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2007.06.04
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 その中でも、このアカホシテントウの幼虫は奇怪な姿をしており、しかも集団を作るので、不当にも時に「不快昆虫」とされてしまうことがある。

 テントウムシの多くは、成虫も幼虫もアブラムシを餌とする。しかし、このアカホシテントウは駆除の容易なアブラムシなどではなく、もっと手強いカイガラムシを退治してくれる、強力な園芸家の味方なのである。


ウメの木に群生するアカホシテントウの幼虫
ウメの木に群生するアカホシテントウの終齢幼虫(2007/04/26)



 写真は、もう1ヶ月以上も前に撮ったもので恐縮だが、ウメの木に群生する終齢幼虫。「気持ち悪い」などと言ってはアカホシテントウに失礼に当たる。

アカホシテントウの幼虫
アカホシテントウの終齢幼虫と脱皮殻.白い穴の開いた殻は

タマカタカイガラムシの幼虫で、総て食べられている

(2007/04/26)



 上の写真で沢山写っている白い殻は、タマカタカイガラムシの幼虫で、総てアカホシテントウの幼虫に穴を空けられ食べられている。どれだけ沢山のカイガラムシを退治してくれるか、お分かりになるであろう。

 左上角に辛うじて写っている赤茶色の玉は、タマカタカイガラムシの成虫。アカホシテントウはこの固い成虫でも穴を空けて食べてしまう。随分と強力な口器を持っているらしい。

 中央下に2つあるクシャクシャしたのは幼虫の脱皮殻である。

アカホシテントウの幼虫
アカホシテントウの終齢幼虫(2007/04/26)



 もう一部の気の弱い?読者諸氏も少しは見慣れたものと推測し、幼虫の拡大写真を示した。正しく「怪獣」である。

 映画の怪獣物は見たことがないのでよくは知らないが、怪獣にも「悪い怪獣」と「良い怪獣」があるらしい。ナナホシテントウの幼虫は、定めし良い方の怪獣の代表であろう。







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最終更新日  2007.06.04 11:20:28
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