パラグアイでは・・・・

パラグアイに行ってみよう

さわやかなめざめ・・・・・のはずであった・・・・

真っ赤なハイビスカスと、たわわに実ったマンゴー・・・
鳥のさえずりと、トロピカルな風・・・・・・
が、イグアスの大爆音にも近い、パピーの大いびきで目覚めた私であった。

ホテルの朝食はすごかった。
なにがすごいって、ドセ(おやつ)とフルーツのオンパレード!
ケーキにタルト、プリンにゼリー。
パイがあり~の、シュークリームがありの・・・・
さすが南国、フレッシュフルーツはテンコ盛り!!
りんごをクラボ(クローブ)で煮たやつとか、
バナナのカネラ(シナモン)シロップ漬けなんか、ホントおいし~!!
でも朝から 誰がこんなに食べるんでしょうかねぇ・・・・??
とか言いながらも、ひととおりはお味見!!

本日は、パラグアイに行ってみることにした。
フロントの勧めでパスポートはフロントに預けた。
きのうの観光では知らないうちにアルゼンチン入りしていたが、
日本では経験できない 「越境」 ていうことに興味津々だった。
バスを乗り継ぎ、「友情の橋」(国境の橋)についたが、
高速道路の入口みたいなのがあって、難なくバスはそこを通り過ぎる・・・・・
テレビなんかで見る、感動的な国境超えを期待していたんだけれど、
な~んのチェックもない!!バスの乗客個人には関係ないみたい・・・
あまりのあっけない越境に、拍子抜け!!
フリーポートってこんなもん???

市場にいってみた。
いろ~んなものがあって、結構楽しかった。
パピ~はラテンミュージックのCDを買った。
そいから、やばそうなHビデオもしっかりと手にしていた・・・・

こんな市場
あ


たいへんだぁ~!!


帰りは「友情の橋」を歩いて渡ることにした。
「ふ~ん、これがパラグアイの国境かぁ・・・」なんて感激していると、
迷彩服に自動小銃をたずさえたオッちゃん二人近づいてきて、
「・・・何とかかんとか、ヴェン カー・・・」(????ついて来い!)って!!
きゃぁ~~!!大変だぁ~!!パピ~が、連れて行かれちゃった!!
ポリスらしい!!一体何が起こったの・・・?
パピ~は、ちっちゃなオフィスに連行され、私は入室拒否!!
外を見張る若いおに~ちゃんは、常に自動小銃から手を離さなかった。
片言のポルトガル語で聞いてみた。
「どうしたの?」 《O que foi?》 (オ ケ フォイ?)
「どうして?」 《Por que?》 (ポル ケ?)
突然の出来事に、言葉が出てこない・・・・
そのお答えはスペイン語!!
『□?$○&#!!・・ユニファーマ・コスチューム・ポリシア・ノン
×□?・△○??・・・パラグアイ・・・・』

なんじゃ、これ?????
私流通訳・・・・
「パラグアイでは、迷彩服はポリスの制服。着てはダメ!!」ってことらしい。
こってり1時間ばかりの拘束!!
パピ~は片言のスペイン語で太刀打ちし、やっと無事釈放!!
ポリスは「その服を脱いで着替えて行け!!」って言ったらしい。
パピーは「パンツを買うお金も持ってない!!」って言ったら無罪放免???
ブラジル側に着いてタクシーのオッチャンに話すと、
「な~に、お金が欲しかっただけさ!!」って言われたけど・・・・・
ほんとかなぁ・・・???


そんなわけで、帰りはゆっくりと国境をかみしめて、橋を渡った。
ブラジル側での心配をしたが、だ~れも無視!!へんなの!!
フリーポートの国境って・・・・
後ろを振り向かず、テクテクとバス停へ・・・・・
ここがどこなのかもわからなかったが、バス停にたどり着くと
暑さと安心感とで、道ばたにへたり込んでしまった。
疲れた!! 《Estou cansado!!》 (エストゥ カンサード!)
バスに乗り込むと、どっと疲れが押し寄せてきた・・・・・
・・・・・が、好奇心旺盛な私達・・・・・
ニンニクがいっぱいぶら下げてある露天市場みたいなところを発見!!
「行ってみようか?」 と突然バスを降りてしまった!!
名前も知らない、イグアスのどこかの・・・・・
しばらく道ばたの市場で遊んだ。
懲りない私たちです・・・・

★ お疲れ!!
とんだ災難・・・・・

やっぱ、ここの人はいい人だ!!
歩きつかれて、タクシーで帰ることにしたが、
これまた、人のよさそうなタクシーのオッチャンは
「フライトまで時間があるから、バード園に行ったら・・・」
と案内してくれた。
ず~っと待っていてくれるって・・・・出口んとこで・・・・
思い切りジャングル探検でした。
軽く食事をしてバード園をでると、目の前にはヘリポートがあった。
タクシーのオッチャンの薦めもあって
「乗ろ~~!!」

予定のボートでの滝壷突入はやめて
ちょっとリッチにヘリコプターで上空から・・・・・

あ

★悪魔の喉笛上空★

上空からのイグアスもホント感動もんであった!!
なんたって、初めてのヘリコプターだもん・・・・

その後、ホテル経由で空港までちゃ~んと送り届けてもらいました。
貸しきりで、30レアル!!(1600円!!)
最後の最後までイグアスを堪能できて、満足・満足!!

★ラッキーなおまけ!

日本からの発券では、イグアス⇒クリチバ経由⇒サンパウロのチケット
しかとれず、遠回りだった。
イグアスの空港で搭乗手続きをすると、おね~ちゃんが
「クリチバに用事があるの?」っていうので、「ないよ!」って答えると
「チケットを変更あげようか???」って・・・・・
えらい人らしく、部下が「だめです!!」っていっても
「だいじょうぶ、いそいで!いそいで!」って、フライト直前の
サンパウロ行きの飛行機の搭乗手続きをしてくれた。
お土産のペーパーナイフが手荷物チェックに引っかかり、
フライトを10分近くも遅らせてしまった。すんませ~~ん!!
それでも、へ~っちゃらなおおらかなブラジルであった・・・・・

その上、ありがたいことにシートは 一ランク上のビジネスクラス!!
超ラッキー!!&リッチ、リッチ!!
お食事もワインも、ワンランク上!!

ヴァリグさん、ありがとうございました!!
私は一生わすれませんよ~


最後の最後まで、楽しい思い出がいっぱいのイグアスであった。

さよなら~!! 《Tchau!》 (チャウ!)
or 《Ate logo》 (アテ ロゴ)
それでは、また・・・《entao》(インタオン)
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