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2025.11.18
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カテゴリ: 生き方



先日施設から母のことについて兄と弟に報告がありました
半月位前から食事摂取が段々と難しくなってきていて
このままだとあまり長く持たない
病院へ入院して延命治療の為のけい管治療としての栄養補給をするか
施設では水分摂取目的の電解質の点滴しか出来ない為
どうするか兄弟で話し合って欲しいと・・・

94歳の母
認知が進んでくると施設の人曰く

姉の息子たち二人とその嫁さん二人も介護と医療従事者なので
姉も子供たちに相談したら同じように説明されたと
そして施設の人がそのようにいう時は早い時は一二週間ということもある
だから早くに会いに行った方がいいよと・・・
延命治療については元気な頃に母と話していて「望まない」とはっきり聞いていました

そして兄弟で話した結果は自然に任せ、延命治療はしない、
なので入院はせず施設で最後を看取って欲しいと伝えました
その結論を受けて施設側は緩和ケアに入るとのことで・・・
今まで月二回 一回15分のガラス越しの面会でしたが
これからは毎日午前中と午後一組15分ずつ可能で
ベッドサイドでの面会が出来るとのこと

兄は近隣に住む親戚(母にとって義兄弟、甥、姪)に連絡をしました
私は今まで息子達に施設入所したことと面会に行った時の様子などは伝えていましたが
緩和ケアになった位の状況になったことを初めて伝えました
緩和ケアになってから、地元の兄家族と弟家族、母にとっての義兄弟、甥、姪が
代わる代わる毎日母の面会に訪れています

朝の6時に自宅を出発(姉は5時半、帰宅したのは夜の21時でした)

途中で新幹線に乗り換えて約3時間で最寄り駅に着きました
3時間の車中では、姉と二人で覚悟はしていても
色々な後悔の念や母への想いで涙も溢れたりしながら話は尽きなくて
あっという間に過ぎました

兄の迎えがあり、急遽仕事を休んで車で駆け付けた私の三男と現地で合流して
母の面会が出来ました
前回までとは違い、手指消毒、検温、ガウンと手袋着用して
母の枕元に案内されました
ようやく母の手を握りながら話が出来ました
昔話や大好きな畑仕事の思い出話等に母の笑顔も垣間見られて
15分はあっという間でした
三男は高速で往復12時間かかるけれど迷うことなく会っておきたいと
駆け付けてくれました
短い面会を終えて昼食を一緒にとった後三男はすぐに帰って行きました
長男も単身赴任中のインドでなければ会いに行きたかったとラインがありました
そんな子供たちの気持ちが嬉しいです
おっちゃんは取り敢えずは姉妹二人で会いに行った方が母も喜ぶだろうと
送り出してくれました
日帰りでしたが、午後にももう一回面会することが出来ました
母の顔は穏やかでした
細くなった手足、、、やせた頬、冷たい手
姉と二人でずっと手を握って撫でていました
やはり触れることが出来てようやく安心します
記憶は所々曖昧でしたが、ちゃんと応答も出来て母らしい返しもあって
思わず笑ってしまう場面もありました
緩和ケアの期間はきっと本人にとっても残された時間を
穏やかに過ごす為のものなのでしょうが
それ以上に家族にとっては大事な大事な思い出と一緒に
過ごす掛け替えのない癒しの為の時間だと思いました
父の時には最後に会えなかった後悔の気持ちが大きすぎた姉にとっては尚更
今回のような時間が持てたことは本当に良かったと思いました

そして短い時間でしたが、兄弟でもしかの時に備えてのそれぞれの想いと
その後の諸々の段取りについても話すことが出来ました

二日後には姉の長男夫婦が同じく日帰りで大阪から面会に行く予定です
四日後には、私も再び夫婦で面会に行きます
姉は次の休みの関係で12月初めに再び行く予定です
私は年末にもう一回行けることを願っています
遠方に住む者はすぐには行けませんが、それでも出来る限り行こうと思っています
苦労も多かった母の人生ですが、
何故か昨日の敵も今日の味方にしてしまう懐の深さがあり
頑張り屋で人に悪口は言われても自分は悪口は言わない人でしたので
いつの間にか周りに人が寄ってくる
そんな人でした
周りにいる皆が最後になるかもしれないことを悲しみ会いに行きたいと
足を運んでくれています
その様子は娘としてとても誇らしくて、母にそっくりだと言われる私の喜びでもあります

今回だけは施設の人の見立て違いで年を越すことが出来たね・・・と
奇跡が起きたらいいなと願っています

本当に2月に生まれる11人目のひ孫を見ることが出来たら
どんなにかみんなが喜ぶことでしょう







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最終更新日  2025.11.18 12:01:44
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