縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2014.05.26
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およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。



蟲師 続章 あらすじまとめ

★前のお話は→  蟲師 あらすじまとめ

蟲師 第7話 雨がくる虹がたつ



大木の下で雨宿りをするギンコ。大きな甕を持った男に、食い物なら売ってくれというと、中にカラだと言う。そんな大きい甕に何を入れるのかと聞くと、虹を入れて持ち帰るために旅をしているのだと言った。話を聞いてみることにする。

蟲師7-2

男が子供の頃の話。「雨がくる、虹がたつ」父親は物心ついたころにはすでに雨気を悟るとにわかに別人の様相となり、何日も嬉しそうに山野を駆け巡るような奇妙な性質の男だった。数日後ぬかるみにはまっているのを発見されたり、自分でひょっこり帰ってきたりした。そして雨の降らない日は浴びるほど水を飲んだ。自分にもどうしてしまったのかわからないと言った。あの虹を見たときから。

父は母には内緒で虹の話をしてくれた。あの日はお前が生まれる前の日で、ようやく大水が引いた日だった。自分が作った橋はまた流されてしまっていた。それを見ていると近くに虹が出た。その虹はそこの河原から生えていた。虹のたものを掘るとお宝があると聞いたことがあった。虹に手を伸ばすと衝撃が走って虹は消えた。すると手の中に虹が。

蟲師7-1

それからその虹は雨のあとには必ずどこかに姿を現すようになった。見るたびに姿をかえて楽しませたが、他のものには見えないようで唯一、虹に反応を示したのは乳飲み子の男だった。けれどある日やけに遠くにいるなと思ったら、それきり現れなくなった。それ以来、飲んでも飲んでものどが渇き、雨の降りそうな日には体の底がザワザワして気がつくと野山を駆け回っていた。

まともでいる時も、あの虹が恋しくてたまらないと父は言った。どこにいるのか、いつか探しに行ってみたいと言っていたが、父は病で床に伏すようになった。それでも雨の前には外に出たがり暴れたが、やがて足も立たないほどに衰弱した。病床でも、あの虹を見たいと言っていた父に何とかあの虹を見つけ出して見せてやりたいと旅をしているのだと男は言った。

蟲師7-3

ギンコは男に、親父さんが見たのは「虹蛇(こうだ)」という蟲だ。一度だけ見たことがあるが、生えている根本を見たいのでよければ協力すると言った。報酬は当面の飯代。大きい甕は役に立たないから売り払ってしまえと言った。ギンコは、普通の虹は太陽を背にしているときしか見えないが、虹蛇はそれとは関係なく現れる。それから色の並びが逆だ。見極めてから追わないときりがないと言った。

男はなぜ通りすがりのものに手を貸すのかとたずねた。俺もそれが見たいだけだよとギンコ。立秋までに見つからなければ手をひく。それならいいだろうと言った。雨上がりによく姿を見せるというのは虹と同じ。雨を読んで移動しなければならない。雨が降って虹が出たが、どれも虹蛇ではなかった。探すとなると難しいものだった。



いつしか居場所は病気の父親のそばだけになった。それに耐えられなくなって逃げ出してきたと虹郎は言った。虹を探すのは生きるための目的だと言い、ギンコに目的がなくて旅ができるものなのかとたずねる。ギンコは、たまに休みたくなる。そういう時こうやって目的を作る。そうすればこうして余暇も生まれると言った。

虹蛇は見つからず、日照りが続いていた。そろそろ降ってもいいころ。のどが渇いた。もう汗もでないと手元を見た虹郎に父の声がする。「雨がくる、虹がたつ」向こうの山に虹が見えた。ふたりは駆け出す。途中、虹が見えなくなった。位置はあっているはず。雨はまだ降りそうだし遠くには行っていないかもしれない。そこで待つことにする。

父は笑い者にされている虹郎に、自分の見たこの世で一番美しいものの名をお前にやりたかったのだが、悪かったなと言った。父は別のいい名を考えておいたと言って紙を渡した。明日からそう名乗れと。虹郎は、いいよ、そんなこと言うなよ。親父より立派な橋大工になってみせるからと言った。そして虹郎は家を出た。

蟲師7-4

夜が明けると雨が降っていた。ふと見るとすぐ近くに虹が出ていた。虹の根元に着いた。ギンコが、すげえと声を上げる。父が見たこの世で一番美しいもの...虹郎は思わず手を伸ばした。親父の言っていたことは本当だった。こいつは持って帰らないと。ギンコが虹郎を虹から引き離した。

近くで見るまで確証がなかったが皮膚にビリビリくる。こいつは「ナガレモノ」の一種だとギンコ。生命を持つものでありながら、自然現象そのものに近しいもの。生命があること以外は光と雨を作る虹と同じ。おそらく虹蛇を作り出したのは、光と光酒(こうき)を含む雨だ。光酒とは蟲の生命の元となるもの。

蟲師7-5

ナガレモノとは洪水や台風と似たようなもの。発生する理由はあれど目的はない。ただ流れるためだけに生じ何からも干渉を受けず、影響だけを及ぼし去って行く。そういう蟲は触れれば憑りつく。

俺の自由になる相手じゃなかったと虹郎。からだに穴があいたようで清々しいくらいだと言った。これからどうするんだとギンコが聞くと、さあ、しばし考えるさと言った。お前は、また流れるだけだよな。

蟲師7-6

その後、男がどこに行ったかは知る由もない。ただ、西の国の有名な暴れ川に、壊れぬ橋ができたと聞いた。増水してくれば渡し板の片方を外し、水の流れるままに泳がせ、水が引いたら元に戻す。「流れ橋」という名の橋が、ひとりの男の考えでかけられているという。


★原作では第2巻にあります。


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Last updated  2014.05.27 16:00:10
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