お盆 IN BRASIL 



シュハスコ
ブラジル滞在何日目であろうか・・・・・?

本来なら、今日あたりはサンパウロでお買物などしているはずであったが・・・・
なぜか、まだここ、トウパンにいる・・・・・
今日が何日で、何曜日であるのかさえわからない・・・・
飲んで食べて日が暮れたら眠る・・・・なんと原始的な生活であろうか・・・・
日本でせっせと作った予定表なんか、とっくの昔にお払い箱となっていた!!

ここからは
超カプリショーゾに(気ままに・・)過ごした浦島太郎風の日々色々・・・・

イグアスからサンパウロに戻り一泊!
夕刻、荷物は空港のロッカーに預け、空路マリリアヘ・・・・・

ここから、本格カプリショーゾな旅が始まったのであります。

その、行き当たりばったりの旅の気配は、すでにこの空港から感じていた・・・
ヴァリグのジャンボ機は快適で、ここまでは、素晴らしい空のたびであった。
ダ~リンのふるさとに行く・・・・
マリリア行きも、快適な空の旅を疑わなかった・・・・・

案内にしたがって、滑走路で待つバスに乗り込んだ。
たくさんのジャンボ機を行き過ごし、ずいぶんと、ずいぶんと走った。
「ここはひろ~い、ひろ~いブラジル・・・・」と、自分に言い聞かす・・・
きっと、空港の端のあたり!!「これ????」
案内された所には、ちっちゃなちっちゃなプロペラ機が・・・・
そして、パンタナールって書いてある・・・・
「ええっ!!これにのるんですかぁ~・・・・?」
パンタナールじゃなくってマリリアに行くんだよ!!
乗り込むほかの人も、なんか不安そう・・・・総勢15名ばかり・・・・・
ジャングル番組の取材陣がのりこむ、あのちっちゃなプロペラ機・・・・・
エンジン音がしても、プロペラは回らない!!わぁ~お~・・!!
しばら~くして、右のプロペラがやっとまわり始めた・・・・・
が、左側のプロペラはまだ動いていない!!
いや~ん!!こんな飛行機はじめてだよぉ~!!
目をつぶって離陸を迎えた・・・・・

どうしようもない出来事は、まだまだ続いた。

思ったより静かな飛行であった。
1時間位でマリリアの空港には着いたのだが・・・・・
ビックリ!!
これまで私が経験したこともない空港であった・・・・
どこかの田舎のJR駅、しかも無人駅・・・・のような・・・・
それはそれはちっちゃな空港でありました。
事務所らしきものも見あたらない。
キオスクのような売店がひとつあるだけ・・・・・唖然!!

そこで、一大事件が発覚したのであります!!
携帯電話がない・・・・・!!
空港で荷物とロッカーに入れちゃったらしい・・・
日本の携帯なんて外国では使えません!!そう、使えないんですが・・・・・
お母さんち、つまり、ダーリンの実家はお引越ししちゃったんです!!
で、新しいおうちの電話番号・住所がすべてがその中に・・・・・
なんということか・・・・・!!!
自分のおうちがわかんない・・・・!! 全く、さっぱりわかんない・・・・・
なんてこった!!ど~するのぉ~???
それでも、慌てないのはブラジル流?????

そのうちどっぷりと夜のとばりにつつまれた空港ロビーで二人・・・・・
さすがのダ~リンにも、あせりの色が・・・・
電話帳にも、おかぁの家はまだ載ってない・・・・
「そ~だ!!」ダーリンが、突然義弟のお店があることを思い出した・・・・
でかした!!
義弟のお店発見!!よかったぁ~・・・・
義弟経由でおかぁに連絡!!ほどなくその義弟がお迎えに・・・・
真夜中、ホントにお疲れの実家到着となった!!


          ブラジルの日常 

こっちに来てから、ろくろくアルコールを口にしていないことに気づいた!!
ピンガはどうした??
浴びるほど飲ませてあげる・・!!って言ったうま~いヴィンヨは・・・?
飛行機の中でブランデーとカンパリを空けてしまったのがウソのように、
ダーリンが全く飲まないのだ!
ダーリンは暗くなると寝てしまう・・・・日が昇るまで・・・
野生に戻ってしまったのか・・・・酒のさの字も要求しない・・・・・
おかしい・・・・・?



ブラジルの朝は遅いのか・・・・・?
7時に起きて、誰もいないリビングでNHKテレビ連続小説なんか見ていると
「まぁ~、早起きね・・・」って驚かれる・・・・・
時間の流れ方が、そう、日本とは違うらしい・・・・・
そうそう、ブラジルではサザエさんもポルトガル語でしゃべってた・・・・
ドラエモンもポルトガル語を話すそうな・・・・・すごいなぁ~!!
私はさっぱりしゃべれないのに・・・・・


それにしても、参ったのはあのブラジルご飯!!山のような食べ物・・・・
これでもか!!と出てくるお肉や野菜の数々・・・
とどめのあま~いドセ・・・・おいしいから、こまっちゃう・・・・
カフェ・アマニャンに続き、10時のカフェ!!当然おやつパン付・・・
お昼が終わると、あっという間に3時のカフェ!!
決まってパステウが付いて来た・・・・・
ジュンタが終わると11時にはピポカが待っている・・・・

渦巻くポルトガル語・・・・
さっぱり理解できないブラジルスタイルの行き当たりばったりの行動・・・・
振り回される、私はもうヘトヘト・・・・・
さすがの、私の胃袋もストレスと過食でギブアップ!!
ここで、キャベジン一発!!持ててよかった・・・・


マリリア(実家)にはいつ帰るのかだろうか・・・
もう何日、ここ、トゥパンにいるのやら・・・・・
ここは、叔母さんち・・・・・(バちゃんっていうけど・・・・)
「もう着替えがないからマリリアに帰る・・・」って言うと、
「帰るでない・・・私のパンツやるから・・・」って、
バちゃんが帰してくれないの・・・・・
また本日も、ここ トゥパンにお泊りです。

過去と未来が同居する、ホンに不思議なブラジルであります・・・・

カラ・カラ・カラ・・・・早朝の石畳の道を荷馬車が走って行く・・・
幻のように「あっ・!」という間に、軽快に走り去ってゆく・・・・
あたりを見回すと、昔ながらの石造りの家、心地よくそよぐ並木・・・
早朝のお散歩だろうか、しっかりとつないだ手の幸せそうな老年カップル・・・・
角のパン屋さんに並ぶ人・・・・軒先のベンチにはくつろぐ人・・・・
まるで中世の街角に迷い込んでしまったような、そんな錯覚に陥いる。

ちっちゃなお弁当やさんのコンピューター管理に驚き、現代に引き戻される・・

あ
ブラジルのおいしいフォト



★★トランジット情報 ★★
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マジ!悪魔の喉笛はすごかった!
パラグアイでは・・・・
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10 ブラ妻への道・再婚ば~じょん!

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