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神様はじめました◎　第11話　「神様、こどもにもどる」

テーマ：アニメあれこれ(28259)

カテゴリ： ★アニメ・本・映画

神様はじめました◎　第11話　「神様、こどもにもどる」

第1話～第10話　あらすじまとめ」　　

★第1期(2012年放送)は
→　「神様はじめました　第1話～第13話(最終話)あらすじ」

神様はじめました2-11-21

霧仁は夢を見ていた。火の海を見てみたいと話す悪羅王にやめておけと巴衛。お前は燃やすことはできても鎮めることができまい。扱えないくせに火遊びはするな。火の海が見たいなら真っ赤な炎を食いつくす狐火の海でもそのうちに見せてやるよと言った。

朝から何も食べていない霧仁に母が食事を持って来た。今日は霧仁の好きなレバニラ炒め。今は忙しいから食事の用意などしなくていい俺に構うなと霧仁は言うが母は勉強の邪魔をして悪かったけど食事はちゃんと食べるのよと言った。あの女は苦手だと霧仁。

黄泉比良坂を塞がれた霧仁は黄泉への入り口を部屋に作っていた。黄泉から持ち帰った土で作った石板鏡。黄泉の周波と合わされば黄泉への入り口が完成するはずでもうすぐ扉が開く。再び黄泉へ入り今度こそ元の体を取り戻す。式神のふたりにはここに残るようにと言った。式神や妖怪は黄泉の空気に触れると塵化するから。

式神たちはひとりで大丈夫かと心配したが霧仁は奈々生の髪の毛を持っているから問題ないと思った。ご出陣ですかと夜鳥が現れる。黄泉へのお供に連れて行ってくれと言う。鞍馬の件では油断をしてしまって面目なかったと夜鳥。石板鏡が開き黄泉への入り口が出来た。霧仁はついて来られるなら好きにしろと夜鳥に言うと中に入った。

悪羅王が唯一となりに置いたのが狐の妖怪だったと夜鳥。ふたりは向かうところ敵なしで天の神々も手をこまねいていたが、ある時から悪羅王と狐は仲たがいをし以降は衰退の一途。狐は姿をくらまし悪羅王の体は黄泉へ。仲たがいの原因をご存じでと夜鳥が話そうとすると怒った霧仁は言った。狐が阿呆になったからだ。人の娘なんかに入れ込んで、人間になるなどと血迷い出したからだ。

その狐、巴衛は社で食事の用意。今日は奈々生が好きなハンバーグ。これなら気づかれないと奈々生が苦手なシイタケを入れようとしたが、嬉しそうな奈々生の顔をみてやめたw

暑い黄泉の国を歩く霧仁と夜鳥。霧仁が体を見つけたと言った。あんなところに捨て置かれているとは。そこは火の山だった。あの山頂に俺の体があると霧仁。さしずめ黄泉のゴミ処理場か。神どもが手におえない不要物をここで焼却しているわけだ。

暑さで倒れた霧仁に夜鳥が状況がわかったから今日は引き返しましょうと言う。目の前にあるのに、ふざけるなと霧仁。夜鳥は、あいにく我々は不死身ではないのであんな山を登るなんてできませんよ、炎を消す方法でもあれば別ですがと言った。

炎を消すと聞いて巴衛のことを思い出す霧仁。こんな目に会わせたあいつが心底憎いのに、あいつの手を借りないと自分を取り戻せないのか。夜鳥に抱えられて戻った霧仁は、手を借りると言ったが使えるものは利用するだけの話、体を取り戻すためなら他のことなどどうでもいいんだと言った。

石板鏡から黒い煙が出てきた。黄泉の毒が漏れ出ているのか。式神の紋次郎が消えた。黄泉の穴を塞がねばと言われたが霧仁はダメだと言った。石板鏡を割らないと黄泉の穴は塞げない。せっかく開いた黄泉への入り口を壊すわけにはいかない。黄泉にある元の体を取り戻すためなら、ここが毒にさらされても問題ではない。そこに母親が夜食にと桃を持って来た。霧仁は石板鏡を割った。

神様はじめました2-11-22

テレビを観ながら結婚式を申し込まれていて巴衛がOKなら受けようかなと思うと瑞希に話す奈々生。巴衛のところには虎徹が来て、年が明けるまえに年神様のところに行って新しいお札をもらわないとと話していた。そこに巴衛が奈々生に結婚を申し込んだと勘違いした瑞希が来て大ゲンカ。奈々生が来て違うと止める。

社で神前婚をしたいと沼皇女から申込みが来たと奈々生。皇女が小太郎と式を挙げるときはうちでと言ってくれたと聞いてナマズが人間と結婚できるかと巴衛。仮にも婚姻、まして異種間ともなれば半人前のお前につとまる仕事ではないと言った。

鬼切と虎徹にそろそろ年神様の社に行かないと門が閉まってしまいますと言われる巴衛。年神は新しい一年に実りをもたらす来訪神でもともとは一柱の神が各家を回っていたが過労がたたって腰を痛めたと奈々生に話す巴衛。今では十二柱の神々が一年交代で年神の任務についている。そのため社は毎年、次の年神の札をいただきに年神の社に行くならわしになっている。

・柱(はしら)は神に当てる助数詞のひとつで、一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)と数えます。

神様はじめました2-11-23

巴衛と瑞希は自分の鳥居を抜けて出口に着いたが、先に入った奈々生はまだ出て来ない。どこかで意識が引っ掛かっているのだろう。他人の鳥居に入るのはタブーだが巴衛と瑞希は奈々生の鳥居に入って探しに行く。すると小さな女の子が駆け出して来た。12年前の奈々生だった。

保育園の帰りの奈々生。やって来た父親にパンの耳をもらったからお母さんにあげるのと見せる。父はもっといいものをあげると言ってパチンコの景品のチョコレートをくれた。大喜びの奈々生。今日は勝ったと父。軍資金を稼いだからしばらく帰らないとお母さんに言っておけと言うとどこかに行った。

瑞希が奈々生に一緒に帰ろうと声をかけると、人さらい～とキック。奈々生は走り去った。あれはあれでカワイイが早く連れて帰らないとと巴衛は思った。

チョコを食べながら奈々生が家に帰ると母が借金取りに謝っていた。パチンコをする金があったら借金を返せ、家賃も二か月たまっていると言われ必ず払いますからと頭を下げていた。奈々生のチョコが溶け出して地面に落ちた。奈々生の姿を見ると、お帰りと笑顔の母。奈々生は母に抱きついた。

あの母親は病を患っていて、おそらくあまり長くないと巴衛。親のひとりは夜逃げひとりは死別。母の膝枕で眠る幼い奈々生。早く連れて帰ろうという瑞希に巴衛は待てと言った。あれは俺の知らない奈々生だ。

☆次回　「神様、求婚される」(最終話)

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