絵本 わたしの会社のおかしな人々
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会社でなまずを飼う方法Copyright (C) 2004 hanae midori All rights reserved このサイトのデザイン、文章、画像の転載の無断使用を固く禁じます。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★会社の受付には、大きな絵が飾られています。緑濃い美しい森、流れる清らかな川・・・・まるで、絵の中から小川の音と鳥のさえずりが聞こえてくるようです。もちろん、私、みどり はなえ がインターネットで購入しました。このような自然の絵は、万人に受け入れられるものです。しかし、それすらもおかしな事件にしてくれる、おかしな人々が、このおかしな会社には存在するのです。ある晴れた日の朝、私はいつものように出社しました。受付の前を通り過ぎようとすると、受付Zさんが声をかけました。「みどりさん。先ほどからお客様がお待ちです。お名前は、なまずやさんで、なんでも、なまずの納品だそうで・・・」私は驚きました。確かに備品管理部なので備品の発注はしますが、なまずは発注しません。「あれ、昨日、注文したのは、コピー用紙だったはず・・・間違えてしまったのかしら?KOPI-YOUSI・・・NAMAZU・・・・ローマ字入力ミスかしら、・・・・でも、そこまで間違えないわ。もしかしたら、ランチのなまず丼?今日は食べたくないわ。そうだ。子分Aにあげよう。」などと、考えながら応接間へ行きました。そこには、信じられない光景が存在していたのです。テーブルの上に水槽、それを取り囲むように職人風の男性が3人たたずんでいます。「このたびはご注文ありがとうございます。」彼らは、水槽のカバーをはずしました。そこには、一匹のなまずが私を見つめていました。呆然とたたずむ私の後から、マスターYAMADAとジュニアYAMADAが入ってきました。マスターYAMADAは言いました。「みどりさん、来ていたのですね。実は、みどりさんの選んだ受付の川の絵が、不幸を招いていると分かったのです。そのために、みどりさんの名前でなまずを注文しておきました。」私は、嫌な予感がして言います。「川の絵となまずと何か関係があるのですか?」マスターYAMADAは厳かに言いました。「あの川の絵から邪気を感じます。占ってみたら、大変なことが分かったのです。水というものが現金と同じです。つまり、流れていってしまい、溜まることが事がないのです。私たちの会社に、現金が貯まらないのは、ここに理由があったのです。」ジュニアYAMADAが、なまずを見つめながら厳かに続けました。「でも、大丈夫です。みどりさん。川の絵を外して、水槽を置くことにしました。これで水が溜まる・現金が貯まることになるのです。いままでの絵の邪気を祓うために、水槽の中になまずを入れます。なまずは邪気を祓ってくれます。よかったですね、みどりさん。これで、すべて解決です。」マスターYAMADAが、さらにこう言いました。「なまずの世話はみどりさんにお願いします。先日も、焼肉よりもシーフードが好きだって言ってましたよね。」その後、私はなまずやさんから飼い方の説明を聞き、受付の水槽へなまずを移動させることにしました。受付に行くとそこには、もう、川の絵はありません。その代わり、水槽がちんまりとひとつ置かれていました。ぶくぶくと泡が立っています。なまずを水槽に入れていると、プレジデントYOSIDAが通りかかりました。子分A・B・Cがまとわりついています。「お、なまずが来たな。さびしいから一緒に熱帯魚でも飼ったらいいんじゃないの。みどりさん。」私は言いました。「プレジデントYOSIDAが魚が好きだなんて知りませんでした。」プレジデントYOSIDAが言います。「魚より焼肉の方が好きだけどね。そうだ。今日みんなで焼肉に行くのだけど、みどりさんも一緒にどうだね。ははは・・・・」私は、冷たく言いました。「門限が8時ですので、遠慮します。」それ日以来、「わたしの会社のおかしな人々」のおかしな会社では、受付になまずが飼われているのでした。信じられないと思いますが、実話です。ほんとうです。今日のこのおかいしな会社に行ってきます。問題:お金を貯める方法回答:なまずを飼う。普通の人は飼わないけどね。
Nov 30, 2004
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