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Oct 9, 2007
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カテゴリ: 観る・読む・聴く




もう随分前にレンタルで借りてきて観た映画なんですが、戦争ものはやはり重いです。
なかなかレビューが書けませんでした。
なので、簡単に2つの作品を見比べながらの私なりの感想を書きたいと思います。

日本防衛の最後の砦というべき硫黄島での日本とアメリカの戦いをクリント・イーストウッド監督が2部作で描いた作品。
一つはアメリカ側からの視点で描いた「父親たちの星条旗」。そしてもう一つは日本側から描いた「硫黄島からの手紙」。

「父親たちの星条旗」は硫黄島で星条旗を掲げた兵士が「英雄」として讃えられたものの、その中で生き残った3人の苦悩を描いている。
写真に写っていたのは6人。うち3人は戦死してしまった。
そして、本土に戻った3人は英雄として戦時国債キャンペーンツアーにかりだされることに。
映画全編を通して、話が戦闘シーン、本土に戻ってからのシーン、そして現在のシーンとめまぐるしく入り混じっているので、どれがどの人物かつなぎ合わせるのが大変でわかりづらかった。
「英雄」になるつもりなく「英雄」とされた人の苦悩はよく描かれていると思った。
また3人のとらえ方の違いも確かにあるだろうなあと納得させられた。
そして「硫黄島からの手紙」と比べたとき、戦争中の国の中の雰囲気の差、国民の様子の差をすごく感じた。それは勝利にむかっている国とそうでない国の差であるのか、国民性であるのか。

「硫黄島からの手紙」は新しい指揮官が赴任したことにより、かすかな希望を持つもの、それに反発するものがいた。満足に水も飲めない戦地で国で待っている家族にあてた数々の手紙。
死ぬことを覚悟せざるをえない戦況下で書く手紙とはどんなものだろう。
指揮官が言う。
「死ぬな。最後まで戦って、生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守れ。」と。
その中で最後の最後まで生きようとする者、愛国心から自害するもの、ここでもさまざまな人間がいた。

どちらの作品も反戦映画です。
ほんとに悲惨な戦闘シーンを観ているとなんのために人は戦わなければいけないのかと思えてきました。
その心情を丁寧に描いていたのは「硫黄島からの手紙」の方かなあと思いました。
それから渡辺兼、二宮和也、井原剛志、中村獅堂の迫真の演技でよかったです。

公式サイトは こちら から。









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最終更新日  Oct 9, 2007 02:13:49 PM
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