。今回はマウントアダプターのお話です。他にも、ライカマウントのレンズやエキザクタマウントのレンズ、ROKKORレンズ、等々、色々持ってますが、m4/3でマウントアダプター遊びをするつもりは無いので、これ以上マウントアダプターを増やすつもりはありません。主に40/1.4が使えればOKです。この画像はGM1+12-32で撮影しました。ボディ内臓ストロボ使ってます。最短撮影距離が意外と短くて使い易いレンズですね。GM1のボディ内臓ストロボも良い感じ。それぞれのレンズの撮影サンプルなどは、また後日。。。汗本日はマウントアダプター入手のお話でした。
2017.03.27
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皆さん、こん○○は。過去の文章にも書いてきましたが何を血迷ったか、いきなりDMC-GM1をゲットしてしまいました。久しぶりの箱入り娘です。(^_^)元々、GM1のコンパクトなボディを見て「遂にやったな。パナソニック。このボディサイズはm4/3だからこそだよね。うぅ、欲しい。」と思ったものです。それにセットされているパンケーキズームが換算24mm始まりの12-32/3.5-5.6で、これが愛用していたコンデジXF1と同じくマニュアルズームだったと言う事にも、オジサンは大いに物欲を刺激されてたのでした。24mm始まりのズーム好きです。先日購入した、オリンパスの自動開閉式レンズキャップも、店頭でこのレンズでの動作を確認してから購入したほど、このレンズを手に入れる事は私の中で決定事項でした。壊れてしまったお気に入りと新規参入組。自動開閉レンズキャップが良い感じ。という事で、PL3入手当初はレンズ単体で物色していたのですけど、ボディとセットで、RX100初代と同程度の価格で並んでいた中古品を発見した時に、後先考えずに購入してしまっていました。(^_^;GMシリーズはGM1、GM1S、GM5と短命で終わりましたが、GM5のグリーンと同様に気になっていたのが、今回入手したGM1オレンジです。EVFとアクセサリーシューを搭載したGM5は当然として、可動式背面液晶を搭載し、GMシリーズ並みに小型化されたGF7やGF9も気になる存在ですが、レンズ交換式デジカメとして世界最小のボディを手に入れるのは今しかないかなと。XF1は撮影時にレンズが延びますが、収納時はフラットに。GM1はそのまま。それにしても、本当に小さいです。比較しているのは決して大きくないコンデジXF1なのですが、GM1は更に小さいです。XF1はPL3のようなデザイン処理で、本来の厚みより薄く感じます。ボディキャップレンズは、この大きさのままで撮影できてしまいますから、コンデジそのものと言っても良いかもしれません。と言ってもF8で手振れ補正無しは無謀?。純正グリップを付ければ下方向に余裕が出来るので、もう少し太いレンズも行ける?。とりあえず、グリップにはフリップバックG2を貼り付けてみました。もちろん最終的にはパナソニックの純正グリップDMW-HGR1をつける予定ですが、純正グリップのお値段が中々にお高いのでタイミングを見計らっている状態です。この状態でもそれほど使い勝手が悪いという事はありません。ですが、純正グリップは当時、店先で試してその良さを判っているので、最終的には純正グリップを付けます。さて、当面は画像のようにオリンパスのパンケーキレンズ17/2.8に自動開閉式レンズキャップをセットした状態がメインになるかもしれません。このセットは電源ONから、ほとんどタイムラグがゼロで撮影出来るのです。また、電源OFFからも1秒弱で収納できます。サッと取り出してパッと撮影。スッと収納。と言う使い方が出来るのです。この組み合わせでの起動時間はとても速く快適です。まさにコンデジ。w逆に、PL3は若干古い機種なので、電源ONから撮影可能になるまでのタイムラグが結構あります。今回入手したマニュアルズームをセットして、電源をONにしてレンズキャップを外し、液晶見ながら数秒間待つと、やっと 「ズームリングを回し 繰り出して下さい。」 の表示が出るのです。実際には、表示を待たずにズームリングを回しますが、それでもワンテンポ遅れて撮影可能になる感じです。なのでPL3の方がマニュアルズームとの相性が良いかなと感じます。GM1に純正マニュアルズームだと、せっかくの速写性能が多少無駄になるように感じます。まぁ、手振れ補正の事もありますしケースバイケースですけどね。また、即写性を重視すれば、手振れ補正機能が無くなりますが、GM1に、オリンパスの14-42/3.5-5.6EZをセットするのもアリでしょう。このレンズも、遠からず手元にやって来るかもしれません。その時が来たら試してみたいです。径が細いのでGM1にマッチしますね。シルバーのレンズにすれば良かったかな。また、GM1では上記の組み合わせによる運用も考えています。この組み合わせは主に軽量三脚か小型三脚を使用して、パナソニックのWi-Fiアプリでリモート撮影をするためのセットです。スマホで撮影画像をモニターしながら、露出補正等のカメラの撮影機能はもちろん、レンズの電動ズームまで操作して撮影可能なので、とても便利です。それに、三脚使用なら手振れ補正の有無も気になりません。パナソニックのWi-Fiアプリは、以前、LF1を使っていた頃に使用してみて、その便利さに感動したのですが、今回、オリンパスの電動ズームでもズーム操作が可能だったのは、ダメ元と思って試したので嬉しい誤算でした。対してソニーはNEX6で試す限り、純正の電動ズームでもズームの操作が出来ないのがとても残念です。私は、iPad2の頃からタブレットを使い始めて、現在はiPad Air2ですが、出先で、Eye-FiカードやFlashAirとセットで便利に使ってきました。オリンパスはEye-Fiカードの頃から力を入れているので、オリンパスのWi-Fi搭載機も気になる存在です。具体的にはMkⅡが出て中古が安いE-M10ですかね。PEN-Fの登場と、PL7、PL8がアップグレードしたので中古が安いE-P5も狙い目かもしれません。外付けEVFでストロボ内蔵って嫌いじゃありません。私には少し後部の持ち手部分が小さく、気が付くと画面に親指がかかる事が多いです。さて、今回入手したGM1と12-32パンケーキズームですが、その使用感や描写性能については、また後日。今回はDMC-GM1がやって来たと言うお話でした。
2017.03.26
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さて、PL3のケースですが、ボディキャップレンズ1580使用時は、以前コンデジ用に入手したケースがそのまま使えて、正にコンデジ代替機としての面目躍如だったわけですが、流石にf8の明るさでは万能とは言いがたく、前回、オリンパスの17/2.8を入手したとお伝えしました。そしてその状態で従来のケースに収めてみると、何とか収まるのですが、ケースがはち切れそうで流石に無理がありました。また、12-50/3.5-6.3EZが安価に入手出来る事から始まったm4/3生活だと言うのに、その状態でのケースも決まっていませんでした。と言う事で、ケースバイケース、PL3のケースをレンズ毎に3種類、ご紹介します。一時期、ソニーの高倍率ズーム機を使用していた事があり、その時に入手したケースなのですが、PL3+ボディキャップレンズ1580にジャストフィットです。f8の明るさでマニュアルフォーカスのパンケーキレンズが万能な訳はありませんが、常時持ち歩く事を考えると魅力的です。以前、使用していたフジXF1との比較。充分にコンデジサイズです。そこで入手したのがLowproのDashpoint20と言うケースです。このケースなら前回レンズの為に入手した、ボディカラーと揃いのドーム型フードをつけた状態でも大丈夫。カバンのショルダーベルトに取付可能ですし、ベルトポーチにもなる便利物です。ジャストフィットと言っても、PL3がPL5/6/7/8に置き換わっても問題は無さそうだし、レンズが、パナの20/1.7やパンケーキズームになっても大丈夫な位の余裕があります。気になった方は、ケースも定番商品以外は短いサイクルで入れ替わりますから、お早めに店頭でお試しくださいませ。ストラップが付属します。12ー50/3.5ー6.3EZ用ケース。同じくLowproのFormat TLZ10です。ボディ付属のストロボを同梱出来ますし、VFー3やVFー4も収納可能でしょう。VFは無理ですが、ストロボを付けたままでも、多少きつくなりますが収納できます。おそらく、E-M5を意識して作られたのだと思います。片開きファスナーですがその分、価格がリーズナブルですので、このレンズをつけたボディ用としてお勧め出来ます。ベルト通しがあり、大柄ですがベルポーチにもなるし、調節すれば、たすき掛けも可能な長めのストラップが付属します。今、持っている3本のレンズは、私の中では基本レンズとなるもので、だからケースが必要なのです。この状態のボディセットに、マクロレンズか、望遠ズームか、中間リングか、大口径短焦点の中望遠レンズか。何かしらをプラスした状態で持ち出すか、上記セット単品で持ち出すか。と言う感じの運用を前提に考えています。という事で、今度こそ、本日はこの辺りで。。。
2017.03.20
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さて、今回は連休ですので書き溜めた記事の連投です。wパンケーキレンズより先にEVFを購入するかも… などと書きながら、結局、セカンドパンケーキレンズとしてオリンパスの17/2.8を入手しました。セカンドと書いたのは、ファーストパンケーキレンズはボディキャップレンズ1580が在るからです。正直、素晴らしいサンプルで溢れているフォトヨドバシのサンプルを見てさえ、17/2.8の風景描写はあまりパッとしませんが、以下の理由により、パンケーキレンズは17/2.8とボディキャップレンズ1580を使い分けていく事にしました。理由その1:最大の理由は、17/2.8が先日販売終了したばかりのレンズで、中古価格が非常に安く、在庫量も豊富だった事です。何より、お手軽さが一番の目的であるパンケーキレンズで描写性能を追求し過ぎるのも非現実的だし、フォトヨドバシのサンプルで確認しても遠景描写こそパッとしませんが、私が比較的多用すると思われる最短撮影距離付近から中距離辺りまでの描写性能は悪くなかった事も背中を押してくれました。理由その2:ボディキャップレンズを除けば一番コンパクトである。パナソニックの14/2.5はフォトヨドバシのサンプルを見ても素晴らしかった(正直な話、個人的には焦点距離が重複していても欲しいと思わせる魅力があります)のですが、ボディキャップレンズ1580と焦点距離が1mmしか違わないので、いくら広角レンズとは言え焦点距離が近すぎて使い分け難しいかなと考えてしまいました。以前と違い、今度のシステムは少数精鋭を目指しているので、手持ちの機材はフル活用したいと言う考え方です。理由その3:PL3を使い始めて、何気に便利だなと思っているのがボディ内臓機能のデジタルテレコンですが、この機能の使用時にパナの14mmやボディキャップレンズの15mmでは換算28mm→56mmだったり換算30mm→60mmとなり、ほぼ標準レンズの焦点距離なのですが、オリンパスの17/2.8なら換算34mm→68mmとなり、これなら一応は中望遠になるかなと言う部分にも魅力を感じました。そして換算34mmはスナップカメラに良い焦点距離でもあります。まぁ、デジタルテレコンが一番便利なのは標準ズームですけどね。理由その4:オリンパスの17/2.8ですが、遠景での描写性能は、短焦点レンズながらパンケーキズーム達と同等か、それ以下と言うのが私がフォトヨドバシのサンプルを見て感じた印象です。ですから、ほぼ同じ大きさのオリンパスのパンケーキズームを入手すると言う考え方はとても現実的な考え方なのですが、標準ズームは既に入手した12-50/3.5-6.3EZを持っているので、初めから標準ズームを複数持ちたくないと言う考えと、今後、入手するかもしれないボディのセットレンズとしてパンケーキズームを入手する可能性も考慮しました。対する17/2.8は生産完了モデルであり、このレンズがセットになっていた時期のボディを入手する事は無いだろうという考えかたです。17/2.8は単焦点レンズとしては凡庸なF値ですが、標準ズームと比べれば大口径となるf2.8の明るさもポイント。このレンズならあまり明るく無い室内での料理写真や宴会スナップも撮り易いかなと考えています。正直な話、パンケーキズームは入手予定(その為の自動開閉式レンズキャップは入手済)ですが、m4/3システムが予想以上に良かったので、新たにボディとセットで入手する可能性がゼロでは無くなってきました。そして、焦点距離15mmのボディキャップレンズが意外と使い勝手が良かったので、多少大きくなりますが、今回は17mmの単焦点レンズでAF速度を含めPL3の使い勝手を試してみようと言う事でもあります。そしてレンズ保護用のフィルターですが、今回はフィルターレス仕様としてエツミのメタルインナーフード+キャップセット37mm(レッド)と言うドーム型(フジツボ型とも言いますね)フードを選択しました。フィルターならいつでも購入できますが、この手の商品は売り切りで、簡単に市場から姿を消してしまいますから注意が必要です。この商品も17/2.8が販売位終了した以上、おそらく流通在庫のみと思われます。黒、白、シルバー、レッドの4色展開なのですが、今回はボディと同系色の赤を選んでみました。イロモノ路線爆走中です。wフード先端には、中々に上質なフードと同色の22mm金属製ねじ込み式キャップが付属するのですが、22mm樹脂製のスナップ式キャップが存在すればに交換したいです。流石に22mmだと小さすぎて無いですかね。もちろん、宴会撮影用に37mmのプロテクトフィルターも入手予定です。宴会の時は他の人もこのカメラで撮影してくれたりするのですが、酔っていると平気でレンズに触りますからね。宴会時はプロテクトフィルターが必須アイテムです。とりあえず、今回はこの辺りで。 …翌日になりました。 注:書き溜めた文章なので…。 (^^;まだ、17/2.8の撮影結果はチェックしてませんし、充分な量の撮影も済んでいません。ですが、撮影中に致命的なことに気が付いてしまいました。それは、撮影時に22mmのねじ込み式メタルレンズキャップを着脱するのが、とても面倒な事と、22mmのスナップ式キャップが存在しない事。なにより、このレンズで使用出来そうな自動開閉式レンズキャップを既に入手していたと言う事です。帰宅して確かめると、見事に17/2.8でも自動開閉式レンズキャップは動作します。嬉しいやら、悲しいやら… お洒落なボディと同系色のドーム型フードは、プロテクトフィルターを入手して宴会撮影までお蔵入りです。でも、既に入手していた自動開閉式レンズキャップがパンケーキズーム入手前に有効活用でたし、快適だし、何よりとても便利なので満足です。今後はプロテクトフィルターが必要と思われる状況ではドームフードとセットで。プロテクトフィルターが不要と思われる時は自動開閉式レンズキャップと、使い分けていく事になりそうです。17/2.8の撮影レビューはまた後日と言う事で。
2017.03.20
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一寸、間隔が開いてしまいました。そろそろ桜の季節ですねぇ。前回は私のグリップに対する考え方と言うか歴史と言うか、それと現時点の各メーカーをグリップを中心に考えてみました。さて、今回はオリンパスの旧機種に遡っていきます。何故って、今使っているのがオリンパスのPL3ですからね。(^^;PEN-F登場前のE-P5は、やや大柄ですが、最近になって悪くないと思う様になりました。E-Pシリーズはストロボを内蔵していたのですが、PEN-FになってEVFを内蔵しました。他社ならレンジファインダースタイルと呼ぶところですが、まさしくPEN-Fですね。待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。ですが、背面液晶を見ながら撮影するのがスタンダードとも言える現代の撮影スタイルを考えれば、ストロボ内蔵、EVF後付、悪くないと思います。P5は、やや大柄ですが、基本性能も高いし、Wi-Fi搭載しているし、中古価格が安くなったら良い選択肢かな。グリップ形状も好みです。実際にはパナソニックのGX7も中古市場に沢山在り、場合によってはGX7の方が中古価格が安かったりするので、どちらを選ぶか悩ましいところです。私の友人の現在のシステムはGX7+E-M1です。私より少し若いのですが、私よりファインダーを見ながら撮影するのが好きみたいです。(^^;更に遡って、E-P3/PL5/6になると、グリップ交換式と言うギミックを搭載しています。P3はイメージセンサーがPL3と大差ないので除外しますが、PL5/6は、交換式グリップも含め魅力的で面白いと思います。そして、現在の私が使っているPL3ですが、前面にはグリップが有りません。確かに、その姿がコンデジライクで好ましいと思いましたし、キャンディレッドと呼びたいそのカラーも綺麗だと思います。ですが、実際に使用すると、やはりグリップが欲しくなります。始めにつけたのは、XF1で使用していた「フリップバック」のFBG2です。持ちにくさの改善だけならFBG2でも充分だったのですが、少し頼りない?感じでしょうか。サードパーティ品を後から付けましたって感じ満載ですね。進化の先取りではありませんが、PL5/6のグリップも、ネジを外して両面テープでPL3に付けてみました。始めにつけていたFBG2とは逆の発想でデザイン優先です。何も無いよりは全然持ち易いですが、材質の関係で少し滑りますし、カメラが少しだけ、大きくなったような錯覚も覚えます。やはり、このグリップはPL5/6にこそベストマッチですね。さて、サードパーティ製のグリップで有名なのは、リチャードフラニエックですね。私はSIGMAのDPシリーズを使っていた時に、その存在を知り、彼を真似てカスタムグリップを作ったりしましたが、残念ながら当時の画像は残ってません。引越しのドタバタで行方不明なのです。リチャードフラニエックのグリップはネットで検索すると沢山ヒットすると思います。PL3も当時、人気の機種だったようで、リチャードフラニエックから専用グリップが発売されていましたが、残念ながら現在では国内の販売は終了。だからと言って、わざわざ海外から輸入するほどの元気はありません。他にもPL3のグリップを検索してみたところ、現在も入手可能かは別として、色々出てきました。PL3はコンパクトなボディですが、基本機能が充実しているので、EVFを付けて望遠レンズを使用するユーザー用なのか、かなり大型のグリップもありました。最終的に、私が入手したのはカメラ用品を作っているUNさんから発売されていたUNX-9117(OLYMPUS E-PL3/E-PM1様グリップ ブラック)です。比較的安価なのは嬉しいですがUNさんには申し訳ないけどリチャードフラニエックと比較してしまうと、劣化コピーと言うか、微妙な感覚です。UNさんを弁護するなら、リチャードフラニエック製グリップを手本に、手の小さい日本人向けにグリップの膨らみ具合を少し抑え、剥がす時の作業が楽な様に上部にも少し厚みを持たせてあります。他機種でリチャードフラニエックのグリップを持った事がある人間としては「あぁ、改悪されているなぁ」と感じます。グリップの膨らみを抑えたのは失敗でしょう。些細な事だと思うでしょうが、微妙な感覚の世界です。だからこそリチャードフラニエックのグリップは世界中で人気が出たのです。ですが、半額以下でこの品質なら納得できますし、満足です。このグリップ、ニコンのJシリーズの初期モデルに流用できるらしいです。他にも流用をお考えでしたら、既に流通在庫のみですのでお早めに入手されることをお勧めします。品質は悪くないですよ。私は満足しました。グリップで持ち方を固定されてしまうのは好きでは無いですが、このグリップと、画像にある、ユリシーズの木製リングストラップminimoとセットで使うと実に使い易いです。参考までにリチャードフラニエックのグリップはこんな感じです。グリップの膨らみ加減の違いが判るでしょうか。グリップ上部もスッキリ。剥がす時には細心の注意をしないと曲げてしまうかも。仕上げもとても綺麗で、ボディ側面からの曲線のつながりが美しいです。価格は高いですが満足度はそれ以上でしょうね。PL3を、当時新品で購入していれば間違いなくこちらを使っていますが、実際には最近になってm4/3入門用にと安価に手に入れた中古ボディですから、それなりに使い易くなれば充分です。という事でPL3のグリップ決定のお話でした。
2017.03.20
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さて、ネット上でのサンプル画像の品質と、換算画角が24mmから100mmまでと、愛用コンデジだったフジXF1に近い画角、それに簡易マクロ機能まで付いていると言う事で、ボディより先に購入した12-50/3.5-6.3EZなのですが、PL3に付けてみると、まるで望遠ズームを付けた一眼レフのミニチュアのような姿で、背面液晶で撮影するのは個人的に違和感を感じます。それでも、ズーミングやフォーカシングで全長が変わらないので、しばらく弄っていると、何となく「こんなもんかなぁ」という感じになってきました。グリップは、P3、PL5/6用のプレミアムカメラグリップMCG-3PR SLV(シルバー)を、止めネジを外して両面テープで付けてみました。グリップも未だに迷走中です。問題はケースですね。12-50/3.5-6.3EZを付けると奥行きが、実寸で約130mmになって横幅の実寸の約110mmを超えています。高さは変わらず実寸で約65mmで、レンズの太さは実寸で約55mmって感じ。現時点では気に入ったケースが見つかっていません。仕方ないので、ソニーのカメラ用ラッピングクロスで包んでみましたが、意外と良い感じ。しばらくはコレで行ってみようと思います。オリンパスからもラッピングクロスは発売されているのですが、ソニーのは約32cm角なのにオリンパスのは約48cm角で大きすぎました。という事で、12-50/3.5-6.3の使用準備を着々と整えていて、PL3のAFモードを確認した時の事です。S-AF+MFってモードにしてハーフシャッターでAF確定後にピントリングを操作すると自動でx10の拡大表示になるのです。そしてハーフシャッターを戻すと画面は元の表示に戻ります。「これってば、外付けEVF用のモードじゃん。めっちゃEVF使い易いじゃん。」私はそう思ってしまったのでした。(^^;今まで外付けEVFを使ってきたカメラでは、こんなに長いレンズを使った事は無かったですが、この長さのレンズを付けたボディなら、既にコンデジの寸法比率では無いので、外付けEVFを付けた状態でも邪魔に感じる事は無いかも。やばい、外付けEVF欲しい。って事で調べてみました。しかし、本当に便利な世の中になりましたね。ネットに感謝。wオリンパスは外付けファインダーにも力を入れていて、VF-1 17mmレンズ用の光学ファインダー。VF-2 初代、電子ビューファインダー。表示画素数144万ドット。当時の最高クラス。VF-3 2代目EVF、表示画素数は92万ドットと減ったが、シューロック付。小型で安価。VF-4 3台目EVF、表示画素数236万ドット。2017年時点で最高クラス。アイセンサー付。過去に使った事のあるリコーGX100/200のVF1は表示画素数20.2万ドットで、残念な見え方でしたが、フレーミングの確認には充分で重宝しました。NEX5では、有機EL235万ドットで当時最高クラスのEVFでした。さてPL3用EVFですがVF-2の中古は価格もこなれていてそれなりに高精細ですがロックが無くPL3で使用するには少々大柄な感じ。VF-3でもGX100/200のEVFよりは、数段まともです。アイセンサーこそ作動しませんがPL3でもVF-4が使えるのは素敵です。コレなら背面液晶より綺麗かも。w安価で無難なVF-3にするか、ボディの買い替え及び1台体制での運用を考慮してVF-4か。迷走ぎみですが、パンケーキレンズより先にEVFを購入するかもしれません。
2017.03.06
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さて、私が入手したPL3ですが、せっかくのコンデジライクなスタイルですし、是非ともコンデジライクな使い方をしたいです。PL3発売当時、m4/3に乗り換えなかった最大の理由がパンケーキズームが世の中に存在しない事でした。当時はまだ短焦点パンケーキレンズを常用とする覚悟が無かったのですね。それにマウントアダプターでCマウントレンズを使うのが流行っていたのですが、Cマウントレンズは小さい事は小さいですが、長さは決して短く無かったです。という事で、今回はm4/3のパンケーキレンズについてです。パナソニックには下記のパンケーキレンズが揃っています。14/2.5Ⅱ(φ55.5x20.5mm 55g)外装が変更になって2型となっていますが、光学系は変更無しですね。パナソニックのレンズとしては細身でPL3にも似合います。換算28mmですしf2.5ですから気分はリコーGRって感じですかね。20/1.7Ⅱ(φ63x25.5mm 87g)神レンズと噂の高いこのレンズも外装の変更で2型になりました。旧型のガンメタ、現行の黒、シルバー、と好みに合わせて外装が選べるのは嬉しいですが、初期のAF一眼レフのようにAF動作音があり、AF速度も古いレンズなりと言うのが、悩ましいところ。換算40mmと言う画角は、中学生の頃憧れていて、やっと手に入れ撮影して、その仕上がり上がりを見た時には感激したCLEの標準レンズと同じ画角なので思い入れはあるのですが、PL3には微妙に似合わないと言うか、何と言うか。。。SUMMILUX 15/1.7(φ57.5x36mm 115g)パンケーキと呼ぶには問題のある寸法ですが、20/1.7よりスリムなのが好ましいです。ですが、LEICAの名を持つだけにお値段が、今回比較している他のレンズより高めなのに今は品薄状態ですね。パンケーキレンズとは呼び難いですが、その分、描写性能には期待が持てます。X PZ14-42/3.5-5.6 POWER O.I.S(φ61x26.8mm 95g)このレンズが登場した時に私の中で再びm4/3熱が高まったのは記憶に新しいところです。世界初のパンケーキズーム。私が待ち望んでいたズームレンズです。このレンズの登場後、割とすぐにNEXのEマウントで16-50パンケーキズームが登場したので、私のm4/3熱は沈静化されたのでした。現在、m4/3のパンケーキズームは3本ありますが「X」の名を持つこのレンズが描写性能では現在でもトップだと言う記事を目にした事があります。12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S(φ55.5x24mm 70g)GMシリーズと同時に登場した、換算24mmからのパンケーキズームで沈胴操作も含め、マニュアルで操作すると言うのが愛用していたフジのコンデジXF1を思い出します。ですが、XF1同様、多少壊れやすいようなのが多少気になります。パナソニックのパンケーキズームは手振れ補正内臓なので、GMやGFを使う場合には便利そうですし、魅力的なレンズです。お財布に優しくPL3に似合うのは14/2.5のシルバーでしょうか。手振れ補正がボディと被りますが細身の12-32/3.5-5.6シルバーも換算で広角24mmからと言うのが捨てがたいです。オリンパスは下記のレンズです。17/2.8(φ57x22mm 71g)最近になって流通在庫が無くなり販売終了したようですね。決して悪いレンズだとは思えないのですが、パナソニックの14/2.5よりも少し大きく、20/1.7と比較すると、描写性能がだいぶ落ちると言うような比較をされてしまったのでしょう。換算で28mm、34mm、40mmと、それぞれ異なるレンズだったので生き残って欲しかったです。PL3には似合いすぎて面白くないかもしれません。17/1.8(φ57.5x35.5mm120g)パンケーキを意識しなければ、このレンズがベストかな。充分にコンパクトでf2.0を上回る大口径。描写性能にも優れるし、価格も控えめ。スタイルも素敵です。入手金額にも寄りますがパナソニックの20/1.7より、このレンズの方が好ましいかな。14-42/3.5-5.6EZ(φ60.6x22.5mm 93g)パナソニックの同等スペックのパンケーキズームを更に小型化したした素敵なズームレンズですが、描写性能はm4/3で3本あるパンケーキズーム中では、よろしくないとの噂が多いですね。パンケーキズームと言う性能をどのように考えるかで、このレンズを選択するか否かが決まるのかもしれません。私には充分に魅力的なレンズです。BCL-1580(φ56x9mm 22g)ある意味、サードパーティ製レンズのような、反則技のようなレンズですが、私が望んでいたレンズでもあります。既に持っていて現在の常用レンズです。BCL-0980(φ56x12.8mm 30g)180°対角線魚眼ではありませんが、魚眼レンズがこの価格、この大きさで手に入るのは嬉しいですね。ガンガン撮影していた頃なら間違いなく入手していたレンズですが、現在の撮影状況では猫に小判かな。個人的な話をすると換算28mmはちょっと苦手な画角で、より広い範囲の写る換算24mmの方が好きでした。ですので標準ズームも換算24mmからが好ましいのですが、m4/3では24-50の標準ズームは既に入手しています。薄さが全て。と考えればBCL-1580を既に入手してますが、もう少しだけ普通に使えるレンズと考え、その中でも一番薄いレンズと考えるとパンソニックの14/2.5、次点がオリンパスの17/2.8ですね。3番目に薄いのがオリンパスのパンケーキズームで、次点の17/2.8とは0.5mmしか違わないと言うのは驚異的であり、とても魅力的です。とは言え、PL3をISOオートで上限1600にして使用している限り、BCL-1580現状でもそれほど不具合を感じないので、じっくり考えたいと思います。
2017.03.06
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運良く、とても状態の良いE-PL3を入手できたのですが、それはほとんど使われていなかった事を意味します。と言う事でファームウェアのバージョンを確認したら、案の定1.0でした。E-PL3のファームウェア最終バージョンは1.5ですので、バージョンアップした方が良さそう。ちなみに履歴は下記の通りです。1.0 2011/09/03 ●E-PL3発売時の初期バージョン。1.1 2011/11/17 ●Eye-Fiカード使用時の安定性を向上しました。1.2 2012/01/19 ●焦点距離表示を電動ズームレンズに対応しました。1.3 2012/03/21 ●RCモード時の外部フラッシュ動作を改善しました。 ●48GB以上のSDXCカード使用時における動作を安定させました。1.4 2013/06/12 ●電子ビューファインダーVF-4に対応しました。 *アイセンサーによる表示の自動切換えには対応していません。1.5 2014/11/13 ●ED40-150/2.8PROレンズ装着時のAF制度を向上させました。最終アップデートが2014年11月だったのですね。コンデジライクなPL3ですが、ワイヤレスフラッシュコントロールや高精細EVF対応など、意外なほどに本格的な仕様のカメラだったのですね。m4/3システムの本気度が感じられてちょっと嬉しいかも。参考までに、ファームウェアのアップデートには同梱の専用USBケーブルとパソコンが必要となります。アップデート方法の詳細はオリンパスさんに確認してください。私が購入した個体は専用のUSBケーブルが付属しなかったので、ヨドバシカメラさんで新品を購入しました。取扱説明書はオリンパスさんのHPからPDFデータをダウンロードして読んでいます。まぁ、付属品の欠品は中古品では普通です。付属品の欠品も含めて販売価格が決定されているのですから当然の事ですね。ただ、USBコネクタが専用規格で、専用のUSBケーブルが必要になったのは誤算でした。販売されていた時代を考慮すれば、その可能性は高いはずなのに個体の状態の良さに舞い上がっていたかもしれません。私の凡ミスですね。皆さんも中古品の購入時には、コネクタ形状や付属品の有無に充分注意してください。
2017.03.01
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私がm4/3システムの導入を本気で考え実行した要因は、GM1、GM5、GF7、の登場と、その発売完了。および、GF9のの登場が原因でした。正直な話をしますと、オリンパスのE-PL3発売時にm4/3システムの導入を真剣に考えましたが、最終的に実際の導入には至らず、GM1の登場までは「気になる存在」ではあっても「それだけの存在」だったのです。それほどにDMC-GM1の登場は、私にとってセンセーショナルでDMC-GM5のボディカラーにグリーンを見た時には、すぐにでも欲しいと思いました。実際には、お財布事情がそれを許しませんでしたが、いつかは手に入れてやろうと心に誓ったものです。それなのに、あぁ、それなのに、それなのに。気が付けば「販売完了」となっていたのでした。orz残念ながら、中古市場でも大人気でGM5のグリーンは発見できません。それどころか、GM1、GM5はプレミア状態で、しばらくは手が出せませんね。m4/3において、オリンパスとパナソニックでは手振れ補正機構をレンズに載せるか、ボディに載せるかで異なります。基本、オリンパスは手振れ補正機構をボディに内臓し、パナソニックは手振れ補正機構をレンズに搭載してきました。最近ではオリンパスのレンズにも手振れ補正機能を搭載したレンズが登場しましたし、また、パナソニックのボディにも手振れ補正が内蔵され始めました。進化が止まらないというか、熟成されてきたように感じます。パナソニックのボディは初期の頃から一眼レフスタイルのボディがラインアップされているのが特徴の一つで望遠から超望遠域での撮影を趣味とする人たちの間ではサブシステムとして、メインシステムとして愛用されてきたように感じています。既にE-PL3を持つ私が考える、今入手しても使えるパナソニックボディの選択肢は多少厳しいものになるでしょう。だいたい、以下のとおりです。まず。一眼レフスタイルなら現行モデルのDMC-G8の一択です。自社製の手振れ補正内臓レンズ以外は使用しないというのなら話は別ですが、オリンパスのE-M5が安価で中古市場に溢れている現在、動画を撮影しないのであれば他の選択肢は無いです。一方、動画を撮影すると言うことであればDMC-GH2及びGMC-G3以降のボディは全て対象になります。自らの動画に対する要求内容と、自分のお財布と、相談しながら選ぶと良いでしょう。小型ボディという事になると選択肢は広がり、大体下記の通りで、1600万画素センサー搭載機から選べば、現在でも充分に楽しめると思います。DMC-GX1 小型ボディの正統派。古くても魅力充分。安価。DMC-GF6 Wi-Fi搭載、稼動液晶の便利モデル。DMC-GF7 GMシリーズに匹敵する小型ボディ。稼動液晶モデル。DMC-GF9 現行小型モデル。ローパスレスで上級機に匹敵する画像。DMC-GM1 元祖超小型モデル。DMC-GM1s GM1のマイナーチェンジモデル。DMC-GM5 GM1のEVF搭載モデル。DMC-GX7 稼動EVF、稼動液晶、手振れ補正搭載モデル。DMC-GX7Mk2 GX7が小型化された後継機。ローパスレス。GX1以外は、すべてWi-Fi対応モデルです。オリンパスのボディが手振れ補正を内蔵している以上、Wi-Fi搭載と言うプラスαが無ければ、個人的にパナソニックのボディを選ぶ意味がありません。GX1は現在でもファンを持つカメラですけど、個人的には、手振れ補正機能を持ち、より小さなオリンパスのPM2を選びます。GF6は安価なWi-Fi搭載機として。GM1/1s/GM5/GF7/GF9は超小型ボディの魅力。手振れ補正など無くても、この小型ボディには魅力を感じずにはいられません。セットとなる換算24mmからのコンパクトな標準ズームも素敵。GX7はボディサイズが若干大きめなのですが、素晴らしい性能を考慮すれば、今から中古で手に入れても末永く使っていける1台でしょう。ですが、個人的には、Mk2に更なる魅力を感じます。少しでも小さいほうが嬉しいです。普通に考えればG8とGF9の2台体制。GX7Mk2の1台体制ですかね。メーカーをハイブリットしてGX7+オリンパスの一眼スタイルボディと言う選択も、良いかもしれません。事実、私の友人はGX7+EM1という組み合わせで使っています。個人的な話をすると、EVFを搭載するなら一眼レフスタイルの方が好ましいです。NEX5RからNEX6に買い換えた人間の言うことではないかもしれませんが、35mmフィルム時代に一眼レフカメラを使っていた次期が長かったですし、デジタルになってからは、コンデジやスマホでの撮影が多いので、レンジファインダースタイルのボディ左上隅にEVFの搭載されたスタイルにそれほど魅力を感じないのです。実際、EVFを搭載したコンデジであるパナのLF1とフジのXF1を平行して使っていた時期がありましたが、手元に残したのは、換算画角25mmからのズームを持つフジのXF1でした。だから個人的には、やや大柄なGX7には、あまり魅力を感じないのです。素敵なカメラなんですけどね。とても。。。という事で、GM1、もしくはGF7の出物を見つければ入手するかもしれませんが、現時点ではパナソニックのボディより、オリンパスのボディに魅力を感じています。これは、私個人の絶対的な撮影量、撮影スタイル、撮影した画像の使用法が変化した事によるもので、どちらのボディが優れていると言う事では決してありません。付け加えるなら、本気で撮影するならパナソニックのボディの方が好みです。昔、ミノルタCLEで撮影したプリントを見た時の、落ち着いた中にも色気のある発色は今でも忘れられません。そして、パナソニックはLEICAの発色を受け継いでいると感じていますので。もちろん、Kodacブルーを引き継いだオリンパスブルーと称される発色も、嫌いではないです。そう言えばm4/3ボディには、Kodacの名を冠したボディも在りましたね。フジのボディのようにフィルムモードを搭載していて、その部分は素敵なのですが、なんとも玩具っぽくて、その割には価格も高く、販売体制もサポート体制も微妙なので手は出せませんけどね。Kodacの名を冠するからには、サポート体制、販売体制、もちろんボディ、レンズの性能、まで、もう少ししっかりとして欲しいと思うのは、古い人間の考え方でしょうか。話がすっかり横道に逸れてしまいました。今回は、パナソニックのボディを考えてみました。
2017.03.01
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さて、手始めとしてEーPL3を手に入れた訳ですが、その吐き出される画像及び、諸々のスペックは今時のカメラと比較すると若干劣るのは事実です。個人的には日中屋外撮影であれば、初代EーP1でも問題ないと思いますが、それでも「現行モデルと、比較してしまうと気になるかも。」と言うレベルですかね。気にならない人は、全く気にならないでしょう。それに、EーPL3は1600万画素センサーになる前の機種では小型で使い易いです。EーP1〜3の質感は上質で素晴らしかったけど、ちょっと大柄でしたからね。では、今時のカメラと比較しても問題ない機種はどの辺りからとなるでしょう。まぁ、オリンパスの場合、1600万画素センサーを搭載したOMーD EーM5からと言う事になるでしょうね。実際には下記の機種となります。OMーD EーMシリーズは全機種が該当します。Mk2になればローパスフィルターレスとなるので、さらに先鋭化された画像を手にする事ができるでしょう。個人的にはWiーFi搭載、ストロボ内臓なEーM10が便利そうでお気に入りです。逆にEーM1はグリップ形状が好きではありません。お財布の事を気にしなければ、EーM5Mk2、EーM10Mk2が良いと思います。スペックの高さも良いですが軍幹部のデザインが好みです。もし、オリンパスをメインボディとしてガンガン撮影するならば、EーM5Mk2でしょうね。実際には一眼レフスタイルのボディは出番がそんなに多くないと思われるのでEーM10で十分かなと思っています。いずれにしても、一眼レフスタイルのボディとコンパクトなボディの2台体制が私の理想で、その2台でレンズを共用出来るのは嬉しいです。対するPENシリーズは、基本的に一眼レフスタイルのボディとの2台体制を前提とすると、EーPM2、EーPL5、EーPL6、EーPL7、EーPL8、でしょうか。唯一、EーP5は、WiーFi搭載でお財布に優しいと言う事を考慮すると、気になる存在ですが、実際にはバッテリーの互換性がなかったり、横方向にかなり大きかったり、重さもそれなりに重かったりで、候補から外れます。オプションの電子ビューファインダーを使用する事で1台二役とするなら、良い選択かもしれませんが、私は通常使用時のコンパクトさを優先したいです。EーPM2はEーPL3とほとんど同じ大きさで背面液晶が稼働しないぶん、ボディの厚みも薄く軽量でEーM5と同等の画質ですから、コンパクトさを最優先するなら、EーPM2となります。実際、購入を検討しています。個人的にはさらに小型のEーPM3の登場を願っていますが、難しいでしょうかねぇ。可動式液晶モニターが無い事と、モードダイヤルを持たないコンデジライクな操作性が気にならないなら、今でも良い選択肢だと思います。EーPL5とEーPL6は、電子水準器の有無の違いですね。電子水準器が不要ならEーPL5で十分。電子水準器が必要ならEーPL6って感じで良いと思います。この2機種はグリップを交換して楽しむ事もできますね。EーPL3よりもほんの少し大柄になりますが、正常進化型であり、有力な候補です。EーPL7とEーPL8は、2017年春、現在の現行機種と最新機種で、ローパスフィルターレスの最新画質が楽しめます。両機の違いは手ぶれ補正機能の違いと、デザインの違いですね。この機種を選んで電子ビューファインダーを追加して1台体制でも良いかもしれません。と言うか、普通はそう考えるでしょうね。今回の選択肢では、唯一、普通に新品が購入できますしね。次はパナソニックのボディについて考えます。
2017.03.01
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オリンパスのE-PL3で、めでたくマイクロフォーサーズのデビューを果したわけですが、実はフォーサーズのボディは過去にも短い間だけですが使っていた事があります。ミノルタでお世話になっていた方がオリンパスに移られて、その関係とか、まぁ色々です。 ただ、フォーサーズは光学設計に余裕を持たせていたため、センサーサイズに対してボディが大きかった。マイクロフォーサーズが登場した当時は、自らフォーサーズのメリットを否定した規格だ。なんて考えたりもしましたが、今となってはミラーレスのマイクロフォーサーズに移行したのは先見の明があったと言わざるを得ません。また、LEICAの血を色濃く受け継ぐパナソニックがフォーサーズ陣営だという事も大きな要素です。2社が独自の考えでボディとレンズを作っているシステム。唯一無二ですからね。後はリコーペンタックスかカシオが参入するか、シグマが本格参入してボディを出すような事態になれば、それらのメーカーも救われると思うし、更にm4/3陣営は盤石になると思います。 などと書きましたが、現状でもミラーレスシステムの中では一番充実したシステムを誇るのがマイクロフォーサーズシステムだと思うのです。この事は多くのプロカメラマンが自分用のシステムや仕事の時のサブシステムとしてマイクロフォーサーズを使っている事からも明らかです。35mmフルサイズを後生大事に思っているのは、実はハイアマチュアだけかもしれません。後は、現状を把握できていないクライアントですかね。(^^; 我々の年代でも、フィルム時代に中判カメラや大判カメラを使っていて、マルチフォーマットを当然と考えられる種類の人はマイクロフォーサーズを簡単に受け入れることが出来ると思うのですが、フィルム時代に画質の悪い35mmフィルムフォーマットしか使わなかった報道関係の元プロや、同じくキヤノン、ニコン、至上主義(キヤノンとニコンは35mmフィルムオンリーでしたからね)だった一部のハイアマチュアが、マルチフォーマットを受け入れられないと言うか、35mmフルサイズと一眼レフのミラーボックスから離れられないのでしょうね。少し過激な物言いになってしまいましたかね。ですが、APS-Cサイズのフォーマットでさえ、現在では、若干ながらオーバースペックになっていると思うのです。印画紙にプリントする時代がほぼ終焉して、インスタ等のSNSで画像を共有する時代ですからね。一般的な人たちのカメラと言えばスマホのカメラ機能ですし、1インチセンサー搭載の高級コンデジが大ヒットしている現状を考慮しても、35mmフルサイズ以上のフォーマットは完全にオーバースペックであると思うし、APS-Cサイズもオーバースペックギリギリな存在かなと考えます。もちろん、画質は良いに越したことはありませんが、ボディの大きさ、重さ、レンズの大きさ、重さ、そしてコスト。それらを考慮すると、現状では、1型センサー採用の高級コンデジであり、m4/3システムが選ばれると言う事です。APS-C型センサーでは、ボディこそ、それなりに小型に、そこそこの金額で作れますが、1型センサーの高級コンデジや、m4/3システムと同等以上の画質を実現するような高性能なレンズとなると、大きく、重く、価格もそれなりになってしまいますからね。m4/3システムはセンサーサイズが小さいからボケが少ないと言われます。たとえば、ポートレートレンズの代表格である、35mm換算85/1.4のレンズで考えるとどうでしょう。オリジナルの85/1.4、APS-C型で58/1.4、m4/3で42.5/1.4ですね。そのレンズの大きさ、重さ、価格を調べてみてください。費用対効果を考慮すれば、私はm4/3で充分満足で、APS-C型なら、文句なしです。そして、そのように考える人は、決して少なく無いと思います。以下に、各社の動向について思うことを書きます。ソニーの35mmフルサイズであるミラーレスα7シリーズは、過去の遺物とも呼べる人達によって、瞬間最大風速的に大ヒットしましたが、そう長くは続かないと思います。センサーの要求を満たすレンズを作ると、金額的にも大きさ、重さ的にも厳しいものがありますからね。今のうちにAPS-Cサイズのミラーレスαで一眼レフスタイルのボディを出し、Eマウントのレンズシステムを完成させるべきだと思います。また、マニアの要求を満たす事を考えれば35mmフルサイズボディで一眼レフスタイルではないボディも出したほうが良いでしょうね。LEICAキラーになるでしょうし、おそらく、ハッセルブランドの需要も満たすでしょう。キヤノンはEOS-Mシリーズで、ついに一眼レフスタイルのボディを出しました。会社の規模的にも磐石です。その気になればEF-Mレンズの拡充もすぐでしょうし流石ですね。2017年度、どの程度EF-Mレンズのシステムが拡充されるかで、ミラーボックス付きAPS-Cサイズセンサーカメラの今後を占うことになるかもしれません。もし、キヤノンがソニー同様にEF-Mシリーズで35mmフルサイズセンサー機を出すとなれば、キヤノンはミラーレスへの乗換え完了となり、二台巨頭の一角がNからSへ置き換わる日が来るかもしれません。ニコンはレンズ交換式ミラーレスシステムに1型センサーを選択してしまいました。1型センサーのコンデジが大ブレイクしている現状を考慮すれば、一見、正しい選択のように感じられますが、1型センサーのミラーレスでは、交換式マウントがレンズとセンサーの間に介在すると言うこととレンズがランダムに交換されてしまうと言うことがネックとなり、画像処理エンジンとレンズの光学設計に致命的な拘束を受けているように感じます。この事は1型センサー搭載の高級コンデジはレンズ設計も自由で、画像処理エンジンでの補完も専用設計ができますが、レンズ交換システムのニコン1では、それが出来ません。ニコン1で現在発売されているレンズの金額と大きさを見ても一目瞭然です。描写性能に優れる大口径レンズは、小さくする事が出来ず、とても高価な価格設定になっています。この事はニコンが暴利を貪っているのではなく、1型センサーで画素数を多くしたが故にレンズに求められる性能が、非常に厳しいものとなってしまったからです。ですから今後も苦戦するでしょう。考えにくいですが、リコーペンタックスがニコン1規格のレンズ交換式カメラを出し、レンズ設計とボディ設計にブレイクスルーが起きれば状況が変わるかもしれませんが、どうなりますかね。ニコン1規格のレンズ交換式カメラが生き残る道は従来のカメラスタイル以外のボディ形状にあるかもしれないと考える今日この頃です。本来、1型センサーのミラーレスシステムならビデオカムでも何でも、ボディの自由度が高いと思うのです。でも、頭の固いニコンにその発想があるかどうか。動画の実績も無いですしね。でも、頑張って欲しいです。リコーペンタックスはフィルム時代のミラーボックス付きである、Kマウントシステムを捨てる時が刻一刻と迫ってきている気がします。過去のプライドは捨てm4/3陣営に参入するのがデジカメ市場での復権への一番の近道だと思うのですが、現実的では無いですかね。リコーのデジカメも好きだったし、ペンタックスのカメラも好きだったので頑張って欲しいです。カシオはリスクの高いレンズ交換式市場には参入しないのかな。このままでは元祖デジカメを作ったメーカーがデジカメ市場から撤退するなんて事もあるかもしれません。シグマも色々と考えているのでしょうが、最近は迷走しているように感じます。私が思うに、今まではセンサーサイズの大型化をしてきました(と言っても1回だけです)が、逆転の発想でセンサーサイズの小型化はどうでしょう。例えば、コンデジは1型センサーにしてボディの小型化など、他社と同じ土俵に乗る事です。RX100とまではいかなくてもG7Xサイズでメレル1型センサー搭載、短焦点レンズで画質の優位性を確保して現行同様3機種ラインアップ。また、ニコン1規格でミラーレス参入。独自のボディ理論と小型化しても上質のメレルセンサーでアピール。ほら、魅力的でしょう?。もしくは、m4/3陣営へのボディ参入でシステムの拡充。他社より少し高めな価格設定で、その分、上質なボディを作り、自社の大口径レンズシリーズとメレルセンサーをアピール。4/3型センサー搭載の短焦点レンズ搭載コンデジで再度、高級コンデジ市場に殴りこみ。こちらも魅力的でしょう?。大どんでん返しでEF-MマウントやソニーEマウントへのボディ参入でも良いと思います。これが一番簡単な図式だと考えますし、望んでいる潜在的ユーザーは少なく無いと思うのですが、こちらも現実的には厳しいでしょうね。独自開発に拘りすぎるあまり、散財し過ぎててどうにもならなくなる前に真剣に考えて欲しいですが。。。いずれにしても、EOS-Mシステムの今後の動向しだいで、ミラーボックス付きシステムカメラ終焉の次期が確実に近づく。そんな気がします。このように考えている私にとって「カメラ女子」なんて言葉を作ったm4/3陣営の磐石さは明らかと言うことです。
2017.03.01
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今回はマイファーストm4/3ボディの選択です。マイクロフォーサーズも登場から随分と年月が経ち、初期の頃から現代までの全ての機種を候補に挙げればかなりの数になります。流石に最初期のボディは、ちょっと辛いですね。基本的にはNEX6も併用するつもりなので、少なくともNEX6よりは小型のボディが欲しいところです。そうなると、現行機種ではパナのGF9だけですかね。オリのPL7やPL8、パナのGX7Ⅱでは、NEX6と、あまり大きさが変わりませんしね。生産完了モデルを考慮するとオリのPL3、PM1、PM2、パナのGM1、GM5、GF7、GX1あたりでしょうか…。おじさん的には現行モデルでは、パナGF9のスタイルにはグラグラ来ます。清算完了モデルではGM5のグリーンには心惹かれるものがあり、GM1のコンパクトさには拍手喝采、GF7も素敵だなと思うのですが、今回はm4/3のお試しという事と、壊れてしまったフジXF1の補完も兼ねて、コンデジライクでお財布にも優しいオリのPL3をゲットしました。たまたま、中古で手持ちのXF1と同じ赤で、綺麗な出物を発見したと言うのもあります。中古は一期一会の出会いですからねぇ。赤の革張りから、キャンディレッドの金属外装になりましたが、BLC-1580を装備したその姿は、まさにコンデジそのもの。思った通りの仕上がりです。コンパクト化の代償としてストロボは外付けになりました。昔使っていたNEX3やNEX5Rを思い出しますが、NEXの時もそうでしたが、多分このストロボを使うことは少ないと思います。発売当時も、手に入れるなら稼動液晶のE-PL3だなと思っていたのですが、あらためて見てみると、中々に綺麗なボディだと思います。可動式背面液晶を装備するので実際にはそれなりの厚みなのですが、デザイン処理でコンデジのような軽快な雰囲気を出しています。今時のカメラと違い、自撮り対応ではありませんが、おじさん的にはローアングルとハイアングル対応で十分です。欲を言えば、タッチフォーカスとタッチシャッター、Wi-Fi対応だったなら完璧でしたが、マイファーストm4/3ボディとして、我ながら良い選択をしたなと思います。ボディキャップレンズBLC-1580を装備した状態で、手持ちのケースにピッタリ。本当はXF1のようなレザー風ケースが欲しいところですが、そこは我慢しましょう。まだ、仮の姿である可能性の方が高いですし…ですが、このレンズキャップ型レンズが意外なほどに良く写るのですね。マニュアルでフォーカスを合わせる作業も、なかなかに楽しいです。う〜ん、この姿での常用も考慮しても良いかも。換算30mm/f8ですが、PL3にはデジタルテレコンなる機能も搭載されているので、非常時には60mmとしても使用可能です。f8と言う暗さもフィルム時代とは桁違いの高感度撮影能力とボディ内蔵手ぶれ補正機能のおかげで思ったほど苦になりません。背面液晶の拡大表示でピントを追い込んでも楽しいのですが、焦点距離とF値を生かしてのパンフォーカス撮影ならどんな高速AFにも負けません。まさにm4/3の被写界深度の深さがメリットとなっています。フィルム時代のコンパクトカメラ感覚なら、全く問題ない常用レンズとなりますね。通常の室内の明るさならノンフラッシュの手持ちで普通に撮影出来ますね。近接撮影能力も、ボディ内蔵のデジタルテレコンを使えば、食事の撮影くらいには使えそうです。本当に良く写るので驚いてしまいました。フィッシュアイボディキャップレンズも入手しておいた方が良いでしょうかね。。。とは言え、普通のパンケーキレンズはやっぱり欲しいですね。神レンズと呼ばれているパナの20/1.7は、そのAF速度は我慢できるのですが外形寸法がφ63x25.5と、パンケーキレンズとしては大柄なのが辛いところ。E-PL3のレンズマウント基部の外形がφ57で、ボディの高さが63.7mmなのでボディからレンズがはみ出してしまいそうな勢いとなってしまい、あまり美しい姿とは思えません。パナなら14/2.5(φ55.5x20.5)か12-32/3.5-5.6(φ55.5x24)ですね。オリならED14-42/3.5-5.6PZ(φ60.6x22.5)か17/2.8(φ57x22)でしょう。まぁ、それは今後の課題として今回はこの辺りで。。。
2017.02.27
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先日、「マイクロフォーサーズ導入する事にしました」と書きましたが、その動機になったのがタイトルのレンズとレンズキャップです。ED12-50/3.5-6.3EZ は、製品末期で在庫処分の最終価格で店頭在庫が残り僅か。個人的には理想のレンズキャップと考えていた BLC-1580 も、そろそろ店頭から消えてしまいそうな雰囲気でしたので、ボディを何にするかも考えずに、とりあえずレンズだけはとヨドバシカメラにて購入してしまいました。新品のレンズとか買うの、凄く久しぶりです。(^^;ED 12-50/3.5-6.3 EZ は、衝撃的デビューを飾ったOM-D EM-5 と同時に登場した標準ズームですが驚くほど安価になっていて、コレはもう買うしかないと。個人的には、胴体が長すぎる気がして好みのスタイルではないのですが、個人的に必須の換算24mmからの標準ズーム、防塵防滴、動画も撮れる静粛性、マクロモード搭載、と機能的には十分魅力的。その形状から、主力レンズになるかは別としても、この価格を考慮すれば手に入れておきたいレンズだと思いました。BLC-1580 は、ボディキャップであり、レンズでもあるという「キワモノ」ですが個人的には各メーカーとも標準アクセサリーとして用意しておいて欲しいと思うほどの品です。私の購入時で、既に黒は品切れ状態でした。後ろに見えている LC-37C は面白レンズキャップですが、このレンズキャップが使用できるレンズは後ほど入手するつもりです。このレンズキャップも無くなりそうだったので、先に確保しておきました。とまぁ、レンズだけあっても「宝の持ち腐れ」ですので、早急にボディも確保しなければなりません。が、今回はこの辺りで。。。
2017.02.25
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