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Jul 17, 2008
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カテゴリ: 観る・読む・聴く



とにかく感動もの。
何度も泣く場面があった。
何度も胸が痛くなった。
そして何度もうなづいた。

家庭崩壊し、会社にリストラにあった38歳の主人公。
「死んじゃってもいいかな、、、。」と思った時、5年前に交通事故死した父子の乗るワゴンに拾われた。
そして自分と同じ年の父親に出会う。折り合いの悪かった父子が同じ年となってどう向き合うのか、気になりながら読んだ。

そして主人公が人生の岐路になった場所への旅。

人生はやり直しがきかない。だけど二度めは後悔したくない。

本に出る3組の父子。
それぞれにすれ違う心。だけどどこかでつながっている。どこかでつながろうとする。それが親子。
主人公とテレクラに走る妻の切ない関係。どんなに裏切られても妻への気持ちは変えられない。切なくどうしようもない愛があった。

中学受験に失敗しいじめにあった結果、家庭内暴力に走る息子と主人公。
その姿が今、高校受験に向かいつつある自分の息子とどうしてもだぶってしまい他人事では思えない気持ちで読んだ。
親は子を子は親をちっともわかっていないし、見えない世界がある。

そして主人公の父である「チュン」さんの言葉が私の心に響いた。

「謝らんでええ。子どもは親に言うてもええし、言わんでもいいよ。子どもの楽なほうにすれば親はのう、それがいちばんなんよ。」

他にいくつか心に残る言葉があるが、これ以上は書かないでおこう。

とにかく子どもとして、親として、学ぶところが多い本だ。





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最終更新日  Jul 17, 2008 07:57:03 PM
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