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2013.10.04
テーマ： 読書(9646)
カテゴリ： 読書
京極夏彦の「百器徒然袋―風」を読みました。
（図書館で借りた文庫本です。）
以下ネタバレ。
【中古】文庫 百器徒然袋-風【画】【中古】afb
これねえ、案外面白かった(*^_^*)。
案外ってのはなんだって感じだけど(^_^;)。
コンパクトでいいやね、短編三つ。
ま、短編と言いつつ、一つのお話が普通の文庫一冊分はあるかなあ。
それでも他の京極堂よりボリューム少なめで読みやすい！
短い中にもちゃんと例のウンチクをグダグダ言ってるし（褒めてます）。
ラストはスッキリ勧善懲悪で読後感も爽やか〜。
案外ってのは、私ゃ榎木津があんま好みじゃないから(^_^;)。
一生懸命、破天荒ですよー、無茶苦茶ですよー、って表現してるんだろうけど、、、
ぶっちゃけ滑ってるよね？(^_^;)
漫画みたいなキャラが日常に現れて大変！みたいにしたいんだろうけど、京極の世界観が既に漫画みたいですから！(^_^;)
榎木津のセリフなんて目が滑る滑る(^_^;)。
読みにくいよん。
ぶっとんだキャラは西尾維新の方がうまいんでないかい。
美青年ぶりなら栗本薫かな。
でねえ、ぶっちゃけ榎木津って出番少ないの(^_^;)。
ずっと登場してるとうるさくて話が進まないからかなあ。
またかっていうくらい留守。
ほんで、突然ガラっと「だいたいわかった」って感じで登場。
また雲隠れ。
最後ちょろっと暴れて終わり。
だからたいしてうっとおしいと思う前に話が進んでよかった。
なんと
榎木津は
ツンデレだった！
やっぱり！(^_^;)
まあ本島君の下の名前がなんだろうと、ぶっちゃけどうでもいいんだけどさー、エノさん知ってたんじゃーん。
ただのツンデレじゃーん。
と今までの榎木津を振り返って思い起こせば、いいとこの坊っちゃんが一生懸命ワルぶってたんだねえ、常時滑ってるのも納得。
下僕なんてどうなってもいいって何回も何回もくどいくらい、いろんな人に言わせたのは、まあホントは違うのよって前振りだったね。
本島君はいいね。
関口君はちょっと暗すぎる、インテリすぎる。
あの人は結局エゴイストなんじゃないかなー、と思ったり。
それに比べて本島君は陽気ではないけど、暗くもないし、なんと言っても人がいい。
人がよすぎて、巻き込まれてばっかり。
（会社休みすぎてクビにならないか心配）。
巻き込まれるせいか案外と動き回って、地の分が読みやすい。
この人も一生懸命、自分は凡人アピールしてる。
あんまりくどくどアピールすると、ほんとは違うんかなって思っちゃうよ(^_^;)。
巻き込まれ型主人公、顔のいいツンデレデムパ、楽しい仲間達、これはやっぱりラノベだ(^_^;)。
設定通りなら、榎木津はかなりの天才だよね。
他人の見たものが見えるってすごい情報量で、多すぎて訳わかんなくなりそうだけど、情報整理して大事なことだけピックアップしてるようだ。
自分の見てる情報もあるから、頭ん中大変じゃろうなあ。
喧嘩が強いのも、相手がどう来るかが視覚情報でバレバレだから、カウンターしやすいとか、そんなんか。
中禅寺と沼上さんの妖怪ウンチクよかった。
こんなん好き(*^_^*)。
沼上さん、「今昔続百鬼」に出てるのは読んだんだけど、何で中禅寺と知り合いなんだっけー。
なんか「塗仏」に出てたらしいけど、さっぱり覚えてない(^_^;)。
気になるー、けどあの長さ、もっかい読むのはやだな〜(^_^;)。
----追記（関連項目を追加しました）----
関連項目
【ネタバレ】京極夏彦「魍魎の匣」
【ネタバレ】京極夏彦「陰摩羅鬼の瑕」
『SHERLOCK』であれこれ
（図書館で借りた文庫本です。）
以下ネタバレ。
【中古】文庫 百器徒然袋-風【画】【中古】afb
これねえ、案外面白かった(*^_^*)。
案外ってのはなんだって感じだけど(^_^;)。
コンパクトでいいやね、短編三つ。
ま、短編と言いつつ、一つのお話が普通の文庫一冊分はあるかなあ。
それでも他の京極堂よりボリューム少なめで読みやすい！
短い中にもちゃんと例のウンチクをグダグダ言ってるし（褒めてます）。
ラストはスッキリ勧善懲悪で読後感も爽やか〜。
案外ってのは、私ゃ榎木津があんま好みじゃないから(^_^;)。
一生懸命、破天荒ですよー、無茶苦茶ですよー、って表現してるんだろうけど、、、
ぶっちゃけ滑ってるよね？(^_^;)
漫画みたいなキャラが日常に現れて大変！みたいにしたいんだろうけど、京極の世界観が既に漫画みたいですから！(^_^;)
榎木津のセリフなんて目が滑る滑る(^_^;)。
読みにくいよん。
ぶっとんだキャラは西尾維新の方がうまいんでないかい。
美青年ぶりなら栗本薫かな。
でねえ、ぶっちゃけ榎木津って出番少ないの(^_^;)。
ずっと登場してるとうるさくて話が進まないからかなあ。
またかっていうくらい留守。
ほんで、突然ガラっと「だいたいわかった」って感じで登場。
また雲隠れ。
最後ちょろっと暴れて終わり。
だからたいしてうっとおしいと思う前に話が進んでよかった。
なんと
榎木津は
ツンデレだった！
やっぱり！(^_^;)
まあ本島君の下の名前がなんだろうと、ぶっちゃけどうでもいいんだけどさー、エノさん知ってたんじゃーん。
ただのツンデレじゃーん。
と今までの榎木津を振り返って思い起こせば、いいとこの坊っちゃんが一生懸命ワルぶってたんだねえ、常時滑ってるのも納得。
下僕なんてどうなってもいいって何回も何回もくどいくらい、いろんな人に言わせたのは、まあホントは違うのよって前振りだったね。
本島君はいいね。
関口君はちょっと暗すぎる、インテリすぎる。
あの人は結局エゴイストなんじゃないかなー、と思ったり。
それに比べて本島君は陽気ではないけど、暗くもないし、なんと言っても人がいい。
人がよすぎて、巻き込まれてばっかり。
（会社休みすぎてクビにならないか心配）。
巻き込まれるせいか案外と動き回って、地の分が読みやすい。
この人も一生懸命、自分は凡人アピールしてる。
あんまりくどくどアピールすると、ほんとは違うんかなって思っちゃうよ(^_^;)。
巻き込まれ型主人公、顔のいいツンデレデムパ、楽しい仲間達、これはやっぱりラノベだ(^_^;)。
設定通りなら、榎木津はかなりの天才だよね。
他人の見たものが見えるってすごい情報量で、多すぎて訳わかんなくなりそうだけど、情報整理して大事なことだけピックアップしてるようだ。
自分の見てる情報もあるから、頭ん中大変じゃろうなあ。
喧嘩が強いのも、相手がどう来るかが視覚情報でバレバレだから、カウンターしやすいとか、そんなんか。
中禅寺と沼上さんの妖怪ウンチクよかった。
こんなん好き(*^_^*)。
沼上さん、「今昔続百鬼」に出てるのは読んだんだけど、何で中禅寺と知り合いなんだっけー。
なんか「塗仏」に出てたらしいけど、さっぱり覚えてない(^_^;)。
気になるー、けどあの長さ、もっかい読むのはやだな〜(^_^;)。
----追記（関連項目を追加しました）----
関連項目
【ネタバレ】京極夏彦「魍魎の匣」
【ネタバレ】京極夏彦「陰摩羅鬼の瑕」
『SHERLOCK』であれこれ
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