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2019.03.03

岩瀬の１３球の１３球目について

テーマ：中日ドラゴンズ応援してます(1192)

カテゴリ：ドラゴンズ

　3月２日はドラゴンズ岩瀬の引退試合ということで、東海テレビで2007年日本シリーズの岩瀬の13球という特集を放送していました。あらためて今みても胃が痛くなるほどの緊張感を覚える映像でした。
　岩瀬の初球から最後の13球目までを全て解説するという番組構成だったのですが、最初、山井から岩瀬に交代した時に、それ以外の野手は全てそのままという点が強調されていました。あえてファーストのタイロンウッズに触れて、ウッズは延長になった時のために交代させずに残しておいたという森繁和、落合監督のコメントでしたね。これが最終的に効いているのではないかと、今日の映像を見て思いました。
　岩瀬の１３球目はセカンドゴロ。記録ではセカンドゴロとだけ残されていると思うのですが、実はセカンド荒木はややセンターよりに回り込んでジャンピングスローでファーストへ送球しており、その球は若干、というか、かなり上にそれていました。あの送球、背の低いファーストだったらもしかしたら。。。。。と思うのは私だけでしょうか。
　当時、ウッズの守備固めでファーストを守るのは渡辺でしたかね？少なくともウッズよりも身長の低い選手だったと思います。あの状況で、ウッズよりも身長の低い選手がファーストだったら、あの荒木の送球を問題なくさばけたかな？　と私は思うのです。

　岩瀬の１３球は、様々な考慮の末に複数の人々の仕事の末に生まれた集大成だったと思うのです。江夏の21球は江夏が独りで演出して独りで〆たドラマだったと思うのですが、岩瀬の１３球はグラウンドに関わる全ての関係者の作り上げたドラマ。私はそう思います。

　中日ドラゴンズの守護神岩瀬。お疲れさまでした。最後の投球はテレビの前で正座して観戦させていただきました。これからもドラゴンズをあたたかく見守ってやって下さい。