変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/05/30
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カテゴリ: キネマ
 新しいテーマで日記を書きますわ。わての、オタクのジャンルの一つ、映画ですわ・・単純な、勧善懲悪がいいんですわ・・・チャンバラ映画が最高ですわ。
それも、大映があった時代までの映画ですね・・1970年くらいまでの作品ですわ・・ 今の映画は、技術が進みすぎて、役者の匂いが伝わってこないんですよ・・

先週はBSで、放映作品がいいのがありましたので、録画がたまりましたな~あ
邦画はレンタルが少ないので、NHKBS2が頼りですわ・・・
特にプログラムピクチャーというもの、B級映画がいいんですわ・・

1カットが良ければそれでもいいんです。必死に見るのは最初の数分ですな~あ、最初のカットと、タイトルに注目ですわ・・・これで、半分くらい見た気になりますわ・・

今日見たのは、「飛び出した女大名」(1961) 大映作品

勝新太郎、中田康子・・・ 勝新太郎は、売れない2枚目でした。勝の白塗り、今風にいうとイケメンの映画は、興行収入が悪かったようですわ・・
座頭市が当たって、市川雷蔵とともに、カツライスと呼ばれ、大映の2枚看板になりましたがね

ファーストシーンは、厨房のシーン、コミカルに撮られてました。江戸に見合いに来た姫君の食事を作るシーン、姫は口がうるさく、まずいと言って賄い方を困らせるシーン。
ユニークでしたねぇ・・・ 

お姫様が中田康子でした。あまり印象無いんですわ・・(東宝)と入っていましたねぇ?調べてみましたら、宝塚歌劇団→日劇→東宝→大映というキャリアなんですね・・
だから、歌えるわけですわ・・

この作品、ミュジーカル調の作品になってますわ・・
お姫様が城を抜け出して、起こる騒動といったようなもので、やがては、諦めて見合いを承諾するという設定・・・

相手役の勝新は、どこかしっくり来ませんなーあ・・・。

当時の人気歌手が、出演してました。水原宏とザ・ピーナッツ。
それに、腰元役で「トリオこいさんず」・・これ見たときに、なつかしくなりましたなーあ。そして、ドドンパのリズムが流れましたわ・・・

当時のわては、小学生ですよ・・ でも、水原宏の「黒い花びら」は覚えています・
今見ると、ピーナッツって可愛いですね・・というより、そそりますなーあ・・おいコラ 
姫の管理役のうるさい爺さんが見明凡太郎、婆さんが武智豊子とういう個性派さんですわ。浦辺粂子が登場すると、画面がきりっとしまった感じがしましたわ・・

音楽が中村八大ですわ・・・

ラストシーンが江戸を去る道中の篭で、「江戸日記」を見るシーン、これで終わったのだという気持ちが出ていました。
 その行列のカット、行列が長くて見とれてました。今じゃ、こんなカット撮れませんねぇ・・・場所が無いでしょう・・

こういう、肩の凝らないB級映画が好きですわ。製作された時代の背景が作品に出てますから、その当時のことを蘇らせて、楽しんでますわ・・

まあ、映画の楽しみ方もいろいろありますのでねぇ・・





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最終更新日  2005/07/05 10:48:52 AM
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