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詩 札幌に住む詩人 多聞4040さん 写真 夢花風 霧に煙る最終の列車 明日乗り込む心の旅 見送る私は足音の人 未だ乗れない鉄道に 汽笛を心で鳴らして 遠く静かな未知の駅 足音だけがのこる駅最終列車の画像はないので残念です。街の写真ですがレタッチで霧の雰囲気を出してみました。
2007.12.12
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詩 愛詩典念さん 写真 夢花風雪はだまって降りそそぐ海に町に山にそしてぼくの上に掌に受けとめるときみの笑みを見るようもっとそのままでいてほしいのにぼくの掌でほほえんでほしいのに願う端から消えてしまう雪はだまって降りそそぐ冷たく凍えるぼくの肩に掌の上に
2007.11.23
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札幌に住む詩人 多聞4040さんが詠んでくれました。今日、描いた「露草」の絵を添えてみました。(昨日の絵に少し手を加えてみました) 「君よ優しき人となれ」 人を忘れぬ人だから 時が貴方に優しくて 言葉が君にも訪れる 時を忘れぬ人だから 季節が君に優しくて 見るもの全て輝きぬ 言葉忘れぬ人だから 自然が君に味方して あなたはいつも蘇る 時を重ねし人なれば 繋がる心知るならば 君よ優しき人となれ 2007・11・12・多聞
2007.11.15
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土壁の古い納屋を撮りました。以前アップしたことがあるのですがカンさんに、その写真を絵にして頂きました。絵を描きたいと思う不揃いの色鉛筆が芯を尖らせてたっている一番好きな藍の色が少し短い露草が好きで露草を描いた水を落とすと波紋のように広がる色西陣の下絵に使うという露草の藍優しく淡く風のように描いてみたい
2007.10.11
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詩 愛詩典念さん 写真 夢花風わびさびなんてわかんない刺身にわさびはわすれんなわびさびなんてわかんない寿司にわさびはわすれんな泣きたい夜は泣いたほうがいい失恋に効く特効薬はないんだから泣きたい夜は泣いてしまおうよつらさ憎さも彼岸までああ今夜もどこかで恋百景 長生き二番いちばんは元気に笑える健康さ恋愛三番いちばんは元気に笑える健康さ泣きたい夜は泣いたほうがいい失恋に効く特効薬はないんだから泣きたい夜は泣いてしまおうよつらさ憎さも彼岸までああ今夜もどこかで恋百景
2007.09.22
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写真 夢花風 詩 愛詩典念さんそいつに向かう前はどれぐらいあるのか想像だにもしなかったひとつぐらい無駄にしても何のことはなかったちょっと楽しみを棒に振った程度だったちっとも気にならなかった永遠に続く気でいたたった一日すぎた日すぎてしまえばみな過去のこと無駄にしてきた日々ずっと生きてきた日々冬になるとひび割れたつ指先と唇夏になると黴びたタイルとパン何回見たかな何回もあったなぁあんなことこんなことこころに引っかかることもあるいいことだとそれは思い出懐かしいねなんて思いだしてもいいよくないことだったらそんなものそっと忘れてしまおうなんで思いだすんだって柄にもない涙目して呪ってるいいことだけいいことだけのそんな日々夢見ているのかな多すぎる日々まだまだ多そうだしそう思って明日は何しようかな
2007.09.05
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詩 夢花風 写真 愛詩典念さん<ヨグキテケシタ><アリガトゴシタ> 改札の看板に津軽弁が見えます。 もうすぐ発車の時間ホームの明かりが霧に霞む津軽訛りの案内が停車駅を告げるジリジリと胸に刻み込むようなベルが鳴るぼんやりと灯りが尾を引いて消えてゆく冷たい霧は まとわりついて咽び泣く
2007.09.04
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詩 夢花風 写真 愛詩典念さん秋の蝶秋の蝶は艶やか。蒼い空に飽くことなく舞う。そんな蝶に会いにいきたいな。
2007.09.02
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きみの涼しい顔と涼しそうなお姿ぼくの目の前で涼しげにまどろんでいるからっとした太陽はガラスの向こう側白いレースのカーテンを引いてしばしさようならしばしおやすみ涼しい顔のきみ好きだなぁーその顔ぼくの目の前で涼しげにまどろんでいる詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.08.17
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そうさ笑ってはじけて脳内年齢下げよ わっはっはは今日もとっても わっはっははわっはっはは わっはっははみんなでエビス笑いしよさあさ笑ってよじれて小腹が空いてくるまで わっはっはは今夜はとっても わっはっははわっはっはは わっはっははみんなでエビス笑いしよ涙なんかよしてさ泣くなら上を向いてさ わっはっはは明日に向かって わっはっははわっはっはは わっはっははみんなでエビス笑いしよ詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.07.20
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眠ろうもう一眠り目を閉じたまま夜の帳に閉ざされながら夜明けを待って見よう目覚めたら昨日あったことのいやなことのいくらでも薄らいでくれる明日よ早く来て楽しかった出来事はどんどん薄らいで行くじゃないだから眠ろうもう一眠り目を閉じたまま夜の帳に閉ざされながら夜明けを待って見よう 詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.07.15
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旅に出ようかこのままじゃだめだと思うしかといってどうしようってあてもないし気が晴れるだけでもいい新しい出会いにこころの弾むこともあるだろしそうだ旅に出ようここにいてはだめだめなんだなにがあってもいい後悔したって恥をかいたってじっとしているより動こうここを飛びだそうそしてまた自分に戻ろう夢のあった頃の自分に戻ろう旅に出よう自分に戻るための旅に詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.07.13
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風鈴の音色が ちりーんちりーんちりりーんいい風に当たって ちりーんちりーんちりりーん大好きな風鈴が鳴っているちりーんちりーんちりりーん暑くて寝付けないような夜母さんは扇風機の風をぼくに向けて母さんの持つうちわは窓の風鈴をそっとあおいでたんだちりーんちりーんちりりーんぼくの好きな音ちりーんちりーんちりりーん母ちゃん、父ちゃんがもうちょっとしたら帰ってくるのちりーんちりーんちりりーんそうよ、よい子は早くおやすみなさーいちりーんちりーんちりりーん大好きな父さんちりーんちりーんちりりーんおやすみなさーいちりーんちりーんちりりーん 詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.07.11
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先に休みたいからって君は風呂も先にするからって僕にさも眠たそうな顔をしてみせた遠慮なくそうしたらって僕は平静を保ちながら君にさも満足げな顔をしてみせる僕だってもうくたくた君より先に寝床にもぐりこみたくてうたたね状態気がつけば鼻をくすぐるあの香り湯上りの甘く香る君の香りこのまま眠りに落ちようかそれとももっと楽しもうかそんな夢心地な僕に君の声うたたねしないでよ風邪でもひいたらどうするのさっさとお風呂にはいってね種火のままだからでたらちゃんと消してよはいはいはいはい言われなくても入りますよこんなんじゃなかったのについこのあいだまでこんなんじゃなかった気がつけば鼻をくすぐるあの香り湯上りの甘く香る君の香り眠りに落ちようかこのままもっと楽しもうかそんな夢心地な僕に君の声うたたねしないでよ風邪ひいたらどうするの風邪ひいたら這ってでも会社に行く風邪ひいたら優しく看病してね風邪ひいたら君、どうするの?湯上りの甘く香る君の香りあの頃のように楽しみながら僕は眠りに落ちよう君の隣で詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.07.04
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生まれてきてハッピー生きて来れてハッピーあなたを知ってハッピー何がなくてもハッピー 写真 愛詩典念さん 詩 夢花風
2007.07.02
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似てきましたねって、言われるたびにそうは思いませんが歩み寄っているかなって気はしています少しずつ好みがわかると知らずに自分も好んでいたりして似てきましたねって、言われるたびに似てきたかなーって、思うようになりましたきっと少しずつ向こうが似てきたんだ 詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.07.01
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ありがとうきれいな虹きみってきまぐれなんだけどあえたらいつでも大歓迎なんだだって大好きなんだものきみがいつまでもそこにってわけにはいかないけどでもねいつまでもこころに残っているよいつまでも脳裏に焼きついているよ美しい思い出のかけがえのないあの人たちみたいにありがとう美しい思い出の架け橋になってくれてきみはまたちょっぴりほんのちょっぴりだけどここにあるこころを感動させてくれたねありがとうきみは愛の架け橋きみは喜びきみに会えるだけでそう気まぐれなきみに会えただけで生きている幸せを思い起こしてくれるありがとうきみにありがとう詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.06.18
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泣いているわけを少しずつひとりずつ順番に聞いてみようとした最初の人はしゃくり上げては声にならず最後の人はもう話したがらなかった泣いているわけを一つずつ聞いてなんになる聞いてほしい人とそっとしておいてほしい人この人はどっちなんだろうなって思ってしまう涙しているわけを少しずつひとりずつ順番に集めてみようとした最初の人は赤く腫らした目でぼくを見た最後の人は首を左右に振って否定した涙のわけなんか一つずつ集めてなんになるいろんな涙に触れることで見えることもあるこの人はどんな言葉で涙をぬぐえるだろうかと詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.06.13
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今日も一日の始まりには、長いなぁと、長さを感じてしまうやらなければならいことは山とあってやれやれどこまでやれるやらすっかりなついた腰の痛みを相棒にそれなりに汗をかいて頭もめぐらせてやれやれここまでやれましたか明日を思うとまた長い一日なのに今朝方始まったばかりの一日がもう終わろうとしているやれやれ、つづきはまた明日今日も一日の終わりには、早いなぁと、早さを感じてしまう詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.06.12
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どこへ生まれ落ちてもさきっとどこかへつながるどこへつながってみてもかえるところがあるならそれはしあわせってもの腹も減ったし足も痛いしかえるがなくからかえろ写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.06.10
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あの花はわたしが気づくずっと前から毎年のようにそこに咲いては枯れて季節がめぐるとまた咲いている土が種を呼んだのかしら種が土を選んだのかしらきっと相思相愛なのね一度に好きになった人にはわたしもあんな花になって好きな人のこころに咲く花になりたい詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.06.06
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朝起きてから一日一つでも何かできることを考えたら一年だと365個にもなるんだなこれまで生きてきた年を掛け合わせるとたった一つが集まってただものでない個数になっているだったら思い出だってただものでない数ほどもあるといいなにかのきっかけでふと思い出す遠い日々のことすっかり忘れていたはずなのに鮮明によみがえるとんでもない古い記憶楽しかったこともあれば赤面の至りなこともあってあらまあびっくり消えたはずの記憶の中から呼び起こされる愛おしい匂いやちょっぴり照れくさい気まずさそのどれもが今となっては懐かしいばかりなるべくならいいことだけ思い出してほしいけどねさてはて、明日はなにを思い出すかなそれともずっと後のために何か一ついいことやり残そうかなそんな風に思うだけで今日よりもっと明日が楽しみ詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.05.30
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清流はせせらぎ太陽はさんさんとママのだいすきなアマリリスはあのころのまままた咲いていますママのだいすきなわたしはいまあのころのまままた泣いていますでもひとつだけちがうの泣いている理由があのころの泣き虫さんではありません…………ちょっと言いにくいけどちょっと前にね、好きな人ができてうんその人もわたしのことが好きみたいでなんとなくお茶してデートしてママの好きだったアマリリスのお話をしてうんこの間、その人ねわたしに、アマリリスの球根をくれたのそれが今、わたしのベランダに咲いたからお水をあげながらママを思い出してそれでちょっと泣いちゃったおかしいでしょママのだいすきなわたしはいまママの大好きなアマリリスを育てていますママが大好きだったパパにもらったようにうんわたしもアマリリス、好き今度の日曜日にねパパにその話をしようと思うのなにってなにからにしようかなママに話したみたいにうまく言えるかなちょっと心配だから、ねママ、困ったときは助け船出してねあの人も、わたしの隣で、そうしてくれるっていってくれているしま、なんとかなると思うママも、そう思うでしょ。うんそう思うそういうことにしておこうじゃ、また今度は、もっともっといい話を聞かせるね清流はせせらぎ太陽はさんさんとママのだいすきなアマリリスはあのころのまままた咲いています大好きなママへおやすみなさい 詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.05.28
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同じ空の下ってどこまでなのかなたとえば今いる日本の大阪のある町の一点とちょーど正反対側の地球の裏側にある町の一点ぼくは昼できみは夜な状況で十二時間後はきみは昼でぼくは夜これってそれでも同じ空の下って呼んでいいのちがう空の下ってなんかうそっぽくてぼくは首を横に振るけどね同じ空の下ってどこまでなのかなぼくんちが雨の日北海道のあのひとんちはいい天気で福岡のあのひとんちは曇り空なんだって日これってそれでも同じ空の下って呼んでいいのちがう空の下ってなんかうそっぽくてぼくは首を横に振るけどね今日は全国的に好天が続くでしょうこれって安心して同じ空の下って呼んでいいよねでは続いて各地の放送局からお伝えしますほらほら、きたきた、きたでーわくわく、どきどき、しますなーで、ぼくんちの地方だけところにより山沿いでにわか雨があるでしょうそのほかはおおむね天気でしょうこれってそれでも同じ空の下って呼んでいいのちがう空の下ってなんかうそっぽくてぼくは首を横に振るけどねなんでもいいからはやくきみにあいたい同じ空の下で詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.05.24
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真っ青な空の青さに驚いて真っ白な雲の白さに喜んでまっすぐにかけだしていたたっぷりと太陽を浴びたくて好きだよーって叫びながらもっともっと好きになっていくよーいっそのこと手に手を取る恋人みたいにぼくたち友達になろうねーちょっと熱すぎる仲になりそうだけど明日もきみに向かってぼくは叫んでいるよもっともっときみのこと好きになっていくよー詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.05.22
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晴れ渡った大きな空に向かってうーんと大きな背伸びしようよ大好きなきみとうーんって絞り出すような声を出して大きな背伸びしたいなそんなきれいな青空がほら目の前に広がっているよきみも、早く起きておいでよ写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.05.19
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理屈なんかこねなくても理由なんか考えなくても太陽をぐるっと一周してこんにちわーおかえりー月が欠けて満ちるようにいってきまーすいってらっしゃーい潮が満ちて引くようにただいまーおかえりーまたあえたねそりゃあえるよねそれだけで嬉しく思うよ明日も待っているよ明日も待っていてくれるよねただいまーおかえりーその声を交わしたくてまたいつもの場所に立っているみんなきみが大好き写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.05.17
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日の光に照らされてまぶしげな実りの数々一つ一つをこの手にもぎ取りまた陽にかざす大地の恵み生きる喜び食す楽しみそれらはすべて光がもたらしてくれたそれらはすべて光が連れてきてくれたあの子の笑顔をもまぶしげなあの子の笑顔をも見せてくれた実りの大地にぼくは頭を垂れて願いを念じていたあの子をぼくにくださいおそるおそるこわくてあがらない顔をゆっくり上げるあの子はぼくを見てほほえんでいた大地の恵みをぼくは差し出したあの子の手は大地の恵みをそしてぼくの手をつかんでいた大地の恵みそれはぼくもまたそのひとつでそれはまたきみもそのひとつで手にした実りのひとつなのかもしれない日の光に照らされてまぶしげな実りの数々きみとふたりでこの手にもぎ取りなんども陽にかざそう写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.05.15
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大好きな花を咲かせましょう小さなお庭に咲かせましょういえいえ焦がれるこの胸に咲かせましょうあなたの笑顔は可憐な花あなたの笑う声は夢の音色大好きな花を咲かせましょう大好きなあなたを想いながらあなたはいつでもわたしのこころの花写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.05.13
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若々しい若葉の間を初々しいカップルが行くどこかぎこちなく言葉も少なくていやほとんどないまま鳥のさえずりと踏みしめる足音だけがふたりの耳に聞こえているふと女が立ち止まったいい気持ちね明るい声を放ち大きな背伸びするそれがきっかけだった男は、女の目を見ながらそう、初めてまっすぐ見つめながら自分もまた大きな背伸びしてあーすっきりするねー大きな声でそう返した声に驚いた近くの鳥が羽ばたいたそしてまた物静かに歩き出すふたりお母さんがねと女は可笑しそうにして話し出したひとりで笑いがこみ上げている男は、なにって顔をして女の横顔をみたさっきよりふたりの歩幅はゆっくりとなり心なし男は女に近づいていた女もまた男に寄り添うようにして歩いていた若々しい若葉の間を初々しいカップルが通り過ぎて行った若葉には見慣れた光景だった写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.05.06
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ぼくはきみを写す鏡になりたいまばゆい笑みを朝に夕に受け止めては好きなだけきみの好きなだけ見つめていられるようぼくはきみを綴る筆記具になりたい名前を書いてぼくの隣に並べたりときどき脱線して似顔絵を描くかもしれないけどぼくはきみを茹でる熱湯になりたい温野菜美人はぼくが作ろうきみが好きなサラダは毎日ぼくが作るよ 写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.04.23
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きみを思うと思い出すあんなに近くできみの近くでかわしたあいさつぼくの鼻先をくすぐって甘い香りの優しい風逃げていったタイトル・写真 夢花風 詩 愛詩典念さん ・夢花風ムスカリと露
2007.04.11
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太陽に向かって背伸びをしようそう、雨の日でも雲の先には太陽がそう、じっと晴れるのを待つばかりそう、時にその姿を思い描きながらそう、元気になるおまじないしよう太陽に向かって背伸びをしようそう、うーんと声にだしてそう、明日は今日よりいい日になれってそう、明日もがんばるぞーって太陽に向かって背伸びをしよう写真 夢花風 詩 愛詩典念さん写真のレタッチも典念さんがしてくださいました♪
2007.04.05
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蒼くて平らな石わたしの幼い手で拾った小石におおきな手がわたしの名を書いた桜が咲くと時代を超えて思い出すあの木の近くに埋めた小石みんなはとっくの昔に忘れてしまったみたいだけどわたしの心には今でもはっきりと刻まれているここに立ち学び遊んだ友とともに学舎を守ように桜の樹がありました。今年も桜だけは、きっと咲くでしょう。(夢花風)わたしの代わりにずっとずっとそこに咲いていて桜よ ずっとずっと咲いていて詩 愛詩典念さん 写真 夢花風
2007.03.30
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あなたに伝えたかったのに蒼いインクが見つからないの白い便せんに桜の模様がありますあなたへの言葉が見つからないのただ時間だけが流れますあなたは何をしているのでしょうとても寂しい夜です手紙は今夜も書けずに終わりました詩 夢花風 写真 愛詩典念さん
2007.03.21
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星夜空北国の夜空は星の数が違う一つ二つ数える都会の空じゃなくそれこそ星の数ほどもある星夜空ちょっと足を伸ばせば見られるのにそのちょっとが遠い願いでも二つの大きな輝きが今ぼくの目の前にあるきみの瞳の輝ききらきら星ってけっこう近くで輝いているのにあんがい気づかないものなのかな写真 夢花風 詩 愛詩典念さんへ
2007.03.13
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夜汽車もうすぐ発車の時間だホームの明かりが霧に霞む津軽訛りの案内が停車駅を告げるジリジリと胸に刻み込むようなベルが鳴るぼんやりと灯りの尾を引いて消えてゆく冷たい霧がまとわりついて咽び泣く詩 夢花風 写真 愛詩典念さんへ
2007.03.13
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えっ?きこえなかったよ。最後に言ったの?えっ?もっぺん。ねえ、もっぺん。好きって言ったでしょ?ねえ、きかせて。はやくー。最後に言ったの。もっぺん、聞かせて。写真 夢花風 詩 愛詩典念さんへ
2007.03.11
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あなたを待つ時間霧が流れて 霞の中に眠る街オレンジ色が淡く淡く霧に溶けてなんとなく ときめきの時間ゆっくり ゆっくり霧のように流れてあなたを待つ時間は それだけ独り占め出来る詩 夢花風 写真 愛詩典念さん
2007.03.07
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春春 春は恋 春 春は愛 春 君に愛 春 僕の君に愛をすっかり春めくぽかぽか陽気もう恋をすることしか思い浮かばなくて愛は素晴らしい ときめきのダイヤモンド愛のためになら 駈けて君のためどこへでも春 春は恋 春 春は愛 春 君に愛 春 僕の君に愛を 薄着が始まるぽかぽか天気河原で象を洗っていても不思議はない愛は素晴らしい 金塊のきらめく日々愛のためになら 食後の詩を一ひねりしよう春 春は恋 春 春は愛 春 君に愛 春 僕の君に愛を写真 夢花風 詩 愛詩典念さん
2007.03.04
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あなたに逢いにゆく日は薄絹のブラウスかけちがえたボタンがひとつ心が急ぐから落ちてしまった糸を通す指先に針を刺してブラウスの胸元をちょっぴり汚しちゃったドジな私を あなたは笑って言うだろうな「ばかだなぁ・・まぁいつものことだけど」って 詩 夢花風 写真 愛詩典念さん
2007.03.04
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紙ふうせん紙ふうせんをふくらますひとつ、ふたつと歌うひとみっつを忘れてよっつになっていつつの次はこぼれて落ちた少し汚れた紙ふうせんあなたはふぅーっと一息ふくらます日だまり色の紙ふうせん 詩 夢花風 写真愛詩典念さん
2007.03.02
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ちょっぴりでも 気づいて欲しいのにわざと 素知らぬ振りをするそんなことの繰り返し時々そばにいるのに貴方は私の鼓動にも気づかない時計の針のように ふれ合ってはすれ違う詩 夢花風 写真 愛詩典念さん
2007.02.28
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分かっていても 約束しちゃうそんなことって あるよね・・照れくさそうに眼をそらす あなたちょっぴり花が広がり過ぎたチューリップ無造作に手渡してくれた忘れていた時間の分 嬉しさがいっぱいだからやっぱり 約束しちゃう詩 夢花風 写真 愛詩典念さん
2007.02.26
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少し縮れた髪を指先でいじる癖電話のときコードをくるくる指に巻く癖新聞は両手を一杯に広げて背中を丸めて読む癖煙草はくゆらす時間の方が長い癖赤提灯では必ず冷や酒にする癖愛してる?って聞くと「いや」と答える癖いっぱいいっぱいあるけど嫌いになれないあなたの癖 詩 夢花風 写真愛詩典念さん
2007.02.20
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