ババ

★ババ・・ 私の最愛の実母。
     鬱病と診断されてから毎週4回私の家で家事を手伝ってくれる働き者の母。
     70歳を超えているがさすがに動きがいいので、若く見られる。                  
     子供たちとゲームやポケモンの話について行けるのはさすが。
     私でももう無理なのに・・・・。昭和初期生まれ。AB型。

     姑の介護に8年間通い続け、祖母が亡くなり自由の身になるが、その3年後に父の胃がんが発覚。
     ステージ3だった。
     それから2年夫の看病に病院に寝泊り生活が続いた。
     そして、父は死んだ。最後は意識も戻らず、親族全員に見取られ旅立っていった。  
     やっと自分の気ままな生活がやってきた母。
     「ここまで頑張ってそうそう死んでたまるか!」と息巻いている。
     町内会の婦人部に所属し、老人会にも所属し、役場から依頼される福祉委員にもなり、
     研修だ!旅行だ!新年会だ!花見だ!と忙しく過ごしている。
     今を楽しく過ごしているのに、やっと自分の時間が出来るようになったのに、私がこんなで4日間を束縛している。申し訳ない。
     母を独占して兄弟にも申し訳無く思っている。
     母は困難なことがあればあるほど、強くなる。
     だから勝手気ままで短気で怒りやすいB型の父と暮らし、4人の子供を働きながら育てられたんだと思う。
     父には女がいたし、いつも仕事と称して夜な夜な女の子の所に寄っていて、帰りは殆ど深夜だった。
     母は父の帰りを待っていた。
     それを見ているせいか、私は結婚してから夫より早く寝たことが無いし、食事も待っている。
     飲み会で遅くなれば、現地まで車で何時であっても迎えに行った。苦では無かった。
     それは鬱になってもそうしている。
     夫が遅くまでPCの前にいたりして、夫が「先に寝ていいよ。」と言われるまで起きている。
     母はたくさん仕事をして、父を助け私たちを育てた。
     頭の上がらない一人だ。

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