2011.11.10
カテゴリ： その他
今日は都内のいろいろなところを巡ってきました。
まず一つ目、財団法人日本手工芸指導協会が主催する「平成23年手工芸作品展」。
東京都荒川区の日暮里（にっぽり）の繊維街の入口近くにある、ホテルラングウッド内の日暮里サニーホールにて。
パッチワーク、刺し子、刺繍、てまり、編物、フラワーアートなど、あらゆる手工芸の入選作品が展示されていました。
会場では、以前てまりをご指導くださった先生とばったり出会いました。
先生のてまりも特別出品として展示されていましたが、先生のはものすごくシンプルなのに味わいがあって、もはや仙人の領域。
編物の作品も４点ほどあり、とても凝っていて華麗でしたが、コンクール用の作品ですから、普段は着られないねぇ…。
「平成23年手工芸作品展」は、11月12日まで、10時～17時（最終日は14時まで）。
【送料無料】彩りのてまり歳時記
せっかく東京に来たので、日暮里にほど近い千駄木にある、ニット作家小須田逸子さんのお店「トレマーガ」にもちょっと寄ってみました。
今日は店内でグループレッスンの日で、若い女性の先生のもとで３人の生徒さんがかぎ針編みを楽しんでいました。（男性はいませんでしたが）
小須田さんは、手あみ指導員の資格を取得したあと、作品展で注目されるようになり、さらにご自身の店を開くようになったという、私が目指している活動スタイルのモデルケースのような人。
今日はご本人に会えませんでしたが、機会があればお話ししてみたいです。
トレマーガ店長 小須田逸子 のニット作品集です！！直線編みでやさしいのにとってもお洒落な小物とウエア～小須田逸子のカラフルニット～
三つ目は、台東区上野桜木にある、アナンダ工房。
当初は、このあたりにあると又聞きした、羊毛の原毛を扱っている店を探していました。
でも、全く見当がつかなかったので、たまたまアナンダ工房の看板を見つけ、ここの人に聞けばわかるだろうと思い、尋ねることになりました。
そしたら、その原毛の店は、この工房のご主人のご兄弟が東京・吉祥寺でやっているんだとか！
で、この工房、インドの絹・綿をメインにご夫婦で衣服のデザイン・制作をしているのですが、手仕事のよさが思う存分発揮されているようなものばかり。
細かい刺し子がほどこしてあったり、草木染めで優しい色に染めてあったり、手間ひまかけていいものを作っているという感じがしました。
場所は、パティシエ イナムラショウゾウの本店の向かいの路地を入ってすぐ。
四つ目は、有楽町阪急、メンズ館。
たいていの百貨店では、紳士服売り場は客の入りが寂しいというのが相場ですから、これは非常に思い切ったこと。
でも、新宿の伊勢丹や丸井のメンズ館がかなり繁盛しているという前例があるので、それなりに勝算があってのことなのでしょう。
今回、私は、昨今のメンズニットの動向を取材する目的で訪れたので、基本的に冷やかしだったのですが、店員さんは皆さん親切に説明してくれました。
大まかに傾向を記すと、このごろの流行は、「超ローゲージニット」「ショールカラー（へちまカラー）」「ソフトカウチン」「北欧編込み模様」ってな感じかな。
某R.L.では、スラブヤーンで編んだカウチンジャケットというのもあり、面白かったです。
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そして五つ目は、松屋銀座8F「月明草木染 染織六十周年記念 桃麿の染織」。
草木染めで染めた反物と着物の展示会。
草木染めは、天然の染料ゆえ、表現できる色数は限られるのではないかと思っていましたが、どっこい、こんなに多彩な色に染めることができるとはねぇ。
いくつかの染料を組み合わせて、たぶん媒染剤なんかも工夫して、とても豊かな色彩を表現していました。
反物でも素敵でしたが、訪問着に仕立てていたのもこれまた見事で、こんな着物はいったいどういう人がきるのだろう…？
11月15日まで。
【送料無料】草木染めをしてみませんか
「芸術の秋」を気取ったわけではないですが、とても充実した東京めぐりでした。
そうそう、ふと気付いたのですが、谷中・根津・千駄木いわゆる「谷根千」と呼ばれる下町の地区、少し来ないうちに随分と雰囲気が変わりました。
特に、根津から西日暮里にかけての不忍（しのばず）通り、沿線にマンションが乱立して、ただでさえ狭い空がさらに狭くなったような気がします。
私は以前、谷根千に徒歩で行けるようなところに5年ほど暮らしていたので、このあたりにしょっちゅう出没していました。
その頃は、もっと雰囲気がゆったりしていたような…
日暮里駅から谷中銀座に向かう「夕やけだんだん」もそうですが、変に小奇麗になってしまったというか何というか…
おまけ：谷中の老猫。
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会場では、以前てまりをご指導くださった先生とばったり出会いました。
先生のてまりも特別出品として展示されていましたが、先生のはものすごくシンプルなのに味わいがあって、もはや仙人の領域。
編物の作品も４点ほどあり、とても凝っていて華麗でしたが、コンクール用の作品ですから、普段は着られないねぇ…。
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小須田さんは、手あみ指導員の資格を取得したあと、作品展で注目されるようになり、さらにご自身の店を開くようになったという、私が目指している活動スタイルのモデルケースのような人。
今日はご本人に会えませんでしたが、機会があればお話ししてみたいです。
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三つ目は、台東区上野桜木にある、アナンダ工房。
当初は、このあたりにあると又聞きした、羊毛の原毛を扱っている店を探していました。
でも、全く見当がつかなかったので、たまたまアナンダ工房の看板を見つけ、ここの人に聞けばわかるだろうと思い、尋ねることになりました。
そしたら、その原毛の店は、この工房のご主人のご兄弟が東京・吉祥寺でやっているんだとか！
で、この工房、インドの絹・綿をメインにご夫婦で衣服のデザイン・制作をしているのですが、手仕事のよさが思う存分発揮されているようなものばかり。
細かい刺し子がほどこしてあったり、草木染めで優しい色に染めてあったり、手間ひまかけていいものを作っているという感じがしました。
場所は、パティシエ イナムラショウゾウの本店の向かいの路地を入ってすぐ。
四つ目は、有楽町阪急、メンズ館。
たいていの百貨店では、紳士服売り場は客の入りが寂しいというのが相場ですから、これは非常に思い切ったこと。
でも、新宿の伊勢丹や丸井のメンズ館がかなり繁盛しているという前例があるので、それなりに勝算があってのことなのでしょう。
今回、私は、昨今のメンズニットの動向を取材する目的で訪れたので、基本的に冷やかしだったのですが、店員さんは皆さん親切に説明してくれました。
大まかに傾向を記すと、このごろの流行は、「超ローゲージニット」「ショールカラー（へちまカラー）」「ソフトカウチン」「北欧編込み模様」ってな感じかな。
某R.L.では、スラブヤーンで編んだカウチンジャケットというのもあり、面白かったです。
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草木染めは、天然の染料ゆえ、表現できる色数は限られるのではないかと思っていましたが、どっこい、こんなに多彩な色に染めることができるとはねぇ。
いくつかの染料を組み合わせて、たぶん媒染剤なんかも工夫して、とても豊かな色彩を表現していました。
反物でも素敵でしたが、訪問着に仕立てていたのもこれまた見事で、こんな着物はいったいどういう人がきるのだろう…？
11月15日まで。
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「芸術の秋」を気取ったわけではないですが、とても充実した東京めぐりでした。
そうそう、ふと気付いたのですが、谷中・根津・千駄木いわゆる「谷根千」と呼ばれる下町の地区、少し来ないうちに随分と雰囲気が変わりました。
特に、根津から西日暮里にかけての不忍（しのばず）通り、沿線にマンションが乱立して、ただでさえ狭い空がさらに狭くなったような気がします。
私は以前、谷根千に徒歩で行けるようなところに5年ほど暮らしていたので、このあたりにしょっちゅう出没していました。
その頃は、もっと雰囲気がゆったりしていたような…
日暮里駅から谷中銀座に向かう「夕やけだんだん」もそうですが、変に小奇麗になってしまったというか何というか…
おまけ：谷中の老猫。
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手あみ（編物）と手まりを勉強しています。
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