8:45 宿泊先の送迎車とレンタカー2台で出発。
ゴール地点の熊野本宮大社にレンタカーを置き
歩き出しの『発心門王子』まで送って貰いました。
平日だったので空いていて
木立に囲まれた道が気持ち良い♪
休憩所の方に「寄った方が良いよ」
と奨められた寄り道を行くと
見晴らし台があり、
大斎原(おおゆのはら)に建つ
高さ33.9mの大鳥居が見えました。
熊野古道は難行苦行の道も多いなか
「発心門王子」からの約7キロの道は
茶畑や集落を見ながらの歩きやすいコースで
熊野本宮大社には11時過ぎに到着。
八咫烏ポスト
社務所では、音無紙(熊野の手漉き和紙)で作られた葉書や、
葉書として投函できる八咫烏ポスト絵馬を販売していて
八咫烏ポストから手紙を出すと
「出発の地より心をこめて 熊野本宮」
というスタンプを、押印してくれるそうです。
※八咫烏(やたがらす)
日本サッカー協会のシンボルとしても有名な八咫烏は、
日本書紀・古事記の「神武東征」という物語に登場します。
神武天皇が熊野に到着された時、
神の使者である八咫烏が奈良まで道案内をしたというエピソードから、
熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されるようになりました。
全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮にあたる熊野三山。
三山の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが、
熊野本宮大社です。
かつては、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原」と呼ばれる中洲にありましたが、
明治22年の洪水で多くが流出し、
流出を免れた上四社3棟を明治24年(1891) 現在地に移築・遷座しました。
本殿へと続く158段の石段
大斎原の鳥居が見える近くのベンチで
宿で作って貰ったおにぎり弁当を食べた後
満開の山桜が点在する『高野龍神スカイライン』を抜け
二日目の宿、高野山宿坊へ向かいました。
(続きます)
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