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最近、布団をこんな風にたたんでしまう。夫と暮らしはじめたばかりのころは、そうでなかった。中国式の布団のたたみ方は一応知っていたけど、なんでこんなにちっちゃく畳まなければならないのか分からなかったし、第一面倒。日本の感覚からすると、広げておいたほうが湿気が飛ぶような気もするし。。。もちろん、使わなくなってしまっておくときなどは、ちゃんと畳んでたけど、普段は広げたまま。ところが大連に来て、はっと気付くと、布団を畳んでる自分がいて、我ながらびっくり。広げてある布団を見たときの感覚としては、畳んでない服をそのままほうってある感じ。だらしなく思えて、なんとなく畳みたくなってしまう。(服は畳まずほうってあったりするのに。)中国の田舎の家などは、玄関入ると、いきなりリビング&ベッドルームだったりする。お客さんが来たら、ベッドの端とかに座ってもらったりするから、布団はいつもきれいに畳んである。実際、北京のお義母さん達のベッドルームはいつ見てもきれいに整えられていた。私の今の部屋も、玄関開けるといきなりベッドが見える。それも影響してるのかな。たぶん北京にいる1ヶ月の間、自分達の住む6階では、全然布団畳んでいなかったが、お母さん達の住む1階で昼寝などしたときは、いつも布団を畳んでいたので、自然にそういう感覚が身についてしまったのかもしれない。人ってこうして中国化していくのだなあ。
2005/08/04
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↓一年生の時間割 IMG_5954 posted by (C)つばめ中国の小学校は1年生から半日の慣らし授業などなく、1日目からいきなり普段通りの授業が始まりました。クラブがなければ15:00~15:30に下校となります。(クラブ活動は1~2週間後にスタートし、記載の時間に帰宅)。ふたり目ちゃんは、週4日クラブがあるので、15:15帰宅は月曜日のみ。 ↓三年生の時間割 IMG_5956 posted by (C)つばめわが子が通う小学校では、美術、音楽の教科書は家に持って帰ったことがなく、教科書がないのだとばかり思っていたのですが、子供によると、学校に置いてあって、全クラスで共有して使っているらしいです。3年生になって、急に「37鍵盤のピアニカ(鍵盤ハーモニカ)」を各自準備するように言われ、こんなのを購入。IMG_5959 posted by (C)つばめ安いけど、音は不安定。。。まぁ学校でちょこっと使うだけなのでいいか。日本の32鍵盤のより長いですよね、でも子供は家で喜んで吹いてました。また美術では3年生から絵具セット一式を準備するように言われ、絵具を使った授業があるようです。↓クラブ活動のお知らせIMG_5957 posted by (C)つばめこれは親が子供と相談してネットで申し込むクラブ活動の一覧表で、チビちゃんは囲碁(火曜日)、ふたり目ちゃんはダンス(水・木曜日)とローラースケート(火曜日)に申し込み。この他に子供が教室で直接申し込むクラブ活動もあり、チビちゃんは合唱(月・水・木)、ふたり目ちゃんは折り紙(週1)に申し込んだようです。これで、チビちゃんもふたり目ちゃんも週4回クラブ活動に参加することに。これ以外に、今年は7月にオーケストラの団員募集もあり、また3年生ではバスケットボールや茶文化クラスの選抜が行われたという噂も聞きましたが、このようなクラブがあることは事前に外部に通知されず、選抜された子供の親にだけ通知があるようです。クラブの募集の仕方もいろいろあって、全体として一体いくつのクラブ活動があって、いつどのように募集されるのかということは、よく分からないところも多いです。
2017/09/17
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前回の記事「AI時代の翻訳者—— 共感を創造する「文化変換」プランナーとは?」のつづき。これからの翻訳者はただ言葉を右から左に訳すのではなく、受け手側の気持ちを推察し、テーマを設定し、共感を作り出す「文化変換」プランナーとしての活躍が求められるのだとすれば、これまでのように大量の暗記に時間を費やすような翻訳教育ではそのような能力は育成できず、改革が必要ということになるのでしょうね。ベテラン翻訳家・王衆一氏への5つ目のインタビュー質問は、「AI活用時代の翻訳教育改革に向けた提案は?」王氏は、AIに代替が難しい能力は、「批判的思考力」「文化の主体意識」「価値判断力」「共感能力」だと言います。これを踏まえて、王氏は翻訳教育改革に対して五つの提案をしています。まず一つ目の提案は、翻訳教育を「知識の伝達」から「思考の鍛錬」へと方向転換すること。「この文をどう訳すか」と問うだけでなく、「なぜそう訳すのか? 訳し方の違いは、受け手にどんな異なる印象を与えるのか?」と問い続ける必要があるといいます。なるほどですね。確かに、学生にそういった問いを投げかけることによって、「批判的思考力」や「共感能力」を育むことができそうです。「価値判断力」の育成にもつながりそうですし、自分の立ち位置を明確にして翻訳するといったことを考えるなら、「文化の主体意識」を育む教育にもなりそうですね。(その場合は学生と同じ文化圏の教師のほうがふさわしいのかも?)そして、こうした思考訓練は100通りの翻訳を覚えることよりずっと重要だといいます。これからの翻訳教育においては、「覚える」より以上に、「思考訓練をする」ことを重視すべきだということですね。翻訳教育改革に対する王氏の二つ目の提案は、「言語単体」から「問題志向」へと方向転換し、学科を超えて「言語+地域・国別+情報伝達」という3つのモジュールを融合させたカリキュラムを構築すること。そしてその例の一つとして、「時事問題の多言語報道」といったプロジェクト型授業の開設を挙げています。例えば「日本語+日本+情報伝達」であれば、中国のニュースを日本語で日本に向けて情報伝達する際に、どのような文化的立ち位置で、どのように文化変換して伝えるかをグループに分かれてプロジェクトワークを行うといった感じでしょうか。こういったワークを遂行するには、言語能力だけでなく、利害関係や情報の受け手側に与える印象や共感度を推察すること、また情報伝達に関する知識など多方面の知識・能力をフル動員する必要がありそうですね。いろいろな能力が鍛えられそうです。王氏の翻訳教育改革に対する三つ目の提案は、「教室での模擬練習」から「実戦に浸ること」への方向転換です。具体的には、大学と国際情報伝達機関が提携し、大学教師が定期的に第一線のメディアに派遣したり、実践プロジェクトに参加し、学生も実際の国際情報伝達プロジェクトに(授業の一環として?)参加することなどを提案しています。これは学びが多そうですね。王氏の翻訳教育改革に対する四つ目の提案は、「AI協働リテラシーを強化し、AIを巧みに操る人材育成を目指す」ことです。そのためには、学生に「問いを立てること」「見極め判断すること」「昇華させること」を教える必要があるといいます。「昇華」とは何を意味するのか、インタビュー記事には詳しく書かれていませんが、「主張や論点などを研ぎ澄まし形にすること」といった感じで私は理解しました。「AIの競争相手を育成するのではなく、 AIを巧みに操る人材を育成する」、なるほどです。王氏の五つ目の提案は、「多元的で動的な評価体系を構築すること」です。情報伝達の遂行過程全体において学生が示した思考プロセス、協働能力、創造性、AIツールの活用レベルなども評価基準に組み入れることを王氏は提案しています。「AI活用時代には知識よりも見識が、 記憶よりも思考が、単なる操作よりも活用が重要」との言葉が胸に沁みました。私は今後また翻訳の仕事をするかどうかは分かりませんが、こういった人間ならではの能力とAIリテラシーを求められる時代になったんだな、とちょっと怖くもあり、興味深くもあります。また日本語教育も翻訳教育と多く重なるところがあり、これからの語学教育についても、人間ならではの能力の育成とAIリテラシーを意識していく必要があるんだなと思うとなんだかドキドキします。それにしてもAI時代、ちょっとずつ変化したのではなく一気に到来した感じでびっくりです。↓今回ご紹介した人民日報のオリジナル記事はこちら。专访资深翻译家王众一:AI时代,如何做“不被取代”的传播者スマホでページ上に表示されるボタンを押すと日本語に切り替わりますので、ご興味のある方はどうぞ。ただ、右から左のAI翻訳のようですので、悪しからず笑笑。↓GW明けの東単公園。 いつの間にか改装されてベンチや運動器具などが設置されて きれいになり、バラや色々な花が咲き乱れていました。
2026/05/09
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前回の記事「AIに取って代わられない翻訳人材とは? ~人民日報の記事を読んで~」のつづき。ベテラン翻訳家・王衆一氏への5つのインタビュー質問のうち、質問1と2への王氏の回答のポイントをまとめると、1.私たちが育成すべきAI時代に取って代わられない翻訳人材:「思考能力」「共創能力」「真のコミュニケーション能力」を持ち、「中国的思考から世界の思考」への「文化変換」ができる人材。2.翻訳教育が今直面している問題: AIの登場で知識を得ることが簡単になったのに 学生は今なお大量の時間を暗記に費やしている一方、 「文化的背景」や「情報の受け手側の心理」、 「情報発信のルールに対する理解」が欠如している問題。といった感じ。さて、3つ目のインタビュー質問は、「王氏の豊富な国際発信の実践の中で、 これらの問題を解決する方法を蓄積したか?」王氏は、雑誌社『人民中国』では、外国語に精通した人材が、情報の「中継役」としてただ与えられた言葉をそのまま翻訳するのではなく、記事の企画から編集、取材、執筆に直接関わり、直接外国語で原稿を書き上げる制度を取り入れていることに触れ、こういったプロセスは単なる忠実な翻訳を超えており、「文化変換」と「共鳴の創造」を行う「主役」なのだといいます。具体的には、『人民中国』では、直接外国語(例えば日本語)で記事を書く中国人翻訳者(兼企画・編集・取材・執筆者)が頻繁に会議を開き、「対象国(例えば日本)の読者はこのテーマに関心を持つか?」「中国のストーリーをうまく伝えつつ、相手(日本人)の共感を呼ぶ “共通の利益ポイント”や“感情的な接点”をどう見つけるか?」「対象国(日本)の読者の思考様式、言語習慣、美的感覚を考慮した タイトルは?」などについて議論を交わし、検討を重ねているそうです。確かに、ここまでくれば、翻訳者はすでに言葉の「中継役」にとどまっておらず、「文化変換」と「共鳴の創造」を行う「主役」といえるかもしれませんね。とても興味深い仕組みだと思いました。そうした「文化変換」と「共鳴の創造」のような仕事を、自分の文化的立ち位置を明確に意識しながら行うというのは、AIには難しいことなのかもしれません。4つ目のインタビュー質問は、「AI技術はどのように翻訳・情報発信業務に 質的な変化をもたらすか?」王氏は、AI時代の到来により人間は煩雑で非効率、かつ反復的な言語変換作業から解放され、国際的な情報発信の本質に立ち戻ることができるようになったといいます。その本質とは、「人心の洞察」「テーマの設定」「共感の創出」。AIの登場により、人間はそういったことにより力を注ぐことができるようになったということですね。AIによって効率が飛躍的に向上したことはもちろんですが、より重要なのはこういった国際的な情報発信の“翻訳者”から“プランナー”への質的な変化だといいます。考えさせられますね~。これからの翻訳者はただ言葉を右から左に変換するのではなく、受け手側の気持ちを推察し、テーマを設定し、共感を作り出す「文化変換」プランナーとしての活躍が求められるということですね。これからの時代、人間にだけできる創造的な仕事が待っている、そう思えばちょっとわくわくもしてきますね。つづく。
2026/05/07
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↑つばめが出産した病院の食事。いつも必ずスープがついてます。出産前は、中国では出産後、必ずスープを飲まなければならないと言われ、日本にない習慣だったのでちょっと抵抗があったのですが、実際出産後、このスープがとてもおいしかった!食欲もあり、この写真の1食分を毎回ほとんどたいらげてました。五州女子医院の食事は、1日3回+おやつ3回を一流コックが作ってくれます。さすが私立病院ですね。スープのほかに、中国では黒砂糖をお湯で溶いたものを産婦に飲ませます。これも最初抵抗があったのですが、飲んでみるとこれがおいしい。水分があるものは全ておいしく感じました。今も毎日、スープと黒砂糖水を飲んでいます。卵もたくさん食べるように言われるのですが、つばめ的には1,2個でいいわ、という感じです。でも食事に出されると、期待を裏切ってはいけないと思い、がんばって食べるようにしています。それでも1日4個が限度ですね。授乳で24時間稼動しているので、カロリーを消費するみたいで、夜中にもおなかがすいて、バナナやヨーグルト、お菓子などをつまんでいます。
2008/10/31
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GW前のある日、なにげなくスマホニュースを見ていると、「ベテラン翻訳家・王衆一氏への独占インタビュー: AI時代、いかに“取って代わられない”情報発信者となるか」(中国語原文:专访资深翻译家王众一:AI时代,如何做“不被取代”的传播者)という人民日報の記事が目に入ってきました。中国翻訳協会2026年次大会での王衆一氏の講演主旨をまとめたインタビュー記事のようです。かつて日系企業で日本語教師や翻訳業務を担当していた私、身につまされる思いで記事を読み始めました。王衆一氏は「翻訳人材プロジェクト」の特任専門家で、中国外文局・アジア太平洋情報発信センター(雑誌『人民中国』『中国報道』)の特別顧問。記事は5つのインタビュー質問に対して王氏が回答する形でまとめられています。まず一つ目。「人工知能が効率的に言語変換できるようになった今日、 翻訳専門人材がそれに取って代わられない点はどこか」という趣旨の質問に対し、王氏は、AIは「中国語から外国語」への言語変換は可能だが、「中国的思考から世界の思考への文化変換」や、単なる情報発信者ではなく、「テーマの設定者」という一段上の役割を果たせるのが翻訳人材であるという。さすが中国外文局・アジア太平洋情報発信センターの元編集長というご経歴ならではの言葉ですね。「単なる言語変換ではなく、 中国的な思考を、世界各国(例えば日本)の考え方や文化に マッチするように変換して発信する」私は「文化変換」という言葉をそのように理解しました。また「テーマを設定する」というのもAIには難しいことなのですね。私たちが育成すべきは「より速く翻訳できる者」ではなく、「より深い思考能力を持つ者」、「よりうまく共創する能力を持つ者」、「真のコミュニケーション能力を持つ者」だと王氏は言います。単に速いとか正確とかいうことではなく、深く思考し、共創を作り出し、相手との間に相互理解のコミュニケーションの橋を架けることができる、そういった人材を育成すべきということなのですね。言葉とはコミュニケーションの手段だというところに立ち戻ると、なるほど、確かに、と思わされます。二つ目のインタビュー質問の趣旨は、「AIに取って代わられない人材を育てるために 翻訳教育が今直面している課題とは?」AIの登場により、知識を得ることは極めて安価で、簡単で、スピーディーになったが、学生は今なお大量の時間を暗記に費やしていること、その一方で、文化的背景や、情報の受け手側の心理、情報発信の仕組みに対する理解が欠如していることを王氏は挙げられました。一つ目の質問への回答に出てきた「文化変換」ができる人材になるためにはやはり、二つの言語文化圏それぞれの文化的背景の理解や情報の受け手側の心理への理解、また情報発信の仕組みに対する理解が必要なのは言われてみればその通りなんでしょうね。王氏はさらに、教育現場と実践との乖離や、言語能力と文化的自覚のずれ、単一スキルと複数スキルの融合ニーズとの間の矛盾についても触れられました。冒頭の「AIに取って代わられない翻訳人材とは?」というタイトルへの答えをまとめるなら、自らの持つ文化への自覚を持ったうえで相手国の文化的背景や、情報の受け手側の心理、情報発信の仕組みを理解し、複数のスキルを融合して「文化変換」を行うことができる思考力、共創能力、真のコミュニケーション能力を持つ人材ということになるのでしょうか。(盛り込みすぎ!?笑笑)一言でいうなら、AIに取って代わられない翻訳人材は「文化変換」ができる人材ということかな。他の要素はみんな「文化変換」するために必要な能力を述べている気がしたのですが、どうでしょうか。つづく。
2026/05/06
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