優美の南米旅日記

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2008.01.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「YUMI,調子はどお?」と、ベット越しにいたナタリーと目があうなり聞かれた。

昨夜の宿は、男女5人一組で一部屋。

その上、バス、トイレも共同。

というのも、チリとボリビアの国境を越えて車で3時間のところには、街なんてものは無く、ツアー専用の宿を敢えて造ったといった感じだ。

「ううううん、昨夜は吐いたのね。お陰で大分楽になったけど、まだ頭が痛い。昨日ナタリーからもらった薬飲んでみるね」と、私は言った。

さすが標高4500メートルとあって、早速高山病にかかったのだ。

標高2500メートルのアタカマ(チリ)で3日間過ごして、少しずつ慣らしたつもりだったのに。

「今日はこれから下がるだけだから、大丈夫だからね」と、まあくん。

「うん。まあくうううううんん、優しくして~」と、私は言いながら、まあくんのベットへ潜り込んだ。

「優しくしてるでしょおおお」

「うん。もっともっとおおお。にしても、昨日より大分楽になって良かったあああ」

朝食を済ませ、私達は昨日同様、車の一番後ろの席に乗り込んだ。

bolivia2 road.jpg
photo:South of Bolivia

「しかし、このパスカルってやつ、超うぜえやつだなあ。。。。」と、まあくん。

「あ、やっぱり?なんか人の話に割り込んでくるよねえ。質問してくるくせに、人の答えを聞かないし」と言いながら私の右手前にいるパスカルを見た。

28歳、スイス人、フォトグラファー志望。

pascal.jpg

ナタリーとハンズ夫妻もスイス人なので、彼らが車の中ではパスカルの話し相手をしている。

しかし、時折うんざりといった感じで私達の方を見る。

「いつも自分が中心になってないと気が済まないんだよ。こういうタイプは実は自分に自信がないんだよね」と、まあくんは分析を続ける。

「まあ、5人いれば一人くらいはこういう人がいても、おかしくないよ」と、私。

bolivia2 rock.jpg

bolivia2 plant.jpg

bolivia2 rock2.jpg

ところどころ写真タイムで停車した後は、小さな街でランチタイム。

bolivia2 town.jpg
photo:we took lunch at this small town.

bolivia2 mamy2.jpg
photo:a lot of women have this hair style.

私達が昼食を終えた頃、例の昨日ガソリンをきらしたグレーの車が到着。

ものすごい形相で5人が降りてきた。

「もう、冗談じゃないわよ!!」と、隣のグループの小太りの女性が怒って言う。

話を聞くと、なんと今度はタイヤのねじが全部とれて、テープで巻いて走ってきたとか。

「まあまあ、でも、これこそアドベンチャーってものでしょう?」と、ナタリー。

「私達なんか、単に走ってるだけで、だんだん飽きてきたところ」と、私は冗談で言った。

「確かに、一生忘れられない思い出だよ」と、もう一人の男性。

「でも、さすがに崖の所を走ってたときなんて、いつタイヤが外れるかと思ってひやひやしたわよ」と、小太りの女性。

それは、洒落にならない。

食後、外へ出ると、グレーの車を見終わったハンスが「あれはひどい」と言いながら私達の所へ来た。

bolivia2 hans.jpg

「え?どれどれ?」と言って私達もグレーの車の方へ行った。

本当にテープがぐるぐる巻きになってるではないか。

bolivia2 tire.jpg
photo:Fortunatly,this is not our car.

「えええっ?マジでこれで走ってきたの??」

アントレとパスカルもやってきて「OH~」と言いながら、写真を撮っている。

bolivia2 pascal antra.jpg

「まあくんの言ったとおり、このグレーの車だけは避けて良かったね」

「この車は相当やばいよ。トヨサだって」

「え?何?」

toyosa.jpg

見るとトヨタではなく、トヨサというロゴがついている。

「終わってるなあ」と、まあくん。


食後もひたすら走り続け、ウユニ湖の近辺の宿へ到着。

前日同様ドミトリー式だけど、今度は部屋にバストイレがある。

部屋の質も前日にくらべて、ちょいとアップ。

私の高山病もその頃にはすっかり治ってた。






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Last updated  2008.01.06 15:26:24
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