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やっと「ヒックとドラゴン」観たよん。【送料無料】ヒックとドラゴン スペシャル・エディション [ ジェイ・バルチェル ]価格:1,838円(税込、送料込)面白かった。すごく丁寧に丁寧に作られた、まさしくエンターテイナーな映画に感心した。脚本、演技、映像、音楽、全てクオリティが高い!無駄なシーンがない。そして圧倒的に美しい映像空間。こういう映画作りに参加できた人は幸せだろうなあ。なんかこう、納期がー、予算がー、シガラミがー、って裏側が透けて見える作品が多いからさー。えっ、これでいいと思ってんの?ほんとは作り手もやばいと思ってるでしょ、なし崩しで完成させちゃったでしょ、てまあ何とは言わんけど(^_^;)そんな映画に比べると、その丁寧な作品作りが清々しいわー。時間と予算と才能と情熱をたっぷりつぎ込んだ感じ。以下ネタバレ。ストーリーが王道とか、ベタとか、の評価をよく見かけたけど、王道、なんかな?似た話あるっけ?「ET」とか? 「ナウシカ」っぽい気もするし。「アバター」って気もする。ああ、アニメの「ポケモン」もかぶってるかなー。少年の成長、異文化コミュニケーション、飛行シーン、アクションバトル。伏線というか、前振りがあまりにはっきりしてるのが、わかりやすくていいのかな。「竜を殺せ」って言ってたのは、もちろん「竜は殺さなくていい」の前振り。「仲間外れ」は「人気者」「チーム結成」の前振り。 「父と仲違い」は、当然最後に「父と和解」。「ヒロインに嫌われる」は、「デレ展開」の前振り。「変な発明で大迷惑」は「すごい発明で大活躍」するし。ストーリー上も、「竜の巣が見つからなくて困ったー」→「やっと見つかったー」で素直な進み方。「竜の口の中は弱点」もぜってー最後につかうだろーと思ったらほんとにまんま使った。そして、問題のラストも「竜の尾羽」と「少年の片足」で対応させてる。まー、ラストは正直びっくりしたけど、前振りはあった訳だ。文句ない名作なんだけど、なんかそんなにのめりこめなかった。スマヌ。多分、私には猫萌えとか獣萌えの因子が全くないからだろうなあ。人非人で申し訳ない(^_^;)。現実の猫でも犬でも、確かに見た目は可愛いとは思うけど、飼いたいとか愛でたいとかモフモフかわいがりたいとか、思えないんだなー。猫喫茶行っても、ワンワン王国行っても、一人だけ盛り上がれない人なんですorz。ましてやドラゴン、いくらかわいい顔やしぐさを見ても、キバ生えて火吹く生き物と仲良くなれる気がしない。なんでトゥースをヒックが乗りこなせるのか、なんでトゥースはヒックの言うことを聞くのか、そういう人と獣の絆的なものもピンと来ない。だからまあその映画最大の売りであろう、トゥース萌え、が乗り切れませんでした。ごめんなさい。そのついでで、映画最大の盛り上がりであろう飛行シーンも、トゥースがあまりに言うことききすぎて、万能すぎて、なんであの人達落ちないんだろうって不思議で、それが気になって素直にのめりこめなかったなー。ほんでヒックが、実はできるやつなのも、なんかあんまカタルシスないなあ、なんて思っちゃったり(^_^;)。ヒックのあかんとこって、痩せてるってだけじゃない?かなり頭いいよ、勇気もあるじゃん、あんだけドラゴン乗りこなせるってことは運動音痴とは言えない、顔も悪くない。戦士じゃないけど、ちゃんと鍛冶屋の仕事もしてる。何より、けっこう口が上手い、しゃべるし、表情も生き生きしてる、バタくさいオーバーアクションは、洋物アニメの主役って感じ。(ちょっと「シュガーラッシュ」のフィリックス君に似てる。)まあその、痩せてるってことと、頭いい(好奇心旺盛、変な発明)こと、それが正にバイキングの価値観じゃマイナスなんだけど。でも現代の価値観だと、イケメンじゃん(^_^;)。いけてるやん、出来過ぎなくらい。つまり、おかしいのはバイキング社会で、ヒックは現代的なだけという演出。アメリカ人からすると違うのかもしれんけど。もっとこう、根暗だったり、オタクだったり、口ベタだったり、挙動不審だったり、泣き虫だったりして、かわいそうないじめられっ子のリベンジ的なストーリーを期待しちゃってたのが、ちょっとぬるかったかなー、と。もっとハミ出し者してる方が、現実社会ではうまくいってないから、ドラゴンにのめりこんでいく、という理由付けになると思うのね。バイキング社会ってのもマッチョイズムで困ったもんなんだけど、ドロドロ陰湿じゃなくて、カラッとしてる。いい方の田舎の人たち、単純。だから前半のイジメも、全然たいしたことない。ちょっと仲間外れなだけ。そもそも、イジメというのは、学校とか会社とか軍隊とか、長時間生活を共にすると出てくるんだろうけど、それぞれが忙しく働いてたらイジメるほど接点がない。まあもちろん、長の息子であることのプレッシャーやら、父に認められていないという辛さ、はあったんだろう。だから、せめて発明でドラゴン倒して見返してやろうとして、変な発明作っては大失敗で余計呆れられる、と。それにしても、ちょっと中途半端じゃないかなあ。イジメられるんなら、もっと暗いやつでもっとイジメられてた方がいい。いっそ、イジメ要素なくして、健全な少年が健全に頑張る話(「ラピュタ」のパズーみたいな)の方がよかったかも。子どもだからまだ実際にドラゴン殺したことはない、とすれば展開も無理ないんじゃない?余計なお世話ですが(^_^;)。初めて馬に乗った人、って勇気あったと思う。馬は、人を背に乗せるために進化したんじゃないのに。誰も思いつかないよー、特に野生の馬なんて触るだけで大変そう。でも今は、まるで人と馬はあつらえたようにピッタリ、馬に乗って意のままに乗りこなせる(らしい)。最初にした人は天才だよ。そう考えると、人間てのはドラゴンさえ乗りこなせるものなのかもしれない。で、その天才がヒック。どうしても気になったのは、あのラスト近く、若者達が急にドラゴン乗りこなして、大人の救出に向かったのは、いくらなんでも早すぎない?「アイアンマン」の敵さん思い出したよ。「あんたいつ練習したんかい!」ってツッコミ入るで(^_^;)。前半の主人公の練習シーンに時間たっぷりかけてるのに、他の人はすぐ操れちゃったら台無しじゃん!そもそもバイキングって海賊だから、強盗やら殺人やらバンバンやってて、もっと殺伐としてるんだけど、これじゃただの漁師町。まあそこはいい意味での、「子ども向け」映画ってことで、全体的に残酷表現は抑え目でカンベンしたげる。(偉そうに(^_^;))訓練用にドラゴンを捕まえて飼ってて(多分何十年も)、それまでドラゴンを手なずけることに気づかなかったてのも間抜けな話だ。ラストの義足だってさー、目が覚めるまで気づかなかったって有り?ぶっちゃけめちゃくちゃ痛いと思うんですけど。あの世界の医療技術だと、手術も荒っぽそうだしさー。まあ、リアルに考えるとけっこうツッコミ所の多い話だわな。ネットのレビューでは、大人も楽しめる傑作!って褒めてるのをよく見たけど、確かに面白かったけど、やっぱ子ども向けだよなあこれ。ちょっと大雑把だし、ちょっとお利口さんすぎる、よね。もちろん、子どもの方をちゃんと向いて作ってる映画ってのは、素晴らしいよ!そういや、私的にはドラゴン辞典がけっこう面白かったかなあ。あの絵の雰囲気も好きだし、ドラゴンの種類とか習性とかも面白い。いろんなドラゴンを創造するの楽しかったろうなあ。ラスボスドラゴンも怪獣チックでよかったよ!----追記(関連項目を追加しました)----関連項目「ヒックとドラゴン」追記【ネタバレ】 ドリームワークス関連【ネタバレ】「カンフーパンダ2」
2013.09.26
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前に観たポケモン映画「ミュウツー覚醒」の覚醒ってなんじゃっ⁈って疑問の答えが出ました!もう雑誌テレビ等で公式が発表してるよー。一応ネタバレ注意。「覚醒」とは、「メガシンカ」のことだったんだー!な、なんだってー!で「メガシンカ」ってなんやねん。(^_^;)もうじき発売される3DSゲームソフト「ポケモンX」「ポケモンY」で登場する新しい機能。特定のポケモンが、特定の条件で、バトル中「メガシンカ」できて、見た目も変わるし、戦闘力もパワーアップ!ミュウツーだけじゃなく、他のポケモンもメガシンカするよ!かっこよくて、強いよ!新しいポケモンソフトの目玉だよ!つまりさー、「続きはWebで」とか「続きは映画館で」とかのパターンで、「続きは3DSで」ってことじゃ。なんだかなー(^_^;)もうなんか、ポケモン映画って映画じゃないね。映画だと思って見たらあかんね。「ポケモン」ってジャンルだわ。メディアミックスすぎる。おばちゃんには着いていけないよん。----追記(関連項目を追加しました)----関連項目【ネタバレ】「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
2013.09.22
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むしろ、こっちがメイン!仮面ライダーと同時上映の「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」の感想。劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック [ 竜星涼 ] そもそも我が家は以前から恐竜ブーム。ブンパッキーの元となるパキケファロサウルスの特性からして、相棒のキョウリュウグレーは石頭の頭突き攻撃が得意そう、と見んでもわかる程度に詳しい(私じゃなくて子どもが)。だからやっぱりというか、キョウリュウジャーはまりまくりなんです。今年の戦隊のキョウリュウジャー、とにかく明るい、なんか突き抜けてる!イケメン多いし、ギャグキャラも多いし、とにかくみんなキャラが立ってて、敵もなんか幹部同士仲良くて。デカイエローが準レギュラーで出たり、ゴウオンブラックがちょい役で出たり、敵着ぐるみの中の人が出たり。あの人知ってるーってオタに嬉しい仕様、でも媚びてる感がなく、作り手も楽しんじゃってる感じ。まあ楽しい楽しい(*^_^*)。勢いあまって、千葉繁まで顔出ししちゃった!そうそう、キョウリュウグレーがボウケンシルバーの人、かっこいいんだわ。アクションもできるし、見た目も劣化してない!アクション俳優ってなかなか日本じゃ出番ないけど、頑張ってほしいよ。私の一押しはイアン(ブラック)なんだけど、子どもの一押しはウッチー(ゴールド)。ウッチーって確かにイケメンだけど老け顔じゃない?滝田栄にそっくりだと思うんだけど。えっと、ウッチーこと空蝉丸は戦国時代の侍だったキャラだから、すごくその時代劇顔は合ってる(^_^;)。ほんでジェネレーションギャップと真面目過ぎる性格で天然ボケを繰り返すというギャグキャラなのだ!(^_^;)イアンはイケメンで女の子にモテモテ、でも実は考古学者という賢こキャラ、それに百発百中のガンマン。まあ要するにインディジョーンズをやりたいんだろう。普段はチャラチャラしてるけど、それは自分のせいで友を失ったという悲しい過去から、人と深く付き合うのを躊躇してしまう。ちょっと影があったりして、たまりませんなあ(*^_^*)。キザなこと言ってもイケメンだから許せる!(*^_^*)ラノベでいうところの、ヤレヤレ系かも。もう全員紹介しちゃう。ピンクのアミィは、もちろん紅一点の可愛いポジなんだけど、格闘系でお転婆キャラ。お転婆というより、昔の戦隊で言う所のバカレッドに近いかな。けっこう熱くて、そしてバカ(ひどい(^_^;))。グリーンのソウジ君は、現役高校生で剣術家の跡取り息子。一番真面目で、でもまだ青二才で、やっぱり天然。ブルーのノッサンは、もう開き直ったギャグキャラ。キレンジャーはカレー好き的な?ビジュアルからしてアフロヘアの30台のおっさん芸人。(そういや妹がデカイエロー、狙い過ぎ(^_^;))。得意技はオヤジギャグ。プクプトールとか、変な充電池はいつもノッサン。今時のオサレキャスティングにあらがって、ようそこまで思い切った!そして、レッドであるところのダイゴ、通称キング。なんかねえ、落ち着いてよく考えると、言ってることデムパなのね(^_^;)。ほんで、実はそんなに強くもない(^_^;)。でも熱さと勢いとただイケで、みんなを引っ張っていくんだー!(ただイケとは「ただしイケメンに限る」の略で、普通の人がやると痛い行為でも、イケメンがやると許せる、むしろかっこいい!という現象)このキングの役者さんねえ、あまり演技上手くない気もするんだけど(^_^;)、とにかく明るいの、突き抜けてるの、キラキラしてるの、正にキングだわー。こないだね、テレビでは、ついにキング脱ぎましたからね(^_^;)。戦闘中に、自分の服を引きちぎって、割れた腹筋を見せつけますた!ボッカンボッカン爆発する炎をバックにして!スローモーションで!なんか意味わからんけど、興奮したんかな。我が家オオウケでした。つまり、デムパイケメン、賢こチャライケメン、オヤジギャグ、真面目青二才、紅一点バカ、天然ござるイケメン、という、割とツッコミ不在の楽しい戦隊なんでやんす。(ソウジ君もかっこいいよ、と我が子からツッコミが入りました。私的にはまあまあ)あっ! 顔のいいデムパに振り回されるヤレヤレ系と楽しい仲間って、「ハ○ヒ」じゃね?キョウリュウジャーってラノベだったんだ〜(^_^;)。かように楽しいキョウリュウジャーの映画は、ぶっちゃけテレビとあんま大差なかったかな(^_^;)。だいたい毎年、戦隊の映画は30分でちょっと豪華なテレビ版くらいのノリ。だからまあ、それで十分なのです。以下ネタバレ。思ったより、ミュージカルしてなかったなあ。今回はミュージカル映画だよ!って宣伝してたほどは、歌ってなかった。もっと歌ってもいいぞ!話はよくある?パターンで、「伝説の巫女の生まれ変わりのアイドルがさらわれた! 歌で獣電龍が暴れたり大人しくなったり奇跡が起きたりするよ!」このアイドルの歌がねー、正直びみょー(^_^;)。ボーカロイドみたいな声だなあ、と思ったよ。歌でモンスターコントロールと言えば「マクロスF」。あの「アイモ」って歌くらい雰囲気出してほしい。こんな地味な歌でええんかいな。と思ったら、子どもにはオオウケ⁉映画終わってから、ずーっと歌ってました。なんだろう、汚れちゃったオイラには通じないなんかピュアなハートには素晴らしく心に残る歌だったんかなあ。で、子どもの音程が毎回怪しい(^_^;)。二三回しか聞いてないもんなあ、もっかい映画行くのは無理だし、と思ったら、まさかのテレビ本編でも歌いはった!テレビは録画してるから、大丈夫よ。えー、今年の戦隊映画は、パラレルじゃなくて積極的にテレビと繋がってるようです。ミュージカルシーンあんまないんだけど、イアンがふと歌い出すシーンがあって、きゃーかっこいい!イケメンが歌うと雰囲気あるぅ!って喜んでたら、ソウジ君とノッサンまで歌い出して吹いた(^_^;)。ソウジ君はねー歌なんて絶対歌いそうなない糞真面目キャラだし、ノッサンがアイドルの歌なんてただの追っかけですやん(^_^;)。日本でミュージカルって難しいねー。もう見てるこっちが恥ずかしいよー。でもよく頑張ったよ!感動した!悪のメロディで獣電竜が悪の獣電竜になって暴れちゃう、つまり敵キャラは等身大なままで、巨大戦は獣電竜同士戦うの。これは普段見れないカードでなかなかよかったんじゃない?最後は歌で己を取り戻して獣電竜はちゃんと正義の獣電竜に戻って、メデタシメデタシ。一つ気になったんだけど、敵さんが持ってる武器がさー、ブーメラン型横笛でさー、獣電竜を操る時、いちいち笛吹かないといけないの。けっこうめんどいし、隙だらけだと思うんだけどなー。怪人のくせに妙に笛が上手いってのも変な感じ(^_^;)。実は普段から練習してるんか?(^_^;)そして、楽器を武器にしてガンガン投げちゃうと、ピッチが狂うと思うなあ(^_^;)。楽器振り回したらたらあかんよ!といつも子どもに怒ってるもので、つい気になったさ。ついでに、ウィザードの白い魔法使いさんの武器も気になる〜。「ハーメルケイン」って笛型の剣だって。笛ガンガンぶつけたら、もろピッチ崩れるよー、やめてー(^_^;)。フレッシュプリキュアの笛型武器は気にならなかったのになあ。あれはグルグル回すだけで、チャンバラしないからか。響鬼の楽器武器は、どんなんだったっけ?なーんてキリのない連想はこのくらいで。ところでキョウリュウつながりで、映画に福井の恐竜博物館も出てきてさー。もううちの子が行きたい行きたいうるさいんだわ。確かに模型やら化石やらすげー、面白そう。上野の国立科学博物館の化石フロアでも大騒ぎだったからなー。恐竜博物館行ったら狂喜乱舞するんじゃね(^_^;)。でも福井は遠いよん。検討中。罪作りな映画じゃ(^_^;)。----追記(関連項目を追加しました)----関連項目【ネタバレ】仮面ライダー映画「ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム」 【ネタバレ】映画ゴーカイジャーVSゴーバスターズ 【ネタバレ】「劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land」【ネタバレ】「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」【ネタバレ】「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat. スーパー戦隊」
2013.09.21
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夏休みに「劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land」観たよー。劇場版 仮面ライダーウィザード IN MAGIC LAND メイキング・オブ・ショータイム! [ 白石隼也 ] 宿題早く終わらせたら連れてってやる、と子どもをたきつけて、なんとかギリギリ観に行けた。やっと感想書く。以下ネタバレ。もうしょっぱなから言っちゃうけど、なんというか、地味(^_^;)。夢オチって前もやったし。(夢オチっていうか「もしもボックス」オチだな。まさかのドラえもんリスペクト(^_^;))一般人が誰も彼もライダーに!ってのは確かに面白いんだけど、その変身形態が明らかに「服」。なんか軍服っぽい「服」。それじゃただのお着替えだよ!(さすがに顔はライダーマスクだけどさー)(だから余計に変)(そもそもその衣装本編の使い回しだし)やっぱ変身ヒーローたるもの、ぴったりスーツに変身すべきじゃない?(^_^;)そしてキーマンである王様が、地味顔…(^_^;)。まあなんというか、すごい偉大な王様が、どんなカリスマかと思ったら、実はめっちゃ凡人でしたってのは、この映画のストーリーのキモだけどさー。やっぱそこはイケメン持ってこないとー。中ボスでデカレッドの人が出てきて、「絶対見たことある!」って大興奮だったけど、イケメンそんくらいなんだよう。華がないよう。その隊長さん、活躍しそうな前ふりの割りに、出番あっさり。そして変身形態も例の「服」(^_^;)。一応マントの色は違ったけどさー。せっかくのバン(デカレッド)なのに〜、全然劣化してなくて、ありがたや〜なのに〜(意味フ(^_^;))。ほんでライダー(服)がインフレのおかげでファントムがカマセに。本編での圧倒的な絶望感ナッシング。フェニックスさんが見れたのはちょっと懐いかったけど、ミサさんとグレムリンさんも舜殺。え〜、そんな弱いキャラだった!?ほんでもうあっさりネタバレすると、今回の映画のキモは、悪い金色のライダーが王様だとミスリードすることなんだけど、ネットで散々「今回のライダーは史上最年長の陣内」と宣伝してくれたおかげで、実は悪い金色のライダーは、王様じゃなくて大臣だったんだよ!と言われても知っとったわ!ばればれやないかい!と憤っておったんだが、子どもはネット見ないから知らなかった!後で聞いたら、ちゃんと?騙されて、正体にビックリしたそうです。じゃいっかー(^_^;)(適当)。仮面ライダーの映画ってお祭りじゃない?「ファイズ」でエキストラギネスに挑戦とかー、「響鬼」でまさかの時代劇⁈とかー、「オーズ」でまさかの暴れん坊将軍とコラボとかー。俺たちが思い付かないムチャをやってくれる〜、そこにしびれる憧れる〜!なのがライダーの映画なのにー。ハジケがないし、予算もない感じ…。どしたの?いやさー、お子様向けだからー、粗が多いとか、ストーリーが矛盾だらけとか、そんなんはええねん。そういう瑣末を吹き飛ばす勢い、お祭感さえあったら、何でも許せるんだけどなー。今回よかったのは仁藤さん。本編ではウザい割りに弱くて使えねー、割りに命かかっててヤバいっていう、使い道が難しいキャラだったのに。この映画では命かかってない!よかったー!そのおかげかのびのびしてて、活躍も多かった。純粋に、気のいい兄ちゃん、困ってる人をほっておけない的な。カラッとしてて、前向きだし、ギャグキャラで笑いも取るし。活躍してるせいか顔もイケメンに見えて来た(^_^;)。あの「タナトスの器」のビジュアル、かなりやばくない?骸骨ですよ、骸骨。死んでるやん!さらっと流してるけど、かなりヘビイな設定だよー。王様が被害者っぼい描かれ方してたけど、国民を儀式の為に殺して魔術装置作るって、かなーりいっちゃったマッドサイエンティスト。いやそういう敵がいてもいいんだけどさー、マッドサイエンティストならもっとハジけてほしい。でも役者さんがちょっと力不足というか…。中2全開でドロドロしたいのか、迫害された人間のお涙ちょうだいドラマにしたいのか、お子様向けファンタスティックにしたいのか、ただただアクション派手に見せたいのか、ようわからん。映画限定スペシャルモードも、よくわからんうちに変身して、よくわからんうちに終わった。そこは最も丁寧に見せなきゃあかんとこでしょ。とにかくいろんなところがチグハグで不自然で、頑張ってるのに印象に残らない、地味だー。この「ウィザード」の設定は「絶望した人間は心の中のモンスターに飲み込まれ自らがモンスターになる(こともある)」という、なんかけっこう胸に響く設定だと思うのね。こうなんか、人生のメタファーだと思うのですよ。で「絶望するような状況でも絶望せず、自分の中のモンスターをコントロールできる者が魔法使いになれる」、とこれもええ話やん。身も蓋もなく言うと「嫌なことあったからって破れかぶれになって、犯罪おかしたり、自分を傷つけたらあかんでー。それを乗り越えたら、強い人間になれるんや!」的な?身も蓋もなさすぎる(^_^;)。ちょっと「ベルセルク」思い出したり。ただ、テレビ本編では、心にモンスターを持つ人間「ゲート」は限られてるのよ。えーと、多分都内の人口密度高い町で毎日探してるのに、二週間に一人しか見つからないくらい(^_^;)。何で、どういうタイミングで、人が「ゲート」になるかは、明らかにされてない(多分)。それが、この映画では、いわゆる人間は総魔法使い、つまりは総ゲート。つまり、みんな心にモンスターを飼っている。その方が自然だと思うなー。ただ、そうすると、守るゲートが多すぎて、ウィザード過労死(^_^;)。てゆか、ファントム側もいちいちゲートを探さないでいいから、ファントム量産も簡単そう。(正にそのために、金色のライダーは総魔法使い世界を創造した訳だが)まあとにかく、みんな心の中にモンスターがあるってのは、心理学的に掘り下げれそうで面白い。生まれつきなのか? モンスターが生まれるきっかけがあるのか? モンスターは成長するのか?それで、ゲートがファントム化しそうな時のウィザードの対処方法なんだけど、なんと心の中(インナースペース)に入って、モンスターをぶち殺す!ゲートを守るためには、しょうがないんだけどさー、心の一部をぶち殺すって乱暴でない?人格変わらない?ファントム化すると本来の人格は消滅、つまり人としては死ぬと同義。命を守るためにはしょうがないんだけどさー。ほんでこの映画では、ウィザードがある少年のファントム化を防ぐために、彼のインナースペースのモンスターを倒しちゃう、でも、おかげで 少年は魔法が使えなくなる。心にモンスターを持つ者しか魔法が使えない。これもなんかのメタファー?奥がありそうでなさそうで。まあよくわからんけど、ファントムとは何か、魔法使いとは何か、心理学的な深いテーマに斬り込んでるような気がしないでもないでもない…(^_^;)そこだけちょっと面白かったかも。----追記(関連項目を追加しました)----関連項目【ネタバレ】仮面ライダー映画「ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム」 【ネタバレ】映画ゴーカイジャーVSゴーバスターズ 【ネタバレ】「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」【ネタバレ】「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」【ネタバレ】「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat. スーパー戦隊」
2013.09.20
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