リュウちゃんの懐メロ人生

リュウちゃんの懐メロ人生

全て | 音楽・歌謡曲・懐メロ | 懐メロカラオケ | 懐メロ歌謡曲・カラオケ | 橋幸夫 | 美空ひばり | フォト・花・伊勢神宮 | フォトブログ・曽爾高原 | フォト・花と実・斑鳩の里 | 日本映画・小説 | フォトブログ | SF映画 | 猫のフォトブログ | 株・日本航空 | 音楽・紅白歌合戦 | 日本映画(邦画) | 外国映画(洋画) | SF・天文学 | 童謡・唱歌・歌曲 | 唱歌・抒情歌・童謡 | バンクーバー冬季オリンピック | フォトブログ・園芸、春咲く花 | 梅・桜・花のフォト | 国内旅行 | 歴史・奈良遷都 | のだめカンタービレ・クラシック音楽 | バラの花のフォトブログ | 花遍路・花のフォトブログ | スポーツ | クラシック音楽 | 洋楽ポピュラーミュージック | 時事問題 | 芸術・陶芸 | 原発問題 | 奈良散策 | 藤の花 | 京都散策 | 将棋・藤井聡太四段 | ブログ | 美術鑑賞 | 葛飾北斎 | 紅葉狩り | NHK朝ドラ「エール」、古関裕而 | 将棋・藤井聡太 | 東京オリンピック、パラリンピック | 巨樹探訪 | 将棋・藤井聡太5冠 | 寒牡丹と冬牡丹 | 梅行脚 | 河津桜 | 桜行脚 | 孫姫4姉妹 | アジサイ行脚 | ハスとスイレン | 馬見丘陵公園の花 | 長浜盆梅展 | 奈良県の河津桜 | 三重県の梅の名所「鈴鹿の森庭園」「いなべ農業公園梅林」 | 月ヶ瀬梅渓 | 醍醐寺の桜 | 2つの「吉野の桜」 | 函館「五稜郭」の桜 | 大和葛城山のヤマツツジ | 近江妙連 | 西ノ京ロータスロード | 歌川広重 | 咲くやこの花館 | 海遊館 | 明日香村の彼岸花
2024年01月20日
XML
カテゴリ: 奈良散策
新春2日の奈良公園。
若草山山頂に鹿遊ぶ。



​​元旦に、石光寺の 「寒牡丹」 、當麻寺の 「冬牡丹」 を観に行って来ましたが、翌2日には、久しぶりに奈良公園を一周して来ました。
​​
今回の奈良公園一周のメインテーマは以下の2つです
​​(1) 今年の夏から「令和の大修理」の為、約8年に渡り姿を隠してしまう 「興福寺五重塔」 「見納め」 をすること、​​
(2) 最近、左足が少し不具合が生じている中で、若草山山頂に登ること、

​リュウちゃんは今年6月で78歳、​
​何時まで「遠足」が出来ますことやら?​

​今回も女房殿を家に残し、リュウちゃん一人でポケットにハンディ・デジカメだけを入れ、午前9時過ぎに家を出発、午前10時ジャスト、IR奈良駅から 「奈良公園一周」 の旅に出発しました。
JR奈良駅から歩いて10分で、興福寺の境内に入ります。

「猿沢の池」から
興福寺に境内に登る石段、
ちょっとしんどい!
​無事に奈良公園を一周出来るのだろうか?



お目当ての「興福寺五重塔」です。



既に改修工事は始まっていまして、五重塔の周囲は工事のフェンスで囲われていて、塔の直下まで近寄ることは出来なくなっています。今年の夏には、塔全体がシートに覆われてしまい、約8年に渡り、その雄姿が見られなくなってしまうのです。

8年後といえば
リュウちゃんは86歳だ!
今回が「見納め」になるかも知れない?





「国立博物館」前の広場の鹿たちです。

​今年も、奈良公園の鹿に逢えた!






​<木に竹を接いだムクロジ>
​​
​博物館から 「片岡梅林」 に行く途上にあります。
​幹の天辺から竹が生えている!??





本当は、幹の天辺から生えているのではなく、幹の空洞の中の地面に竹の根があるのですが、見た目では幹の天辺に根を張っているように見える面白い「 ムクロジの木」 なのです。
​​ <浮見堂>
​​
​「木の竹を接ぐムクロジ」の傍にある「片岡梅林」の下に降りた 「鷺池(さぎいけ)」 の中に、「浮見堂」が建てられています。
「浮見堂」、
奈良公園を代表する景観の一つだ。
古代中国の「東屋(あずまや)」を連想する。
​干上がっている「鷺池」、初めて見た。







​その景観から、「浮見堂」は奈良時代に建てられたものだと、これまでリュウちゃんは思っていたのですが、実は創建は大正5年(1916年)、奈良公園の建築物の中では 「新参者」 なのです。
​​​​「うきみどう」として関西で一番有名な建築物は、大津市の本堅田の琵琶湖の水上に建てられている 「満月寺浮御堂」 です。こちらは、 「近江八景」 「堅田の落雁」 として有名な観光地なのです。この「浮御堂」は、西暦1000年頃、「浄土宗の祖」とされる僧 「源信(恵心僧都)」 によって建立された由緒ある建築物で、古くより一休和尚、蓮如上人、松尾芭蕉、小林一茶、歌川広重、葛飾北斎などが訪れた名刹のようです。


(満月寺浮御堂)

​​ <飛火野の大クス>
​​
​「浮見堂」を後にして、 「飛火野」 の草原に向かいました。​
​ここのお目当ては、 「飛火野の大クス」 です。
飛火野の大クス、
何時観てもその威容に圧倒される!







​​この「大クス」は、圧倒的な威容から、樹齢が1000年位はありそうに見えるのですが、実は明治41年(1908年)、明治天皇が飛火野に行幸された際に、その玉座に記念植樹されたもので、樹齢は120年位の 「若い巨樹」 なのです。遠くから見ますと、一本のクスノキに見えますが、実は3本の木から成り立っている 「集合巨樹」 なのです。
​​
集合巨樹であっても、
その「威容」は少しも色褪せないのだ。

​「飛火野の大クス」の周囲は、 「鹿の集合場所」 の一つなのですが、本日は新春のためか、大クスの周囲に鹿を見ることは出来ませんでした。​
​以下の写真は春日大社の参道から撮った 「飛火野の鹿たち」 です。





​​​「飛火野」から、春日大社の参道に入りますが、 「萬葉植物園」 の前から参道を外れ、鹿の保護施設である 「鹿苑(ろくえん)」 の方向に向かいます。但し、「鹿苑」には入らず、この辺りから始まる 「春日山原始林の巨樹巡り」 をしようとする趣向です。
​​​
神社参拝よりも、巨樹巡り」が、
奈良公園散策の目的なのだ!

<イチイガシの巨樹>

​「鹿苑」の奥に、 「イチイガシの巨樹」 があります。



この巨樹の前には、以下のような「立札」があります。



​この、「イチイガシの巨樹群」の立札の辺りから、昭和30年に国の特別記念物に指定され、更に平成10年にユネスコの「世界遺産」に登録された 「春日山原始林」 が始まっています。​
​以下の写真は、この辺りで観られる 「最大の巨樹」 です。
幹周り約10m、木の品種不明、
完全に枯れてしまっているが、
感動的な巨樹なのだ!





​<春日若宮神社の大クス>
​​
前方に「春日若宮神社の大クス」が見えてきました。



幹周11,46m、
伝説では4世紀後半に
神功皇后がが植えたとされる
樹齢1500年以上の老巨樹、
今年もこの巨樹に出逢えた!





「春日大社」に入ります。

さすが新春!
かなり賑わっている。



​入口の「南門」から 「本殿」 に入ります。
「本殿」の手前にある「山藤の根」
凄い迫力だ!





「本殿」は善男善定で大賑わいですが、生来の不信心者のリュウちゃん、賽銭箱には目もくれず。「本殿」の左手にある 「御神木(社頭の大杉)」 に目が行ったのです。
樹齢約1000年、
幹周約8m、
「本殿」の祭神よりも、
この御神木に賽銭を納げたい!





朱塗りの柱の回廊を通って、「本殿」を後にします。



もう12時30分、
お昼時だ。

​​で、 「一言主神社」 の近くにある昔ながらの 「大衆食堂」 に入り、「天ぷらうどん」と瓶ビール(中瓶2本)を注文し、昼食、
​​
プファ~、ビールが旨い!
奈良公園散策はこれからが本番、
足の痛みを酔いで中和して、
元気に歩いてみよう。



​<水谷神社のイブキの巨樹と水谷茶屋>
​​
​「大衆食堂」から2分位歩いた所に、 「水谷神社」 があります。
「水谷神社」のイブキの巨樹、
すっかり枯れ木だが、
迫力絶大だ!







​水谷神社の近くにある奈良公園屈指の休憩スポット、 「水谷茶屋」 です。
「大衆食堂」はガラガラだったのに、
「水谷茶屋」は大賑わいだ!



​<春日山遊歩道から若草山山頂へ>
​​
​​さて、ここからが本日の遠足の本番です。 「春日山遊歩道」 を歩き、標高340mの 「若草山山頂」 を目指します。
​​
標高差は僅かに300mと少し、
左足の不具合で、
無事に山頂に辿り着けますことやら?

​「水谷茶屋」の前の山道を少し登った所に、 「春日山遊歩道」 の入口があります。



「春日山遊歩道」は、「春日山原始林」の中を通る1,5kmのなだらかな山道です。


(春日山遊歩道マップ)

「春日山遊歩道」ウォーキング、
「奈良公園一周」の、
一番の醍醐味なのだ!







午後2時ジャスト、無事、「若草山山頂」に到着、

山頂から見下ろす
奈良市と原始林の景観、
山頂で遊ぶ鹿たち、
新春の若草山山頂は平和に満ちている!



















午後3時ちょっと前、若草山の麓に降りてきました。

雲一つ無い青空の下、
山麓も穏やかで平和だ。







​<手向山八幡宮>
​​
2本の巨樹がある「手向山八幡宮」を通り抜けます。

このたびは幣(ぬさ)もとりあへず手向山
紅葉の錦神のまにまに






​​ <東大寺二月堂>
​​
​​「手向山八幡宮」の隣に 「お水取り(修二会)」 で有名な 「二月堂」 があります。​​
​今回は足の痛みをこらえて 「舞台」 に登りました。








二月堂の舞台から見下ろした「大仏殿」の屋根です。

新年2日の奈良公園一周、
もうゴールは近い!



​<大仏殿、南大門(ゴール)> ​​
「大仏殿」の前に出ました。

「鏡池」の畔の紅葉、
1本だけ散り残っていた!









以下の写真は「南大門」の前の休憩所で撮りました。

「南大門」の前の休憩所、
鹿たちにとっても、
一番の休憩所のようだ。











朝10時にJR奈良駅を出発、午後4時にJR奈良駅に帰還、その間、約30分の昼食時間を除いて、約5時間半、歩きっぱなしの奈良公園一周旅、

左足に不具合があったにも関わらず、
無事に達成出来た!
来年の新年も、一周旅に挑戦してみよう。

​今回の奈良公園一周旅では、 「花」 を全く見ることが出来ませんでした。​
なので、以下にリュウちゃんの家の庭に咲く花を何枚かアップします。

奈良公園よりも、
リュウちゃんの庭のほうが、
「花」が多いのだ!
















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年01月20日 11時34分53秒
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: