@寺子屋食神

ハウスワークサービス多摩店

ハウスワークサービス多摩店が運営するこのブログは、多摩市を中心に多摩地区のご家庭での様々な要望に応じて草刈り、不用品廃棄、家財整理、水回り修理改修、掃除、ハチの巣駆除などのサービスを提供しており、遠隔でも対応可能。介護福祉士が高齢者の付き添いなども手伝う。このブログでは、営業活動の記録とともに、情報を発信していくとしている。

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令和6 (皇紀2684、西暦2024) 年年報文面　甲辰　三碧木星　暦

3字名(内面性格のタイプと情熱運）or対人性格のタイプと対人運

第八章　注(2)……中からそして上から知力と権力で革命はやるのだ………

第八章　資料１　『諸君』平成十六年一月号・二三七頁　　一九五一年証言

●UT版日本国紀　目次●　20220820改　小笠原諸島を日本領に

武田邦彦「ホント話」114・20220729「海洋酸性化「パン食は胃腸に良くない

『「リサイクル」汚染列島』武田邦彦著　青春出版社　インデックス

目次　『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著（丸善出版株式会社）

著作権の切れた書籍の書庫　焚書図書館　　　　　R050823更新

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2022.08.28

この時代は「戦争」こそが、正義でした。
実際、戦いを賛美しているかのように見える、有名な絵があります。ウジェーヌ・ドラクロワによって描かれた「民衆を導く自由の女神」です。
累々と横たわる死体を踏み越えて、三色旗を持った女性が、従え、走り抜けようとしています。これはフランスで起こった「七月革命」を描いたものです。
マスケット銃を持った男たちをフランスでは、1789年のフランス革命によって、「絶対王政」がいったん終わったのですが、その後、王政復古によって、ルイ18世が再び政権を担っていたのです。この、時計の針を戻すかのような政治に、市民たちは蜂起し、血を流す革命へと進んでいきます。
フランス市民は、この「七月革命」で自由を獲得しました。アメリカに贈った自由の女神像は、まさにこの絵の題材と同じなのです。
フランスは、正義のために剣を取りました。剣を取るII正義となったのです。自由の女神を描いた絵がそうであるように、目的が正しければ、戦争も正しい、ということになりました。
もちろんこの時代だって、戦争は悲惨です。戦場は血腥（ちなまぐさ）く、非常に悲惨な姿があったわけです。それでも、美化されてしまったのです。
戦争が美化された時代だからこそ、この革命のあと、ナポレオンが登場します。フランス革命のあとの混乱で、フランス国民が選んだのは、軍人出身のナポレオンだったというわけです。
ナポレオンが生涯を通じて行なったことは「戦争」でした。国軍を組織し、オーストリア皇帝やハンガリー皇帝、ロシア皇帝らと戦ったわけです。このとき、フランスは、北はベルギー、オランダ、ドイツの一部を占領し、南はイタリアの一部まで進出しました。フランス国民はその戦果に、熱狂したのです。
この流れがそのまま、世界各地での軍事優先主義に変わっていきます。植民地時代の幕開けです。どの国も、自国の領土のために、他国に攻め込むことを「正義」としたのです。
植民地時代はナポレオンより少し前から始まっておりますが、本格化したのは、やはり、ナポレオンのあとと言っていいでしょう。
19世紀になると、有色人種の住む土地の大半は植民地になりました。アジア、アフリカ、南アメリカ、ほとんどが白人の植民地になります。
このことについてはあまり日本では議論されてきませんでしたが、この200年ぐらいにわたる植民地政策のために、植民地となったアジア、アフリカ、南アメリカの各地域は、第二次大戦後、大きく出遅れるわけです。いまの先進国、後進国の色分けは、このときにできあがってしまったのです。植民地を持った国は、ポルトガル、スペイン、オランダ、そして、イギリスというように、ほんのわずかの国でした。この少ない国が、世界のほとんどを支配するという、実は異様な時代だったのです。
彼らはいったい何で支配したのでしょうか。
それが「軍事」という名の正義でした。彼らは力（暴力）で支配したわけで、哲学で支配したわけではありません。この時代は、これが「正義」だったのです。まさに「善悪は時なり」です。日本は19世紀の終わりに、清（中国）、ロシアと立て続けに戦争を行ない、朝鮮半島や台湾を植民地としていきます。こうしたことは、世界的な流れの中でおこったことでした。
『「正しい」とは何か？』武田邦彦著　小学館より