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中国は以前の様に、海外市場依存で成長してきたシナリオから国内市場の成熟化に伴う内需による経済発展に大きくシフトされてきていると感じた。弊社が依存する自動車業界においては、日系の自動車メーカーも世界戦略車の横展開先の中国市場ではなく、その市場に特化した車の開発にそのコンセプトを変化させている。この数年の間に、各日系メーカーはR&Dセンターを中国に開設している。ある程度、最低の生活できる人口がその上の贅沢を求めて家電、バイクそして自動車の購入できるレベル層となってきている。そのレベル層が購入できる価格帯の車は、残念ながら日本車ではなく中国車、韓国車、中国での歴史の長いドイツ車がそのシェアを握っていた。すなわち、日本メーカーも中国国内のシェアを少しでも伸ばす場合は、大幅なコストダウンを強行せねばならず、これまでの仕様(品質、デザイン、機能等)を柔軟に見直しコストダウンの達成をさせようと動きも感じられた。ほとんど弊社の様な金属製品を日本から供給することは、コスト的には難しく、相当に精度や特殊な材料、後処理を必要とするもので無い限り、中国、台湾の同業者には勝ち目がないことはよく理解できた。しかしながら、賃金が毎年二桁上昇している中国においては、弊社のフィリピン製の製品群での勝負を挑むチャンスは、ありそうだとは感じた。(果たして、泥沼にあえて踏み込むかは思案必要だが)台湾のねじ業界においては、現在政府のメッキの規制(環境規制)に対応できずに淘汰されていく業者が相次いでいるようで、製造業者も大陸側の同業者と喧嘩して負けるようなレベルでは生き残りは困難であることを感じた。現在、台湾の同業者で元気の良い会社は、大陸にも工場を投資して資金回収→事業の高度化を図っているといえる。台湾の大きな市場である、欧州における経済の安定は彼らの収益にかなり影響をする。現在のウクライナの内乱がどう影響するのかは我々日本人以上に、繊細になっているようだ。
April 23, 2014
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FBでは、よく近況を投稿していたのですが、久々のブログ書き込みになります。いやー昨年の11月以来とは、長々とお休みしてしまいました。ちょうど、昨年11月に初めてフィリピン視察をして、一発で比に進出をきめて以来この約8か月の間、必死でフィリピン拠点立ち上げに奔走し、何とか6月初めにYAMAGUCHI NUT PHILIPPINES CORPORATION(YNPC)が承認されました。現在2名の比 研修生が7月初めから9月20日までの期間で、現場研修をうけております。(下の写真は先週末の歓迎会の比研修生)よって、今年は、製造部は、お盆休みも交代で出勤して、研修を続行していくつもりでございます。比工場自身は10月初めごろから機械を入れ込み始め、年内の稼働を目標に動いております。最近思うことは、社長がどんどんつっぱしっても、社員がついて来てもらわねば、プロジェクト自身が絵に描いた餅になります。必要性を説いたとはいっても、彼らの負担たるは、相当なものかと考えます。少し手綱加減も調整しながら、日本、比双方の拠点でシナジーを得ることができるように頑張って参ります。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
July 22, 2013
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私の周りには利他的な人たちが多い。日本の為、地域の為、社員の為、中小企業の為、グループをつくり企業化しての商品開発、人材確保の工夫などをされている。ここ数年そういった全国の中小企業の経営者たちと付き合っているが最初の頃の彼らのプレゼンは、あまり興味を示すものではなかったがここにきて先に述べたような具体的な活動を得て、実が伴ってきていて素晴らしいことだと思っている。かといって私もそういうグループに入るのか?と自問をしてみるが、今は、私は社内の改革、海外拠点の開設に全力を尽くせばならずその時間はない、時間はつくればできるわけであるが、要は、まだまだ私は利己的であり、そんな素晴らしい人間ではないと思う。自社もグループも同じであるが、先のvisionをしっかり話し合って現在の活動であれば、それは文句のないところであるが、利他的ごっこは絶対にいけないと思う。自社がまず社員もやりがいを感じ、利益をあげ日本を盛り立てていくことができていなければならない。本当に日本はどんどん悪くなる感じがしてたまらない、だから、時間はもうない前提での行動が、中小企業の経営者に求められる。今後も利他的な仲間とお付き合いをさせてもらい客観的に自己と彼らの活動を見ていきたいと思っている。と、なんだか固い話題ばかり最近 ブログかいていてすいません。でも言葉で気持ちを残しておきたかったので。下の写真は今朝の大宮氷川神社の境内です。週末の1時間、平日の30分のウオーキングもなんとか2年続いています。といってもたまにさぼっての2年ですが、、、▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
November 4, 2012
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昨日、台湾の機械メーカーに訪問して色々と勉強させてもらいました。私が驚いたのは徹底的な設計の標準化が進んでいて、しかも不要なものは一切つけない、すなわちシンプルな設計コンセプトでした。よって生産性も弊社が使っている日本のメーカーとは話にならないぐらいに優れていて、機械がバンバンくみあがっていく所は驚きです。台湾の物価、人件費は日本に比べ安いし、機械の価格が安いのは当然と思ってはいましたが、上記の様な工夫が見られたわけです。だからといって重要な部分にはそれなりの強度等の補強が加えられ安かろう悪かろうにはなりえないアイディアも見られました。先日の私のブログでも触れた、ドイツにメーカーは古いコア技術を未だに原点にしてその市場にあう形で技術を付加している点とある意味共通するところがあるように思えました。日本ではもしものためのボタン、調整機能、必要以上のワンタッチが多すぎることを思い知りました。日本のテレビのリモコンのボタンがよく、ビジネススクールのケーススタディに出てきますが、私もいまだに触ったことがないボタンが一杯あります。私の経営人生もおそらくあと20年を切っているわけで、これを機会に自社の機械、工具のコンセプトの考えを大幅に変えていく決意をした次第です。本日もう1社機械メーカーを訪問し、今晩帰国します。お風呂入りたい!▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
October 25, 2012
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昨日20日 4年前にお世話になった日本工業大学 専門職大学院の中小企業技術経営シンポジウムに参加しました。その中でドイツの方の講演は興味深いものでした。題目は「ドイツの中堅企業の戦略」で、講演者は日本企業の経済研究所につとめていらっしゃるドイツ人の方でした。ドイツはまず輸出ありきの戦略であること、GDPの50%は輸出で稼ぐ(韓国と同レベル)、日本は、(輸出はGDPの17%)バブル後は日本国内市場の製品改善にいそしみ、ガラなんとかと今では言われている製品が結果的にのこりました。ドイツは中堅会社が経済の中心であり、グローバルで活躍している企業の大きさは日本の半分規模であるようです。彼らは、まず市場に入り込み、自分たちの持っている昔からのローエンド、ミドルエンドの技術をうまく応用をしてその市場にあった製造システム~製品を開発するのを得意としています。インドで売られる3000USDのタタナノという車はほとんどがドイツの中堅部品メーカーの技術のよって成立しており、「これで十分よいレベル」の部品がついていて、ハイエンド製品はついてはいない。日本が、常に最新のハイエンド技術により市場にアピールしているのとは違うわけです。すごい技術だからその製品は必ず売れるものではなく、古い技術をうまく活用してそこのお客様にあった製品開発がその原動力であることは、これからの自社の国内~海外展開において学ぶべきことだと考えます。その土地のお客様目線で考えた営業~製品開発の徹底、それを日本に逆輸入し改良してみるなど、考えが広がった講演でした。(講演の様子)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
October 21, 2012
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久々のブログ更新です。1か月に一つは更新しようとは思っているのですが、、、(反省)さて、弊社も8月で2012年も半期を終了します。おかげさまで、売上、利益とも予測以上の数字をあげられており、お客様、社員の皆さんに感謝するばかりです。今期は、「自助努力での利益確保」という大きな命題を社内共有しております。これは、これまでの業績は、あくまでも外部環境が弊社にフォローの風であったがため、自然に業績好調があった(もちろん社員もがんばっていましたが)ことが大きく、いかなる外部環境がアゲインストの風に変化しようが、まず自分たちの努力で数字を作れる部分があるわけでまずそれを達成しようということです。まだまだ半期は、自助努力よりも外部の好環境によるものが大きく後半は、再度より一層の努力をしないとならないと思っています。また国内生き残り策として掲げている、既存圧造部品の高度化、周辺技術である転造、切削、鍛造と圧造の組み合わせ、自社開発のアルミインサートナットのブランド化、難加工材への挑戦などの技術課題については、それぞれにテーマーを持ち、進めようとしております。そういう中でも、弊社をかってくれているお客様から新規3点ほど注文を頂き、1点は1年かかりようやくものになり今月より納入開始になりました。本当に社内の関係者、お客様には大感謝です。写真は、ただいま建設中の埼玉工場新F棟の工事の風景です。ようやく基礎も終わり、お盆明けから鉄骨が入り、工場らしくなってくるものと思います。予定では10月末に完成予定です。最後になりますが、先日あるセミナーに参加をして、講師の社長様から「眼聴耳視」という言葉を教わりました。まさに、心配り、気配りを自分の周囲にしているのであろうか?まだまだ個人的には反省すべきことが多かった半期でした。後半も宜しくお願いします。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
August 9, 2012
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おはようございます。先週23日 モノづくりリンクなる全国の異業種交流グループの集まりが、墨田でありました。地元企業の工場見学に集まり、各グループの活動プレゼン、地元墨田の配財プロジェクトが中心となった万華鏡づくりのワークショップ、グループに分かれてのテーマーセッション、そして怒涛の懇親会と内容満載で開かれました。私は、あいにく会社がカイゼンの日であったため、懇親会からの参加だったのですが、またあの仲間たちに会いたいという強い思いだけでのりこみました。懇親会で盛り上がり、各地域の方のための浅草の宿になだれ込み、名物 「部屋飲み」がはじまり、前回の東大阪に続き、大 大 大盛況のうちに終了しました。皆さん、それぞれ会社を経営されている方、中小企業を支えている行政の方入り乱れた飲み会でしたが、私は、日本はまだまだやれるといつもこの会に出席しておもいます。それは、皆さん何か新しいものを創造していこうとする熱意をお持ちでそれが間違いなく刺激し合って大きな力を産もうとしている感覚をもつからです。アジアの中でなんだか元気のないような日本ですが、(確かに客観的には元気ない)中国も韓国も所詮、日本の同じ線上の経済発展です。我々は、新たなcool japanを創り上げていける力があることを改めて感じた週末でした。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
June 27, 2012
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5月にインドネシア、シンガポール、先週は、タイに出張にいきました。5月は、金融機関の海外ミッション、タイは、お客様への表敬訪問がその目的でした。インドネシアは人口が中国、インドに次ぐ2億4千万、平均年齢が確か20歳後半だったとおもいます、つまりこれから間違いなく発展する国ですね。しかし、首都 ジャカルタの車、バイクの多さ、渋滞にはびっくりでした。(夕方の通勤風景)タイ、インドネシアとも車産業が盛んですが、タイは、日系や米系の自動車メーカーがアジア向けの生産拠点としてさらに特徴(付加価値)を出していく政策転換をしているようでした、インドネシアは、間違いなく内需向けの生産体制増強にむけて各社努力をされております。当社としても再度整理をして、どうの様にアジア市場と向き合うかを真剣に結論付けていきたいと思っています。次回は、おそらくタイ、インドネシア、中国の長旅を計画してみたいと思っています。いつも海外にでると思うのですが、日本の製品のブランド力はすごいですよ、ネシアもタイも走っている車のおぼ90%は日本車、バイクにいたっては100%日本ブランドです。政治は3流、ブランド一流ということかな。これは私感ですがタイは特に人件費が上がっており、国民がカネカネという雰囲気が感じられます(これは仕方がないことだと思いますが)日本で会社を経営する立場として、「日本人」をさらに磨く、それはどんな局面でも立ち向かっていく力を落とさず向上させること。自助努力で常に回せる国であり、国民をめざすことが肝心だと思いました。(今回訪問しました味の素カルピスさんのインドネシア製のカルピス1本10円です~凄いぞ日本ブランド)
June 10, 2012
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今年のGWは、前半は仕事、後半は、家族で愛媛に旅行にいって参りました。家族全員、初 四国、初 瀬戸内海でして楽しみにしていました。予定通り初日には松山からレンタカーで、一路しまなみ海道へ。特に何するわけではないですが、いくつかの島をドライブして、本当に砂浜をみつけてはのんびりしました。おかげで少し日焼けしてしまいました。2日目は、松山市内を中心に観光をしました。特に松山城は、その石垣が素晴らしく感動しましたよ。街自体も本当にのんびりとした感じで、リラックスにくるには、良いところかもしれません。2泊とも道後温泉本館の近くのホテルで、温泉も満喫、夜は食べ過ぎ飲みすぎの旅行でした。何がよかったかというとやはり、家族で同じものをみて、同じものをたべて、色んな話ができたことかな。夏は、海外に行ってみようと思います。私のGW明け以降ですが、新工場の契約、海外出張、社員活性と忙しい日々が続きそうですが、頑張ってまいります。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
May 6, 2012
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こんにちは。また1か月ブログ更新あいてしまいました、最近Facebookを活用していることが多くブログまでいけないのですが、自分の想いの変遷をたどりたく、頑張って続けたいと思います。当社 山口ナットの商売は今今は、何とかなっておりますが、先行きなんら保障をされたものでもなく、お客様の海外シフトにともなう現地調達の流れにより、今の売上のどれ位が先行きしっかりと守られていくのか?不安な毎日を送っています。当然、営業部隊も新規国内ユーザーに奮闘して色々なテーマーを頂いてきておりますが、自動車関連部品は、量産になるまで年月を要します。まだまだこの技術レベルは、我々日本のメーカーに優位性があるだろうと考えていた部品も、台湾勢などその技術の進歩はめまぐるしく、私の予測を大きく覆すものです。というわけで、再度経営計画の修正をせねばならないという感じなりました。日本の製造業はいったいどうなるのでしょうか?写真は、先日大学院の修了生仲間で、がっつり食べて神保町の焼き肉屋でのものです。飲みものは、、、大好物▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
April 14, 2012
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先日、私の息子の高校の卒業式に行ってきました。私の息子は、私と同じ学校、明治学院高校の後輩になります。埼玉からの通学は少し大変ではと思いましたが、高校入試前の説明会で、人目惚れをして、強い気持ちで入学、そして3年の月日が経ったわけです。当校は、ミッション系の学校で、卒業式の中でも礼拝があり、洗礼をうけている先生からお話があります。Love somebody as yourself! 隣人を愛せよ先生から直接でたわけではありませんが、聖書の中にある私の心に刻んであった言葉、ものすごく魂が込められ頭中に浮かんできました。30年前に卒業して、自分のことしか見てこなかった私ですが、この数年でようやく何か人のため、日本のため、世界の役にたつ残りの人生を何とか送りたいと心に決めた、春間近の週末でした。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
March 18, 2012
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最近は、本当にブログ更新が遅れて駄目です、FBばかり流しすぎでその時のメッセージが残せていない。さて、すでに今年も3月に突入をしてしまっています。1月2月と中小企業家同友会、フロンティアすみだ塾の関係で計3回講演をさせてもらいました。内容は、入社後、責任ある地位につけばつくほど、社員との間に自分自身で壁をつくってしまい、彼らへの罵声をぶつけていた日々、バラバラ感の職場の放置のお話をさせてもらい、それをどの様に克服していったかということでした。ポイントはずばり「人は人によって救われ、磨かれる」ということまだまだ、反省すべきことが多い私ですが、今回の講演をうけたことで、この24年間の振り返りと自己テーマの再発見ができ、大変よかったと考えています。3月1日より当社も第61期が、スタートしております、少しでも社員が「誇り」を感じられる会社にすべく、明日からも頑張ります。下の写真は、皆さんお馴染みの大阪 通天閣です。先日、時間ができたので、ちょこっといってきました。大阪の商店のおばちゃん、タクシーの運ちゃんは、大変親切で私はいつも感心しています。大阪、東京の垣根なく、日本のために頑張りましょうね。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
March 4, 2012
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先週末は、全国から約110名のものづくりの中小企業の経営者たちが、大阪に集う会合に参加しました。各地域のグループによる取組みのプレゼン、バラバラのグループになりその集まった企業の強みを活かして、お題を与えられ、事業計画を立てるというグループセッションをやりました。我々のグループは、ターゲットが女子中学生、シチュエーションが、旅先というお題を頂きました。わずかな時間ですが、写真のようなスカイツリーに、自分のメッセージを書き込まれた想い出ナットが1回100円で購入できる機械を考案、そのナットをスカイツリー横の川岸に設置されたボードにねじ込んで、一生の記念にするという企画です。なんだか実現可能ではないかと個人的には思っております。リラックスして、前向きに意見を出し合っていると不思議に実現可能なことにつながっていくものだと大いに感動をした次第です。リラックスをさせたのは、一人ひとりが少し長めの自己紹介をして、自分をさらけ出しているからではないでしょうか?社内で意見が出てこない、工夫していないとぶーぶーいっている私ですが、意見が出てこない環境を作ってしまっていることに今回気がつかされました。でも、本当に先週は、熱き仲間との出会いに大いに勇気づけられました。二次会は、ホテルでの部屋飲み!
February 14, 2012
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もう2月ですが、今年初めてのブログ更新でした、何かとバタバタ続きで、、、自分に弱いです(反省)さて、この円高の影響で日本の企業は、どんどん海外シフトをさらに加速していおります。そのため、まだ日本から送っている製品も難易度を問わず、海外の現地企業に見積展開がされていることは間違いありません。当社も、ここ数か月で数点海外メーカーに仕事を取られた製品があります。価格は半値以下だそうで、とても追従はきびしい状況です。当社は、今年創業88年を迎え、あと12年で、100年企業なのですが、この12年は簡単ではないですね~何を国内、海外のどのような市場にどのように売っていくか?しっかりと1年1年目標を定め、社員一人ひとりもどう変化いかねばならないかの意識づけをしっかりしていくつもりです。金型と機械さえあればどこでもできるような、ローエンド~ミドルエンド製品は、おそらく海外シフトが加速すると想定の上、コア技術である塑性加工をどんどん深堀りをして、海外からご注文頂けれる高付加価値製品の開発は必要項目です。下の写真は、おなじ墨田の廣田硝子さんに伺ったときに撮らせてもらったものです。結構、海外からの注文も多いそうで、特に中国には、あまりよい硝子製品がなく、自社ブランドをどんどん拡販されていこうという意気込みを社長様からお伺いできました。"MADE IN JAPAN" まだまだ頑張ります。 ▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
February 4, 2012
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いよいよ大晦日です。今年も色んな方に公私共にお世話になりまして、誠にありがとうございました。何とか当社 山口ナットも私も大きなトラブル、病気もなく年を越すことができそうです。一年を振り返るとまだまだ反省の方が、多いですね。特に、私の社長としての基本としている社員や周りの人に対しての「傾聴」の姿勢がまだまだできていませんでした。まだ、瞬間的にカッとなって最悪の一方通行逆行も多かった気がします。もともと完全人見知りの性格でしたが、最近では、知らない人に飛び込んでいくのが、楽しくなり、お話を聞いたりしたりするのがやけにノーマルになってきました。本当、50前にようやくなんてお恥ずかしいですが。まずは、会社、家族ありきで、日本の方向修正の一端を担える最大の努力をしていきたいと思っています。また宜しくご指導のほどを。(30日の大宮 氷川神社 境内の写真、お正月の準備万端!)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 31, 2011
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メリークリスマスまたまた更新がだいぶ遅れました、何しろほぼ毎日の忘年会、体に堪えます。後、今晩入れて、3回で切り抜けます~まあ、嫌いではないので(笑)この一年、当社のクレームの中で荷物の荷崩れ、梱包の破損が、増えています。10年以上前は、まず荷物のトラブルなどは皆無にでした。ほぼ、運送会社の荷扱い中の不注意で、フォークリフトの爪で、荷物の横っ腹を突き刺すなどが多いです。挙句の果てに、「おたくのダンボールが弱すぎる」とドライバーに言われたとか、どうしたんだよ~日本の商売、サービス(怒)運送会社だけでなく日本全体若手社員の仕事のモラル、目的意識が希薄になっていることが、このような防げる問題が多発していることにつながっているのだと思います。当社も来年にむけては、私も含めた考え方、知識・スキルのレベルアップを徹底します。それには、そのような教育体制をもっと強固にしていかないとならないと大いに感じております。(2週間前の香港島の夜景)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 24, 2011
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先日、中小企業家同友会 墨田支部の大先輩と飲んだ時に大変良いお話をされていたので、ご紹介をします。かますという魚、皆さんご存知でしょうか?私はよく知りませんが、大変獰猛な魚だそうで、生餌をばくばく食べる魚だそうです。そのカマスを水槽にいれて、毎日餌をあたえ続けると餌は必ず与えられると自然に思うようになります。その水槽にガラスの板で仕切りをして、仕切りの向こうに餌を投げ込むと、板に体当たりをして何とか餌に食いつこうとするのですが、なかなか餌にありつけません。何度か繰り返すも無理だと思うとカマスは、挑戦意欲を完全失い、ガラスの板を取り除き、餌をいれても食いつこうともしないそうです。このお話をされた先輩は新入社員研修のときに、この話を偉いさんから聞かされたとのこと。「そのカマスこそが、この会社の先輩社員なんだよ」すぐにあきらめて良い仕事も見逃すようになっては困るという戒めの話でした。当社社員も若手になればなるほど、日が経つにつれ、自信と意欲を失っているように見えます。何とか物事に食いつき、工夫をしていく人財づくりを精一杯やっていきたいと心に誓った次第です。男は度胸!(別に女でも良いのですが)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 1, 2011
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5日(土)に 株式会社豊島屋本店16代目当主であり、現社長の吉村様のご講演を聞かせてもらいました。1596年創業で420年近い歴史のある会社様で、古くは今の居酒屋のルーツである一杯飲み屋から操業をして、明治に入り酒蔵をかい現在の酒造メーカーとして転身をしてきました。現在明治神宮、神田明神の御神酒にも指定をされ、老舗の集まる東都のれん会の一員です。(他にとらや、木村屋総本店などなど)メインテーマーは、不易流行(守るべきものと変わるべきものの整理)でした。私のイメージでは歴史の古い会社は、かたくなに昔からのやり方、考えを曲げずにきていると思っていましたが、そうではなく、ブランドとしての企業価値をたかめるために、1,ヒトの育成2,イノベーション 3,経営の継続性を重視されておりました。つまり、良き伝統は貫き、かえるべきはどんどん革新をしていく姿勢を持つこと:古き良き伝統は革新の連続の中で、その価値を見出されること。それには、社員がその本質に近づけるような育成が必要であり、つねに新しいことの融合を視野にいれて、暴利をむさぼるようなことは考えずに、長期にわたり愛してもらえる酒づくりに専念することでした。最後に、今後の代替わりにおいて一番重要視していることは?という質問については、ずばり「お金」というお話をされていました:私なりの解釈では後継者に借金をどんと残していくような無計画な経営ではなく、小さいけど地道にお金を残せるしくみをきちんとつくりたいということだと思います。吉村社長自身、大企業のエンジニアのご出身で、継ごうとは思っていなかったけれど、あるプロジェクトの成功を機会に家業を継がれたそうでした。これからは息子さんが継ぐかどうかはわからないけれどついでもいいかな?と思ってくれるような会社づくりを継続したいと話されておりまり、私は上記の考え含めて全面同意でございました。(セミナー後の懇親会、豊島屋さんのお酒を試飲させてもらいました一番左が、吉村社長様です。)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
November 7, 2011
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昨日3日に第7回全国若手ものづくりシンポジウム&全国若手経営塾サミットに出席するために北海道は江別に行ってまいりました。北は北海道、南は鹿児島までの12地域16の経営塾のメンバー総勢146名が札幌学院大学に集い、関 明星大学教授(塾頭)のお話、パネルディスカッション、懇親会というかたちで進められました。(関 先生)(パネルディスカッション)今回きづいたのですが、確実に成功にちかづいている経営者は、中小企業=下請けという構図を打破し、新たな自社ブランド戦略を確実に推し進めていることと、そのための情報リソースを万全としていることです。そのためには、全国、海外とどんどん積極的に動かれ情報をあつめ、感性を磨いていました。我々すみだ塾OBの中でも日本に会社がある社長ですが、海外展開加速のために家族まるごと香港に移住した人、大変日本の中での縫製産業が厳しい状況にある中、どんどん新商品企画、海外展開への足がかりをつけるため果敢に動いている社長、社員10名程度の完全下請けの製本業で、自社ブランドのメモパッドが認められ、グッドデザイン賞、さらにフランスでの展示会出展をきめた社長就任間近?の2代目など、全員40前の若手経営者がおります。私も負けずに頑張っていこうと心ちかった次第です。(懇親会開始時)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
November 4, 2011
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すいません、ブログ更新を最近ずっとサボっていました。さて、当社の現状は、8月位から受注も震災前、さらにはリーマン前のレベルまで回復をしてきて、現状大変忙しくさせて頂いております。しかしながら、この回復は震災による自動車業界の生産ダウンの取り戻しによるものが大きく、今後この状態が続く事はないと考えています。その裏づけとしての超円高の状況、タイの洪水による今後の日本への悪影響があげられます。(9月に出張したときのバンコク中心部の夜景です:何とか一日も早い洪水が収束にむけて動くことを切にのぞみます)さらに、我々の圧造業界においては、鉄鋼材料費の値上げを伸線メーカーから通告されており、不安要因が増えてきている状況です。先日、経営計画について、一部お知らせしましたが、少しネガティブバージョンのシナリオも準備をする必要が出てきていると感じています。これまでの量を追っかけ、金額を維持することだけではなく、金額ではなく質を高めた仕事へのシフトの必要性です。最近、積極的にトップセールスをしておりますが、国内にはまだまだ量は少ないまでも、当社のコア技術である冷間圧造をつかい、コスト削減を考えているという声をよく耳にするようになりました。私としては、量減少の防衛策としての海外進出も考えてはおりますが国内市場でのニーズ引き起こしもこの状況では必要ではないか?と、、、、先日、私がお世話になった日本工業大学専門職大学院の修了生、教授の方々に工場見学をして頂きました。生産管理がご専門の先生からは、「このラインは、完全大量生産型のものだね」と一言いわれ、今後の状況にはマッチングしていないことを思い知らされました。(工場見学での1ショット)何度も繰り返しますが、この苦境はなかなか好転はしない前提で新たな策を歩きまわり、様々な方とお会いして見出して参ります。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
October 29, 2011
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前回のブログ書き込みから約1.5ヶ月経過してしまいました。実は、この1ヶ月徹底的に会社の置かれている現状と先々のvisionを整理すべく経営計画を作成しておりました。それを9月末の経営会議&マネジメントレビューの時に会長、顧問幹部連中の前で発表をしました。目先は、震災前の数字までは戻りつつあるわけですが、その後の円高で、当社が80%依存しております自動車部品メーカー様たちの海外シフトはなお一層加速している現状です。3年先までぎりぎり何とかなるのでは?というイメージで経営数字はつくりましたが、会長、顧問からは40~50%ダウンのシナリオも描きその中で何をすべきかも考えておくべきであると指摘されました。今回の経営計画の施策には、海外展開も入れており、2015年には小さいながらも営業拠点及び生産拠点を海外に持つことで、FSを再開しているのですが、戦わずして国内の生残りに集中すべきか、切り札となる拠点に注力すべきかは大変迷うところです。施策には技術の高度化、人材育成/人事制度の見直し、海外も見据えた購買先の見直し、徹底ムダ削減した工場ライン、インフラの再整備など色々と今回テーマーを掲げました。また今後とも皆さんにもお知恵を借りなければなりませんが、宜しくおねがいします先日、海外展開の候補でもあるタイ、バンコクに出張してまいりました。生産集約型、つまり安い人件費を求めての製造業は、タイから他のアセアン諸国へシフトが始まっていました。
September 28, 2011
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11日から伊豆の赤沢にある別荘地に行ってきました。昨年は、イタリア旅行でしたが、今年は息子も受験ということで静寂をもとめて伊豆で親子3人山篭りです。山の中でもさすがに昼間は暑かったですが、扇風機があれば何とかしのげる「昔の暑さ」でした。毎朝5時半におき、別荘地内を早歩きでの散歩をしていました。鳥の声、虫の音、木々のにおい、少しひんやりした空気間違いなく都会で味わえない、感触インターネットの環境は悪く、フェースブック、ツイッターなどはあまりできなかったのですが、たまっていた本も全部読むこともできかえってよかったです。夕方は、かなかな蝉の声の中で温泉に入り、6時ごろからビールを呑む~至福の時を過ごし大満足で帰ってきました。また、あさってよりエネルギー全開バリバリでいきたいと思います。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
August 16, 2011
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昨晩、WOWWOWで中井貴一主演の「RAILWAY」という映画を観ました。内容は、一流メーカーのエリート社員が、同期の死、実家の母親の病気をきっかけに、49歳で退職を決意して子供の時から夢であった、故郷のローカル私鉄線の電車の運転士になったという話です。私も今年で49歳になるのですが、自分の「夢」って何かなあと思いながら観ていました。最近では、社員が頑張ってやってくれるので、遅くまであくせく実務をこなすことはなくなり、アフター5は、自己啓発や様々な人との出会いの場に身をおくようにしていますが、「夢」となると、、、、先日も金融機関の2世会の旅行である社長が、「僕は60歳までに日本の山百選」の登頂を目標に残りの人生を楽しむんだという話をされていて感銘を受けました。この時もおれの仕事以外の目標、したいことって何だ?と思っていました。とりあえず、会社は次世代に生き残れる体制作りに全力を尽くす。家族でできれだけ世界中、日本中の素晴らしい場所、人、食べ物に触れられるように自己のメンテをしっかりやっていこう。もう1個ぐらいゴルフ以外にほしいんだけど、、、焦らず見つけますかね~50歳手前とは、こういう想いが出てくる時期なのかもしれないですね。先月いった飲み屋のトイレの暖簾です。男は「度胸」!
August 1, 2011
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今週の木金と日本政策金融公庫の青和会という二世、三世の経営者が集まる会の研修旅行で、函館にいっていました。今回は、函館市の地域産業活性のイベントにご招待されたような形の旅行でした。函館は、全国でも急激に人口が減少しており、その原因である落ち込む地域産業を活性をせねばという想いが市長のお話、地元地域の皆さんとの交流会でのお話でよく伝わってきました。イベントでは我々の会から2社含めて計4社の首都圏で中小企業を営む社長の話があり、同世代の社長が皆、頑張って色々なことを考えていることが理解でき、大変私としては有意義でした。4社の話のポイントは・自社でできないものは他社と連携をして、大企業から全部丸投げしてもらうビジネスモデル・全世界的にもオンリーワン技術を持つ会社の海外へ営業、生産拠点の必要性を考えながらも日本国内での事業継続のための人材教育ふくめた経営努力・紙などの廃材から、断熱材や、梱包材などをつくる事業立上げへの執念と工夫、それは如何に新事業計画をたて、国や大企業から金を出させるか。函館の企業のプレゼンはなかったわけですが、本当に市役所の方たちは、一生懸命我々を2日間、接待していただき、何とかこの街を再生していこうという気持ちが伝わりました。きっと函館はよくなってくことでしょう。地域再生には、熱い行政マンが必要なわけですから。函館山からの夜景です、雨が降っていたので、あまりよく鮮明にはみえずに残念でした。この後 2次会、3次会と各メンバーは函館の夜を満喫したわけでした。おわり。
July 16, 2011
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7日は、復興支援のシンポジウムに参加しました。中でも印象的だったのは、福島県の浪江町の鉄工所の社長さんのお話でした。内容とかではなく、この先の小さな光も見えていない口調で、改めて事の重大さを痛感しました。私の母方の祖母はすでに他界していますが、浪江出身で旧姓もその社長さんと同じでした。何だか人事には思えない心境で、名刺交換をさせてもらいました。他の津波被害の地域の方達も大変だとは思うのですが、確実に復興していっている感があり、明らかに福島とは温度差がありました。がんばれ福島絶対に応援します。下の写真はまったく関係ないのですが、先日ビル内で野菜を育てて社員食堂で食材として利用している企業の見学会に参加しました。都市鉱山につづき、都市農園への発想の転換なのでしょうか。
July 9, 2011
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まずい、半月も更新をしていませんでした。最近、ブログ読んでますよという声もお陰様であちこちから聞こえてきます。また頑張って更新していきます。写真は昨日の大宮氷川神社の境内の一コマです。「茅の輪くぐり」という魔よけの風習が今でも残っています。最初に左回りに8の字に輪をくぐり、次に右回りに輪をくぐる。くぐるときに真ん中にぶら下がっている魔よけを触るそうです。先日も墨田の仲間の菊地さんのフェースブックにも白髭神社の茅の輪が紹介されていました。どういうことがルーツか分かりませんが、日本にはこういった小さな神秘があちこちにあるのだと思いました。私は、氷川神社へは毎週末土日の早朝にウオーキングに出かけます。鳥居をくぐる際、皆さん、本殿に向かって一礼をしているのを見ていまでは当たり前のように私は一礼をするのですが、何だか心が引き締まり来週にむけてのリセットがばっちりできております。こんな素敵な日本、日本人を元気づけられるように微力ながら明日からまた日々努力します。「努力にまさる天才なし」
July 3, 2011
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先日、当社の会長が久しぶりに工場に来て、色々と指摘をして帰った。短時間しか観てないのに、指摘している内容はどれも的確なことばかりで、さすがと思った。中でも、「挨拶の徹底ができていない」ということをかなり強く言われた。当たり前のことだが、自分自身もよくあまりできていないことだと思う。作業などの指摘の前にまず人間として、やるべきミニマムを考えるべきであるということは、まずもって大反省な点であった。特に社長という立場で挨拶や話をする、聴くときの態度などあまり気にかけていないところができていなければ、社員、顧客、金融機関家族など自分を取り巻く方達は、いつか離れていくという危機感をもった。まず人として最低の事ができ、そして公私共に事柄の起きている現場に近いところに身をおかねば、次の事業計画など組めたものではないのではないか、、、、まだまだ、社長して覚悟が足りないと感じらされた一週間であった。本日18日土曜日は月に一度のカイゼンの日です。社員は各々のテーマーをもち、3Sや小集団活動的なことを実施しています。
June 18, 2011
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5月30日の新聞記事より。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、5月17日のいわき工場の復旧イベントで「私は、みなさんをたいへん誇りに思う。どんな危機にもヒーローが出てくる」と語り、「いわき工場、がんばっぺ」の掛け声に合わせて自ら右手を突き上げたそうです。異国の地の社長を任されるだけでも大変なのに、被災地の社員まで勇気付けるゴーンさん、素晴らしい社長だと思う。当たり前といえばそれまでだが、なかなかできないのではないでしょうか?日本に求められているのは、心から一緒になってやっいこうというリーダーですね。外国人に学ぶとは、、、、頑張ろうぜ、1960年前後世代!先週土曜日の大宮氷川神社の参道です。どんどん木々の緑が濃くなってきています。
June 7, 2011
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先日26日に東京中小企業家同友会 墨田支部の例会に参加しました。写真にもあるように社長の眼力が企業をいかようにも変えるといったお話を聞かせていただきました。講義後、、、、社長と社員間、管理者とその部下には、特に上の人が感じられない程のギャップが存在していることが、グループディスカッションで再認識されられました。まず、社長がよく下の者のことを聴く、聴きだす雰囲気づくりをする。うーん、この傾聴という姿勢は、絶対必要であることはわかってはいましたが、実行できていません。同じグループの方は、ある会社の部署のグループリーダーでしたが、「うちの社長は、言っていることを実行していない!」といわれていました。まさにオレのことか先ほども書きましたが、聴くことは、聴きだすということで、社員であれば何が彼の熱意を大きく動かすのかを知ることが大事なのです。京セラの稲盛名誉会長がいっている仕事の結果=能力×考え方×熱意ひとつでもマイナスであれば結果はマイナスになるのです。3要素をいかに社長は組織活性にむけて環境づくりをしなくてはいけないことを改めて知らされました。同じグループの社長は、社員を3つの層にわけて、社長ご自身みずから、私塾をもうけて、その塾を通して社員との対話を増やされているとのことでした。私も全体集会はかなり多く時間をつくるようにしてきましたが、自分自身の社員との対話は圧倒的に足りないと大いに反省させらました。
May 28, 2011
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だいぶ更新まで時間があいてしました。何しろ、この一週間は、忙しかった仕事というか自己研鑽のために様々な経営者の集まる勉強会、イベントに参加してきました。場所も集まる人も様々でしたが、今後の中小企業の生きのこりの共通するキーポイントが見出せました。それは、連携により新たなビジネススタイルを創造することです。私も今後の計画の中で、当社の上下工程である、材料/樹脂成形メーカーとの強固な連携、台湾企業との連携による中国市場への拡販、国内同業者との連携によるリスク分散など模索中です。連携というのは、まずお互いの中小企業の経営者がしっかり信頼関係を築きお互いの夢の実現にむけて徹底議論の繰り返しかがまず大事だと思っています。来週以降も、夢の実現にむけて一歩ずつ努力していこう。さて、私の地元、墨田の中小企業の経営者が中心となり、各企業からでる廃材をつかって、何かものをつくりあげ、廃材を製品にかえる取組をしているグループがあります。今月末まで、イベントをやっていますので、お時間のある方は、配財プロジェクトのホームページで詳細を確認してみてください。廃材を利用した万華鏡などの展示、すみだ町工場の見学会などのイベントがあるようです。当社もナットのスクラップの提供で協力をさせてもらっています。下記写真は、先日埼玉工場の地震の影響を専門の方にチェックしてもらい、第一期の工場の基礎の部分にひび割れを発見しました。このぐらいですんでよかったですが。
May 22, 2011
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コミュニケーションとは、私のような経営者の立場だと聴き手にまわるということは、心得ていたが、何だかやっていても充実感がなく、お酒の席ではいつの間にかにアルコールにやられていて、聴くこともできずにひたすら酔っ払うパターンが多かった。しかし、最近聞いた話で、いかに聴いた情報から「何をこの人は伝えようとしているのか?」を気づき絵にして言葉にするかが大事だということだ。まさに、私に不足していたことは、ここであることを思い知らされた!しゃべり手を取り巻く様々な情報に戸惑わされるのでなく、直感的にきづき、引き上げてあげることが、上に立つもののコミュニケーションだ。それにしても上にも書いたけど、何だか自分は、少し上から目線でモノ、ヒトをみているところがあり、これでは駄目だ。また謙虚な心、感謝の心をもち、いかす男をめざし、また全力で努力をしていこう。先週30日に 新入社員歓迎会があり、参加しました。写真は、〆のあいさつを幹事がしているところです。それにしても最近飲み会の出席率もいいし、盛り上がる。
May 4, 2011
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私の周りというか、懇意にお付き合いさせてもらっている人は、みんな何か人のためにしていこうという方々で私は本当に常に気づきの連続です。私は経営者として、しっかりビジョンを持ち、創造力も強化すべく常に心を研ぎ澄ます努力をし、少しでも家族、社員、地域、この国のお役にたてるようになろうと思います。それには一人では何もできません。できるだけ外へ飛び出し、色々な方々とお話をし、協業、連携が必要です。まだまだ私も実行の前にいけない理由を考えるところがあるので、考えるぐらいなら行動をもっとしていこうと思っています。最近、決意的なブログ話題ばかりで恐縮ですが、自分の頭を整理するうえでも言葉にしていきたく、今後も想いをしるします。この写真は、今週京都の洒落た居酒屋で食べて今が旬の筍すしです、周りに卵みたいに見えるのが筍です。あさっさりしておいしかった。日本って素晴らしいとまた実感した瞬間でした。
April 23, 2011
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私は、数年前までは、自分の会社に関連しない人たちとはあまり交流をとってきませんでした。しかしながら、4年前の後継者育成塾のフロンティアすみだ塾に入って依頼、墨田区の異業種の若手後継者たち、そのつながりでの全国の同様な塾の方々と知り合えたこと。同様に専門職大学院、中小企業家同友会、その他当社もお世話になった映像関係の方々との出会いにより間違いなく、この4年というものは、違った日々をおくることができたと思います。それは、人間本来もっている社会に対して、周りに対して貢献してあげたいという心を常に動かさせているからです。そのような付き合いへの時間をとったからといって会社の成功がその分遅れるわけではないし、成功に向けて間違いなく動議付けになっています。中には、漠然とした理想論みたいな話をされる人達もいて、あまり興味を示さなかったのですが、色々な局面で「あの人の話は、こういうことか、、、」と気づかされることが多々あります。人間は会社と個人の利益がすべてでは、面白くもなんともない人生になります。あと平均寿命まで、25年ぐらいしかないし、色んな人とさらにお話ができるように再度、頑張ろうと思います。自分が元気であれば、家族、社員、地域、日本に小さいけど、力になれるわけですから。昨日、すみだの仲間と花見しました、花見なのに、飲みすぎてしまい、桜の写真を一枚も撮りませんでした(汗)この写真は、八戸のさば寿司です。大変な肉厚でおいしかったです。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
April 11, 2011
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いよいよ4月に入りました。4月といえば、学校、仕事とも新年のようなものです。当社にも昨年の11月からすでに入社している新人含めて、5名の新戦力が入社しました。「何しろ、当社にとって、日本にとって欠かせない存在になれ」この言葉をおくりました。また昨日は、3年前に入学した私の第二の母校?である日本工業大学専門職大学院の入学式に、同窓会副会長として参加しました。当社の新人も大学院の方も震災後の日本が完全機能をしていない状況で、そのスタートを切ることになったわけです。これからは、真の意味で知識と感覚をフル回転させ、過去を一度否定して自分の周りの様々なことの見直しをし、進むべき方向の見定めを再度することが、肝心だと思っています。ただ会社に親に、ぶら下がっていたら何とかなるという考えは、一寸でももっていたら自分の成長もなく日本の復興と其の先のさらなるNEW JAPANはあり得ないとおもいます。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
April 2, 2011
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地震から、2週間が経ちました。まだ原子力発電所では沈静化にむけて日夜、まさに命をかけて男たちが奮闘をしてくれています。まずは、感謝 「本当にありがとうございます。」さて真の意味のリーダーシップとはなんでしょうか?ここで政府の批判しても仕方がないのですが、民主党は、政権をとる際には、盛んに、「政治主導」といっていました。それは、それまでの官僚政治を壊し、お役所仕事を絶つということだったのはと思います。菅さんが、まさに今有言実行ができる立場にいるのにも関わらず、先陣にたち指揮をしている感じはありません。まさに、打てる手は、すべて打ち姿勢でもっと事態収束にむけて動いてほしいです。中小企業も同じで、大きく何を動かす力は、社員の総意をまっていても得られず、経営者自ら爆発的な力で推進されるべきであると最近認識し始めました。台湾、中国等の中華系の若手経営者の決断の早さには学ぶべきことは多いのです。私の尊敬すべき友人で小高莫大小工業の小高社長がおります。彼は被災地の復興にむけて、地元墨田の若手経営者達に働きかけ物資を送り込む努力をされています。頭がさがりますよ。彼のブログ昨日も何千もの死体に死化粧をさせてあげたいので、使い古しの化粧品と死体にきせてあげるための布の収集に当社も協力させてもらいました。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
March 25, 2011
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先ずは、この度の東北関東大震災で、被災された方へのお見舞い、お亡くなりになった方々へのお悔やみを申し上げます。当社工場は、埼玉県北部に位置しておりますが、幸いにも工場内の供給機等の小さな機械が転倒した程度の被害で済み、社員もその家族も全員無事です。ただ、私の福島の叔父叔母、従兄弟の家族には、未だ連絡が取れないようで心配をしています。さて、地震が発生して明日で一週間となりますが、徐々にその影響が当社においても出ています。社員の通勤の足である車のガソリンがない、材料メーカーからものが届かない、計画停電による生産能力ダウンなどが考えられます。日々、情報を社内で密にしながら、今できることのベストを対応するように指示指導しています。昨日、天皇陛下が被災地の皆さんへメッセージを贈られていました。特にこれといって特別なことを言っていたわけではありませんが、胸に染み入りました。我々日本人は、まず力を合わせて、復興に全力を通し、元気をだしていこうではありませんか?一部、様々なモノを我先に買い占める人でも出ているようですが今目の前にある、ご飯、仕事、人の言葉にちゃんと感謝をしていく、私は、これを心がけて生きていきます。うちの工場の前のガソリンスタンドです。大渋滞です。半日待っている人もいるようですが、それ程の時間を待てる人は本当に車を使って忙しく活動をしているのでしょうか?▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
March 17, 2011
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3月5日 すみだ塾 第7期の閉講式に参加しました。式の前には、卒業試験代わりの塾頭である、関先生の前で、1年間学んだことから今後の展開の発表を一人10分でプレゼンします。皆さん、大変真面目に対応されていたと思いますが、ひとつ物足りなかったのが、具体的にどうしていくかという策がみえなかったことです。皆さん30歳代の後継者で、専務とか常務とかのポジションで活躍されているわけですから、問題意識があってこうしたいということがもっと具体的にでてきてもよかったと思いました。まあ~、これからの苦難に立ち向かっていくには、強い想いの育成は不可欠なので、その意味のすみだ塾の役割としては、よかったと思いますが。先日、墨田の仲間の方が、会社が危ないと話をされ、一部相談にのらさせてもらいました。お金がなくると、夢どころではないのです。(私もリーマン時に痛いほど経験しました。)是非、これから社長業をやっていく若手後継者の皆さんには、知識も多少つけていかねば、ならないことに気が付いてほしいと思いました。
March 7, 2011
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更新に2週間もあいてしまいました。当社も明日28日で期末を迎えるため、バタバタでした。おかげ様で、昨年比は増収増益で終わることができそうです。お客様、購買様、社員の皆さんは、感謝感謝です。さて、最近励まされることとがっかりさせられることが、目白押しでした。励まされるのは、当社の若手社員の頑張る姿勢。約2時間も片道通勤も苦にせず、東京の本社にある工具工場で加工技術を必死に習得しようと頑張っている社員がいます。入社数年は、なんだかぱっとしなかったのですが、現在では、工具の内作の使命感に燃えている?のか、別人のようです。つい最近、NC旋盤を導入したのですが、テーマーを決めてものにしようとしていることが近くでみているだけでひしひしと伝わりました。テーマーを持っている人間はかっこいいですね。(下の写真)もう1名の頑張りは、先日1月の展示会出展時にブースにお立ちより頂きましたお客様と先週ある場所でお話をしたのですが、ブースにたたせてた昨年11月入社の女子社員をいたく褒めていただきました。まだ入社して3ヶ月しかたっていないことを話をすると、大変驚かれていました。彼らみたいな社員がいるからこそ頑張れるがっかりさせられた方は、全く2名とは逆で、「何でも人がこうしてくれないから自分はこうなんだ」という理論がうめこまれた人間の話で、あれやこれやここで書く気にもなれません。いくら知識があろうが、人間として熱意をもって他人の話に耳を傾けて反省すべきは、謙虚に正していく姿勢なければ、成長はない、、、これだけは、私は譲れないです。先週、両国橋にある「ももんじや」という猪なべ屋さんに友人と出かけました。子供の頃から存在は知っていたのですが、猪なべ初体験でした。私の印象は脂も思ったより少なくおいしかったです。鹿肉の刺身も、かつおの味がして大変おいしかった。また来週から心機一転がんばろうっと。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
February 27, 2011
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先週は、仙台出張などもあり、夜のお付き合いが大変忙しくブログ更新できずじまいでした。さて、もう今年もあっというまに1ヶ月以上経過しているわけで、本当に時間の早さには、驚きます。だからこそ、一日一日をきちんと無駄なく消化をしたいと思っています。先々週と先週と、久々トップセールスに回させてもらいました。その印象は、「まだまだ当社はユーザー様、つまり社会から何か期待をされている存在である」ということでした。にも関わらず、工場につめていて、話を色々と聞いてみると品質納期の問題は、当たり前のような感覚で捉えられています。つまり、異常と正常の区別がつかなくなりつつある状態です。ですので、再度、全社を集めて、「緊張感」「情報共有」「探究心、工夫」の3つのキーワードを掲げて話をしました。お客様に期待されているのに、自己中心的な、何かだらけた精神でよい仕事はできません。今週もその辺を注意をして、工場をみていきたいと思います。「企業は人なり」ですから、、、、先日、仙台出張時に、お客様に国分町の有名な「三吉」というおでんやさんに連れて行ってもらいました。だしは、関西風で、おいしゅうこざいました、お陰でかなり日本酒がすすみ次の日は仕事にならずです・・・緊張感がない!(たこちゃんも可愛らしい)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
February 14, 2011
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先週、中国華南エリアに出張をしました。ほぼどこの中国企業も今週から10日ぐらいまで旧正月のためにお休みになるそうで、向こうでいう年末に出張をしたわけです。昨年もブログに書いたかもしれませんが、中国では、労働賃金がどんどんあがっており、それに伴う物価の上昇スピードもかなり速いようです。お邪魔した工場のある町に大き目のスーパーが3件あったそうですが、2件このスピードについていけずつぶれたという話を聞きました。1年前に通じていたビジネスが通じないようなスピードなのでしょうね。この物価上昇と正月を機会に、田舎に帰る人も多く、正直工場では人手を集めるのが大変な状況になっているようでした。人手を求める会社は、沿岸部では、やっていけなくなっている話もたまたま空港へのバスの中で知り合った日本人の出張者の方にお聞きしました。いずれにせよ、すごいスピードで変化をしている国であることには変わりがありません。写真は、日本でいうところの門松です。正月にみかんは同じですね。中国の皆さんよいお年を!▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
January 31, 2011
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来週24~27日まで中国出張してきます。今回は、初めて羽田⇔香港JALでいってきます。成田・羽田と香港間は、JALだけで4,5便/日あったと思いますが、ほとんどキャセイ航空との共同運航で、JALとは名ばかりのキャセイ路線です。これは今のJALの状況を象徴しているのではないでしょうか?京セラの元会長の稲盛さんがこの半年死に物狂いでJALを再建しているわけですが、つくづく経営とは、調子のよい時にカネをため、弱点を克服する努力をすることを全社挙げてやる環境づくりを徹底することであると感じています。JALは、昨年の7月の時点で、手元資金が、1ヶ月の売上の0.7程度しかなくなり(通常1.5以上が望ましい)普通の会社では、とっくにつぶれています。5200億円の銀行の借金も棒引きしてもらったようですし、経営者と社員は、この状況を真摯に受け止めなければならないのではないでしょうか。つぶれるはずがないとJALがこんな調子なのですから、アグラをかいた経営をしていれば、我々中小企業など一発でなくなります。大きいも小さいも関係なく企業はお金が無くなれば倒産する現実をしっかり受け止める必要があります。中小企業経営者は、財務をしっかり把握し、自社のお金を生み出す能力がどれ位であるのかを数字で把握しなければなりません。これから当社出展中の「クルマの軽量化展」にいってきます。昨日は、いけなかったのですが、大盛況らしいです。(東京タワーも中々、いい感じです)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
January 20, 2011
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新年会がつづき、更新まで時間が掛かってしまいました。今年は、何しろ三日坊主癖をなくす、「継続」をしていくことをテーマーとしています。それとは別に仕事で目標としているのは、判断力・眼力のレベルとスピードアップです。。当社の主力のお客様は、自動車部品メーカーですが、昨年来、海外現地調達化の潮流は、抑えきれない勢いです。「中国のメーカーではいくらだから・・・値引きをお願いします」というパターン。その前段である、現地メーカー(日系含む)での試作はどんどん進んでいます。自社の製品の価格競争力・技術競争力が、海外現地メーカー品と比べてどんなポジショニングにあるのか?技術に勝っても商売負ける可能性がある現在、眼力を磨くことが、中小企業の経営者には、不可欠ではないでしょうか?下手に安売りをするのではなく、ここの部分は、日本の「どこそこの」というブランドイメージを培い、海外から買いに来てもらうことを目標にしたいですね。それには、圧倒的な製品の仕上り、何年たっても変わらない品質とサービス(書面関係の即時体制・クレーム時の万全な対応)維持向上に向けてをさらに努力します。先日、墨田の仲間と両国のどじょう屋さんにいってきました。写真は、マルと呼ばれるどじょう丸ごとをしょうゆだれで煮込んでいったもので、ねぎたっぷりと一緒にたべるもので大変おいしゅうございました。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
January 14, 2011
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新年あけましておめでとうございます。皆さんのお正月はいかがだったでしょうか?私は、夫婦で31日まで風邪から復調せずでしたが、何とか今日のスタートは元気に迎えられました。さて、2011年の幕開けですが、当社の取り巻く環境も昨年以上に悪くなるのは、明白です。市場のあるところでモノをつくるという原理原則には逆らえない。今年も昨年以上に・市場動向・当社の技術開発などの「現場」一番主義を貫きに様々な問題ににスピーディに反応して、着実にひとつひとつ答えをだしていくつもりでいます。それを確実なものにするには、私自身、心身の維持をまずすること、社員たちが、自分たちで考え、昨年から一歩成長できる環境づくりに万全を尽くすこと。とにかく人が元気よく活動している現場を自分自身、社員に想定をしてやっていこうと思います。何だかスタートラインにたったばっかりではありますが、どんな苦楽が立ちはだかるのか?楽しみでなりません。この言葉は、私の机の横に掲げているのですが、まさにここに書かれていることがエンジンとなり前に進んでいくわけです。とにかく、お互い素晴らしい年にしようではありませんか?▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
January 5, 2011
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皆さん、いかがお過ごしですか?私は、珍しく日曜日から風邪をひいてしまい、いまだに鼻水と戦っています。さて当社も28日で2010年を終えようとしています。お陰様で、この数ヶ月は、リーマン前とほぼイコールの状況にて数字もあがっております。昔であれば、ほぼこのままの状態であと1年問題なくいけると考えていました。なぜなら、国内市場にも元気がありましたし「補足的な」海外向けというオーダーがありましたので。しかしながら、いまでは「補足的」な海外市場が「メイン」となっています。海外でできないものをやっていれば大丈夫ということもなかなか通じなくなってきているのは、この半年間、諸隣国の諸事情をこのブログにてご紹介したとおり、かなり各諸隣国も技術進歩著しいです。国内自動車生産も1000万台を超えていた時代はもう二度と訪れずこの数年は、900万台で推移していき、先行きは、どんどんダウンしていくでしょう。国内自動車メーカーもこれまでライバルであった会社と提携を結びOEM生産をするなどすべてにおいて縮小の傾向はやむをえないですね。これは、これからお金を稼いで、消費をしていく生産年齢人口が間違いなく減っていくからです。私がこの言葉を覚えたのは、下の写真の本との出合いで、著者の藻谷先生には、すみだ塾の時代に講師としてご講演を頂きまして大変身近に感じていました。私の両親は70歳台ですが、この時代の方たちの貯蓄が1400兆円も日本にはあるんです。これを如何に若者たちに「フル込め詐欺」ではなく正当にまわせるか?真剣に考えようとこの本では、訴えられていました。評論家のような顧問なんか雇いいれるのなら、若者に職を与えて、外国から「売ってください」と言わせるような製品づくりをの再生を是非ともやっていきたいです。ちなみに当社では、すでに大卒が1名入社すみ(留学者なので)来年4月には、高卒3名、大卒1名入社します。目先は確かに固定費アップになりますが、若者が何かを切り開くチャンスを与えられなければ、日本は本当に駄目になります。この写真は先週の秋葉原での1コマです。AKB48の何かをの整理券にならぶ日本の若者です。彼らのお金でかなり日本の芸能業界に潤いを与えているのは間違いありません。しっかり定職も与えて、どんどん消費をする機会をあたえるのが、これからの我々経営者の使命だと思っています。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 24, 2010
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当社の商売は80%が商社さん、問屋さん経由での販売です。昔は、ほぼ100%が問屋さんからのご注文に応じて物を作っていました。文字通り製販一体となっての仕事だったわけですね。私が、特殊製品を伸ばせたのも、商社さんとの同行セールスを徹底したお陰だど自負しております。しかしながら、物が売れない時代商社、ユーザーさんとの関係が、価格低減に関連する話ばかりです。価格を見直すことは、当然お互いの商権維持には欠かせないことですが、それだけでは、、、、、と疑問を感じます。そういう状況の中、愛知県にある世界的に有名なd社さんに商社さんと新規開発の打合せに、当社の営業と技術課長と共に同行させてもらいました。そのユーザーさんには、お陰さまで、愛知地区の同業者ではできていない領域の製品をその同行した商社さん経由で納入していまして、それらの製品の次世代版の話でした。なかなか技術的な要求が厳しく、これは実現困難では?という雰囲気になりましたが、ユーザー、商社、メーカーがポイントをしっかり捉えて頭をひねると、栓をきったようにどんどんとアイディアが飛び出し、大きく前進した打合せになりました。このような活発な打合せは久々で今も感動覚めやらず、ブログにのせています。当社の若手社員たちにも是非、言い訳を最初から語り始めることではなく、どうすればできるのかを考えさせることの重要性を改めて感じました。来週は冬至ですね、写真は午後4時の大宮駅前です。冬到来って感じですかね。ちなみに私は、来週誕生日です(関係ないか~)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 17, 2010
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先週は7,8,9,10日と連ちゃんの忘年会等でした。11日も予定していましたが、体調優先としてお休みしました。何しろ、呑んで食っての毎日だったわけですが、朝、胃薬を飲みながら、こんな生活でいいのかと反省しておりました。講演でもフィリピンのごみの山「スモーキーマウンテン」に住む子供たちの話をして飽食である日本の現状を見つめるべきことを話をしているのに、これで良いのかスモーキーマウンテンに住む子供たちの目標は、「大人になるまで生きること」です。・大人になるのを当たり前に育つ子供・生きたいとう人間がたくさんいるのに、自殺をする人達我々の悩みなんて、贅沢なものかもしれませんね。苦難は、人生の糧であるとグレースケリーは、自分の子供つまり王子に言って育てたそうです。ちょっと手綱をしめつつ、年末に向かって頑張ります。下の写真は、10日に勝浦に忘年社員旅行を挙行し、部屋からの早朝の風景です。何だか、心が洗われました。体は、ボロボロでしたが
December 13, 2010
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先週 都立橘高校の地域産業論なるクラスのゲストスピーカーとして1時間ぐらい話をしました。ポイントは、5年後、10年後を描いて今何をすべきかということを親ではなく、友達がそういっているかではなく自分で判断していってもらいたいということでした。そういう判断を阻害している学歴など気にせず、人に世話になり、またたまには人に恩返しをしながら、生きていくことこそ大事であることを話しました。17歳の彼らの5年後は、大学卒業して、就職活動をしていたり、高卒で、仕事をしてそこそこ会社にもなれて少し仕事を任されて頃など様々だと思いますが、中国あたりもおそらく人件費があがり、それ程日本と変わらなくなりつつあると思われ、真の意味での競争が始まるとも話しました。其の時に、日本人の持っている感性をどんだけ活かしていけるかがポイントであると思っている話もしました。この子達が頑張ってもらわないと日本は、大変なことになる想いですよ。ぺらぺらしゃべっている子も入れば、しっかりとメモも取る子もいたり色々でしたが、ぺらぺらしゃべる子も将来は、日本を背負っていっているかもしれませんし、子供たちの可能性は無限大ですね。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 6, 2010
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先日、ご縁があって仙石官房長官の秘書官の方とお会いでき、居酒屋さんで少しお話をさせていただきました。(あんな下町の280円均一の居酒屋に来てくれるなんて)最初は、上から目線のお話をしてくるかと思いましたが、なんとよく我々中小企業で起きている話を真剣な眼差しで聴いてくださり、さらに其の日会うきっかけとなったイベントのパンフの裏にメモをされていました。あくる日の新聞に書いてあったのですが、仙石長官には12人の秘書官がついているそうで、管総理の6名の倍です。それは、仙石さんが、影でこの窮地に立たされている日本の状況を何とか支える努力をされている現われと思いました。でも、テレビでは、問責だとかなんとか、(さすがに法務大臣はあほ丸出しでしたが)人のあげあしをとって優位性を高めるしか脳がない政治家のお話ばかりでいささか腹が立ってきます。官僚も政治家も個々は恐らくすばらしい方たちだということが今回わかりましたが、なんでグループになると本音で話さないのか少しずつ確かに変えていけるように毎日努力しましょうね(とうとう500m超えましたね。ちょっとだけ紅葉の法恩寺から)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
December 2, 2010
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先日、私の大学院時代の友人と酒をのみました。彼は、日本の大学を卒業後に、アメリカの大学も行き、向こうでの生活も合計10年以上というキャリアのある私と同じ3代目社長です。色んな話をしましたが、「バナナ」って皆さん知っていますよね?外側が黄色く、中が白い果物ですが、子供のうちから、アメリカの生活をさせると外見は日本人、中身はアメリカ人という子供たちのたとえにも使われるようです。彼らに足りないは、日本の文化と接していないということです。アメリカ人と日本人では腸の長さも違うようで、それは、食生活であったり、すなわち文化の違いなのでしょう。それぞれ親の仕事の都合などで仕方がないケースがほとんどのようですが、本来あるべきものを持たないことのつけは、先々の人生の中でまわってくるのではないかと心配しています。日本にいながらも、子供を小さいうちから英語スクールに入れている親も多いのですが、日本語と同時進行であることがまず必要条件あるように思えます。日本のよさを理解してから、しっかりと勉強しても遅くないと思います。11月26日 朝6時のスカイツリーです。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
November 26, 2010
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20日の日に、日本工業大学専門職大学院の主催のセミナーのお手伝いで40分ほどプレゼンをさせてもらいました。私の題目は「中小企業経営者の持つべきCFOマインドとは?」でした。CFOとはCHIEF FINANCIAL OFFICERの略で財務責任者のことをさします。しかしながら、財務のことだけを知っていればよいのでなく、事業戦略、将来の投資についてのしっかししたVISIONをもって、お金を切り口にCEO(経営最高責任者)と議論をしていくことが責務です。勿論、我々50名以下の規模で中小企業にそのような人材を置くことなど、そんな余裕があるわけはありません。私のプレゼンの趣旨は、CFOマインドを持とうということで、規模は小さくとも社長は、しっかりとお金の話も把握ができ、カネも頭に入った将来のVISIONを描かねばならないといいたかったのです。中小企業は、お金はドンブリ勘定でいっている会社が多いと思われます。しかしながら、リーマンショック以来、ドンブリでは先々の事業をどのようにすべきかはわからないはずです。今、いくらの使えるお金があってこれを使って、まずこうやってみようという小さな投資をしていかねば事業は腐っていくわけですから。皆さんの会社、組織は、お金が誰がしっかり管理されているのでしょうか?ある程度 中身が、共有されているのでしょうか?JALは、絶対につぶれないと社員が誰しもが思っていて、お金のことを真剣に考えなかったからあんな状態なのですよ。しっかり勉強していきましょう。下の写真は、月一度の当社社員研修の一環で、横浜にあります昭和精工株式会社様にお邪魔したときのものです。詳細は、会社のホームページにのせておきます。▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
November 22, 2010
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