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2005年11月10日
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カテゴリ: 松賢さん
映画の感想、何がなんだか訳ワカメになっちまいました。
収拾ついていないぞなもし。
うーむ、私、何が言いたかったんでしょうねぇ?w

気を取り直し、項を改めまして「おま嫌」の細かな感想を。
って、“松田賢二さんサイコー!”な褒め言葉が続く訳ですが、何も問題ありませんよね?www

映画館と言うより、公民館での上映会レベルな画質でしたので一寸残念。
映幕サイズの所為か、みょーにスタイル悪く見えたし。
でも、概ね、満足した作品です。(あ、5coinsのスタッフの方も良い人でした。方向音痴のおバカに、丁寧な接客有難うございました)
私的には、あの悲劇落ちは“有り”ですね。
でなきゃ、あの話の意味がないと思います。
あ、但し、百合カップルの悲劇は兎も角、安奈の姉の死には納得がいきませんね。
郡司行くところ、無駄な死の山が築かれると言いたいのでしょうが、それでもあの姉は殺すのは酷い。
そりゃ、部外者が消えた方が、武山曰く「話が簡単で良いや」なんでしょうが、あまりに乱暴な展開に違和感が最後まで残りました。

違和感といえば、安奈の母性。
前項で、“女とは”と書き散らしましたが、それでも納得できないぞラストの子供放置。
3歳前の我が子が、目の前であんな目にあったのを見ても、男のほうに意識がいく母親が……いる訳ないって書きたいのですが、実際にいるから怖いんだよなぁ。
母性が全てだとは言いませんが、自分がこの世に送り出した者に対して責任を取らぬ人間は、唾棄すべき存在だと思っています。
だから、この安奈の行為も、どうしても許せないですね。
ストーリーを〆る為に、子供は不要と判断されたとしても。
これは、私の生理的な感情なので、映画としての評価はまた違うのでしょうが、ダメなものはダメ。
最後の最後で、この部分が残念。

で、松田さんです。
役者です。(当たり前だよ)
前髪を下ろした横分けヘアが、一寸目新しい感じ。
この髭の感じもナイス。
いつもの如くひっじょーに美しい双眸、クラクラしますぜw

演技の質的に、割とパターンが見えてきたような感もありますが、それでもやはり役者松田賢二、おいそれと底を割るような真似は致しません。
派茶めちゃに突っ走るいい加減な郡司の演技は、そここで見たような気がしますが、ラブホや最後のシーンの繊細な演技には瞠目しました。
いや、ホント、抽斗が深くて多い人です。
ビアン宅で、安奈と一枚の毛布に包まるシーンも良かったなぁ。
これは、唯一、心和む場面だったのでは。
一瞬、再び心が通じ合ったかに見えた、優しい場面。
でも、その翌日には、外人のおねいさんを英語で口説いてましたが。
アメリカを放浪した時の経験が、演技に生きている?w
妙に嬉々として口説いているように見えたのは、私だけでしょうかw

安奈に子供の存在を知らされるシーンも、大人の男の顔を見せる一瞬の変貌が良いです。
真面目な顔が、セクシー。(こらこらw)
その後の喜びの爆発っぷりが、やっぱりガキな郡司。
松田さんのお芝居では、この後者のキャラや斬鬼さんのような渋い男(893味)が多いのですが、私は、一瞬見せた普通の大人の男の顔が好きだな。
これは、最後の死に際の演技にも通じるんですが。
ほんの一時、“我が子”との幸せな触れ合いの後の、残酷な悲劇。
怒り、悲しみ、そして最後の虚脱感。
なんかもうね、役者としての凄みを感じましたよ。
あんな死に顔見せられたら、一生ついていきたくなっちゃう。
(役者・松田賢二としてですよ)
絶対、この人にはもっと広い世界に出て欲しいと思える演技でした。

ただ、それだけに少し厳しいこと言えば、一寸ワンパターンになりかけている部分が気になります。
ワンパターンと言うより、ちょっとしたアクかな。
声と台詞回しが独特なので、どうしてもその印象を追っかけちゃう。
低音発声だと、台詞が聞き取りにくい時があるし。
ほんの僅か、声を出す時に溜めがあって、それが松田さんの魅力でもあるんだけど、と同時にネックになる危険性も孕んでいるかと感じました。
ま、素人の感想です。

でも、この作品、松田さんだけではなく全体のバランスも良いし、もっとちゃんとしたスクリーンで見たかったなぁ。
いずれ、DVD発売されるのかな?期待して待ってましょう。
因みに、先日柏まで観に行った『BATO LOCO』は近々DVD発売との事。
うーん、松田貯金しなきゃ。
……!!!
しまった!
都会に出たら探す予定だった「東映MAX」の存在を、忘れてた!
いや、でもこの方向音痴な私が、渋谷で本屋を探すのは無謀の極み。
絶対、家に帰ってこられなくなってたw
これでも、若い時はよく遊んだ場所だったのになぁ。もう、全然見当つかないだよ。いやはや、歳月って恐ろしい。

話がずれましたが、「暑苦しく、ブサイク」な男・郡司の物語。
演じる松田さんが秀貌なのでブサイクではないですが、“男ってバカ”が哀れでもあり可愛くもありな映画でした。
うん、も一回観に行こう。…迷わずに行けたらw

補記:一応、これから鑑賞に行かれる方へ
私ほどの方向音痴は論外としても、ちょっと判り難い場所です。
時間に余裕を持って行きましょう。(当たり前)
判りやすい行き方は、PARCO2の前の大通りに真っ赤な建物があるので、それを目標に。V6のイベント会場なので、かなり目立ってます。(5coinsは誰も知らなかったけど、V6の会場なら道を尋ねるランドマークになる筈です)
この真っ赤な建物とデニーズの間の路地を入り、直ぐの辻の地下が会場。
帽子屋とデザート王国がある辻ですので、直ぐわかります。
タワレコ側の路地から入るより、PARCOの通りまで上がって曲がるほうが、判りやすいと思うっす。健闘を祈る。…って、駅から40分近くも迷った奴が言う資格ないっすよね。トホホ





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最終更新日  2005年11月11日 03時13分24秒
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